こんにちは、ミエナです。
今回は、「スピリチュアルとは何か?」について、初心者に向けて書いていきます。
スピリチュアルについて詳しい人も、別視点で考えるきっかけになるかも知れませんので、ぜひ読んでくださいね。
スピリチュアルの意味
スピリチュアルについて考える前に、私たちは一般に、この世をどう捉えているかについて書いていきます。
世界の人々の大半が、人間とは肉体そのものであり、精神とは肉体の中に存在する、ある種の機能の働きである、と思っている。
五井 昌久 著『神と人間―安心立命への道しるべ』
上記で五井先生が語るように、人間は進化の過程で偶然、生まれた生命体であるような考えの人が多いのです。
それに異を唱えるのが、スピリチュアルです。
スピリチュアルは「霊的であること」という意味です。
英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来するキリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。
Wikipedia – スピリチュアル
私は、「スピリチュアル」を目に見えない世界を総称して、この言葉を使っています。
人間は、肉体だけの存在ではなく、「目に見える世界」と「目に見えない世界」からなる宇宙が創造する1つの生命という状態なのかも知れません。
※五井 昌久先生(1916年 – 1980年)は宗教家ですが、私は信者ではありません。尊敬はしております。
目に見えない世界ってあるの?
目に見えない世界はあるのでしょうか?ここで簡単な例を挙げますね。
私たちは、いつも空を見ますよね。青い澄んだ空です。
空はいつ見ても、同じ空でしょうか?
雲一つない空を想像してください。雲一つない空の下、自分は、こう思ってます。
①わーい。部長に昇格したぞ!
②株で大損した・・・
同じ空を見ても、会社で昇進したときに見る空。株で大損したときの空。この2つの空は、全く違う空ですよね?
雲一つない空、見た目は全く同じ。でも、違う空。
目に見えないフィルタがある
同じ空が違う空に見えるのは、私たちの目の奥の心に「目に見えないフィルタ」があるからです。そのフィルタは、スピリチュアルなフィルタと言えます。
このフィルタを自分の人生の中で、コントロールしようと思ったら、スピリチュアルに興味を持つきっかけとなります。
目の前にある「目に見えない」何か
「目に見えないフィルタ」は、スピリチュアルの中の一部です。しかしながら、この「目に見えないフィルタ」こそが、自分の人生に多大な影響を与えるのです。
そのため、この「目に見えないフィルタ」を知ろうと、色々な人が勉強したり探ったりするのです。
そうやって、「目に見えない」ものを探っていくと、今、生きているこの世界は、2つの世界から成り立っていることに気づきます。
目に見える世界 + 目に見えない世界(スピリチュアル) = この世界
「目に見える」世界だけで生きることもできます。しかし、この世界は、上記のように、2つの世界からできています。一方だけに、集中するとバランスが取れないのです。
だから、両方とも均等に、意識して生きるのが良い。
霊だけではないスピリチュアル
スピリチュアルというと、どうしても、幽霊とか、守護霊とか、神様とか非科学的なことを思い浮かべてしまいますが、心、気持ち、感情、愛、希望というのも、スピリチュアルの重要な構成要素です。
だから、霊を信じないけど、「愛は見えないけど”ある”と思う。」というような考え方もありなのです。
どんな科学者も「愛」を元素記号で説明できないし、顕微鏡で見たことないし、でも、「愛」というものが「ある」ことは知っている。
スピリチュアルも、そういうものと同じで、非科学的だけど「ある」のです。
スピリチュアルを学ぶ3つの意味
スピリチュアルを知ると良いことは、いっぱいあります。先ほど、お伝えしたように、この世は、「見える世界」と「見えない世界」で出来ています。そのため、知識として、一方が欠ける方がすごく良くないのです。
上記を前提として、スピリチュアルを知ると良いことを3つに絞って書いていきます。
- 自分の愛し方を知るため
- 左脳で愛を感じやすくするため
- (物では味わえない)幸せの限界を突破するため
どんなときでも、落ち込まない精神をつくり、どんなときでも人に優しくなれる、スピリチュアルはそんな自分を生み出してくれます。
①自分の愛し方を知るため
スピリチュアルを学ぶ人の多くが、ツライ目にあったときに「自分をなぐさめる」意味で、本を買ったりするのではないでしょうか?
スピリチュアルの本には、きっと「人間は皆、神の子です」とか「日本人は、選ばれた民です」とか「生きてるだけで、儲けもん」とか書いてあります。
スピリチュアルを学ぶと自分の「生(せい)」が肯定され、自分への愛に目覚める。
それは、スピリチュアルに触れる意味だし、さらに深く学ぶ意味でもあります。
「自分が今、ここで、生きることがどんなに素晴らしいか」を皆よく分かって産まれてきたのに、いつしか汚れた社会により、そう思えなくなった。
そんな心をスピリチュアルは、正常な心持ちに治してくれます。
②左脳で愛を感じやすくするため
愛は見えません。そのため、愛は感じるしかないのです。
愛を感じる身体の器官は心臓ではありません。脳です。
右脳で愛を感じるのは比較的容易です。直感的に理解するし、感じるのも速い。
しかしながら、左脳で愛を感じるのは、ちょっと難解です。それは、左脳が愛を感じるのには理由が必要だからです。
「彼氏がお食事を誕生日にご馳走してくれたから愛を感じた」
「合唱コンクールで、男子がイヤイヤだけど、一丸となってくれた」
「投資信託を始めたら、銀行の担当者が洗剤をくれた」
理由があれば、愛を愛と認識し、それにより幸せを感じます。しかし、逆に愛が理由付けされてないと、左脳では愛を認識できません。
とは言いつつも、理由のある愛なんて、そうそう無いですよね。
だから、スピリチュアルを学ぶのです。
スピリチュアルを学ぶと、なんでもないことに愛を感じる理由を付けれるようになります。
「太陽が照っているのは、神様が、人間を愛している証拠だ」
「花がキレイなのは、きっと私に”キレイだね”と言ってもらいたいから」
「夜空の星は、ひとつひとつが地球にエネルギーを送ってくれている」
自分が愛を感じる理由は、実は、目の前に無限にあって、それに気づかさせてくれるのが、スピリチュアル。左脳で、幸せをいつも感じられるハッピー人間になれるわけです。
参考記事:男と女、どっちが優秀? 脳科学の第一人者に聞いた男性脳と女性脳のウソ・ホント
③幸せの限界を突破するため
物に溢れた生活をしたり、美味しいものを毎日食べていても、人間は自分の幸せに限界を感じる生き物なんです。
とめどなく物欲に走れるタイプは良いのですが、波動が上がれば上がるほど、物(所有すること)に興味がなくなります。目に見える世界で幸せになるのが、難しくなってきます。
目に見える世界で幸せに限界を感じると、目に見えない精神世界に幸せを求めるようになります。そのときの地図やコンパスとなるのが、スピリチュアルです。
物質世界から精神世界に入ると、精神世界の方が広いことが分かります。そう、広さの分だけ、まだまだ味わったことのない幸せがあるのです。
物質世界の幸せだけでない、精神世界の幸せを味わう行為こそ、スピリチュアルを学ぶ意味です。
スピリチュアルは学びたいときだけ学びましょう
スピリチュアルを無理に学ぶ必要はありません。
無理に学んでも、きっと頭に入らないでしょう。増してや、それの知識が心と共鳴するかも微妙です。
心が欲しているときだけ、そして、何かフィーリングを感じたときだけ、スピリチュアルな本やブログに触れるのが、私は良いと思ってます。
最後に
スピリチュアルは、目に見えないから胡散臭いのではなく、目に見えないから、その重要性に気づきにくいのです。
「目に見える」「目に見えない」は人間の都合。人間の都合でこの世界はできてません。人間にとって、分かりやすいものだけで、この世界は構成されていないのです。
自分の常識を超えた世界が、「目に見えない」世界にはあります。その常識を超えた世界の常識が、なぜか、人間の習慣、文化、社会、政治、宗教、経済、道徳、法律に影響を与えています。
これらの密接なつながりを理解することは、きっと、自分の心を刺激してくれるはずです。
私よく散歩中に新緑の葉に何故か目がいき、その黄緑に光・生命・愛を感じ、写真に収めています。これは右脳で感じる愛ですよね
『両方とも均等に、意識して生きるのが良い』
お釈迦様がとかれた『中庸』にも繋がっていると思います。『体の左右のバランス』『脳の左右のバランス』とても大事なことですね。
私が愛を感じる理由は、『私のために…』です
私の回りの物、状況は『私の魂の成長のために用意された物』と感謝しています。
ミエナさんのブログも私をより深くスピリチュアルの世界に導き、気づきと幸せを与えてくださいます🥰 いつもありがとうございます😊
メイミさん、
コメントありがとうございます。
心の中を共有してくださり、嬉しいです。
ミエナ