こんにちは、ミエナです。
今回は、「ペットロスを乗り越える」をテーマに書いていきます。
愛犬は、きっと死に方を考えている
2016年11月に、私の実家で飼っていたダルメシアンが死にました。
この犬の説明をすると、亡くなる16年前、私が大学生のときに、兄が懸賞に応募して、たまたま当選したのが、血統書付きのダルメシアンのルーシー(♀)でした。沖縄のブリーダーの元から、当時、私の住んでた埼玉に子犬のときにやってきたのです。
この子犬は、「血統書付きの犬」とは無縁の我が家に、センセーショナルな感動と深い愛をくれました。
ルーシーは、いつもワンと鳴かず、ピーピーと鳴き、寝るときは決まって、大好きな母の布団の中で寝てました。
そんなルーシーは、私が就職し実家を離れた後、両親が住む千葉の別荘で暮らしてました。千葉の山奥なので、両親とのんびり田舎暮らしをしてたわけです。
さて、その後、ルーシーは高齢となり、両親がアメリカにいる姉の元を訪れているときに、預けていた動物病院の中で死にました。15歳でしたので、長生きしたと思います。
ルーシーが死ぬ直前、母はアメリカにいながらも胸騒ぎがして、千葉県の動物病院に安否の電話をかけたそうです。その電話をかけた数分後、ルーシーは突然死しました。
自分の愛犬を霊視して判ったこと
私は当時から霊感がありました。人間の霊、動物の霊ともに会話できます。もちろん、死んだ愛犬とも会話できるわけです。
ただ、当時は、悲しすぎて、死んだ愛犬とすぐに話す気にはなりませんでした。
しかし、愛犬のルーシーが死んだ数日後、突然、ルーシーが空からやってきて顔をなめた気がしたので、霊体であるルーシーに話しかけてみました。
「なんで、おまえは、お母さんやお父さんがいないときに死んだの?」
以下、ルーシーのメッセージ全文です。(iPhoneのメモ帳に入ってる当時のメモから、箇条書きのまま掲載します。)※信じるか信じないかは、あなた次第。
- 死ぬ日は神様が決めました
- 事前に知ってました
- お母さんが悲しむから、お母さんがいないときに死んだのです。だから、あの日だったのです。
- 死後、お母さんとお父さんに会いにアメリカに行ってきましたが、お母さんは泣いていて、自分の存在に気づいてくれませんでした。
- 動物病院の人を責めないでください。とても良くしてくれたから。
- 苦しかったとき、お母さんに「死ぬよ」とメッセージを送りました。「助けて」と伝えた訳ではないです。
- 犬も人間も同じです。上も下もありません。
- 死んでもそばにいます。悲しまないでください。
- お墓を見たら、私を想い出してください。
- 想い出してくれたら、その気持ちが天まで伝わり、私はとても嬉しいのです。
ルーシーが、日本語を話したのか、私が犬語を理解したのか分かりませんが、このようなメッセージを受け取ったのは確かです。
犬が、飼い主の目の前で死なない理由
犬が飼い主の目の前で死なない理由は、ルーシーに限らず、人間のショックを和らげるためのような気がします。
犬にとって、死とは永遠の別れでなく、旅立ちのようなもので、いつでも会えることが前提となる別れだと感じます。
例えるならば、
動物にとって「死」とは、「落ち葉が風に吹かれて飛んでいく」のと同じで、それほど仰々(ぎょうぎょう)しいものではないのです。
そして、飼い主との想い出は、犬の魂に刻まれ、永遠に犬の心を癒やします。
犬は、きっと「死」という形(概念)で、人間との絆を終わらせたくないのでしょう。だから、一番、美しく想い出が残るように、飼い主の前から去りたいのです。
ペットロスを乗り越える方法
自分のペットが死んだら、「死」を「別れ」だと思ってはいけません。「別れ」だと想った瞬間に、本当の意味で別れたことになります。
ペットが死んだら思い出してください。楽しい日々、ぬくもり、通じ合う愛を。
ペットは、あなたを悲しませるために死んだのではありません。
ペットの死は、想い出が永遠に生き続けることを証明し、それがあなたと犬との共通の財産であることを気付かせてくれる1つのきっかけとなるのです。
ペットロスを乗り越える方法。そんな方法は存在しないと思いますが、1つあるとすれば、以下の事実を知ることだと思います。
それはペットが亡くなった後でも
飼い主とペットは、1つの想い出を共有し、その想い出は、ふたりにとって心を勇気づける”目に見えない宝物”になっているということ。
ミエナ様
いつも興味深い記事をありがとうございます!
今回の記事を読んで、私も昔、ペルシャ猫のペルを
飼っていたことを思い出しました。
ペルも長生きで18年くらい生きていました。
ミエナ様とルーシーちゃん(くん?)の会話を読んで、
ペルも当時同じように思っていたのかもしれない…と
今になって分かりました。
”想い出してくれたら、その気持ちが天まで伝わり嬉しい”
というメッセージを心に留めて、楽しかったあの頃の
ペルを呼び戻してみたいと思います。
私とペルとの絆を再び強固にするきっかけを
与えてくださりありがとうございました。
今後も更新楽しみにしております!
ミエナ様
いつも更新を楽しみにしております。
ペットはいないのですが、ふと気になってこの記事にたどり着きました。
私は昨年小学生の次男を小児がんで見送りました。
余命今日明日かもという状況で、主人と長男が夜に一旦病院を出た時、
もうほぼ意識がない息子がうなったので、痰かなにか呼吸が苦しいのかと思い、医師に伝え、処置をお願いしている最中に亡くなりました。
処置をお願いしたことで次男を苦しめたのではないか、主人と長男が死に目に会えなかったこと等ずっと自分を責めていました。
ルーシーのメッセージをここで拝見し、次男も同じように思っていたのかもしれないと思い、読んでいて涙が溢れました。
うなったのは、ママそろそろ行くね、だったのかな。。
ママはそばにいてほしかったけど、繊細なパパとお兄ちゃんには
旅立つ姿を見せて悲しませたくなかったのかな。。
次男から手紙をもらったような気持ちになりました。
これからもそばにいると感じながら、想い出を家族の宝物にして
次男にも喜んでもらえるように過ごしていきます。
しおママさん
コメントありがとうございます。
非常に嬉しいお言葉でした。
この記事がお役に立てて光栄です。
今後とも、当ブログをよろしくお願いします。
ミエナ