信頼を失う人の特徴

人格

こんにちは。今回は、信頼を失う人の特徴についてご説明します。信頼の失い方は様々ですが、「信頼を失う」ということは、もともとは信頼があったことを指しています。

もともとあった信頼が、何かの拍子に失うのです。それは、なぜかについて書いていきたいと思います。

信頼を失う人の特徴は、たった1つの質問で見えてくる

信頼を失う人は、1つの質問で見えてきます。

さて、あなたに質問です。あなたは、いくつの人格を持っていますか?

「一人」とお答えする人が多いと思いますが、本当に1つでしょうか?

  • 息子の前と、会社の上司と一緒にいる自分は、同じ人格ですか?
  • 学生でしたら、恋人と一緒にいるときの自分と、大嫌いな人の前とでは、同じ人格ですか?
  • 自動車のハンドルを握ると人が変わる人もいますね。

人は、対する人に合わせて人格を変えたり、向き合う行動によって人格を変えますよね。

自分の人格はいくつあるかを考えよう

先ほどの質問の解答例を挙げます。

例)サラリーマン 38歳 ★妻、子供 1人あり、ご両親健在の場合

Q、さて、あなたに質問です。あなたは何人いますか?

A. 6人です

  • (両親から見たら)息子としての自分
  • (息子から見たら)父親としての自分
  • (妻から見たら)旦那としての自分
  • (部下から見たら)上司の自分
  • (上司から見たら)部下の自分
  • ひとり旅に出たときの自分

みなさん、上記を参考にしていただき、できるだけいっぱい挙げてみてください。

それぞれの人格は混じり合わない

先程の例で、1人の人間に注目しましたが、6人分の人格が出てきました。

ポイントは、この6つの人格はそれぞれが滅多に交わることがないのです。独立した人格です。

あなたが会社員で部下がいれば、その部下のパパとしての顔は、おそらく知りませんよね。そうです。部下は、会社でパパの顔は決して見せないのです。会社にいれば会社にいるときの自分だけになるんです。

人格が異なるというのは、決してそれぞれが交わらないからです。そして、人間は、それぞれの人格が存在するシーンが交わらないことを前提に人格を形成しています。

では、自分の人格はいくつあるべきなのか?

究極的に言うと、自分の人格は、1人が良いです。でも、1人は仏陀のレベルでしょう。

実の息子も会社の上司も同じように扱うのは、普通の人間ではないですね。超人です。

ですので、人格はできるだけ少なければ良い。多い人はそれだけ信頼を失う機会が多いことになります。

なぜ、人格が多いと信頼を失うのか?

「いつものママじゃない。」という名台詞をご存知ですか?国民的人気アニメのクレヨンしんちゃんの主人公 野原しんのすけの友達 ネネちゃんのママの台詞です。

ネネちゃんのママは普段は優しいママなのに、しんちゃんに翻弄され、ママの顔ではなく一人の女性としての人格が出てしまいます。

これによりネネちゃんは、「いつものママじゃない。」と泣き叫ぶわけです。ネネちゃんがママへの信頼を一部失った様相を簡潔に表しています。

他にも、分かりやすい例を挙げます。

・いつも偉そうにしている部長(50歳)が、御年80歳のお母さんに叱られていた。

・高校野球部の監督が、5歳の息子からタメ口をきかれていた

例を挙げればいっぱいありますよね。

尊敬される人間になるには、6つの人格があれば、6つの人格ともまともでなければいけません。というのは、滅多に交わらなくとも、交わる可能性があるのです。

例えば、

息子としての自分

父親としての自分

同じ場所に交わった場合、良い父親でも、甘えん坊な息子だったら、良い父親像は破壊されます。

ネネちゃんのママの場合は、下記のように人格が混じり合っています。

ママの人格 x 一人の女性としての人格

ママとしての人格が優れていても、未熟な女性としての側面が、ママとしての信頼を落としています。

信頼を失わないために

究極には、実の両親も息子も同じように扱うようにするのです。さらには両親も息子も上司、部下も同じ扱いに。

最後は、息子も赤の他人も同じように大切。

こう思えるようになると、絶対に意図せずに信頼を損ねません。

まあ、最後の方はマザーテレサ並みの神がかった領域ですが、、、

様々な人格が混じり合っても、副作用を起こさないようにすることで、信頼を得ます。金持ちにへこへこする人は、貧乏人への対応と金持ちへの対応を同じにすることで人間的な信頼が得られます。

人には様々な側面がありますが、会社では良い上司、でも家ではダメ夫というパターンは容易にあるのです。

例えば、

  • 息子としての自分
  • 父親としての自分

同じ場所に交わった場合、良い父親でも、甘えん坊な息子だったら、良い父親像は破壊されます。

つまり、自分は何人いるのかをまず考えてみましょう。接している人、場所、時間帯によって様々な人格が見えてくるはずです。

できるだけ多く見つけましょう。そして目標は、全ての自分の人格を1つの人格にすることです。

息子としての自分も、父親としての自分も全く分け隔てなく同じ人格になるということです。

つまり究極には、実の両親も息子も同じように扱うようにするのです。さらには両親も息子も上司、部下も同じ扱いに。

最後は、息子も赤の他人も同じように大切。

こう思えるようになると、絶対に意図せずに信頼を損ねません。

まあ、最後の方はマザーテレサ並みの神がかった領域ですが、、、

まとめますと、様々な人格が混じり合っても、副作用を起こさないようにすることで、信頼を得ます。金持ちにへこへこする人は、貧乏人への対応と金持ちへの対応を同じにすることで人間的な信頼が得られます。

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