こんにちは、ミエナです。
今回は、「母親のスピリチュアルな役割」について書いていきます。
家庭の絆を守るのは母親
ご家庭内の母親(奥様)の立ち位置は、各家庭によって異なると思いますが、スピリチュアル的な視点で捉えると、家族の結束力を保つ一番の柱となります。
- 母親がいるから、家庭内のコミュニケーションが促進される
- 母親がいるから、安心して、子どもは勉強に打ち込める
- 母親がいるから、家族にとっての「帰る家」がある
- 母親がいるから、家族内でケンカしても仲直りが早い
- 母親がいるから、家族内のチームワークが生まれる
上記のように、母親の力により、家族は1つのコミュニティの地盤を作りあげることが出来ます。
家族の絆が強い場合、母親の願いは自然と叶う
ご家庭内(家の中)の主導権は、奥様(母親)がスピリチュアル的に握っています。そのため、母親の要望は、基本的には自然と叶います。
- 夫に出世してもらいたい
- 夫に対し、子供のことをもっと第一に考えて欲しい
- 夫に早く帰ってきてほしい
- 夫に週末にゴロゴロするのをやめてほしい
- もっと家族で旅行したい
- 自分の好きなモノを買わせてほしい…などなど
ですので、母親が率先して「あれがほしい」、「あそこに行きたい」、「あなた、アレして」と言わずとも済むわけです。
ただ、それは、家族の絆が深まっている状態であることが前提です。
家族の絆が深まっていない状態で、無理に、母親が自分の願いを叶えようとすると、反対に、願いから遠ざかり、家族の絆も弱くなります。
家族の絆を強くする3つのポイント
ご家庭内における母親(奥様)役割の分担は、ご家庭によって異なると思いますが、スピリチュアル的には、下記の3つがとても重要です。
- 子供たちにご飯を提供する
- 家事(家族全体の生活サポート)をする
- ご主人と一緒にいる
上記の3点です。それぞれ詳しくご説明します。
①子供たちにご飯を提供する
お父さんがメインで料理をするご家庭もあるかと思いますが、例外を除いてオススメしません。お父さんがメインで料理をするご家庭の場合、スピリチュアル的な観点からご家族の絆が弱まりやすくなるのです。
また、お母さんは、「お子さんがちゃんと食事を食べたか」を見守ることがマストです。そのため、家族で一緒に食事を摂ることがとても重要なのです。
②家事を仕切る
家事をご主人がやるケースも多いと思いますが、母親が家事をした方が、家族内の気(エネルギー)の循環が円滑になります。ご主人がやっても、あまり家族内の気の循環が円滑にならないのです。
ご主人が家事をする現代社会のトレンドの真逆をお話してますが、家族の結束力を強めようとする場合、母親がやった方がスピリチュアル的な効果が高いです。
ご主人と協力して家事を行う場合、主導権は母親(奥様)が握り、家事のルールを細かく指定してあげると良いでしょう。
父親(ご主人)が家事全般の主導権を握ってしまった場合、必然と家族の結束は弱まっていきます。
③父親と母親が一緒にいる
「父親と母親が一緒にいる」というのは、つまり、奥様は「ご主人と一緒にいる」だけで、夫婦関係は上手くいくということです。
それは、例えば、家族の絆が弱まり、ご主人が浮気し、ご自身が「離婚したい!」と思っても、「ご主人と一緒にいる」だけを意識していれば、ご主人の気持ちに変化が起き、良い関係に変わる可能性があるのです。
大事なのは、「ご主人と一緒にいる」ことだけです。それ以外は重要ではないことがポイントです。
なぜ「ご主人と一緒にいる」ことだけが重要なのか?
奥様はご主人に対して、様々な期待や欲求があるものです。例えば、先ほど、例に挙げたように…
- 出世してもらいたい
- 子供のことをもっと第一に考えて欲しい
- 早く帰ってきてほしい
- 週末にゴロゴロするのをやめてほしい
- もっと家族で旅行したい
- 自分の好きなモノを買わせてほしい…などなど
でも、スピリチュアルでは、「ご主人と一緒にいるだけ」を求めます。つまり、ご主人に対する期待、欲求を心から排除することで、反対に、それらの願いは、自然と叶う方向に進むことを指しています。
▼行わない方がメリットが高いこと
- 「夫をもっと愛さなければいけない」と強く意識すること
- 「理想の妻」、「理想のお母さん」を演じようとすること
- 夫の出世を期待すること
- 夫に対し、「理想の旦那」になってほしいと願うこと
上記の考えは、「家族全体の絆」を弱め、現実を願いとは逆方向に進める力を持ちます。
特に、「家族の絆」が弱いときに、上記の感情を持つことはオススメできません。
家族の絆を感じる方法
ここで、家族の絆をより感じる方法をお伝えします。家族の絆が弱まってきたと感じた方は、下記のイメージワークをぜひ、行ってみてください。
①:(不謹慎ですが)遺書を書くことを想像してみてください。一生のうちに一回は書くかと思いますので、数十年後に家族に残すイメージで、その内容を頭に浮かべてみてください。
②:遺書を書くことをイメージしたとき、きっと誰かの顔が浮かんだと思います。誰の顔でしょうか?そこには、きっと大切な人の顔が浮かんでいるはずです。
③:このときに、浮かんだ顔の方とは、強い絆が生まれています。まず、このことを認識してください。ご自身の中で、大切ではないと思った人の顔が浮かんでも、実は、強い魂の絆があるのです。
④:③で浮かんだ顔の人は、誰に支えられているかを考えてみてください。
例:③でご主人の顔が浮かんだ方は、ご主人が、誰に支えられて生きているかを考えてみましょう。③で子供の顔が浮かんだ方は、子供が誰に支えられて生きているかを考えてみてください。
上記の①~④のプロセスを踏むと、家族が家族同士で支え合っている「絆」が感じ取れるはずです。この「絆」こそ、母親(奥様)が守るべきものです。
もし、ご主人との離婚を考えてる人がいましたら、”ここで見えた絆を切ることが離婚である”ことに気付いてください。そういう意味で言うと、 離婚は、本当に最後の手段ですよね。
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おまけ:夫の浮気と家族の絆について
個人セッションで浮気癖のあるご主人のご相談は、そこそこ多いのですが、ご主人の性格によって起こるケースもある反面、ご家族の結束が弱まり、ご主人が孤立化してるケースがあります。
ご家族の結束が弱いと、まず一番にご主人が、家族内で孤立化するのです。
それは、母親とお子様の結束が、ご主人との結束よりも、スピリチュアル的に強いためです。
自らのお腹を痛めて産んだお子様ですし、お子様が小さいときはもとより、お子様が成長してからも、母親は、お子様にご飯を食べさせるという非常に大きな任務を背負っているからです。
そのため、家族内の結束力が弱まった場合、一番に、目に見えて影響があるのがご主人ということになります。
【家族の結束が弱まったときのご主人の行動】
- 家に帰るのが遅くなる
- 外出先で何をやってるのか、分からない
- コミュニケーションがはかどらない
上記のようなことが起こった場合、ご夫婦だけの問題でなく、家族全体の絆が弱まり始める序章と言えます。
ご主人が浮気を繰り返す場合の1つの対処方法
ご主人が浮気する場合、浮気を責めても泥沼に陥り、ご主人の孤独感が増すだけで解決に至りません。
ご主人が浮気を繰り返す場合、まずは、母親が精神的バランスを取り戻し、ご家庭内でストレスを溜めないようにし、家族全体の絆を取り戻す方が、ご主人様の浮気に対して効果があると思います。
夫婦の愛というのは、結婚段階では「見つめ合う愛」です。一緒にいることが嬉しいとか、一緒に未来に向かうワクワク感が生み出す愛です。
その「見つめ合う愛」が、時が経ち成熟すると、絆に変わります。
愛が絆に変わった段階で、過去のように「主人をもう一度、愛そう」とか思う必要がないのです。それは、既に強い1本の綱のように愛が絆となって結実しているからです。
ですので、奥様の考え方を変えることもまた、ご主人を変えることでもあるのです。
いつもブログ楽しみにしています。
以前受けたセッションで主人との関係を「一緒にいるのも愛情」と仰っていただきました。
正直あまり理解が出来ず主人との関係を改善しようと試みたりもしましたが、セッションの後もくだらない事で揉めて拗れて「一緒にいる意味がわからない」状態になってしまいました。
他の相談内容に関しては頂いたアドバイスが府に落ちる感じだったので、何か私が間違えてるのかも、と思いながらも「一緒にいる」と言うのが本当に理解出来ず・・・(笑)
最近になって色々気付いたこともあり(主人とも仲直りしています)もう主人は主人でいいんじゃないかと思ったりしていたところに今回のブログを読んで本当の意味で理解できた気がします。(一生懸命アドバイスして頂いて理解が遅くてすみません)
ただ一緒にいるということが欲深い私の様な人間には本当に難しいです(笑)
また間違えて迷走する事もあると思いますがその時は「一緒にいる」事が理解できた今の気持ちを思い出したいです。
今回のブログ内容本当にありがたかったです。ありがとうございました。
史子さん
コメントありがとうございます。
「一緒にいるのも愛情」という意味をブログを読んで、ご納得頂き嬉しいです。
天界の声を元に、「一緒にいるのも愛情」とお伝えしましたが、
言葉はシンプルですが、意味が深いです。
ご夫婦というのは、「ケンカするほど仲が良い」と言いますが、
想像を超えた”見えない絆”で繋がっていると思います。
いつもブログを拝見させていただいてます