イタコとは何か?
青森県の恐山で有名なイタコをご存知ですか?イタコとは、特殊な修行を積んだ女性が自らに霊を乗り移らせて、依頼者と霊のコミュニケーションをさせる儀式の行為者を指します。
また、死者の霊を自分に乗り移らせる霊媒行為を「口寄せ」と言います。
イタコは、経文や祭文を唱えて仏の世界に通じ、「オシラ様」という神様に死者との橋渡しを依頼することで、霊のコミュニケーションを可能にさせているのです。
イタコがやっていることは本当。確信を持った理由
一見、トンデモな話に聞こえますが、霊能者としての自分の見解は、「イタコは、ホントです。」と確信を持って言えます。
私は実際にイタコに会ったことはありません(※)し、もちろん、儀式を見たこともありません。『最後のイタコ』という本は読みました。その程度の知識ですが、なぜ、確信できるかというと、自分もイタコと同じことができるからです。
証明になってませんが、イタコが口寄せを行う動画を見ると、自分が行う状況と同じであるため、私の中ではイタコは本当に、死者の霊を呼び寄せていると確信しているわけです。
私の場合、知人の亡くなった親族の霊を呼び出して、会話させたことがあります。そのときの状況や方法がほとんど一緒なのです。※ちなみに、私は修行してませんが、無意識にできます。
※この記事を書いた半年後に恐山に行って、イタコを拝見しました。
参考記事:恐山に霊能者が行くとこうなる【あの世に一番近い場所】
イタコと私の霊媒行為の共通点
▼私が霊媒行為(口寄せ)を行うときと、イタコが行う場合の共通点
- 波動の高い霊に死者との会話の橋渡しを依頼する。(依頼をしなくとも、先方から訪れるケースもある。)私の場合は神様、イタコの場合はオシラ様である。
- 私が神様に依頼する場合は、心の中で強く祈る。イタコの場合は、経文や祭文を唱える。
- 依頼者が呼び出したい霊のことを想うことで、イタコは、その波動を頼りに広い霊界から、特定の死者の霊を探す(もしくは探すことをオシラ様に依頼する)。
▼霊媒行為で類似した状況
- 依頼者がイタコを疑うと霊を呼び出せない
- 死んでからの日数によっては呼び出せない
- 死者の霊を頻繁に呼び出せない(遺族には死者を忘れなければいけないというこの世の義務があるため)
- 霊が会いたがらないこともある
- 呼び出す霊が成仏しているとは限らない
- 急に死んだ方の霊ほど、残された家族に会いたがっている
ちなみに、イタコのような行為を自分で行った感想
私の場合、知人の亡くなった父親を呼び出したのですが、霊のメッセージを伝えると知人が感動して泣いてました。父親の霊は、病気で急に亡くなったこともあり、娘に伝えたい想いが沢山あったとのことでした。
私のようにイタコの訓練を積んでなくとも成功することがあるのですが、違う霊を呼んでしまったり、メッセージを聞き間違ったりするケースもあるので、私も、修練が必要だと感じています。
乗り移られているときは、自分の意識はキープしつつも、亡くなられた方の生前のイメージや遺族への想いが込み上げてくる感じです。それを自分の感情を介さずにストレートに依頼者に伝えるのが、なかなか難しいです。
ということで、今回の記事はこれで終わります。イタコは本当ですと書きましたが、証拠がなくて恐縮です。ただ、私は100%の自信をもって、イタコは本当と断言できます。
コメントを書く