本当の自分とは何?あなたが本当に幸せになるための鍵

こんにちは、ミエナです。

今回は「本当の自分とは何か?」について書いていきます。

本当の自分とは何?あなたが本当に幸せになるための鍵

Q:本当の自分って何だろう?

こんなことをふと考えたときはありませんか?私はたぶん100回以上考えています(笑い)。私の場合は、過去に二度の記憶喪失を体験しているし、記憶を無くす度に自分の性格や考え方、周りの人との関係が変わっていくので、他の人よりも考える機会が多かったのかもしれません。

また、28歳のとき突然、霊能力に目覚めたこともあり、自分そのものを常に疑う癖が付いてしまったのかもしれません。

「本当の自分など存在しない」と語る人々

私は、「本当の自分」が今の自分の他に存在し、そんな自分を見つけることで、幸せになると確信しています。ただ、著名人の中には、「本当の自分など存在しない」と語る人も多いです。

「自分探しを」とか言う奴には、ひとことで済む。「お前はそこにいるじゃねえか」それで終わる話。「自分探しの旅」なんてことになると、よりバカが増す。東南アジアやインドなんかをバックパック背負って、「自分を探すために、いろいろ世界を見て回りたい」って、それは”観光”と言うんだよ。いつから「観光旅行」が、「自分探しの旅」になったんだ。

ビートたけし 著 『バカ論』

いい年して「自分探し」とかいう人は「今まで生きてきた結果が今の自分を作った」という当たり前の事が何故わからないのだろう?オツムが足りないのかな?

ひろゆき – Xの投稿(2024年3月18日)

「本当の自分」を探すよりも、「本物の自信」を育てたほうがいい。

養老 孟司 著『「自分」の壁』

上記の人たちの言葉はとても説得力があり、「本当の自分とは何か?」について答えが出ないときは、「今、ここにいるのが自分」という安易な答えに縋(すが)りたくなることもありました。

でも、私はなぜか心から彼らの言葉が正解だと思えないのですよね。だから、私は何度も「本当の自分とは何か?」について考えてきたのかもしれません。

なぜ幸せは逃げていくのか?

本当に幸せなとき、人は「本当の自分について」なんて考えません。心から、「今、ここにいるのが自分である」と思います。でも、時間が経つと、さっきまであった「幸せ」がだんだんと感じられなくなっていく…

私は1年前に表参道で食べた和牛の味をもう忘れているし、そのときの幸せはもう手元にありません。

映画『リアリティー・バイツ』のワンシーン

私が高校生のときに観た映画『リアリティー・バイツ』のワンシーンが今でも忘れられません。この映画は90年代に生きる「ジェネレーションX」の若者たちの恋や友情を描く青春ドラマです。

下記は、本当の幸せを探すヒロイン(レライナ)が、マイケルとの偽の恋に落ちるシーンのセリフです。

マイケル
生きてて良かったと思う瞬間があるだろ?
すべてが順調だと思えるときが・・・
俺は(大学)卒業以来ないけど・・・
レライナ
でも、分かるわ
ある瞬間 こう思うの
”待って!今の私って幸せだわ!”
マイケル
(そう、でも)ほんの一瞬ですぐに消える
どういう瞬間か忘れたけど(俺も)何度かある
レライナ
たとえば今…

…その後、キスシーン…

Ooh baby, I love your way, every day, yeah-yeah♪ by Big Mountain

このレライナの気持ちがすごく分かるのですよね。

あなたも感じたことないですか!?美味しいものを食べたり、好きな人に告白されたときとか…

「待って!今の私って幸せだわ!」

そして、マイケルの発言

ほんの一瞬ですぐに消える

瞬間的に幸せがやってきて、「自分は今、幸せかも!?」と思ったときが幸せの最高潮で徐々にその幸せは薄れていく…

ハイブランドのバッグを買っても、購入した当日が最高潮で、翌日からその幸せは薄まっていく…そして、そのバッグは半年後には雑に扱われるようになる…

ギャンブルも同じ…勝って喜びは徐々に薄まり…幸せの再現性がない…

このような幸せは、「本当の幸せ」ではないと思うのです。

「本当の幸せ」は幸せ感がずっと続くものであり、時間とともに薄れたりはしないと感じます。

「本当の自分」は、再現性のある幸せだけを追い求める自分

私は過去に食べたフランス料理の味を忘れても、ずっと離れていた大学時代の親友と再会し、その親友が「ずっと会いたかった」と言ってくれた日のことを忘れません。

あなたにもし子どもがいるのなら、その子が初めて自分の足で立ち上がり、歩き始めた瞬間は、何年後に思い出しても、同じような喜びを心に再現できるでしょう。

幸せには、「再現性のある幸せ」と「再現性のない幸せ」が存在し、その2つのうち、どれを求めているかで、「本当の自分」か「偽物の自分」かが分かります。

再現性のない幸せ = 瞬間的な幸せ

  • ホストクラブに入り浸る
  • ギャンブルに熱中する
  • 安易な儲け話に心が弾む
  • 給料が良いという理由だけで仕事を変える
  • ゲームに夢中になる
  • コンビニのスイーツで幸せを感じる
  • ハイブランドのバッグをたくさん所有する…などなど

再現性のある幸せ = 永続的な幸せ

  • 努力して技術を磨く
  • 相手のことを想い、その結果、相手から感謝される
  • 美しい景色を見たときの感動
  • 本当に欲しいものだけを買う
  • 仲間と協力し、成果を出す…などなど
Aさん
はぁ…?ミエナは、コンビニのスイーツを買い食いする私にケンカを売るの!?

上記のAさんのように感じる人も多いと思います。私もコンビニのスイーツを買って食べるので、個人の自由を束縛する意図はありません。でも、「再現性のない幸せ」を追い続けると、「本当の自分」を見失っていくように感じるのです。

なぜなら…

「本当の自分」とは、再現性のある幸せだけを求めているときの自分

だからです。

幻想…「再現性のない幸せ」が永遠に続くように感じる病

私が高級なモノを買うとき、「私がこれを所有している限り、ずっと私は幸せなはず…」と信じ、固い財布の紐を緩めます。でも、それを買ったときをピークに、その幸せ感はやがて薄れ、そして、消えていく…

半年くらい経つと、幸せを運ぶはずの商品をメルカリに出品する…出品したお金で次も高級なものを買う…これを繰り返していくうちにきっと人生が終わる…

そう、目の前の「再現性のない幸せ」に取り憑かれ、私は生きる…そのうち、死ぬ直前になって「こんな自分は、本当の自分じゃない!」と気付き憤慨する(笑い)

なぜ、私たちは、「この商品を買ったら、幸せになれる!」という浅はかな幻想に取り憑かれるのでしょうか?

そんなことを考えていくと、「再現性のない幸せ」への欲求をかき立てるメディアが私たちの周りにやたら多いことに気付きます。

▼「再現性のない幸せ」への欲求をかき立てるメディア

  1. テレビ
  2. 広告
  3. SNS
  4. 学校教育

上記は「再現性がない幸せ」をまるで再現性があるかのように演出します。

①テレビ

テレビを観ている瞬間は気が紛れて幸せ感があっても、それは持続的ではありません。テレビを消した瞬間に寂しい気持ちになるのは、そのためです。

②広告

「この商品を買ったら、あなたは幸せになります」のようなことばかりを広告で謳います。でも、幸せを得られるのは買った瞬間だけであり、大概、その幸せの再現性はありません。

③SNS

SNSは言い換えるならば、人々の感情の寄せ集めであり、見た瞬間だけ幸せになるメディアです。その投稿のほとんどは、閲覧者の心を一瞬だけ動かします。でも、一瞬だけです。稀に実社会を大きく変えるような投稿も現れますが極わずかだけです。

④学校教育

教科書で習ったことが実社会で役に立った試しがありません。これこそ、再現性のない教育です。あれだけ多くの年数を勉強に費やしたのに、社会人になったら、勉強ができない人の方が出世したりします。教育そのものは基本的に「再現性のある幸せ」をもたらすものなのですが、暗記ばかりの現代の教育システムは「再現性がない幸せ」と言えます。

上記のように、私たちは常に「再現性がない幸せ」に幻想を抱き、それらを追い求めやすい環境の中で生きています。だからこそ、「再現性がある幸せだけを追い求める”本当の自分”」を見つける必要があるのです。

では、どうすれば、「再現性がある幸せだけを追い求める”本当の自分”」を見つけることができるのでしょうか?

(今日は疲れたので、また次回、書きます byミエナ)

ミエナ
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