こんにちは、ミエナです。
今回は、「引きこもり」について書いていきます。
「引きこもり」とは何か?
「引きこもり」について、まず意味を確認していきます。
引きこもりとは、仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外とほとんど交流がない人の状況を指す。現時点では、日本の厚生労働省はこうした状態が6か月以上続いた場合を定義としている。
wikipedia – 引きこもり
「引きこもり」とは、6ヶ月以上も、家族以外とほとんど交流がない人を指すそうです。結構、長いですね。期間が…
「引きこもり」の原因
「引きこもり」の原因は、私は主に2つだと思っています。
- 極度の人間不信
- 誤った自己肯定
この2つが、「引きこもり」の発端です。
①極度の人間不信
信じていた人に裏切られた場合、人間が信用できなくなり、「引きこもり」状態が生じるケース。親による虐待、学校でのいじめ、教師の暴言などによる。
②誤った自己肯定
家に引きこもり、何もしない自分を肯定してしまう状態。
主に両親から、「あなたなら、出来る。」と根拠のない励ましを受け続けた場合に起こる誤った自己肯定の意識。
長期化することで闇は深くなる
①「極度の人間不信」と②「誤った自己肯定」のどちらかで、「引きこもり」が起こると思います。初めは、短い間だけ「引きこもる」予定が、徐々に長引き、社会とのギャップが大きくなり、復帰が不可能になっていくのだと思います。
例えば、中2で引きこもれば、中3あたりで復帰すれば、全然、社会とのギャップはありませんが、中2で引きこもって20歳を超えると、同年代との人生観のギャップが生まれてしまいます。
「引きこもり」は、本当に早期の回復が重要です。
「引きこもり」で霊視依頼が多いケース
私の個人セッションで、ご相談が多いのが、大学生または大学卒業したばかりの息子さんが、「将来の目標なく、引きこもってしまうケース」です。
共通している点は下記です。
- 頭の良い大学に通っている(または、卒業している)
- 高校卒業まで優秀
- 家に引きこもり、ゲームばかりする
- 友達がいない
- 家族との会話が少ない
- 目標がない
- アルバイトをしてない(お金に余裕があるご家庭)
年齢は18-25歳くらいの男性です。
この年頃になると、お母様も息子さんとの会話に困るようで、「何を考えているか分からない。」とご相談を受けます。
上記の場合、原因は②「誤った自己肯定」です。
ご両親に問題があるケースが比較的多い
自分の息子ってかわいいんですよね。だから、すべてを肯定してしまう。すべてを肯定するというのは、「存在」を肯定してしまうのです。
つまり、
「あなた(息子)は、存在しているだけで宝物」ということを息子本人に自覚させてしまうこと。それが、引きこもりの原因です。
自分の腹を痛めて産んだ子供に対して、「存在しているだけで宝物」と思うことは、すごく常識的です。しかし、いつまで、それを表現するかですよね。
「存在しているだけで宝物」だと思うのは、ご家族だけです。
社会に出れば、「存在しているだけで宝物」だと思う企業、アルバイト先、 ましてや友達はいないでしょう。
ご両親の教育方針の中に、「存在しているだけで宝物」という心が中心にあるならば、そのお子さんが「引きこもる」可能性が非常に高くなります。
それは、「家族という限られた人間による社会」と「家族以外」という世界のギャップが大きくなるためです。
企業にとっては、「存在しているだけで宝物」ではなく、「結果を残して宝物」です。
友人にとっては、「存在しているだけで宝物」ではなく、「信頼のある行動を繰り返して宝物」です。
アルバイト先にとっては、「存在しているだけで宝物」ではなく、「指示通り働いて宝物」です。
「存在しているだけで宝物」って、それが通用するのは、5人家族の場合、世界に77億人いる中の5人です。”77億分の5”だけで通じるマインドです。それを捨てるだけで、全然、世界が変わるのです。
やったことだけ評価する
この記事では、18-25歳の息子さんを持つご両親に向けて書きました。かなり、対象となる方が少ないのですが、「引きこもり」については、様々な要因が幾十に重なって起きていると思いますので、全部、網羅はできません。そこだけ、ご了承ください。
さて、こと18-25歳の息子さんで、目的もなく「引きこもり」されている場合、以下のアクションが効果があると思います。
- 「何もしないこと」に対して、責めない ※自尊心を傷つけない
- ゲームや漫画を取り上げない ※自尊心を傷つけない
- 「存在しているだけで宝物」という息子さんへの想いがある場合、断ち切る
- 息子さんが、ご両親の援助を求めたら、一旦、断る。そして、まず、一人でアクションを起こさせる。
- 息子さんがご両親の援助なしにアクションを起こしたら、褒めてサポートする
上記は、私が個人セッションをやった中で伺った、神様や守護霊様のアドバイスをまとめたものです。ぜひ、お試しください。
また、ミエナの個人セッションでは、引きこもりにお困りの方に対して、何かサポートできることがあるかも知れませんので、一度、ぜひ、ご相談ください。
【お悩み相談】大学中退。ゲームばかりの長男に悩んでいます。
ここで、ショコラさん(女性・女性)からの質問にお答えします。
ショコラさん 50代女性(パート・アルバイト)
小さな頃から勉強ができて、大学まで順調に進んだ24歳の長男。
しかし、今は大学を中退して目標を見失っている様にみえます。
週2〜3日は、バイトと通信形式の専門学校には通っていますが、それ以外は外出せずに、起床後から明け方までゲームにかじりついています。
ゲームに熱中している間は、顔つきが変わり別人のよう。
成人している事もあり、何も言わず見守っていますが、親として何か働きかけた方がいいのか?
時期がくれば立ち直るのか?
息子を信じて見守り続けるのがいいのか?
悩みます。
息子に、家に引きこもっていては分からない人生の楽しさを伝えたいです。ミエナさん、彼は何を考えているのでしょうか?どうすればいいと思いますか?
では早速、回答していきますね。
「ブログで回答!本気相談」では、霊視により守護霊様、神様のお言葉をお伝えします。
ショコラさんのお悩みの守護霊様のご回答
まず、守護霊様よりいただいたご回答を申し上げます。
※ご回答いただいているのは、ショコラさんの守護霊様です。ご長男の守護霊ではありません。
ご長男の性格
守護霊様によりますと、ご長男の性格は、お母さまであるショコラさんに似たようです。
今回は、ご長男の性格の悪い部分のみピックアップしていきますので、ご了承くださいね。
ご長男は、「すぐに決めつける癖」があるようです。自分の知っている知識の中で生き、新しい知識を取り入れようとしないようです。
そのため、知らないことに出会っても、「あれはアレ。これはコレ。」と自分の知っている範囲の情報だけで処理してしまう。
そのために、他人に興味を持たず、新しいことも始めない。自分の世界だけで生きてしまうのです。
そんな彼を世間は相手にしませんでした。
人間は相手を理解し、自分も理解されたい生き物です。しかし、ご長男は相手に興味を持たない。自分の知ってる範囲で相手を評価する。だから、友達も少ないのです。
ご長男から見れば、世間の人は、「自分に興味を持たない人間」と言えるでしょう。自分の思考を理解しようとしない人の集団こそ、彼に見える人間社会です。
ちなみに、ショコラさんも、彼の考えることが分からないとおっしゃってますが、ご長男は「お母さん(ショコラさん)だけには、自分の心を理解して欲しい」という強い気持ちがあり、甘えで、わざと自分の心を、ショコラさんに分かりにくくして、ご自宅で接しているようです。
ご長男の性格の根底にあるもの
根本の原因は、お母さん(ショコラさん)です。
それは、ご長男が勉強ができることを良しとしすぎた。
勉強ができることに目が行きすぎて、彼に欠けている部分に気付けなかったのです。それは、「表現力の未熟さ」。
「好きなことを好き」と言う素晴らしさを彼は知りません。なぜなら、自分が何が好きかを知らないからです。
結局のところ、表現力が稚拙な彼は、誰の影響も受けず、目の前の誘惑(ゲーム)に飛びつくこととなるのです。
本来ならば、先輩、友達の影響を受けるところ、「自分が何が好きかを知らない」ため、自己表現できず、周りも彼が理解できない。
ご長男の本心
人と積極的に関わらないのは、「みんなが興味を持つことは、自分の優れた部分と何の関係もない」と思っているからです。
反対に言えば、「自分の優れた部分をアピールできる」分野であれば、積極的に人と交わりたいのです。
ご長男は欲しています。自己承認を。
神様からいただいたご回答
守護霊様より上にいらっしゃいます神様にもお話を伺いました。
いただいたメッセージを原文でお伝えします。
人と一緒に過ごすことは、自分を削る行為である。様々な人と出会い、河の石のように角が取れていく。
彼は、人と付き合うことを、「自己承認の道具」として使おうとしている。
しかし、本来は逆である。
彼を助けたいならば、助け合う環境に彼を行かせなさい。
登山やキャンプが最適です。
助け合わなければ、快適なキャンプはできず、また、キャンプで誰とも話さず、独りで苦しむよりも、美味しいご飯をみんなで食べることを彼はきっと選択する。
人の大切さを学ぶのだ。
さらに高貴な神様にもご意見を受け賜りました。
ゲームを取り上げてはいけません。
自己承認欲求を親である貴方(ショコラさん)が与えることを放棄すれば、彼はもっと苦しむでしょう。
貴方は、彼を見守り、そして、愛す。話しかける。
それは、彼にはいない友達のように。
そして一緒に人生を学ぶ。それは、他人と触れ合う楽しさ。
一度、親という立場を捨て、彼の友達になりなさい。
きっと、彼は貴方の親友となり、そして、いずれ貴方のような親友を外から見つける。
実家に暮らす40代の妹が、ひきこもりを10年近く続けています。「自分は精神的な病気だから」と言って仕事は全くしていませんが、友達には会いに行き、海外旅行にも行きます。
友達や親戚や初対面の人に、家族の悪口を言いふらします。
病院にかかり薬を処方された時期もありましたが、「あんな薬、わたしをダメ人間にするだけだ!」と痛烈に批判し、現在は通院していません。
普段は、二階の部屋で夕方まで寝ていて、両親が一階の部屋で電話で話をしたりするだけで、「話し声がうるさい!」という意味で、床を猛烈に蹴りまくります。お客様が来ていても、です。
母親と言い合いになると、真夜中に発狂したりします。かなり近所迷惑な行為です。
父親は事なかれ主義だし、言いなりです。
父と母には、わたし(姉)のある事無い事、悪口を吹き込み、わたしと仲違いさせようとします。
母親が生活費や税金など全てを支払い、上げ膳下げ膳の暮らしを続けています。
おはようやありがとうなど基本的な言葉も、彼女の口から聞いたことはありません。
常に不満そうな表情と態度です。
不機嫌モード全開で、家族を困らせることがまるで日課のようです。
「死にたい」と言うくせに、体に良いとされる食事を心がけていて食欲旺盛で、生きる気満々に見受けられます。
(わたしが不幸になるように、どうやら怒りの想念や自身の生き霊を意識的に飛ばしているらしく→本人がそうほのめかすので分かりました)わたしが病気になると、満足そうです。
物質的価値観を持つ母親が、妹のことを「出来が悪い子」と捉え、あまり愛情をかけずにきた事が要因のひとつかなと憶測しています。妹は、「(そんな母親に)復讐する」と言っていました。
体裁を保つためか、妹を勘当して突き放すことができない両親が良くないし、両親、兄弟も選んで生まれて来ている、とミエナさまの記事を読み、わたしにとって、この家族は自分の課題の1つなのだと理解しています。
姉(というか人)として、あらゆる対策をとってきましたが、状況は変わらないのでお手上げです。
母親と妹の問題だとしたら放っておくしかない、という考えにも至り、実行してはいますが、それでほんとうに良いのだろうか?と疑問に思ってしまい、直接、頻繁に関わらなくとも精神的に参る日々です。
あまりに長引く妹のひきこもりに、心が折れかかっています。
どなたが読まれても、よい気分にならないような醜い長文を失礼しました。
ヨンさん
コメントありがとうございます。
とても、お辛い状況ですね。
心中お察しします。
引きこもりの問題は、一番、解決に時間がかかる問題です。
問題のポイントは、常態化していることです。
時間をかけて、ゆっくり解決の道を探ることが重要かと思います。
もし、よろしければ、ミエナの個人セッションにお申し込みください。
お役に立てると思います。
ミエナ
お返事ありがとうございます‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
●問題は、常態化していること。
●重要なのは、時間をかけてゆっくり解決の道を探ること。
しかと受け止めました。
腹を括ります。
両親が他界するまで、あと2、30年は続きそうなので、焦らずに探っていきます。
個人セッションを受けさせて頂く時がきましたら何卒よろしくお願いいたします。
他のスピリチュアル 系ブログにコメントを入れさせて頂いてもスルーされるか鑑定を勧められるだけ(こんなつまらないネタなので、相手にされないのは当然の流れですよね)でしたが、このようにハッとさせられるご意見をくださり非常にありがたいです。お姿の見えない交流ですが、ミエナさんの愛情のおかげで、強い気持ちがメキメキと湧いてきました。ミエナさんにお話できてよかったです。ほんとうによかったです。