こんにちは、ミエナです。
今回は、｢浄霊と除霊の違い｣について書いていきます。
浄霊と除霊の違いとは？
Q.みなさんは、｢浄霊｣という言葉をご存じでしょうか？
なかなか聞き慣れない言葉ですよね。
霊能者に｢あなた、憑依されてますよ｣なんて言われたことのある方は、もしかして、ご存じかも知れません。
参考記事：本当は怖くない憑依
憑依した霊を、その人の身体から、離れさせることを｢除霊｣と言うのですが、その除霊した霊を、天界に昇らせる（成仏させる）ことを｢浄霊｣と言います。
浄霊という行為は、取り憑かれた人を再び憑依されないように守るだけでなく、除霊した霊も天に昇るのですから、霊にとっても、非常に優しい行為なのです。
浄霊という行為は、人間に例えると犯罪者を真人間にすること
浄霊という行為は、人間に例えると犯罪者を真人間にすることと言えるかも知れません。ただ、犯罪を抑止するような警察と違い、人格までも変える更生施設のようなイメージです。
神社でのお祓い、そして、霊能者などによる除霊は、ご依頼者に憑いた霊を、その身体から取り除いているだけで、その霊は、ご依頼者の人の身体を抜けだし、野に放たれただけです。
憑依した霊が反省するわけでもなく…また、憑依するかも知れない…
しかしながら、浄霊は、霊の悪さを、本当の意味で根本解決する。素晴らしい行為と言えます。
浄霊のメリットとデメリット
さて、除霊した霊を浄霊するメリットについて、この記事では、詳しく書いていきます。
▼浄霊の４つのメリット
- 憑依された方が、再び同じ霊に憑依されることがない
- 浄霊は、善行であるため、霊能者の波動が上がる
- 霊能者としては、浄霊すると心地よい気分になる
- 憑依した霊が、再び、他の人に悪さをすることがない
以上の４点です。
浄霊において、憑依された方のメリットは、①｢憑依された方が再び同じ霊に憑依されることがない｣だけです。
浄霊のメリットは、憑依された方以外に多くあり、霊能者としてもメリットが多いです。
霊能者はどのように憑依霊を天に昇らせるのか？
次に、｢霊能者はどのように憑依霊を天に昇らせるのか？｣について書いていきます。ちょっとマニアックな内容ですが、ご興味ある方は、読んでくださいね。
人間に憑依する霊というのは、心に病を持っているのですよね。生前の苦しみから、心がスピリチュアル的な真理から離れ、心がねじれ、人を恨み、自分を嫌い、孤独に陥り、深い未練を持ち、人に憑依します。
憑依することで、霊は孤独から解放され、そして、生前の人生を再開するような高揚を持ちます。
そんな哀しい霊の心のねじれを解消してあげると、霊を天国へ昇らせること（浄霊）ができるのです。
浄霊の方法について
では、どうやって、霊能者は浄霊するかというと、霊と話して、｢あなたは間違ってるよ。こんなことしても、自分が辛いだけだよ｣と説得するわけです。
祈祷したり、お経を唱えることで、浄霊できる人もいると思いますが、私は、その現場を見たことはなく、本当に、それで浄霊できるのか、確信はありません。（疑っているわけではありませんが…）
霊の心は、非常にねじ曲がっています。心がねじ曲がっているから、人に憑依するのです。
それを霊と会話し、生前の苦労話を聞き、悩める霊に新しい考え方を教えることで、霊は天に昇ります。
これは、本当にすごいエネルギーがないとできないことです。浄霊ができる霊能者は、人格的にも、能力的も優れていると言えます。
浄霊する以上に大切なこと
浄霊という行為は、非常に高度でエネルギーを使う行為と言えます。浄霊をする霊能者は、依頼者の問題を解決し、そして、霊の苦しみからも解放します。
（しかしながら、一方で、）めちゃくちゃ疲れるのです。
さて、｢ミエナは浄霊するのか？｣とみなさんは、疑問に思うかもしれません。ミエナは、基本的に浄霊しません。
ミエナが浄霊をしない理由を６つご説明します。
- 成仏したい霊は、人に憑依しない
- 浄霊に非常に時間がかかる
- 浄霊をしている時間の費用は、ご依頼者に請求できない
- ご依頼者は、同じ霊に憑依されるリスクは低い
- ご依頼者が、他の霊に憑依されないように、ケアに重点を充てる
- 悪霊の浄霊は、特に難易度が高い
以上の６つの理由から、私は浄霊しません。もちろん、弱い幽霊の浄霊はすることはあります。時間がかからないからです。
１つ１つご説明しますね。
①成仏したい霊は、人に憑依しない
全ての霊が成仏することを望んでいるわけでなく、｢成仏したいけど、できない霊｣は一部なんです。
なぜ、成仏したくない霊がいるかというと、この幽界に留まり、果たせないことを果たしたいのです。
私たちからすると、｢悪い霊は、すぐにでも成仏してもらいたい｣ところなのですが、心のねじれた霊は、そのように考えないのです。
成仏したくても出来ない霊は、あまり、人に憑依しません。
人に憑依する霊は、成仏したくない霊が多いのです。成仏したくない霊を、無理に、生きた人間の判断で無理に浄化させるのは、ん〜、判断が難しい…
②浄霊に非常に時間がかかる
ミエナの個人セッションは、１時間、基本的に１万円です。そして、除霊が無料です。１時間のセッション時間の中で、浄霊すると、ほとんど、浄霊に時間を費やすことになります。
浄霊する霊能者は、きっと除霊に多額の費用を請求しているでしょう。（違う場合、すみません。）しかしながら、先ほど、お伝えしたように、費用負担するご依頼者のメリットは、１つしかなく、ご依頼者に、それほど重要なメリットはありません。
そのために、除霊後の浄霊よりも、ご依頼者が他の霊に憑依されないようにケアする方が重要なのです。
③浄霊をしている時間の費用は、ご依頼者に請求できない
浄霊をしても、ご依頼者にとってはメリットが少なく、ご依頼者に、費用を負担してもらうことはできません。また、浄霊の難易度は、霊の波動により異なり、どれくらい時間がかかるか不明です。
つまり、どれくらい費用がかかるか分からない浄霊の費用のご負担をお願いすることもできないのです。
｢ミエナがボランティアで、霊を成仏させては？｣と思うかも知れませんが、この世には、膨大な未浄化の霊がおり、個人のボランティア精神で対処はできません。｢ホームレス問題を一人で解決せよ｣と言っているのに近いと言えるかも…
未浄化の霊の浄霊は、私も犬や猫の殺処分場に一人で行き、浄霊を行ったことがあります。これは、犬の神様から依頼されて、行いました。このように、神様の依頼で動くことはあったりします。
④ご依頼者は、同じ霊に憑依されるリスクは低い
一度、除霊した霊に、再度、憑依されるケースはゼロではないのですが、それは、浄霊しなかったからではなく、霊能者のアフターケアが悪いせいで起こります。
除霊後のオーラの修復をきちんとやれば、一度、除霊した霊に憑依されることも、恨まれることもありません。
ここは、霊能者の除霊後のケアのレベルで差が出ます。
⑤ご依頼者が、他の霊に憑依されないように、ケアに重点を充てる
一度、除霊した霊に、再度、憑依されるリスクよりも、他の霊に、近い未来に憑依されるケースの方が圧倒的にリスクが大きいです。
除霊というのは、身体に埋め込まれた弾丸を手術して取り除くのに似ています。除霊後は、憑依されていた同じ場所が、手術後の化膿のように、悪化しやすいのです。
憑依というのは、人の弱い心に起きるものです。その憑依を除霊で取り去っても、人間の弱い心が強くなるわけではありません。
つまり、憑依された人は、自分が強い心を持たない限り、再び、弱い部分に憑依されるリスクを孕（はら）むのです。
そのため、
根本的な憑依体質の改善には、ご依頼者の心の変化が必要なのです。
ミエナの個人セッションでは、その心の変化のサポートと、除霊後のオーラの修復に、時間を割いており、ご依頼者の安全を第一に考えています。（宣伝ぽいことを言っていますが、お許しください。）
⑥悪霊の浄霊は、特に難易度が高い
除霊の難易度は、霊の波動によって変わります。悪霊の除霊は、めちゃくちゃ大変で、当たり前ですが、高額請求する霊能者の気持ちも判ります。（ミエナの除霊は、無料です。）
除霊だけでも難解である悪霊を、さらに浄霊するとなると、うーん、２ヶ月くらいかかるかもですね…（凄腕の霊能者もいると思いますが…）
｢私は、悪霊も簡単に浄霊できる！｣とおっしゃる霊能者がいれば、私は、もれなく弟子入りします。弟子入りしても、身に付けられるかは、疑問ですが…（逆に、弟子入りを拒否されるかも…）
とにかく、２ヶ月の間、無休で悪霊と戦うのは、現実的でなく、私が資産家で働かなくても食べていけるなら別ですが、そういうわけでもないのです。
最後に
一体、この記事で何が言いたいのか、さっぱり判らなくなってしまいましたが、とにかく浄霊というのは、崇高な行為です。
無償でボランティアを影ながら、やっている善人のような行為です。
私はできるだけ、浄霊するように心がけますが、浄霊よりも、大事なことがあることだけは、ご理解をいただきたいです。
ここでマニアックなお話を終わりにします。
