悪霊の憑依。「あなたは取り憑かれています」と言われたら【完全ガイド vol.1】

こんにちは、ミエナです。

今回は、「あなたは、取り憑かれていますと言われたら」をテーマに記事を書いていきます。

多くの人はきっと「取り憑かれています。」と言われたことがないでしょう。そういう類の霊能者に出会っていないか、もしくは、本当に取り憑かれていないのでしょう。

霊が見えるようになると分かるのですが、多くの方が何らかの霊に取り憑かれています。

「取り憑かれている」という状況を病気で例えると、風邪から不治の病まで大きく幅があり、一概に”よくない状態”とは言えないのです。

参考記事:除霊には難易度がある。それぞれのケースを検証

風邪から不治の病まで大きく幅があるというのは、霊の波動の高低です。人間に波動があるように霊にも波動があり、波動の極端に低い霊が取り憑いている場合、良くないと言えます。

そのため、すべての取り憑いている霊が除霊や浄霊の対象ではありません。私は、波動が極端に低い霊を、除霊や浄霊の対象として考え、この記事を書いていきます。

「取り憑かれています。」と言われたら、すごく不快

「取り憑かれています。」と言われた経験は、過去に私は何度かあります。

霊は波動が低い部分に取り憑きます。幼少期のトラウマや、孤独心です。

私の場合、記憶喪失になっていたので、喪失した方の記憶が孤立し波動を下げ、よく取り憑かれてました。(記憶が分断すると波動がその部分だけ上がりにくい。)

私は、知り合いの霊能者(一般人/年下の女性)に霊視してもらい、浄霊も受けました。しかしながら、「取り憑かれています。」と言われたときの気持ちは今も忘れません。どんな気持ちになるかというと下記です。

  • 自分では見えない霊への恐怖感
    ※霊能者でも自分が幼少期に取り憑かれた場合は自分で気付けない。
  • 自分でも知らないことを、他人に先に知られている屈辱感
  • (波動が低いため)取り憑かれていることへの劣等感

つまり、「あなたは、取り憑かれています。」と言われると、むちゃくちゃ不快なのです。最悪の気分です。

「あなたは、取り憑かれています。」と言う方も気を使う

私は、霊能力をさらに開花させ、現在では個人セッションも行ってます。つまり、「憑依されています。」と言われる立場から、言う側になったのです。

さて、私が相談者に対して「あなたは、取り憑かれています。」と言う場合は、完全なる善意です。

「あなたは、取り憑かれています。」と言うと儲かるビジネスモデル(※)を組んでいるわけでもないし、組むつもりもありません。

※現在の医療システムは病気を定期検診で発見し、病気や応対に応じて医療費を請求します。霊能者がこれをやると詐欺と言われかねないというのは、やはり、霊能者における詐欺が多いからなのでしょう…

純粋に相談者に幸せになってもらいたいですし、何よりも除霊、もしくは浄霊を成功させることで幸せが手に入るならば、ぜひ幸せを手にして欲しいと思うわけです。

除霊、浄霊すれば幸せになれるパターンは、そこそこ多く、それは、取り憑いている霊体がポジティブな思考を除外し、本人の波動を下げる働きをするからです。(除霊しなくて良いパターンもあります。)

さて、相談者がリアル(現代の言葉でガチ)に悪霊に取り憑かれたとき、霊視のカウンセラーの私としては、おぞましい葛藤に苛まれます。

相談者に対して「あなたは、憑依されています。」と言う他ないのです。

この言葉を私が発した瞬間、私は、相談者にとって2つのどちらかの存在になります。それは、「偽者の霊能者」か「本物の霊能者」か。

霊能者は、詐欺のレッテルを貼られることを覚悟で「あなたは、取り憑かれています。」と言う他ない

「取り憑かれています。」と言われた相談者が一番先に考えるのは、「霊能者が本当のことを言っているか。もしくは、嘘をついているか。」でしょう。

およそ95%の霊能者が偽者と言われる世の中で、自分にとって都合の悪いことを言う人物が、「本物であるわけがない。」とも思いたくなるものです。

さらに、霊能者は「私は本物です。信じてください。」と言うのは逆に疑われる存在。中世の魔女狩りのごとく、どっちに転んでもアウトなのです。

そんな最中、本当に相談者が取り憑かれていた場合、「あなたは、憑依されています。」というセリフを言わざるを得ないのが霊能者です。

それを言わなければ、一生、相談者は、理不尽に憑依されたまま人生を終えるのかも知れないのだから…

「あなたは、取り憑かれています。」というセリフは、詐欺の代名詞

「あなたは、憑依されています。」というセリフは、テレビドラマの中で発せられれば、それはイコール「詐欺」を強調する演出としか言いようがないのです。

さらに、「あなたは、憑依されています。」と言った後に「それで多額のお金を請求するんでしょ!?」と言われた日には、善意が裏目をみて、心がズタボロになります。

正直、相談者と言えども他人です。一生、憑依されたまま人生を終えようと霊視する立場からすれば極論、関係ないのです。

しかし、霊能者も人間です。自分に心を許して、悩みを語ってくれた相談者に「幸せになってほしい」と願うものなのです。

まあ、こんなことを書いても、偽者の霊能者が95%もいれば、相談者がリスク回避で、霊能者を疑うのも肯けるのですが…

「あなたは、取り憑かれています。」という言葉を受け入れるかが1つの関門

さて、リアル(ガチ)に取り憑かれていた場合、相談者はまず、それを受け入れるところから始めなければいけません。しかしながら、これがかなりのハードルなのです。

なぜかというと、憑依されている状態は、自分の精神(思考)が一部、乗っ取られている状態です。そのため、憑依している霊体にとって都合の良いことばかり考える思考回路が出来上がっているのです。

「憑依している霊体にとって都合の良いこと」とは、つまり、そのまま取り憑いて精神を完全に乗っ取ることです。怖いですが、リアルです。凶悪犯罪者の多くは、完全に乗っ取られたパターンが少なからずあるのです。

話を元に戻すと、「あなたは、取り憑かれています。」という言葉を受け入れる状況は、憑依している霊体にとっては都合の悪い状態なのです。

そのため、自分の理性的な最終判断として「霊能者は嘘をついている。」と悪霊に思考を誘導される可能性があるのです。

悪霊の場合、取り憑かれている本人は「あなたは、取り憑かれています。」という言葉を受け入れられません。それは、「霊能者は嘘をついている。」と思った方が、精神的に楽だからです。つまり、霊に精神を乗っ取られている方が、楽なのです…

⭐️本編の続き(vol 2)は、また改めて書きます。次回は、除霊と浄霊の違いや浄霊したときの事例を挙げてご説明します。

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