こんにちは、ミエナです。
今回は、「母親にとって、子供はいつまでも子供と思うと波動が下がる」というタイトルで記事を書いていきます。
お子さんが大人になっても、いつまでも子ども扱いしてしまう親御さんは、少なからずいらっしゃると思います。
この記事では、「母親にとって子供はいつまでも子供」という言葉を通じて、スピリチュアル的な意見を述べたいと思います。
「母親にとって、子供はいつまでも子供」と思うと波動が下がる
「母親にとって子供はいつまでも子供」という言葉は、聞き馴染みの良い言葉ですよね…親の愛を感じる言葉でもあります…
しかしながら、お子さんが独立し、立派な大人になった後も、このように考えていたら、要注意です。
その方の波動は、今後、大きく下がるかも知れません。
「母親にとって、子供はいつまでも子供」と考えることのデメリット
「母親にとって、子供はいつまでも子供」は、あまり良い言葉ではありません。理由は、大きく2つあります。
- 子どもの自立を妨げる
- 子どもの独立後、母親の波動を下げ続ける
この2つを見ていかがでしょうか?①「子どもの自立を妨げる」というのは、世間的によく知られていますよね。母親が、子どもを大人になっても、大人と認めず、”子ども扱い”していては、子どもの精神的自立を妨げます。
さて、世間で述べられていないのが、②「子どもの独立後、母親の波動を下げ続ける」です。この記事は、この②をもっと深掘りしていきます。
子どもが大人になってからの「子育て」はエゴ
スピリチュアル的に、子どもが大人になっても、過干渉するのは、お母さん側の波動をさげます。理由をご説明します。
お母さんと子のスピリチュアル的な関係
お母さんにとって、子どもは、「見るだけで、愛情が湧く存在」です。
「愛情が湧く」というのは、自分の中でエネルギーが湧くことですから、お母さんにとっては、非常に心地よく元気が出る状態です。
子育てにより、自らの精神病を克復する方もいらっしゃいますよね。お子さんを育てる上で、この「愛情が湧く」というのは、必要不可欠なスピリチュアルな法則の1つなのです。
知らないオジさんを見ても、愛情は湧かない
「愛情が湧く」というのは、子どもがいるからできるのです。知らないオジさんを見て、「愛情が湧く」なんてことはないですよね。
そう、
人間は、他人を愛そうと思っても、愛せないのです。つまり、エネルギーを溢れさすことができない。「人を愛そう。愛そう。」と思っていてもできないのです。
しかしながら、お母さんは、子どもを見ると、それだけでエネルギー(愛情)が湧きます。不思議ですよね。
「子育て」から得るエネルギーを子育て終了してからも欲しがる…
子どもを見て「愛情が湧く」、つまりエネルギーが湧くのは、子育てのためです。しかしながら、お母さんの中には、「子育て」から得るエネルギーを子育て終了してからも欲しがる方もいます…
自分で愛が作れないお母さんにとっては、「子育て」は愛を作るツールなのです。「子育て」が終わると、自分で苦労して愛を作らなくてはいけない…
愛をつくるのは大変です。他人を愛さなければいけないし、自分も愛さなければいけない。
社会に対して、大変な想いをして、愛(エネルギー)を創出させるより、子育てしている方が、「愛の創出」という観点ではラクなのです。
これにより、子どもが大人になり「子育て」を必要としなくなっても、一部のお母さんは、「子育て」がしたくなってしまうわけです。
そんなとき、お母さんが言う言い訳が「母親にとって子供はいつまでも子供」です。
過剰に「子育て」することで、退化する「子ども以外を愛す力」
子どもを見るだけで勝手に愛が湧く状態は、努力して「人を愛そう」とする気持ちを阻害します。
子どもを見るだけでエネルギーが湧く状態は、子育てには、多大なエネルギーが必要であるから、サムシング・グレート(神様)がこのようなスピリチュアル的な法則を創られたのだと思います。
ですので、「子育て」が終了したら、子どもを大人扱いし、子離れする必要があります。
しかしながら、簡単に愛が湧く「子ども」。愛を湧かせるのが難しい「他人や社会」。この2つの大きな対比により、子どもが成人になっても、子ども扱いが加速してしまうのです。
「母親にとって子供はいつまでも子供」は禁句だと思う
お子さんが成長され、「子育て」が終わった段階で、「母親にとって子供はいつまでも子供」と思わず、喜んでお子さんを自分の元から卒業させてあげましょう。
子育てを終えたご自身は、「他人を愛す力」を磨き、他者や社会からエネルギーを得るようにしましょう。そう、仕事に励んだり、趣味に没頭したり、友人とパーティしたり…
「子どもからエネルギーを得よう」という考えは辞めましょう。
なぜなら、お子さんが年を重ねるにつれ、自分の中から溢れるエネルギー(愛情)は、年々、減少するからです。年々、減少するエネルギーにすがるよりも、お子さんではない所から、エネルギーを得た方が、精神によって良いのです。
お子さんが、成長(精神的自立)してからの過保護は、自分の波動を大きく下げます。これは、子育て終了後のお母さんの第二の人生に大きな影響を与えます。なので、今回、ブログにて、書かせて頂きました。
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この春、高校生になる息子がいます。
記事を読ませていただき、とても寂しい気持ちになりましたが、我が子を大人扱いをする事の大切さがわかりました。
子育てを終了していくには、目安として高校卒業の頃か、大学卒業の頃か、成人の頃か、どの辺りを目安に心に留めておけばよいでしょうか。
haruさん
コメントありがとうございます。
> 子育てを終了していくには、目安として高校卒業の頃か、大学卒業の頃か、成人の頃か、どの辺りを目安に心に留めておけばよいでしょうか。
これは、お子さんの成長度合いによって異なるのですよね。
一度にパツンと終了させるイメージよりも、徐々に身を引くイメージです。
自立には二種類あると言われてまして、「精神的自立」と「経済的自立」なのですが、
「経済的自立」の段階では、「子ども」という概念は終了して良いと思います。
ミエナ
ミエナさま、はじめまして。
今回の記事、まるで自分の弟のことを指しているのかと思い、驚きました。母親は昔から弟を偏愛し、アラフィフの齢になるまで子離れできずにいます。
弟はきちんと職に就いており、一応独り暮らししてはいますが、性格や情緒面に問題があり、結婚もしておらず、恋人もいません。癌を患った母親の手助けもせず、週末には食事を食べさせてもらいに実家を訪れます。
自分は遠方に嫁ぎ、このコロナ禍で帰省できないためもう少し実家の世話をしてほしい旨を伝えたのですが、母親も弟を庇う始末で、弟本人も言動がアラフィフと思えないほど稚拙で話になりません。
心底縁を切りたいです…人様のブログで愚痴を言ってしまってすみません。これからも楽しみに読ませていただきます。
ちよみさん
コメントありがとうございます。
ちよみさんの弟様のようなケースはすごく世の中、多いと思っています。
この問題に私も、もっと切り込めるように、勉強したいと思います。