正しい霊能者の選び方【現役の霊能者が教える騙されない方法】

  • 2020年1月1日
  • 2020年6月14日
  • 占い

こんにちは、ミエナです。

新年、あけましておめでとうございます。

新年第一回目の投稿はお正月とは何の関係もないこのテーマです。

「正しい霊能者の選び方」

できるだけ、詳しく私の持っている情報をみなさんに提供しますね。(私の個人セッションの宣伝はしません。)

本物の霊能者に出会うのは”運”

元も子もないことを言うと、本物の霊能者に出会うのは”運”です。

「なんで?」と思うかも知れませんが、それくらい本物と偽物の区別がつかないのです。テレビに出ている有名な霊能者も、偽物と言える人もいると思います。

そもそも霊能者でも、ネットで”本物”を見つけるのは難解

霊能者の私でも、ネットで本物の霊能者を当てるのは難解です。(そもそも、こういう下らないことに霊能力を使うと、パワーが衰える…)

なので、一般の霊感のない方が、ネット検索で超絶ベストな霊能者を探し当てるのは、もはや運と言えるのです。

では、どうしたら良いのか?これから、どんどん説明していきますね。

大したことない霊能者でも、有名だと予約が殺到する(偽物よりはマシなので…)

テレビで紹介されたり、著書が売れている霊能者は、すごく人気です。予約に何ヶ月も待つことになります。

「すごく人気だから、すごい人なのでしょ。」と思った方。ちょっと違います。

タレント政治家と霊能者は似ている

タレント政治家と霊能者は似ています。

タレント政治家とは、タレントであること、あるいはかつてタレントであったことによる大衆的な人気や知名度を活用して政治家になった人物のことである。 国会議員などの場合には、タレント議員とも言う。

タレント政治家 – Wikipedia

タレント政治家とは、もともとテレビタレントだった政治家です。タレントだと、政治能力に関わらず、選挙での当選確率が異常に高いのです。

これと有名な霊能者は似ています。つまり、人気の霊能者はマーケティングが上手く、それにより成功しているのです。

マーケティング能力と霊能力は比例しません。

電話占いの占い師の募集要項に「おしゃべりの上手い人」と書かれています。つまり、鑑定能力は関係なく、トーク力と自己プロデュース力があれば人気になってしまう。

後は、適当な肩書きを付ければOK。例えば「静岡が生んだ日本最後の魔女」(※)とかです。(※この肩書は、実際には存在しませんし、何かを参考にもしてません。)

有名な霊能者の場合、偽物の霊能者ではないので、安心して依頼できるでしょう。しかし、その霊能力は決して突出しているかと言えば、人気と高額な料金に似合うかは、疑問なところもあるのです。

霊能力者は4つに分類できる

霊能力者は、4つに分類できます。(自己流の分類です。)

  1. 完全な詐欺[ランク外]全体の4%
  2. 悪霊とだけ会話できる霊能力者[ランクC]全体の30%
  3. 守護霊とだけ会話できる霊能力者[ランクB]全体の65%
  4. 神様、およびすべての霊と会話できる霊能力者[ランクA]全体の1%以下

私は、③番の霊能力者しか診てもらったことはありません。④番の霊能力者は、出会ったことはありますが、霊能力で商売にしていませんでした。

危険なのは、①番と②番です。以下で詳しく説明していきます。

※①〜④の全体の割合は想定です。

※「本物の霊能者」とは③番の上位と④番のみで、霊能者と名乗る人の全体の5%と想定しています。

①完全な詐欺の霊能者[ランク外]

霊能者が全て詐欺っぽいのは、やはり完全な詐欺がいるからでしょう。

本物っぽく宣伝していたり、本人も霊能力がないのに「霊能力がある」と自分で思い込んでいたりして、厄介です。

その霊能者本人に会わずして、ネットの情報だけで見極めるのは、なかなか難解だと思います。

なぜ、完全な詐欺でも霊能者になれてしまうかというと、法整備ができていないとかいう問題もあるかも知れませんが、依頼者が霊能者を安易に信じて頼ってしまう点が一番の問題かと思います。

霊能者が完全な詐欺で霊視ができなくても、依頼者が欲している言葉を投げかけるだけで、依頼者はそこそこ満足してしまいます。

【例】

詐欺
詐欺
あなたの前世は、アトランティスの皇帝です。
依頼者
えっ。私もそんな気がしてました。実は…

自分の前世を偉人と言われて、嬉しくない人はいません。(おそらく)

しかし、そもそも、自分の前世が超偉人である確率は統計的に言えば、500億分の1くらいでしょうか!?これまで亡くなっていった全ての人間の中で、ほんの一握りの存在です。

まあ、前世を統計で喩えてもアレですが、霊能者が嘘をついている可能性の方が天文学的に高いわけです。

こういう自己承認欲求をくすぐる言葉は誰しも大好物でしょうから、この霊能者を詐欺とは言わず、有難がってしまうのでしょう。

完全な詐欺の霊能者の高額な請求

完全な詐欺の霊能者は、かなりのリスクを負って商売してます。当たり前ですが、詐欺がバレるリスクです。

そのため、そのリスクにペイする料金を請求してきます。そのため、かなり高額な料金設定をしているパターンが多いのです。

詐欺は、ちまちま稼いでたら、稼ぐ前に捕まっちゃいますもんね。

ミエナ
祈祷を20回セットで40万円など、セット売りする霊能者もいるそうです。同じ高額な請求でも、このセット売りのケースは「④完全な詐欺」は、やらないと思います。なぜなら、回数を重ねれば嘘がバレるからです。セット売りを案内されたら、これからご説明する②番、③番の霊能者に当てはまるでしょう。

②悪霊とだけ会話できる霊能者[ランクC]

完全な詐欺よりもタチが悪いのが「②悪霊とだけ会話できる霊能者」です。

なぜ、タチが悪いのかというと、高額請求だけでなく、人生をミスリードするからです。

悪霊とだけ会話できる霊能者の特徴

「②悪霊とだけ会話できる霊能者」の特徴は波動が低いことです。そもそも正常な霊能者だった人が、お金儲けに走り、波動が低くなるケースが考えられます。霊能者は、他の職業と違い、依頼者の幸せよりもお金が優先になると、すぐに波動が下がります。そのため、②の霊能者は意外と多いと思ってます。(全体の30%くらいを想定)

②の霊能者は、波動が低いため、そして、霊媒体質のために非常に憑依されやすいのです。憑依された霊能者は、お金に目が眩み、依頼者を脅し、人生をミスリードします。

そういった霊能者のアドバイスに従うと依頼者も波動を下げ、さらにどんどん不幸になっていくのです。最悪の場合、依頼者も憑依の餌食になるかもですね…

②の霊能者も高額な金銭を要求する

「②悪霊とだけ会話できる霊能者」も、高額請求します。霊能者自身が波動が低いため、金への欲望に歯止めがきかない状態だからです。

しかも、詐欺師とは異なり、自分が本当に正しいことを言っていると勘違いしているタイプなので、余計に厄介です。

なぜ、騙されるのか?

この手の霊能者は、本当に当たります。当たるからこそ、正しい本物の霊能者だと依頼者が思い込んでしまうのです。

一応、霊能者であるから、依頼者のことを言い当てるのですが、しかしながら、それに対するアドバイスがめちゃくちゃなケースが多いのです。(私は、いろいろな相談者から他の霊能者の助言が正しいか質問されるから、よく分かってる…つもり)

めちゃくちゃなアドバイスとは、まるで解決策になってないアドバイスだったり、逆に依頼者ご自身の波動を下げるようなことをアドバイスをします。

【例】

依頼者
私は、昔から自信が全く持てないのです。
②の霊能者
それは、前世で犯罪を犯したから、今世で罪を償うため、苦労させられているのです。

仮に、ここまでは、本当にそうだったとしても、ここからの助言がめちゃくちゃだったりします。

②の霊能者
前世の罪により、今世はこのままだと、さらに苦しんで、あなたは亡くなります。この苦しみから抜け出したいならば、私のスペシャル真珠セラピーコースを20万円で受けてください。

このように、前世の罪に関する霊視が本当だったとしても、その後の解決方法がエグいのです。高額な割に、効いたかどうかも分からない…

前世の罪と②の霊能者に高額なお金を払うことに何の因果関係があるのでしょうか?こういうケースにあったら、すぐに疑ってください。

この②の霊能者で有名な人はいっぱいいます。これが厄介。有名だと安心してしまい、大金を払って幸せが買えるならと本当にお金を出す人がいっぱいいます。

ご自身のお金ですから、私からすれば、どう使おうが良いのですが、まあ、「霊能者が潤うだけで、あなたは幸せにはならないですよ。」と先に言っておきます。

③守護霊とだけ会話できる霊能力者[ランクB]

「自分は本物の霊能力者」と名乗る人の多くがこのタイプです。亡くなった人の霊と会話できたり、守護霊と話すことができる霊能者です。

このタイプの霊能者は、普通に電話占いとか、信用のできる「占いの館」にいます。実際に「当たる」と言っても過言ではないのです。

請求される金額も高くても1〜3万円ですから、高額な請求に怯える必要もありません。安心してサービスをご利用いただけます。

このタイプの霊能力者は、確かに「当たる」のですが、「当たる」だけなのが欠点です。依頼者の悩みを言い当てるのは上手いが、悩みを解決できないことが多いのです。それだからランクBなのです。ランクAとの違いです。

【例】

依頼者
実は悩みがありまして…
③の霊能力者
不倫ね。分かるわよ。
依頼者
すっすごい!何で分かるのですか?

③の霊能力者
これくらい簡単よ。感じるの。
依頼者
どうすれば、この悩み、解決しますか?
③の霊能力者
う〜ん。(→この後、悩んだ挙句に、テキトーなことをアドバイスする)

ざっくり言うと、こんな感じです。

確かに「当たる」のですが、肝心の悩みを解決できない…解決策をアドバイスしてくれるが、それをやっても一向に解決しない。これが③のタイプの霊能者です。

医者に例えると病名が言い当てられるが、病気が治療できない医者と言えます。

解決しないから、依頼者はリピーターとなっていき、常連さんとなって、解決力のない霊能者の懐を支えます。

ミエナ
悩みが解決すれば、依頼者は決してリピーターにはなりません。相談事がなくなるからです。なので、リピート率が高いと謳っている霊能者は、解決能力が低い霊能者と言えます。

なぜ、頼ってしまうのか?

依頼者は、この霊能者にこれでもかというほど、自分のことを当てられます。だから、すごい霊能者と勘違いし、何度も何度も通ってしまう。

残念ながら、③の霊能者は「当たる」だけで解決できないのです。

ですので、同じ霊能者にずっと通っていたら、もうやめてください。今後も、その霊能者では、あなたの悩みは解決できません。

④神様、およびすべての霊と会話できる霊能力者

④の霊能力者にネット検索で出会えたならばきっと、それは運命です。このタイプの霊能者は、なかなか出会えません。なぜなら、広告も出さないし、派手なキャッチコピーも用いないし、すごそうなプロフィール写真もつくらないからです。

分かる人だけ分かれば良い

それが、この④の霊能者のスタンスではないでしょうか?

守護霊が依頼者をこの霊能者へと誘導する

④の霊能者に出会う人は、自分の守護霊がこの霊能者との出会いを導きます。なので、なぜか、鑑定を受けたくなって、惹きつけられてしまうのが、このタイプの霊能者です。

また、このタイプの霊能者の特徴は、依頼を受けても断るケースがあるという点です。

④の霊能者は、神様のお力を借りて鑑定を行います。そのため、神様の許可が得られない場合、鑑定を引き受けないこともあるのです。

最後に

霊能者である私が霊能者をランク付けしてますが、私、ミエナは①〜④のどれに当てはまるのでしょうか??それは、みなさんの心に問いたいと思います。(なんじゃそりゃ)

さて、今回、私がこのような記事を書いたのは、やはり霊能者で散財する方が多いからです。お金を払って、余計に惑わされる、これではお金がもったいない。

なので、もう霊能者に通って長い方は、一度、辞めませんか?霊能者に通うの。

そのお金で、パワースポット巡り、海外の聖地に行った方がずっといいですよ。

また、同業の霊能者さんへ一言。

霊能者に何度(4回以上)も相談しにくる依頼者は、あなたでは助けられません。いいかげん、お金が欲しくても、相談を受け付けないでください。「素直に自分は力不足です。他の方を頼ってください。」と言うべきです。

それが、依頼者の幸せに繋がるのですから。

ちなみに、ミエナの個人セッションでは基本的に3ヶ月以内のセッションは受け付けません。それは、依頼者が、霊能者に頼りすぎると自分で考える力が衰えるからです。

最後の最後の一言

最後にもう一度、いいます。(クドくて、すみません。)

この世には、「確かに当たる」のですが、肝心の悩みを解決できない霊能者はいっぱいいます。鑑定が「当たる」からと言って、依頼者は、すごい霊能者だと思わないでくださいね。

あなたが、幸せになって、ようやく、その助言をした霊能者は、評価されるべきなのです。

ミエナ
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