スピリチュアルな夢解析:心が高次元世界に行く理由

こんにちは、ミエナです。

今回は、「夢」について書いていきます。

「夢」って、脳科学的には浅い眠りのときに見ると言われます。脳が活発に動いているときですね。夢を見てないときは、ノンレム睡眠と言い、深い眠りを指します。

では、浅い眠りのときに、人間は何をやっているのでしょうか?自分の意見で書いていきます。

夢は心が、高次元世界に行く行為

タレントの笑福亭 鶴瓶が、テレビのトーク番組で何気なく語った一言を今でも憶えています。

夢って、見るものって思うやろ。でも、逆で、この起きている現実が実は夢で、夢の世界が現実なんや。

つまり、私たちが息をして、ご飯を食べている世界が「夢」であって、私たちが寝るときに見ている「夢」が、本当は現実だとおっしゃっています。

そこまで、ぶっ飛んだ発想は現実味が乏しいのですが、私は、夢は「心が高次元世界に行く行為」だと思っています。

高次元世界とは、この世が三次元だとすると四次元や五次元を指します。高次元は想念の世界です。そのため、「自分の想い」が目の前に広がる世界です。まさに夢の世界ですね。

何のために、人は寝ている間に、高次元世界に行くのか?

「夢」は、脳が活発に動いている浅い眠り(レム睡眠)のときに見ます。このとき、脳は、脳科学者によると、その日一日の脳内の情報整理をしているそうです。

その上で、私は、人の心は、睡眠時、心が肉体を離れ、高次元の世界に向かっていると考えています。

心の奥底は、高次元に繋がっており、脳内の情報整理を、三次元世界の基準で行っているのではなく、高次元の基準で行っていると思うのです。

だからこそ、朝、目覚めるとなぜか心がスッキリしていて、昨日の感情も消えている…

睡眠とは、単なる生理現象を越えて、スピリチュアル的な魂の活動の1つなのです。

人が夢を見る2つの理由

寝ている間に、心が高次元世界に行く理由は2つです。(もっとあるかも…)

  1. 脳を整理するため
  2. 守護霊様、神様のメッセージをあなたに映像で伝えるため

以上の2つです。下記で1つ1つ解説していきます。

①脳を整理するため

人間は、常に起きている間中、情報を取得し続けています。図書館でいうと、毎日、本が入庫する状態です。本が入庫するのは良いのですが、それでは、整理ができません。

本は、必要な場所に置かれてこそ、扱いやすいデータとなります。山積み状態は、データ取得において、不便極まりないのです。

それで、新しいデータ取得をストップして、脳内のデータを整理する時間が必要で、それが睡眠です。しかし、心が自分の脳内を占領している状態だと、整理が進みません。

脳内のデータ整理に、感情が入ってしまうと整理が遅れるのです。

図書館の本の整理で、整理している最中に、漫画を読み出したりしたら、整理が進みませんよね。

機械のように無感情で、データ整理した方が早いのです。データ整理だけに特化すると…

だから、寝ている間は、心は高次元に行き、現実の脳では、データ整理をしているわけです。

②守護霊様、神様のメッセージをあなたに映像で伝えるため

人が夢を見るのは、心が高次元に繋がることを意味します。そのため、霊感のない方でも、生きるヒントを直接、守護霊様や神様から受け取れるのです。

ただ、夢で得られる天界のメッセージは、夢で見る映像の中に隠されています。意味不明な夢であっても、大切なメッセージがそこにはあるのです。

夢を言葉ではなく、感覚で理解しよう

夢は、その意味を言葉で伝えてくれるものではありません。だからこそ、夢は分かりにくいのですが、夢が映像である分、その情報量は言葉とは比較にならないほど膨大です。

だからこそ、見た夢が何を意味するのかを言葉でなく、感覚的に「気付き」として理解することがとても重要なのです。

ちなみに、私は昔…

リアルな夢を見たとき、その夢をどこかの「夢占い」のサイトでキーワード検索したことがあります。例えば、Googleで「人に追われるゆめ 夢占い」→[検索]などです。

でも、「夢占い」のサイトで検索しても、しっくり来ないことが多かったです。夢を統計的に、また心理学にデータベース化できるほど、現代は夢の内容について、はっきり解析できていないのです。

見た夢を「気付き」に変える方法

天界は、人間に何を求めているかというと、常に心の成長を望んでいます。そのために、天界が見せる夢も、必ず私たちに必要な「気付き」と関連があるのです。

そのため、夢を見たら、「天界は、心の中の”何に”対して気づきを与えたいのか?」に気付こうとしてみてください。それは何も、夢の意味を言語化して理解してくださいという意味ではありません。

天界が求めているのは、私たちの気付きですから、言語化せずとも、気付けば良いのです。

では、見た夢を「気付き」に変える方法を以下でご説明します。

  1. まずは、見た夢、そして、夢の感覚を忘れないようにする
  2. 幼少期から、これまでの忘れられない苦悩を1つずつ思い出してみる
  3. 夢と過去の苦悩が、リンクするのを感じたら、不思議な気付きを得るはずです。

上記の方法は、夢の言語化を伴わない感覚的なものですが、天界の求める「気付き」は十二分に感じることができます。

もう少し具体的に例を挙げて説明すると…

例えば、小鳥の夢を見たら、その夢の感覚を忘れずに、小学校時代の忘れられない苦しい思い出を頭に浮かべてください。そして、その思い出と、夢に出た小鳥を一緒にイメージするのです。

そうすると、なぜかスッキリしなかった過去の想い出が、スッキリすることがあります。

小学校時代の苦い思い出でスッキリしない場合、次は中学校時代の苦い想い出…高校時代…大学生時代…社会人時代…と夢と現実が感覚的にリンクするまで繰り返してください。

このような過去の思い出と夢をリンクさせる方法が有効なのは、夢が「今現在の自分」に向けたメッセージとは限らないためです。「10年前の自分」に向けたメッセージかも知れないし、「30年前の自分」かも知れません。けれど、その夢が、今の自分を過去の記憶から変えようとしているのは事実なのです。

夢は、時間の領域を超えて、「生きるヒント」を出してきます。

だから、

夢を見たら、いつの時代のヒントなのかを、自分で探す必要があるのです。

憶えている夢には、大きなメッセージが隠されている

過去に見た夢の多くは忘れてしまいますが、憶えている夢も少なからずありますよね。忘れてしまった夢はともかくに、憶えている夢には、きっと大きな「生きるヒント」が隠されています。

ですので、今でも、過去に見た夢を憶えている場合は、何を天界が伝えたいのかを、ぜひ、上記の①~③の方法で探って見ましょう。

繰り返し見る嫌な夢にも意味がある

ここで、ひばりさんから頂いた質問にお答えします。

嫌な夢を見ないようにする方法はありますか?

幽霊が出てくるような悪夢とまではいかないですが、就寝中にかなりの頻度で憂鬱になる夢を見ます。 (その内容は、遅刻しそうで慌てている、家にお客が来るからとひたすら準備している、嫌いな人が現れて苦しくなる、過去に好きだった片想いの相手をまだ探している、などなど、どれもくだらない内容です)

起床時にはそれらを鮮明に思い出してしまい、ぐったり。朝から本当に気怠(けだる)くなります。また、夜中に夢が怖くて飛び起きてしまい、眠りの妨げになることも多々ありますし、睡眠不足のため昼間にウトウトしてしまい、辛いです。

旦那は年に1、2回しか夢を見ないようで(見ているとしても起床時には、まったく覚えていないとのこと)わたしもそうなりたいです。

ひばりさん、誠にありがとうございます。

天界は、何もひばりさんに繰り返し夢を見せ、「ぐったり」させたいわけではありません。”ひばりさんの人生を大きく変革する”であろうメッセージを夢に乗せているのです。

守護霊でさえも、あなたに悪夢を見せることがある

夢は、自らの魂が高次元世界にアクセスし、天界からメッセージ(情報)を受け取る行為でありますが、メッセージを受け取る場合、必ず発信者がおります。

その高次元のメッセージの発信者は、どんな方が多いかと言うと、私の経験上、下記の方々です。

▼同じ夢を繰り返し見せる高次元の存在

  • 守護霊
  • ご先祖様の霊
  • お亡くなりになった近しい人
  • 神様…など

基本的に、守護霊が圧倒的に多いと思います。あなたの波動を上げ、魂を成長させたい想いが一番強いからです。

また、先祖との距離が近い人(ご先祖様を強く敬う人)は、ご先祖様が夢に現れることも多いです。また、大切な人が近年、お亡くなりになった場合は、その方が夢に現れ、メッセージを伝えてくれることもあります。

悪夢を見たとしても、悪魔や悪霊が、その夢を見せていると思ってはいけません。悪夢という形で、天界の人々が、重要なメッセージをあなたに伝えようとしている可能性は非常に高いのです。

ミエナ
ちなみに、悪魔や悪霊が、人の夢に登場するケースは非常に稀です。人間の夢は、これら、邪悪な存在から、強く守られていると思います。

夢の意味を知ったとき、その夢を見なくなる

天界の人々は、人間の波動を上げるために、繰り返し夢を通じて、重要なメッセージをあなたのために送っています。たとえ、夢見た後、どっと疲れてしまっても、その夢の中に重要な意味が孕んでいることは、間違いありません。

そして、繰り返し見る夢の真意を知ったとき、多くの人は、きっと、その夢を次に見なくなるでしょう。以上です。

関連記事:夢を見たら、やってほしいこと

ちなみに、ミエナの個人セッションでは、繰り返し見てしまう夢の真意をお伝えすることができます。もし、不思議な夢を繰り返し見てしまって、気になる方は、ご連絡ください。

夢の中に、何度も同じ人物が登場したら…

ここで、ケイさん(女性)からの質問に答えしようと思います。

夢の中に、何度も出てくる小学校の同級生がいます。好きだったというわけでもなく、異性でしたがそこそこ仲が良く、気が合う、という感じの子でした。小学生のころは、いじられることが多く嫌な思いをしていたのですが、彼だけは、そういういじりをしなかったように記憶しています。 そういう風に何回も同じ人の夢を見ることに意味はあるんでしょうか(内容は忘れましたが、目覚めたときは、わりと幸せな気持ちが多い気がします)。

ケイさん、ありがとうございます。なぜ、同級生が頻繁に出てくるのか、私なりに答えたいと思います。

頻繁に夢に出てくる人は、親しくなくとも重要な人

寝ているときは、人は、すごくリラックスしている状態ですよね。緊張していたら、眠れないですし、夢も見ないです。

そう考えると、

頻繁に、夢に登場してくる人物は、現実の世界でも、自分に緊張感を与えない人であり、自分が、自分らしく振る舞える数少ない人物と言えます。

人は、自分の家族においても、実は、(深層心理において)心を開いていないケースが多いのです。人が、唯一、容易に心を開けるのは、ソウルメイト(次元と時代を超えた関係性を持つ人)です。

参考記事:ソウルメイトとは何か?

守護霊様は、自分の守護する人の魂を磨かせるために、ソウルメイトの夢を見させることがあります。

ケイさんの夢の中の同級生は、きっとソウルメイトであり、それにより、「目覚めたときは、わりと幸せな気持ちが多い」のではないでしょうか?

大人というのは、心を閉じた期間が長かったりすると、「心を開く」ことのメリットや、心地よさ、重要性を忘れてしまうのです。そのために、守護霊様は、同級生というソウルメイトを夢で見せ、「心を開く」の大切さを伝えたいのだと思います。

つまり、守護霊様は「心を開く」の重要性と素晴らしさをケイさんに再認識する機会を与えられていると思われます。(霊視すると簡単に判るのですが、ここでは霊視せず、想定で書きます。)

ケイさんは、もう一度、夢の中の同級生を想い出してみてください。その同級生に対する気持ちと、今の職場の仲間に対する気持ちは同じでしょうか?きっと、異なりますよね。

夢の中の人と、現実にいる自分の重要人物とを比較すると、如何に自分が、「人に対して、心を開いていないか」が判ります。

朝の寝ぼけているときこそ、悩みと向き合おう

寝ると頭がスッキリするのは、肉体から魂が離れ、意識が脳を制御しないからです。また、脳の情報整理がなされ、天界から様々な情報を無意識的に得ている状態です。

朝の「ウダウダ時間」は、感性が高まっている

布団にくるまって、目が覚めつつも布団から出られないとき…最高に気持ちが良いときですよね。「自分って何て怠け者」と思ってしまうかも知れませんが、この時間をぜひとも大事にしていただきたいと思います。

それは、布団から出て、太陽の光を浴び、完全に目が覚めてしまうと、意識が脳を支配してしまうからです。脳の交感神経が働くと、感性よりも意識が先行して働き、感覚的に悩みを解決できないのです。

意識で悩み解決させようとする場合、怖いのは、思考のループです。同じ悩みを永遠と「あーでもない、こーでもない」と繰り返してしまうのです。

そうならないように、副交換神経(感性)を働かせた状態を維持するため、布団にくるまってウダウダする時間を大切にしていただきたいです。

朝に降りてくるインスピレーション

朝、起きたばかりの状態を思い出してください。寝ぼけていて、夢なのか現実なのか、ちょっとフワフワした状態ですね。

この状態が、一番、悩み解決に適しています。

”霊界にいた睡眠している間の自分”と”現実に戻った自分”の意識が混じり合う時間だからです。

普段は、ループする悩みも、違った方向から解決できます。インスピレーションも湧きやすい時間です。

また、私の場合、霊界からのテレパシーを受け取りやすい時間でもあります。夜は比較的に波動の低い霊のテレパシーが飛び交うのですが、朝方の私は高波動のテレパシーしか受け取りません。不思議です。

ですので、寝ぼけた状態でも、悩み解決能力は、現実離れしたすごい力が発揮できるのです。

悩む理由は情報不足が原因。だから、インスピレーションが大事

そもそも悩むのは、悩み解決に到達するまでの情報が不足しているからです。情報がなく、情報を得る手段も分からないため、ループして悩み続けます。

【情報不足で悩む例】

  • 相手の気持ちが分からない
  • 自分のやりたいことが分からない
  • 未来が分からない

朝の自分の状態は、霊界に半分、足を突っ込んでいますので、霊的視点(スピリチュアルな視点)から物事を捉えられますし、霊界の心理も無意識に掴んでいるのです。つまり、勘も鋭い状態です。

一般的に、「布団でウダウダ」はダメなことなのですが、悩んでいるときは、いつもより1時間早く起きて、布団でウダウダする時間を作るのはいかがでしょうか。

紹介した「朝のウダウダ」と夢枕とは全く異なる

夢枕というのは、すでに亡くなった霊が、夢に出てきて、有難いメッセージをくれるというものです。私の知り合いにも、おじいちゃんが夢に出てきたという人もいます。(ちなみに、私は夢枕の経験ゼロです。)

「朝のウダウダ」と夢枕の違いは、能動的か受動的かの違いです。意図的に夢枕を見るのは難しいですよね。しかし、「朝のウダウダ」は能動的に自分から行動を起こすことができます。

ちなみに、夢枕での有難いメッセージは、自らの悩みより、もっと意識の深い部分に対してのメッセージです。悩みというのは、煩悩から生まれたものなので、夢枕のメッセージとは、解決される心の部分が違うのです。

夢枕は、自分の使命や運命についてのメッセージであるのに対して、「朝のウダウダ」は、自分の悩み(広義で煩悩)への対処手段です。

最後に

いつも7時に起きる方であれば、6時に目覚まし時計をセットして、6時に起き、寝ぼけた状態で1時間過ごしてみましょう。

もちろん、そのまま2度寝もOKですが、できれば、寝ぼけた状態をふわふわと維持して悩み事を解決してみてください。

寝ているだけで、悩みが解決するというのは不思議かもしれませんが、この方法が一番近道です。

ミエナ
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