こんにちは、ミエナです。
今回は、「子どもに夫や妻の悪口を言うと、どんな影響があるのか?」について書いていきます。
子どもに夫や妻の悪口を言うと、どんな影響があるのか?
Q.子どもに、夫(妻)の悪口を言ってしまったことはありますか?
「子どもの前では…それだけはやってはいけない…」と思っていても、ときに夫婦げんかの後などでは、ポロっと子どもの前で愚痴を言ってしまうことはあるかもしれません。
優しい息子や、思いやりのある娘だったら、なおさら、自分の気持ちを判ってほしくて話してしまう…かも…
しかしながら、そのときの子どもの心情は、とき親の想像を超えてしまうかもしれません。
夫(妻)の悪口を聞いて、たとえ子どもの顔がケロッとしていても、これからの子どもの未来に影響を与えてしまうかも…
この記事では、夫(妻)の悪口を聞いた子どもの心境について書いていきます。
夫(妻)の悪口を子どもが聞くとどうなるのか?
仮に以下のような夫婦喧嘩があったとします…
上記のたかし君は、どんな気持ちなのでしょうか??ちょっと想像してみてください。
スピリチュアル的には、このたかし君の反応は、大きく3つのパターンに分かれます。
▼悪口を聞いた子どもの反応の3パターン
- ケロッとしている
- 精神的に疲れ、次第に自分すら嫌いになる
- 「夫婦げんかは、自分のせいだ」と、勝手に責任を感じる
上記の3パターンです。
この心境は、子どもの性格によって変わるわけではありません。子どもの性格がセンシティブであっても、ケロッとしている子どももいれば、堂々とした性格なのに病んでしまう子どももいます。
子どもの性格から、子の心境を判断してしまうのは大きな誤りと言えます。
子どもへの影響は、魂のバックグラウンドによって異なる
夫や妻の悪口を聞かされても、ケロっとする子どもがいる一方で、反対に、心を病み、不登校となる子どももおります。この差はどこから生まれるのでしょうか?
実は、この違いは、子どもの「魂のバックグラウンド」によって違いが出るのです。
子どもは、夫婦どちらかの背中を見て育つ
子どもは、親の背中を見て育ちます。
だから、親子は性格が似るのですね。でも、「お父さんとお母さんの両方に似る」ことはありません。
必ず、お父さんかお母さんのどちらか一方の背中を見て育ちます。
どちらの背中を見て育つのかは、生まれつき決まっている
子どもは、生まれてきた後に「お父さんの背中を見て生きよう」とか「お母さんの生き方をマネしよう」などとは思いません。「生まれる前に、両親のどちらの背中を見るのか」が決っているのです。
これは「魂の成長プログラム」が生まれる前から決まってるためで、私たち大人も昔は、そうだったのです。
そして…
「誰の背中を見て、育つのか」を途中で変更できません。
「お父さんの背中を見て育つ」と決められた男の子は、ずっとそうなのです。途中から「お母さんの背中を見る…」にはできないのです。
子どもは、同性の親の背中を見ることが多い
子どもが、男の子であれば、大抵の場合、「お父さんの背中を見て育つ」よう、プログラムが決められています。女の子でしたら、「お母さんの背中を見て育つ」ことが多いです。
▼男の子の場合
- お父さんの背中を見て育つ・・・多い
- お母さんの背中を見て育つ・・・少ない
- 兄の背中を見て育つ・・・・・・非常に少ない
- 姉の背中を見て育つ・・・・・・ほぼいない
▼女の子の場合
- お母さんの背中を見て育つ・・・多い
- お父さんの背中を見て育つ・・・少ない
- 兄の背中を見て育つ・・・・・・ほぼいない
- 姉の背中を見て育つ・・・・・・非常に少ない
上記を見ると分かるのですが、「異性の方の親の背中を見る子ども」も存在します。このような子どもは、精神バランスを崩しやすいです。人生の修行が厳し目に設定されているのですね。
また、「どちらかの両親の背中を見ながら、兄弟の背中を見る」という複合的なパターンもよくあります。
「お母さんの背中を見て育つ子ども」に、お母さん(妻)の悪口は厳禁
「お母さんの背中を見て育つ子ども」は、お母さん(妻)の悪口を聞くと心がすごく傷つきます。それは、「お母さんの存在 = 自分の存在」のように、無意識に捉えてしまうからです。
反対に、「お母さんの背中を見て育つ子ども」に、お父さんの悪口を言ってもケロッとします。「お父さんの存在意義 ≠ 自分の存在意義」だからです。
また、基本的には、女の子より男の子の方が心のダメージが大きいです。女の子は、自分を愛する力が強いため、存在意義を否定されても、心の回復が早いのです。でも、男の子は、「人からの評価 = 自分の評価」と見なす傾向が強いために、男の子の前で親の悪口は厳禁なのです。
「夫婦の絆を繋ぐ使命」を持って生まれる子
子どもは、「自分が背中を見ている親」が馬鹿にされると傷つきます。まるで、自分が責められた気持ちになってしまうのです。
また、子どもが両親の影響により病んでしまう原因は、他にもあります。
それは、ご夫婦二人が「運命の仲」ではないときに、その子どもは、ときに「夫婦の絆を繋ぐ使命」を持っているからです。
「夫婦の絆を繋ぐ使命」を持っている子どもは、必死に両親が離婚しないよう、また、ケンカした場合、二人が仲直りするように画策します。
なぜなら、そこに「使命」を負っているためです。
両親が離婚するなどし、この「使命」を果たせなかったとき、その子は、スピリチュアル的なペナルティを与えられます。両親の事情による離婚のペナルティは、ときに、その両親でなく子どもが受けるのです。
ですので、「夫婦の絆を繋ぐ使命」を持っている子どもの前で、夫婦げんかをすると、子どもは病みます。
夫婦げんかを子どもが本当に嫌がったら、その子の前だけでも仲良くすべきです。本当に、心が避けるほど辛いと思います。
精神崩壊の序章…運命に逆らってでも、親に従う子ども
「お父さんの背中を見て育つ子ども」でも、お父さん(夫)の悪口をいっぱい聞かされてると「お父さんではなく、お母さんを見習おう」とします。
「誰の背中を見て育つか」の運命は変えられませんから、「子どもは無意識では、お父さんの背中を見て育つ」のですが、一方、顕在意識では、お母さんの背中を見ようとします。
無意識と顕在意識で、別々の親を見習ってしまう…こうなると、子どもは、アイデンティティが崩れて、精神が病んでしまいます。
親と子どもの間には、不思議な見えない関係があります。それは「愛」だけでなく、「存在意義」という側面もあるし、「魂の成長」の意味もあり、非常に複雑なのです。
子どもに夫や妻の悪口を言ってもメリットはゼロ
子どもに夫や妻の悪口を言っても、メリットは何一つありません。
それどころか、子どもの人生を台無しにしてしまうリスクがあります。どんなに、夫(妻)に至らない部分があっても、心の中に仕舞った方が、人生はスムーズです。
また、愚痴を言うときは、お友達やお知り合いに言いましょう。子どもの前では、「口は災いの元」でしかないのです。
子どもの前では悪口を言わない。心してこれから生活していきます。夫との関係を取り戻せると良いなと思います。ありがとうございます。