使命とは何か?地球に対して、あなたが果たすべき役割

こんにちは、ミエナです。

今回は、「使命とは何か?」について、私の視点からお伝えしたいと思います。

使命とは神様から与えられる社会貢献活動であり、誰もが魂の奥に自分だけの使命を秘めています。前世のカルマや悔しさを乗り越えることで、それに気づき、果たす準備が整います。使命に生きることで才能が開花し、人生はより豊かに。波動を高めることが、使命へのアクセスの鍵となります。

よく個人セッションで、「私の使命は何ですか?」という質問をいただきます。 それだけ多くの方が「使命」というものに強く関心を持っていらっしゃるのです。

某カウンセラー
人は生まれながらに、なんらかの使命を持ちます。

上記のように、某スピリチュアルカウンセラーが語ることはとても多いと思うのですが、それを聞いたみなさんの心の中には、様々な疑問が渦巻いているのではないでしょうか…?

例えば…

Aさん
じゃあ、使命の定義は?
Bさん
本当に全員に使命があるの?「ない」って言うお坊さんもいるっ!
Cさん
使命を与えられたら、俺の自由はどうなるの…使命に時間と労力をかけなければダメ?

上記のような疑問を持ったことはありませんか?

この記事では、これらの疑問にお答えしながら、使命について解説していきます。

はじめに:使命とは何?

では、「使命」とは具体的に何なのでしょうか? 実は、その答えを明確に定義できている人は多くありません。スピリチュアルの世界でも、はっきりと説明されることは稀です。

まず…

使命とは、「神様が、あなたに命ずる社会貢献活動」のことです。

それは、ボランティアのような無償の活動に限らず、営利活動も含まれます。

つまり、自分のためだけでなく、誰かのためにも役立ち、互いに豊かになるような活動全般が使命なのです。

この「使命」を人にお伝えしようとするとき、私がよく例えるのは、ゲームの「ドラゴンクエスト」です。ドラゴンクエストでは、「悪いボスを倒して、世界に平和をもたらす」という使命が勇者に授けられています。

ここで大切となるのは、使命が先にあって、それを果たす「勇者」が存在することです。「勇者」が存在するから、「悪いボスを倒して、世界に平和をもたらす」という使命があるわけではないのです。

つまり…

あなたも同じです。

あなたに使命があるからこそ、あなたは今、ここに存在するのです。

ミエナ
あなたの存在が先にあって、後から使命がついてくるわけではありません。ドラクエの勇者もそうですよね。

しかしながら、「ドラゴンクエスト」の勇者のように、あなたの使命は誰かによって明確に告げられるものではありません。そして、自分の使命を知ることなく、果たすことなく、人生を終える人も大勢います。そして、輪廻転生を繰り返し…いつか自分の使命に気付く日が来る…

これは、ちょっと悲しいですよね。

他の人はどんな使命を与えられている?

ここで、ミエナの個人セッションで視えたご相談者さんの使命を例として挙げます。

▼ご相談者さんの使命の例

  • 女性の活躍の場を広げること
  • 楽しさを科学し製造可能にすること
  • 「表現と自分」という新しい表現を明確化させること
  • 人は存在するだけで、他者に愛を与えられることを証明すること
  • 社会にある愛の最大化をはかること
  • 愛の結晶を用い、人の心を回復させること
  • 不幸な人がいない社会作りをすること
  • 愛あるコミュニティづくりをすること
  • 平等な社会を作る
  • チームワークの重要性を周知させること
  • 人々に愛の意味を伝えること
  • 人に自分を愛す意味を伝えること
  • 社会的に愛されない人へ愛を届けること…などなど

このような使命は、この世界に70億人いた場合、それぞれ異なる70億通りの使命を持ちます。つまり、あなたには、あなただけの使命があるのです。

使命を果たすことで得られる幸せ

自分の使命について考えていくと、「ちょっと面倒くさい…かも」と思う人がいるかもしれません。しかしながら、使命は、それを遂行するだけで人生がより豊かになる要素も大きいのです。

使命を果たすことで得られる幸せ

  • ”幸せにならない無駄な行動”を避けることができる(やるべきでないことを明確化できる)
  • 成長しなければならない自分の心の部分にフォーカスができる
  • 最終的に幸せになれる
  • 雑念が徐々になくなる。迷わなくなる。
  • 使命のためにお金を使うなら、お金が入ってくる…などなど

使命は誰もが内側に持っている

人の魂には層があり、使命はその中心にある「ハイヤーセルフ」に刻まれています。

心の一番奥に使命が刻まれることによって、多くの人は自分の使命に気付きにくいのです。

下記は、魂の層を示したイラストです。

上記のイラストの魂の中心にあるのが、ハイヤーセルフです。ハイヤーセルフは一人ひとりの心の中に必ず存在し、それぞれの人の社会的な存在意義と密接に繋がっています。

しかしながら…

ハイヤーセルフを覆う「前世の経験」や「カルマ」が障壁となり、自分の本当の使命が見えづらくなっています。

上記のイラスト図の解説

●顕在意識(魂の表層)

顕在意識は、魂の外側にある層のことです。この層は、ハイヤーセルフの影響も受けるのですが、生存本能や邪念の影響も強く受ける部分です。

最表層・・・考え方

選択や判断を行う思考そのものありであり、人生のゴールを達成する上での戦略を立てる意識です。

表層①・・・価値観

人はそれぞれ「自分が何を目指し、何に最適化して生きるべきか」が異なります。この最適化の基準が価値観です。

ある人は…

  • お金をいっぱい蓄えることを重視する
  • 仲間を増やすことを重視する
  • 自己肯定感を上げることを重視する…などなど

上記のような価値観は、ときに邪念が孕みやすく、人生を狂わす要素にもなります。

表層②・・・経験

この経験とは、これまでの体験、試行錯誤の結果、考察、反省、さらに両親の躾、学校による教育による影響を指します。

経験が価値観を作り、価値観が考え方を作ります。

●潜在意識(魂の深層)

あなた自身が今ここに存在する意味を示す領域です。生存本能の影響をあまり受けない部分です。根源的な魂の欲求を司ります。

深層・・・前世の経験

前世で起こった出来事による苦しみ、教訓、課題克服しようとする意識が記憶されています。この層では、「今世でどのように生きるのか」の指針が作り上げられ、今世の性格のベースとなります。

深部・・・ハイヤーセルフ

自分の魂の中にある「より神様に近い意識」のことです。本当の喜び、生きる意味を理解している部分です。この中に、使命生まれてきた意味人生のゴールが刻まれています。

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使命とは、魂の最深部に刻まれており、波動を上げていくことで誰しもアクセスしやすい状態になれます。

ミエナ
ミエナの個人セッションでは、ハイヤーセルフにアクセスするために、イメージワークを用いています。

「本当にやりたいこと」が使命に通じる

あなたの魂の最深部であるハイヤーセルフの中には、使命とともに「自分が本当にやりたいこと」も刻まれています。

そのため…

「自分が本当にやりたいこと」が見つけられれば、それは、そのまま自らの使命に繋がるのです。

ただ「やりたいことが分からない…」という悩みの裏には、カルマの影響があります。

もう一度、魂の構造のイラスト図を見てください。このハイヤーセルフを「前世の経験(←赤文字部分)」の層が覆っています。

この「前世の経験」の層には、下記の3つの要素が複雑に絡み合っています。

  1. 今世の自己課題
  2. 神様から見た“至らなさ”であるカルマ
  3. 前世でやりきれなかった悔しさ

これらをクリアしてこそ、ハイヤーセルフにアクセスできるようになり、使命と向き合えるようになります。

それでは、使命を見えにくくする下記の3つの要素について詳しく解説していきます。

①今世の自己課題

人は、生まれてくる前に「こういう人生にしよう」という目標を神様と一緒に決めてきます。人は、生まれながらに、人生に対し自己課題を持っているのですね。

この自己課題というのは、「カルマ」をどれくらい解消するのか、前世でやりきれなかった悔しい想いをどれくらい解消するのかの目安として設けられます。

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②神様から見た“至らなさ”であるカルマ

カルマとは、神様から見た「自分の至らない点」のことです。

このカルマは、自分で決めるものではなく、自分の意志とは関係なく、神様から見て、自分に至らない部分があれば、それがカルマとなります。

カルマは誰しもが持ちますが、それを今世でどの程度解消するかは、人それぞれ異なります。

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③前世でやりきれなかった悔しい想い

前世で独身だった人であれば、今世で家族を持ちたいと思うことでしょう。前世で出来なかったことを果たしたい想いは、新しい肉体に生まれ変わっても魂の奥に刻まれています。

多くの人は、このカルマ前世でやりきれなかった悔しい想いの解消に一生懸命になり、使命に向き合う余裕がないのです。

よって、今世において、使命は後回しにされがちなのです。

使命の成立に必要な三者

使命は、あなたの魂の中に刻まれているとは言え、あなた1人で成立するものではありません。

  1. 使命を授ける存在(神様)
  2. 使命を授かる人(あなた)
  3. 「使命を授かった人」によって救われる人(まったくの第三者)

上記の3者が必ず関わります。

あなたが使命に気付き、その上で神様のサポートを受け、誰かにとっての「救いである存在」として生きることで、本当の意味で使命を果たすことができます。

それでは、使命に関わる3者について、それぞれ詳しく解説していきます。

①使命を授ける存在

この記事では、使命を与える存在を「神様」と定義します。

「神様」が、この地球の問題を解決してくれる適切な人を選び、改めて、その人に最適な使命を与えます。神様が、人に使命を与えるとき、同時に神様は、新しい才能をあなたに授けます。

②使命を授かる人

あなた自身のことです。

③「使命を授かった人」によって救われる人

これは、使命に目覚めたあなたの行動によって救われる人を指します。ご家族ではない点に注意です。

ただ、ここで重要なのが、この③の人が「本当にあなたに救われたいと感じているか」です。一方的に人を救うことが使命ではなく、救いたい人と救われたい人のマッチングが成立しないと、使命は果たされません。

使命を授かるための3つの条件

使命の内容は、ハイヤーセルフに刻まれているものの、実行する意志、そして、自らの才能を操らない限り、神様から使命は授かりません。

▼使命を授かるための3つの条件

  1. 使命を自分で理解していること
  2. 自分の人生課題をクリアしていること
  3. 救われたい人との関係性が成立している

また、カルマをどの程度乗り越えているかも重要な指標となります。

①使命を理解している人

使命を自分で理解していないと、自分のビジョンがブレることがあります。ビジョンがブレるとき、人は、欲望に従ったり、誤った形で自分の才能を悪い方向に使ってしまうことがあります。

②自分の人生課題をクリア

人は生まれてきたときに、今世の人生課題を決めてきています。この今世での人生課題をクリアしていることが、使命を授かる上で重要です。

「今世での人生課題」は、前世の影響を強く受けており、自分の心に正直に向き合わないとクリアは容易ではありません。

また、「今世での人生課題」は、カルマと密接に関わっています。

そのため、ミエナの個人セッションで計測している波動数値:+12以上である必要があるのです。

「今世での人生課題(カルマの克服目標)」の難易度は、人それぞれ異なります。

  • カルマが重い人:克服したときに、使命が与えられやすい
  • カルマが軽い人:克服しても、使命が与えられないことがある

カルマが軽い人は、今世は楽しく生きていきたい人なので、使命のように自由を拘束されるミッションに就く心構えが弱いことがあります。もちろん、心構えがきちんとできれば、カルマが軽い人も使命を与えられます。

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②あなたに救われたいと思う人がいること

これは、使命と“社会との関係性”のことで、マーケティング的視点の話です。

「誰でもいいから救っちゃおう!」と考える人は、使命を授かりません。

あなたに救われたい人が「誰で」「どう救われたいか」を理解することがとても重要です。

あなた自身が誰でも救えるほどエネルギーに満ちていても、きちんと救われたい人にあなたの愛が届かないと意味がないのです。

使命に生きることによって得られる報酬

使命に生きることで、以下のようなメリットがあります。

  • 自分の才能が最大限に発揮される
  • メンタルの安定が得られる
  • 多くの人から信頼され、協力を受けられる

結果として、人生全体の豊かさが増していきます。

①自分の才能が最大限に発揮できる

使命と才能は、密接に関連しています。才能がない分野で使命を授かることはありません。そのため、使命に邁進することで、自分の才能を理解し、上手に発揮できます。

②メンタルバランスが自動的に整いやすい

メンタルバランスを上手に整えるには、「自分で自分を褒めること」が何より大事になってくるのですが、他人のために励む使命は、自分で自分を褒めやすい精神状態を作ります。

いくら頑張ってお仕事で活躍しても、自分が本当にやりたい仕事でなければ、自分で自分を褒めることはできません。他者の役に立っている意識を持つことができるからこそ、使命に挑むときにメンタルバランスが整いやすいのです。

③多くの人から信頼され、協力を得やすい

人の才能は、人それぞれ異なります。そのため、才能を発揮すればするほどに、自分の存在の希少性は上がっていくのです。

誰にでもできる仕事をやっても、人から信頼は得られません。それは、代わりはいくらでもいるからです。一生懸命にやることが重要なのではなく、自分にしかできないことをやることが大切です。

誰でもできる仕事は、あなたでなくても良いのです。そのような仕事に向き合っても、自分の価値を最大化できません。

使命に気づいた人と気づかない人の人生比較

使命に気づかないと、人生の課題に全力を注ぎ続け、最終的に疲れ果ててしまうこともあります。

一方、使命を理解している人は「何を優先すべきか」を明確にし、エネルギーの使い方が非常に効率的になります。

つまり、使命を知っている方が、人生は自然と整っていくのです。

使命に気付けない人の辿る道

使命に気付けない人の人生は、気付いている人より、少し大変かもしれません。

上記の図のように、1つ1つの人生の課題に全力で取り組み、いくつもの課題をクリアして行っても、最終課題(ゴール)のときにはバテバテでクリアできないことがあります。

使命に気付いた人が辿る道

使命に気付いた人は、最終課題(ゴール)が分かっているので、それまでの人生の課題を全てドロー(引き分け)にし、肩の力を抜いて乗り越えています。最後だけクリアすれば良いので、その他の課題を100%全力で取り組まず、ドローに持っていっているのですね。

これにより、最終課題(ゴール)の成功率は上がりますし、何よりも頑張っても報われないことはなくなります。必要不可欠な人生の課題に集中できるのですね。

上記により、使命を知ると「最終的に幸せになれる」と言えます。

「終わりよければ全て良し」ではありませんが、最後に人生の使命を達成することが重要であって、過程で1つ1つ確実にクリアする必要はないのです。

ミエナ
なかなか、このような器用な生き方は難しいかもしれませんが、使命を知ることで、不要な行動やエネルギー消費を減らすことができます。

使命を知るために波動を上げよう

使命に気づく最も重要な鍵は、「波動を上げること」です。 波動が高まることで、天界のサポートが得られ、自然と導かれるように人生が動いていきます。

波動の上げ方については、別の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

参考記事:初めての波動【波動入門】

また、ミエナの個人セッションでは、イメージワークを行っており、そこからハイヤーセルフに刻まれた自分の「生まれた意味を知る」ことができます。ご興味ある方はぜひ申し込んでください。

ミエナ
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