こんにちは、ミエナです。
今回は、「不倫がもたらす子供への影響」の母親編について書いていきます。
この記事では、0歳〜15歳までお子さんのいる母親が、不倫してしまった場合に起こる、「後ろめたさ」におけるスピリチュアル的な子育てへの影響について書いていきます。
※今回の記事は、母親編となります。母親に特化して記事を書いています。父親における不倫に関しましては、記事『家族における父親の役割』に記載がございます。
不倫がもたらす子供への影響
女性が不倫してしまう理由は、多くあると思うのですが、不倫をしてしまう背景には複雑な事情があることは、多くの不倫の相談を受けているとよく分かります。ですので、この記事では、不倫を良いものとも悪いものとも捉えません。
しかしながら、不倫は、「夫にバレなければ…」、「子どもにバレなければ…」と安直に考えるのはNGです。この記事では、不倫における、子育てでのスピリチュアル的な悪影響について書いていきます。
不倫は、バレなくても子育てに悪影響
不倫は、家族や身内にバレなくても、自分の心に「後ろめたさ」が残るため、我が子の子育てにおいて悪影響があります。
「不倫によって、子どもにどんな影響が出るのか?」、「裏で何が起きるのか?」など、以下で詳しく説明していきます。
子ども専用の愛
「不倫がもたらす子供への影響」を語る上で、どうしても、人間の愛について、先に知っていただく必要があります。
人間は、誰しも「自己愛」と「他者愛」という2つの愛を持っています。
ちょっとややこしいのですが、ここはお付き合いください。
自己愛
自分を愛する愛。自分を尊重したり、自分の身を守る愛です。子どもを産み、育てる女性は、自分の身体を男性よりも大事にする必要があり、女性は「自己愛」が強いです。
「自分を愛するように、他者を愛す人」も自己愛の強い人です。自己愛とは、自分を「主人公」や「ヒロイン」に例える心を指します。
他者愛
自分を犠牲にして、他者を助ける愛です。仕事で、お客様のために一生懸命に働くときの愛です。溺れた人を、危険を顧みず、助ける愛です。
この2つの愛は、お子さんが「いる」「いない」関係なく、誰しもが持つ愛です。
子どものいる女性は、第三の愛を持つ
一方で…
子どものいる女性は、この「自己愛」と「他者愛」に加えて、第三の愛を持っています。それは、「子ども専用の愛」です。
この「子ども専用の愛」は、子どもを授かると、心から湧き上がる愛情で、自己愛とも他者愛とも異なります。
※「子ども専用の愛」は、ミエナの造語です。
「子ども専用の愛」の特徴
ここで、「子ども専用の愛」の特徴を述べます。
▼「子ども専用の愛」の特徴
- 子供を信じる愛情
- 子供を労(いたわ)る愛情
- 子供を励ます愛情
- 子供の痛みを、自分の痛みのように感じる愛情
- 自分を犠牲にして、子供を守る愛情
- 子供の反応に応える愛情(無視しない愛情)
- 子供を許す愛情
- 子供のお腹を満たす愛情
この「子ども専用の愛」は、父親、母親ともに持つ愛で、特に母親の方が強い愛情です。
この愛は、母親が産後に母乳が出るのと同じく、子どもが産まれると自然と湧き起こる愛です。この愛を受けて、子どもの心は、精神バランスを整え、すくすくと育つのです。
「子ども専用の愛」の不思議な特徴
子どもは、愛し過ぎても、愛さなすぎても、子育て上、よくありません。
子どもへの愛情は、「大は小を兼ねる」という印象もありますが、私が霊視する限り、母親は、子どもに対し、愛し過ぎても、子どもに精神的な負担がかかります。
愛には、丁度良い量というのがあるのです。
さて、この愛の丁度良さを保つ効力が「子ども専用の愛」にはあります。
ちょっと、話が変わりますが…
職場の人間関係をイメージしてください。後輩を好きになりすぎたり、上司を嫌いになりすぎたり…他人の好き嫌いって、結構、バラバラですよね。丁度良い、人間関係は難しい…
でも、我が子には、丁度良い愛をキープできますよね。愛し過ぎないし、愛さなすぎない…他人を愛すときと違って、愛のバランス感覚が最適化されている…この意味、分かります?
これは、「子ども専用の愛」のおかげなのです。「子ども専用の愛」は、愛情の量のバランス感覚に優れているのです。
不倫はバレなくても「子ども専用の愛」を壊す
不倫の話に戻りますね。ここからは、ちょっと怖い話です。
子どもが精神のバランスを整え、すくすくと育つためには、母親の「子ども専用の愛」が欠かせません。
この「子ども専用の愛」は、お子さんを授かったときに自然と湧き出る、スピリチュアル的な素晴らしい力なのです。
なのですが…ここで、
お子さんが小さいうちに、母親が不倫をすると、この「子ども専用の愛」のパワーが弱まります。
その理由は、不倫には無条件に「後ろめたさ」が伴い、この「後ろめたさ」という闇のエネルギーが、「子ども専用の愛」のパワーを弱めてしまうのです。
よって、不倫した母親の元で育ったお子さんは、精神バランスが崩れやすくなってしまいます。この傾向は、お子さんが大人になり、精神が強固になるまで続き、お子さんの人生に大きなビハインドをもたらすケースもゼロではありません。
不倫すると、バレなくても、子育ての負担が大きくなる
子どもを産むと、自然と「子ども専用の愛」が心から湧き出るのだと先ほど、お伝えしました。しかしながら、その母親が不倫してしまった場合、「子ども専用の愛」は、通常よりも、湧き出る量が減ってしまいます。
これにより、不倫中の母親は、「子ども専用の愛」の不足分を「自分の心にある他の愛(主に自己愛)」から捻出します。
不倫中の母親は、自己愛を子どもに与えることで、子育てに余計にエネルギーを必要としてしまい、子育てにおいて疲れやすくなります。
挙げ句に…
「(母親の)自己愛」を受け取った子どもは、通常の子どもより精神バランスが脆くなり、母親へのリスペクトも減ります。
不倫は、バレずとも自分に返ってくる
不倫することで、スピリチュアル的に子育ては、大変になります。
不倫しなかった場合と比べて、子育てに労力がかかるようになるのです。プラスして、子どもの精神バランスが崩れやすくなったり、将来、子どもが、正常に異性を愛せなくなるケースも否定できません。
ですので、子育て中の不倫は、バレなくとも大きなリスクがあります。
不倫で、怖いのは、バレたときではありません。その「後ろめたさ」が一番怖いのです。
女性の不倫は子供に悪影響がいくのがよくわかりました!ここで父親の不倫に触れていないということは、さほど子供に影響がないということでしょうか?でも、その場合は母親にストレスがいって、子供に良くない影響を与えるような気もします。また、夫婦の間に子供がいない不倫はスピリチュアルからの視点はどうなんでしょうか?祖父の父がお妾さんがいて、祖父の母が亡き後に後妻に入った話を思い出したので気になりました。
ゆかりさん
コメントありがとうございます。
> 父親の不倫に触れていないということは、さほど子供に影響がないということでしょうか?
そうではございません。
今回の記事は、あくまで母親のケースを取り上げています。
分かりにくくて、すみません。
> 夫婦の間に子供がいない不倫はスピリチュアルからの視点はどうなんでしょうか?
不倫は、ケースバイケースです。
ですので、それぞれのご夫婦のスピリチュアル的な関係によって変わってきます。
運命の人であるか、離婚する運命の可能性などにより、変わります。
一概に、不倫した配偶者を責めるような風潮は私は反対したい派です。
不倫の問題は、行為は単純ですが、その背景はかなり複雑です。
以上、ご確認のほど、何卒よろしくお願いします。
ミエナ
返信をありがとうございます!父親の不倫の場合は、「家族における父親の役割【スピリチュアル】
」に記載があったのを知らずに、失礼な質問をしてすいませんでした。
不倫はケースバイケースで、そうなってしまう裏事情がある場合もあったよなあと思いだしました。不倫はスピリチュアル的な視点からどうなんだろう?と疑問でしたが、デリケートな問題を記事にしていただいてありがとうございました!
いつも楽しく拝見しています。
子育て期の不倫にもかかわらず、清々しいほど後ろめたさや罪悪感がなく、むしろ必要な経験だったと思えることってあるのでしょうか。
しょうこさん
コメントありがとうございます。
頂いたご質問に関して、下記の記事にて回答させていただきました。
【続編】不倫がもたらす子どもへの影響
よろしければ、ご覧ください。
ミエナ