瞑想の効果が上がらない方へ【ハイヤーセルフとの対話で瞑想状態に入る方法】

こんにちは、ミエナです。

今回は、「瞑想をやっているが効果が上がらない…」をテーマに記事を書いていきます。

そもそも瞑想とは何か?

Q.あなたは「瞑想」していますか?

「瞑想」に関する本は、すごくたくさん発行されていて、今さら私が「瞑想」に関して語るのはおこがましいと思うのですが、ただ私は霊視により、「その人が瞑想状態にいるのか」、それとも「ただ目を瞑っているだけなのか」が簡単に判り、その点で「瞑想」について語るだけの見地を持っているように感じます。

瞑想状態に入っている人は、その人の意識がハイヤーセルフに向かい、ハイヤーセルフと同調しています。反対に瞑想状態に入っていない人」は、表層意識に心をかき乱され、目を瞑っていても意識は分散しているのです。

瞑想する習慣を持ち、また、いくら瞑想を学んでも、「瞑想状態に入れない人」は、ずっと入れるようにならないでしょう。それは「瞑想状態に入る」という正解を体感していないためであり、「瞑想状態に入っていない状態」を「瞑想している」と思い込んでしまうためです。

「瞑想」は動作ではありません。「瞑想」は、意識と心(ハイヤーセルフ)が一体になることであり、瞑想そのものに満足してはいけないのです。

瞑想という”動作”にスポットが当たる現代

「瞑想」というと、胡坐(あぐら)をかいて目を瞑って何も考えないようにする…そんなイメージがありますよね。

ひと昔前まで「瞑想」は、少し宗教チックなイメージがあり、その姿を他の人に見られると「大丈夫!?」って思われそうな感じもしていました…しかしながら、昨今は、「マインドフルネス」という言葉が登場し、今さらながら、瞑想がもて囃されています。

「瞑想」の効果が科学的に実証され始め、多くのビジネスパーソンの間で重宝されることで、瞑想という動作、やり方、効果ばかりにスポットが当てられています。反面、肝心の「本当に瞑想状態に入っているか」については、あまり語られていないのが実情ではないでしょうか?

そうであれば、多くの人は「瞑想もどき」を日々繰り返し、自己満足してしまうということになりかねません。なので、瞑想を習慣化している方だけでなく、これから瞑想を始めたい方にも、この記事を読んでいただきたいと思っています。

どんな格好でも瞑想できる(瞑想とハイヤーセルフ)

瞑想という「胡座(あぐら)をかく」、「寝ながら行う(シャバアーサナ)」というのが一般的です。

しかしながら、もっと根源に辿ると「瞑想」というのは、もっと人間の根本的な活動の一部なのです。それは、人が息をするように、瞑想状態に入れれることが、そもそも人間の理想型としてあることによります。

現代人は、表層意識と深層心理がバラバラになりがちです。

だからこそ、それらを一体化させる「瞑想」が注目されるのですが、そもそも心に表も裏もない状態で日々を過ごせるのであれば、「瞑想」は、私たちの日常となんら変わりないのです。

ミエナ
心に表も裏もない状態というのは、実質、不可能に近く、それが出来る人は仏陀の領域であることは、一応述べておきます。しかしながら、本来、人間の心に備わった機能であることには違いありません。

ハイヤーセルフに気付くための2つの質問

瞑想は、意識と心(ハイヤーセルフ)が一体になることです。

では、ハイヤーセルフとは何でしょうか?

まずは、ご自身のハイヤーセルフと対話してみましょう。ぜひ、以下の2つの質問に答えてみてください。

▼自分のハイヤーセルフと対話するための2つの質問

Q1. 今、何が食べたいですか?

頭の中で、答えを想い浮かべてくださいね。そしたら、次に下の質問にお答えてみてください。

Q2. 明日、死ぬなら最後に何が食べたいですか?

いかがでしょうか?

多くの人が、Q1とQ2での答えが異なりましたよね。

Q1の答えは、表層意識で答えが導き出されます。

一方で、Q2は「死」と向き合うことで心が「深層心理」にフォーカスします。そのため、Q2の方がより「本質的にご自身が食べたいもの」であるわけです。

このQ1とQ2の答えが同じ人は少ないでしょう。同じ人は、表層意識と深層心理が一致し、瞑想状態に入りやすい人です。(ちなみに、私は、同じにならないです…泣)

ハイヤーセルフとの対話

上記のQ2「明日、死ぬなら最後に何が食べたいですか?」について、人はこの答えを考えた瞬間、自分の心の奥、つまりハイヤーセルフ(深層心理)にアクセスします。一瞬だけですが…

この一瞬のアクセスを持続させることが、究極的にいえば「瞑想状態」と言えるのです。

そもそも、上記の質問に答えていただいたように「ハイヤーセルフ」に一瞬だけアクセスするのは簡単です。「死」について考えることで、「生(せい)」への意識が生まれ、その「生(せい)」のエネルギーにより、ハイヤーセルフに導かれるのです。

▼例:考えるだけで、一瞬だけハイヤーセルフに繋がることが出来る方法

  • 「死ぬまでにやりたいこと」を考える
  • 「自分が死ぬときに一緒にいたい人は誰か?」を考える
  • 死ぬときに、他人から「言われたい言葉」を考える

上記のように、ハイヤーセルフにアクセスする方法は、何も瞑想だけではなく、死を前提として物事を考えることでも可能です。ただし、5分以上にわたり、ハイヤーセルフにアクセスし続けるには、やはり瞑想が有効となります。

ハイヤーセルフに長時間アクセスする方法(瞑想状態に入る方法)

ここまで読んでいただいた方にはお判りになっていただけたと思いますが、「瞑想」の目的というのは、ハイヤーセルフと出会うことであり、それにより「マインドフルネス」で語られるような効果が体感できます。

▼瞑想の効果

  • ストレス解消
  • 集中力アップ
  • 質の高い睡眠
  • 考えがまとまる
  • 迷いがなくなる
  • 自信が湧く…など

上記のような効果は、胡座(あぐら)をかき、目を瞑り、頭を空っぽにしたから得られるものではなく、ハイヤーセルフと出会い、意識と一体化させることでもたらされる効果なのです。

では、これらの効果を得やすくする瞑想の方法について書いていきます。

一般に「瞑想は、無心になるのが良い」と言う人は多いかもしれませんが、私はそうは思いません。「無心になろうとして無心になる」のは、きっと難しいからです。

私が、オススメするのは「今日一日の楽しかったこと」をイメージすることです。一日の中で無ければ、「今まで、一番楽しかったこと」をイメージしても良いです。

照明を暗くし、胡座をかき、そして、目を瞑ってください。

そして、「楽しかったこと」を思い出してください。

さらに、「なぜ、楽しかったのか?」を自問自答してみてください。そして、さらにその答えに対して、「なぜ?」と繰り返すのです。永遠と「なぜ?」を繰り返していくと、ハイヤーセルフと会話できるようになります。

▼例

学生時代は楽しかったなぁ →(なぜ)→ 友達といっぱい遊べた →(なぜ)→ 言いたいことをいっぱい言えた →(なぜ)→ 心から信頼しあえた →(なぜ)→ お互いに心を支え合った →(なぜ)→ きっと神様が出会わせてくれた →(なぜ)→ きっと出会うことで、良い影響を与え合う仲だったのだと思う →(なぜ)→ 相手の気持ちがすごく分かった →(なぜ)→ 相手の苦しみを取ってあげたかった →(なぜ)→ 自分の中に友を想う愛があった

上記のように、楽しい出来事から「なぜ」を繰り返すと、自分の深い部分に入っていきます。そうすると、改めて自己愛に目覚めたり、心の中にあるエネルギーの源泉(ハイヤーセルフ)にたどり着くことができるのです。

瞑想は、寝る前がオススメ

私は、瞑想を寝る前に行うことをオススメしています。「朝が良い」と言う人もおりますが、私は、瞑想は、眠ければいつでも良いと思っています。

眠いときが良いのは、より深い自分の精神世界に入っていけるからです。目が冴えていると、どうしても精神の外の世界が気になってしまいますよね。

その点で夜だと静かだし、寝る直前だと、「△△時までに、○○しなくちゃっ(汗)」なんてこともないので、自分の精神世界に入り浸れるのです。また、寝る前は、空腹であることが多く、身体の中のエネルギーが、胃や腸に向かわず、脳に行き届きやすいのです。

瞑想の上級編(肉体と精神をちょっと分離させよう)

私は、個人セッションの中で、ご相談者さまに「瞑想してください」とよくお伝えします。なぜかというと、チャネリングで天界の神様が、瞑想をオススメするからです。

天界が、瞑想をオススメするのは、

「瞑想」は、内なる自己(ハイヤーセルフ)に気付きやすくなるからです。

ご自身を内側から見直すことで、新しい自分に気付いたり、これまでの自分をアップデートできるのです。瞑想は、きちんと行えばデメリットがなく、ゼロ円で出来る波動アップのメソッドでもあります。

肉体と精神をちょっと分離させて、肉体を知る

さて、深い瞑想状態に入ると、その人に何が起きているのかというと、肉体と精神の分離が起きています。完全に分離はしないのですが、ちょっとだけ分離します。精神世界の奥に意識を向ければ、だんだん肉体の感覚がなくなっていくのです…

「肉体も自分」だし、「精神も自分」だけど、実は、肉体と精神はやりたいことが違うのですよね。肉体は、生存本能、子孫繁栄が主体で、睡眠欲、食欲、性欲という、いわゆる三大欲求に、支配されているのですよ。

反対に精神(魂)は、自由とか、ぬくもり、希望を欲しているのですよね。よって、瞑想で、肉体と精神をちょっと分離させると、肉体からの支配を抜けて、より魂の欲求に気付けるわけです。

瞑想で、肉体と精神をちょっと分離させると、自分の魂に意識をフォーカスできます。この状態で、肉体に意識を向けると、自分の肉体の感覚(五感)が研ぎ澄まされて感じるはずです。

瞑想とは、自分のインナーセルフに気付くだけではなく、併せて、自分の肉体の崇高さ(機能美)に気付くことでもあるのです。

人間の身体の特徴を、精神世界から覗くことで、自分を支配する肉体の癖を知ることができるのですね。

▼肉体のクセを気付く例

  • お腹が空いたとき、お腹の中はどう動くのか
  • 肌を伝わる外気の触覚
  • 部屋に漂う匂いをどう感じるのか
  • 血液は、自分の中をどんな風に流れているのか?
  • 恋に落ちると、なぜ、あんなにも相手のことしか考えられないのか
  • 梅干しを想像して、なぜ、よだれが溢れるのか

上記のように、肉体の崇高さに気付くことも、瞑想の重要な要素です。これにより、自分の身体へのリスペクトが生まれ、日常生活をより喜びに溢れて生活することができます。

どうやっても、瞑想状態に入れない…

瞑想を行っているのに、なかなか深い瞑想状態に入ることができない方も多いでしょう。深い瞑想状態に入れない理由は単純で、「目の前の問題に悩み過ぎている」からです。目の前の問題に頭を抱えている状態だと、どうしても表層意識に心が引っ張られ、深層意識に到達しにくいのです。

また、心の中で疚(やま)しいことを考えている状態も、瞑想状態に入れりにくいです。例えば、「不正を働いている最中である」とか「不倫しているとき」です。

こんなとき、心はスピリチュアルの法則に逆らうように、ハイヤーセルフとは真逆の方向に引っ張られます。なので、瞑想しようとしても、心がたどり着く先は、「誤った自分の正当化」という誤った結論を生み出す混沌とした世界です。

このような…

表層意識に感覚が引っ張られているときは、瞑想をオススメしません逆に、外界に刺激を求めてみてください。

バンジージャンプをしてみるとか、スカイダイビングするなど、今までやったことのない経験をした方が、瞑想よりも自分の本当の気持ちに近づきやすいです。

瞑想状態に入りにくいのは戦っている証拠

表層意識に感覚が引っ張られている状態は、何も悪いことではありません。社会生活をおくる上で、誰しも必ずぶち当たる壁なのです。

仙人のように、社会生活を捨て、山に籠もるのであれば、誰しも深い瞑想状態にも容易に入りやすいでしょう。でも、私たちは、さまざまな社会の負の感情に流されながらも生き抜いている人間です。戦っている人間です。そして、社会を良くしようと努力している人間でもあります。仙人には、仙人の良さがありますが、社会で生きる私たちは、この混沌と戦いながらも、修行を積んでいる身なのです。

そんな私たちが、深い瞑想状態に入りにくいのは、当たり前のことでもあるのです。

お経を聞きながら瞑想しよう

心が表層意識に引っ張られ、心のアンテナがあっちこっち向く状態では、不安、憎しみ、いらぬ同情、疑心、焦りが心に生まれやすく、心を無にしようとも難しい状態です。このような状況で瞑想しても、正直、深い瞑想状態には入れません。

しかしながら、この世には仏教という知恵の結晶があります。その中でお経は、雑念が多くても深い瞑想状態に入りやすいように編み出されたものです。つまり、瞑想状態に入りにくいときは、お経を聞いたり、また唱えてみてください。深い瞑想状態に入りやすくなります。

お経とは、精神が高次元に入るために考えた知恵であり、ハイヤーセルフへのルートを示すものなのですね。

また、瞑想状態に入りにくいときに、心を空っぽにしようと思わないでください。心を空っぽにするというのは、深い瞑想状態に入るためのものではなく、深い瞑想状態に入った末に得られる境地(全てを感じ取る境地)なのです。

ミエナ
無の境地とは、一見バラバラに見える物事が1つの法則に則っていることに気付くことでもあります

そのために、「深い瞑想状態に入るために、心を無にする」という考えは、原因と結果が逆なのです。

最後に

私は、瞑想するときは、自分で考えたイメージワークをやります。

参考記事:ミエナのイメージワークについて

大体、10分くらいかかりますが、かなり高確率で瞑想状態に入れます。ご興味ある方は、ぜひ、ミエナの個人セッションにお申込みくださいね。

ミエナ
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