こんにちは、ミエナです。
今回は、「魂を地球最適化させよう」をテーマに記事を書いていきます。
「魂の地球最適化」とは何?
「魂の地球最適化」という言葉は、私の造語です。
上記のAさんが言うように、一部の人の魂は、地球に最適化されていません。特にスターシード、前世が天使だった人、前世が妖精や精霊だった人は、魂が高次元に最適化されており、低波動に位置する地球での生活がときに困難になるのです。
上記のような過去世を地球以外で過ごしてきた人は、おそらく全人口の5〜6%くらいだと推定しています。もちろん、ほぼ全ての人は、前世の記憶を消されて転生していますから、「地球最適化」という課題に対して、問題意識さえ持っていないでしょう。
地球最適化が必要な理由
地球最適化が必要な理由は大きく3つあります。
- 魂が肉体に慣れていない
- 魂が雑念に慣れていない
- 魂が地球の文化に慣れていない
上記の3つです。それぞれ詳しくご説明します。
①魂が肉体に慣れていない
前世を高次元で生きた人は、もともと肉体を持たない魂であったり、エーテル体のような人間と異なるエネルギーによって肉体が構成されていました。
このような人が前世でいくら美しい魂を持っていようが、現状で3次元に存在する肉体は地球の低波動の影響を強く受けます。また、その影響が肉体を通して魂へ及んでしまうのです。結果、心が肉体によって支配されやすいです。
そもそも、前世を高次元で生きた人の魂と地球上での肉体は、それぞれチューニングが異ります。
- 魂・・・高次元に最適化されている ※宇宙基準
- 肉体・・・地球に最適化されている ※地球基準
また、前世で肉体を持たない人は、食事を摂ることに慣れません。
毎日しっかり食事を摂らないと生きて行けない人間の身体は、高次元で生きていた人からすればとても不便なのです。
また、人間の肉体には性別が存在します。つまり、DNAの違いによって男性らしさ、女性らしさといった思考回路に影響を与える肉体構造になっています。肉体そのものが人格に影響を与えることに対しても、慣れるのに時間がかかる人もいるのです。
②魂が雑念に慣れていない
「高次元に住む人には雑念がない」というのは、真実ではありません。
単に、高次元では雑念が湧きにくいだけなのです。だから前世を高次元で生きた人も、低波動の地球で生活すると心の奥からジワジワと雑念が湧き上がってきます。
スターシードも妖精も精霊も天使も、雑念のない存在ではなく、雑念が湧き出ない世界で生活しているのです。
地球のような低波動域の中で完全に雑念を消すような人は、まさに神様に近い存在です。高次元に住む人は、そこまでの精神レベルを身に付けていません。そもそも高波動域で生きていれば、雑念のことなど気にする必要もないですから、特別な対策もしないわけです。
心の奥から湧き出る雑念に慣れていないと、欲望を制御しにくい側面があります。
地球の外から来た魂は、正義感や野心が高い人もいますので、それに加えて欲望が制御できないと、地球がめちゃめちゃになってしまいます。そのため、が地球を管理する天界は、スターシードに対し、行動抑制することがよくあります。
ちなみに、天使、妖精、精霊たちは、欲望よりも、孤独、疑心暗鬼、同情などの情念によって苦しみます。これら心のモヤモヤによって、心の平安が訪れにくいのです。
③魂が地球の文化に慣れていない
人が生きるためには食料、住宅、衣服が必要です。生きる上で必要な物資が多いために、地球上では常にどこかの国で戦争をしています。
このような奪い合いの歴史を繰り返す地球は、性悪説をベースに文化形成されています。
性悪説とはつまり…
人間は生まれながらに悪である
という論理です。
この性悪説をベースにした文化形成によって、法律、警察、軍隊、義務教育、貨幣制度、税金システムが生み出されました。人間は悪だから、法律を整備し、悪人を罰する仕組み、敵をやっつける社会システムが構築されたのです。
反対に、宇宙は性善説がベースに文化形成されています。
モチベーション、才能、愛などが軸になり、人は生まれながらに自由なのです。
性善説ベースの高次元文化に慣れた人からすると、「地球の文化は、如何に劣化した社会なのか…」と社会に対して否定的になりやすい側面はあります。税金を納めても政治家が汚職している世界で、生きることが苦痛になるわけです。
ただ、性悪説ベースの文化形成のすべてが悪ではなく…
性悪説ベースの文化は、低波動による悪影響を可能な限り抑制するシステムになっている
ことに気付いてほしいです。
誰しも雑念、邪念が湧きやすい星が地球なのですから、法律が整備され、警察がいる方が安定するのです。また、地球の科学も、ランダム性(カオス)の高い低波動をベースにしているために非常に精密です。妖精の世界などは、高次元にあるために機械など作りません。なくても幸せに生きていけるからです。ですので、地球の科学は劣っているわけでなく、独創性に富んでいると言えるでしょう。
宇宙の科学と地球の科学は、使っているエネルギーが異なっており、宇宙の科学はもっとシンプルに動きます。地球の科学は、複雑かつ精密です。これは、ランダム性の高いエネルギーをランダム性の高い地球で使用するためで、不確定な力が働くのを抑えるためです。
世界で活躍する人は、地球で輪廻転生を繰り返す人
前世を高次元で過ごした人は、この世界で大活躍するのが難しいかもしれません。もちろん、成功している人も大勢いますが、地球人(前世、地球で生活していた人)の方が多いと思います。
そもそも、前世を異世界で過ごした人が、地球の富を独占していたら嫌ですよね。地球人からしたら。天界も同じことを考えています。地球には地球の良いところがあり、他の次元から来た魂の「正義」に染められてしまうことは、オリジナリティを否定することになるのです。
そのため、世界で活躍する人は、地球人(前世、地球で生活していた人)が多いのです。
そのため、どんなに能力が高くても、前世を高次元で過ごした人は地球で活躍しにくい…でも、地球最適化を果たせば、天界から「地球人じゃないけど、地球で活躍しても良いよ」という免状がもらえます。
反対に、地球最適化を果たしていない状態で、前世を高次元で過ごした人がお金や権力を持とうとすると、天界によって行動が制限されます。
魂を地球最適化させよう
前世を高次元で過ごした人の地球最適化の方法はおおきく4つあります。
- 感性を抑え、論理的思考を心がける
- 法律や歴史を学ぶ
- 野心や正義感を持ちすぎない
- まずは人間としての「普通の幸せ」を目指す
上記の4つです。それぞれ詳しくご説明します。
①感性を抑え、論理的思考を心がける
前世を高次元で過ごした人は感性が強すぎます。これは、宇宙が感性を中心として動いている(※)ためです。
※参考記事:スピリチュアル本1000冊をまとめると、大切なことは2つだけ
また、その反面で前世を高次元で過ごした人は論理的思考が苦手なのです。この地球上では、感性と論理的思考のバランスが崩れると、波動が下がるという法則があるため、地球で上手に生きるには感性を抑え、論理的思考を心がけることが重要となるのです。
しかしながら、感性を抑えるのは非常に難しいため、論理的思考を意識することがまずは大切となります。
②法律や歴史を学ぶ
地球の法律や歴史を学ぶと、性悪説ベースの文化をより良く学ぶことができます。
現代の法律がどのような過程で生まれたのかを知ることで、会社などの人間関係構築にも役立ちます。
ビジネス社会は、特に性悪説ベースです。会社内のルール、人脈作り、処世術は、性悪説ベースの文化の象徴です。どんなに能力が高くても、この文化背景を上手に熟さなければ、お給料は上がりません。
ちなみに、波動が高い人が会社を経営している場合、性悪説ベースの環境から逃れられることもあるのですが、会社は社長だけで成り立っているわけではないために、どのみち、性悪説ベースの文化体系を細かく理解する必要があります。
③野心や正義感を持ちすぎない
スターシードの人に多いのですが、地球の文化の粗(あら)をつい見つけてしまうのですよね。
私も、4歳くらいのときに、プラスチックが環境に与える影響、自動車の排気ガスの影響に対し、誰に教わったわけでもなく疑問を持ちました。
同時に「社会をより良く変えていきたい」という想いも生まれるのですが、この想いが全て正しいわけではないのです。なぜなら、強い正義感、野心を持つスターシードほど、物事が上手くいかないと感情が暴走するからです。
つまり、自分の正義感が理解されないと心が壊れやすい…
だからこそ、スターシードは天界から行動制御されてやすい…
私が15歳と28歳のときに記憶喪失になったのは、地球最適化が未完成だったからでしょうね…
スターシードはまず「世界を変えたい」と思うべきではなく、普通に幸せになりましょう。スターシードが普通の幸せを手に入れたとき…それは、地球最適化を果たしたときだと思います。そして、その後にでも、宇宙基準の正義を地球上で、地球のやり方で実現すれば良いのです。
この順序が狂うと、スターシードの人生はうまくいきません。
④まずは人間としての「普通の幸せ」を目指すこと
前世が妖精、精霊、天使の方は結婚している方が多いです。スターシードの方は、半々くらいですね。結婚しても上手くいかないケースが多いです。
特に、スターシードの男性で結婚している人は、あまり見かけません。私も…
スターシードは地球慣れしていないので、男性にしてはちょっと頼りないのかも…
スターシードの中でも、祖国の星の強い加護、ビジョン、ミッションが明確に決まっている人は、上手に地球最適化を果たし、活躍している人もいます。中には、大きな会社の経営者になっている人もおりました。
最後に
今回は、スターシード、前世で天使・妖精・精霊における地球最適化について語ってきました。
前世で地球人だった人でも、前世がアマゾン奥地の部族だった人などは、同じく性悪説ベースの文化に慣れていません。この記事が参考になるかもしれませんね。
人生を地球最適化という視点で俯瞰してみると面白いですよね。この記事がみなさんの参考になれば幸いです。
ビジネス社会は性悪説のところ、すごくおもしろいですね。愛ある商品がなぜかバカ売れしないのは、そういうことかもしれないですね
以前セッションにて「成功と幸せを一緒くたに考えすぎてる」とアドバイスいただき、「良い仕事は大きく育ったほうが良さそうなのに、なぜ?」と思っていましたが、今回の記事で合点がいきました。ありがとうございます