こんにちは、ミエナです。
今回は、「DV(ドメスティック・バイオレンス)」をテーマに書いていきます。
この記事の前提
私のDVに関する認識が甘い部分もありますが、私的な意見として、この記事を書かせていただきます。また、DVのレベルにより、記事として書く内容が異なります。この記事で想定しているDVのレベルは、日常の夫婦喧嘩の中に、衝動的な暴力が混ざるケースです。「首を絞める」、「刃物を使う」、「逮捕者が出る」といったDVは、この記事の対象と致しません。
DVをスピリチュアル的に考える
今回は、みにゃさんからご質問いただきました。
近年、夫の妻に対するDVが多くてビックリしています。女性は力も弱く、経済力もなく、逃げようにも逃げれず、優さや(いつか収まるだろうなど、見捨てておけないなど)子供のために学校を出るまではと耐えている方も多いようです。どの程度からDVなのかのボーダーラインが不明なのですが、ミエナさんの意見をお伺い出来たら救われる女性もいるのかなと思い質問をさせて頂きます。
どういう心境で手を出してしまうのか、病気なのか、また奥さんは即座に離婚した方が良いのか、子供のために学校出るまでは耐えた方が良いのか、シェルターへ行った方が良いのか、DVは改善出来るのか、またそういった男性と関係を深めないようにするにはなど何か教えてほしいです。よろしくお願いします。
みにゃさん、ありがとうございます。下記で回答をさせていただきます。
DVと霊視
ミエナの個人セッションで、何度かDVのご相談を受けたことがあります。
みなさん、「夫婦仲が悪いんですよ〜」という感じでご相談をされて、じっくり話を聞くと、後半で「実は、夫からのDVがあるんです…」と重い口調で告白されます。
DVの話は言いにくいのですね…本当に暴力は、人の心を傷付けます。
また、世間的には、男性が女性にDVするケースが多いと思いますが、女性が男性を叩いてしまうケースもあり、実情はもっと複雑なようです。
守護霊様は、DVに触れない
ちょっと不思議な話ですが、チャネリングでご相談者の守護霊様に夫婦仲について、尋ねるとDVがあるご夫婦でも守護霊様は、全くDVに触れてきません。
ですので、夫婦喧嘩がただの口喧嘩なのか、DVなのかは、当事者からお伝えいただいて、私は初めて理解します。(なんと頼りない…霊能者…)
「DVがなくなれば、夫婦仲が良くなる」わけではない
夫婦仲を霊視すると、「この夫婦は、全く愛がない」とか「この夫婦は、お互いの気持ちが分かってない」など、夫婦の関係性は見えてきます。しかしながら、そこに暴力が付随するかは、予測不能なのです。
さて、チャネリングでご相談者の守護霊様にお話を伺うと、下記が判ります。
▼チャネリングで判る夫婦のこと
- この夫婦は、一緒にいるべきか別れるべきか
- この夫婦の仲の悪い理由は何か
- この夫婦は、運命により結ばれているか
- この夫婦が仲良くなるには、どうしたら良いか
- この夫婦が離婚すると、次に何が起こるのか
上記を見て、分かる通り、DVには触れてませんよね。
守護霊様が、DVについて触れないのは、おそらく
DVとは、夫婦の仲が悪くなった「結果」であり、「(夫婦の仲が悪い)原因」ではない
からだと思います。言い換えると、「DVがなくなれば、夫婦仲が良くなる」わけではないということです。
DV夫の心情を霊視する
DVがご家庭内にあることを、霊視やチャネリングで当てるのは、難しいですが、DVする人の心情を霊視することは可能です。
では、DV夫の心情は、どのような感じかと言いますと、
DV夫を霊視すると、女性(奥様)に精神をボッコボコに傷付けられているのが見えます。
DV夫の心は、以下の状況であることが多いです。(もちろん、ケースバイケース)
▼DV夫の心情
- プライドがズタボロ
- 「自分の気持ちを妻が分かってくれない」と思っている
- 家族から阻害されている気がしている(実際に阻害されていることが多い)
- 「(金銭面で)養っているのに、感謝されない」と思っている
- 「会社では評価されても、家では低評価である」と思っている
- 奥様は、子どもに夢中で、亭主としての存在意義がない
以上です。
上記の心情を例えますと、今にも崖から落ちそうな子どもが、泣きじゃくって、片手で必死に岩を掴んでいるような状況…そこに奥様が言葉で追い打ちをかける…ように見えます。
旦那さんの心が荒んでいるときに、奥様がサポートしてあげるのが「家族」ですが、DVがあるご夫婦は、「夫が苦しむ = 奥様が喜ぶ」だったりします。
なので、私がDV夫を霊視する「ご主人の気持ちも判る…」となってしまいます。(もちろん、暴力は絶対にやってはいけないのですが…)
心は圧倒的に女性の方が強い(スピリチュアル的に)
一般的に、男性は強いイメージがありますが、心は圧倒的に女性の方が強いです。男性の心は、霊視すると、めちゃくちゃ繊細で、脆い…ガラスのようです。
だから、
DV夫が、夫婦喧嘩にて優勢に見えるかも知れませんが、実は、優勢なのは、心理的には女性の方です。
DV夫は、相手を殴るしか、夫婦喧嘩において優勢に立つことができず、気が狂うほど奥様の心理攻撃に我慢し、最終的に堪えられなくなって、衝動的に…殴ってしまう…
ですので、DVの問題は、DVすることが問題ではなく、根本には、お互いがお互いを思いやれない気持ちが前提にあります。
一方的に、DVする男性を責めても、根本的な解決に至らないと私は思います。離婚以外の解決策を探すなら、相互理解がとても重要なのです。
DVのスピリチュアル的な真実(想定)
DVとは、強い男性が弱い女性を殴ってるのではなく、(スピリチュアル的に)強いのは女性で、弱い男性は「殴る」という「弱者が選択する最低な行為」しか、採るべき手段が見当たらない心理状況…
すごく、非難されそうなことを書いていますが、上記が私の個人的な感想です。
もちろん、暴力を正当化するものではないのですが…暴力は、物理的なものだけではないという観点で見ると、DVする方、被害に遭う方ともに、50 / 50のケースが多いのです。
DV夫の波動は低くない
DV夫の波動は低くありません。
「DV夫の波動は低いはずだ」と、皆さん、思われるのですが、私もビックリ、ほとんどが+2〜+6の間です。(※男女一般平均は+5)
不思議な話に聞こえますが、平均より波動の高い人も、ケースによってDVするのです。
DVする人は、下記のような特徴があります。(ミエナのオリジナル)
▼DVする人の特徴
- 女性を言いくるめるほど、弁が立たない
- 精神的に弱いのを必死で隠している
- 会社で評価されている(家で評価されていない)
- 運命の人と結婚していない
- 気が短い
- 自己存在意識がない
- 承認欲求が強い(男性は基本的にDNA的にも、みんな承認欲求が強い)
- 衝動的な怒りが抑えられない
- 仕事に一生懸命になりすぎて、家庭を顧みないタイプ
いかがでしょうか?皆さんのご意見もコメント欄にいただけると幸いです。
怒りを抑えられないDV夫
さて、DV夫を霊視すると、彼の中の局所的な「低波動」と、「脳の神経」が一直線に繋がってるように見えます。
ですので、
DV夫は、怒るとすぐに「自らの低波動」にリンクするのです。
「自らの低波動」にリンクする時間は、波動が高い人ほど、短いです。
よって、暴力を振っても、すぐに、我に返り…反省する…そして、言い訳する…「妻が、妻が、悪いんだ…(いじける)」みたいな…
DV夫をフォローするわけではないのですが、
本当は、(おそらく、大多数の)DV夫は暴力を振りたくないのです。
なので、
DVの問題は、DVをする人の倫理や道徳観の問題だけなく、単に衝動が抑えられないだけのケースも多いと思います。
DV夫には、アンガーマネジメントを
DV夫を更生させる一番の近道は、アンガーマネジメントをやることが一番です。DV夫が、アンガーマネジメントのセミナーを受講してくれるか、判りませんが…
アンガーマネジメントとは、イライラや怒りといった感情をコントロールすることです。 イライラしたり、カッとなったりして出る衝動的な言動や行動を抑制し、適切な問題解決やコミュニケーションにつなげるための手法です。 アメリカでは1970年代から、心理教育として浸透してきており、日本でも教育、ビジネスの分野で広がっています。
アンガーマネジメントの6つのタイプと企業にとっての必要性
アンガーマネジメントをやるだけで良いと思う理由は、DV夫は、「暴力を完全に肯定する人」ではなく、単に、怒りの衝動を抑えられないだけだと感じるからです。
夫婦仲を回復させたいと願う方は、ぜひ、お相手に勧めてみてください。
最後に、このDVの問題は、この1つの記事だけでは書き切れません。全部、書き切れずに、中途半端になってしまいましたが、いずれ続きを書きます。以上。
夫のモラハラで、以前ミエナさんに鑑定してもらいました。(モラハラも、暴力がないだけで、根底はDVと同じだと思うので)
ネットの情報だと、モラハラは治らないので、離婚するしかない〜といった類のものがほとんどで、絶望的になっていたところ、ミエナさんの鑑定の結果(運命の相手なので絶対に離婚してはいけない)に凄く救われましたし、今回の記事も凄く納得できます。
ですが、目の前に…子どもの前でも、繰り広げられるモラハラに毎日耐えるのは、生半可な事ではなく、相手を理解し受け入れようと思いつつもすぐに裏切られるので、本当に難し過ぎます。
子どもを泣かせたり、子どもにトラウマを与えているのですが、子どもに何と説明したら良いか悩みます。「イヤだったね、、パパは機嫌が悪いとあぁなる。○○ちゃんは何も悪くないよ!大人も色んな人がいる。本当は家族が大事なハズなんだけど…」などと苦しいフォローをしています😭
Oさん
コメントありがとうございます。
モラハラもDVと同じですよね。
モラハラしてしまう男性は、DVする男性と同じ心境です。
承認欲求が強く、自分の立場が認められないと、他者を傷付ける行為です。
子どもへの影響を考えると、実情はもっと複雑ですね。
こんにちは。
いつもブログの更新を楽しみにしています。
夫とは親戚の紹介で、「あんなに優しい人はなかなかいない。」と言われ、結婚しました。
しかし、結婚した途端(結婚初日から)モラハラ夫に豹変しました。
暴言暴挙に耐えきれず、周囲に相談するも、誰からも信じてもらえずに苦しみました。
子供たちの前でも父親の威厳を守るようにしてきたのにもかかわらず、30年近くモラハラは続きました。
確かに夫も、平均すれば波動が低いわけではないのかと思います。
ただ、波動が高い部分で周囲と接し、私だけに波動が低い部分を押し付けていたように思えてなりません。
子供たちが独立して、私が離婚をほのめかした途端に、別人のようにおとなしくなりました。
夫の場合は、モラハラをコントロールできるのだと思います。
長文失礼しました。
六花さん
コメントありがとうございます。
リアルなお話をお聞かせいただき、参考になります。
> 波動が高い部分で周囲と接し、私だけに波動が低い部分を押し付けていたように思えてなりません。
ご相談者から、旦那様のご性格を訊くと、「外面(そとづら)がいい」という方が非常に多いです。
ご主人の家での顔、外での顔で、悩む奥様方は非常に多いのですね。
記事を読ませていただきました。
納得できることもあり、できないこともあります。
私は父が母に日常的に暴言を吐き続けていた家庭で育ちました。父はよくあるDV男性の例に挙げられるそのままの人です。祖父も酔うと祖母を殴る人で、祖母は仕事をせずいつも何もしない祖父を詰っていて。それは孫であるわたしが生まれても続いていました。父はそういう中で育ったので被害者でもあるのでしょう。それは理解できるのですが、納得できないのです。
母と結婚する前は、自分の妹(私から見ると叔母)にも経済DVをしていて、結婚してからは母に、そしてものが分かるようになってからは私や下の兄弟にも暴言を吐き、時間や友人付き合いを徹底的に管理し、進路を歪め、就職したら金の殆どをむしり取り。
母は「お父さんは可哀想な人なの許してあげて」と私達や自分が何をされてもそうとしか言わないひとで、私達子供よりも父を優先させて尽くしてきました。それでもいつも父は怒って幼児のような駄々と我儘、人を詰ることを続けました。私達兄弟は母親とほとんど過ごせませんでした。
DV男性の心を女性側が傷つけている、といった部分がありましたが、母は確かに少々楽観的なところがありますが、そんな価値感の違いは人間同士なら相応にしてあると思います。それでも父を体がボロボロになるまで献身的に支えていました。
それでも父が「足りない、俺を理解してない」と言えばそれが全てなのでしょうか。
父は確かに祖父母の被害者ですし、傷ついてきたのだと思います。
ですが、傷ついていたら、心の強い妻だったら、それはしてもいいのですか?
母は心を傷つけられてもそれは強いからよいのですか?
母は父に歩み寄ろうとしていました。でも言葉をかわそうとしないで逃げ続けたのは父です。そうして私達は誰も父に話しかけなくなりました。でも父はそれにすら気づきません。耳の痛いことを言われるとすぐに怒鳴りつけ、自分にとって都合のいいことを言う人だけをいい人だとみなして。私達の言葉を何もかも無視し続けました。
私は理解出来ません。
私は家で虐待を受けていた子供でしたが、だからといって学校で他人を虐めようだなんて思いません。父とうまくいかないからと言って他の家族をいびったりしません。
何故なのでしょうか。
何故自分が傷ついていたら、他人を傷つけようなどと思うのでしょうか?
ご不快に思われると思いますが、でもわからないのです。長年根気強く父を理解しようと様々な分野の情報を見てきました。
父は何故人を傷つけてばかりなのか。
どうして母はあんなにも父を思っているのにあのような仕打ちを受けなければならないのか。
私の兄弟は父をとても好きだったのに、たった一つの失敗で父に切り捨てられなければならなかったのか。
何故私は父に自分の夢や個性を全てを詰られなければならなかったのか。
父の人生の辛さを私は理解出来ませんが、理解しようとはしてきました。でもわかりません。
父が外から抱えてくる厄介事や辛いことの殆どが父自身が飛び込んでもってきていることだからです。
自分が傷つくようなことばかりして、それで「自分は傷つけられた」と言って家で当たり散らす。
本当に何がしたいのかわかりません。
何故火傷をするとわかってて火に突っ込んで行くのか。
感情的になって申し訳ありません。
ですが、あの楽天的な母が影で泣いていて、自分の怪我も病気も父に相談できず、兄弟は家に寄り付かなくなり、みんな孤独でした。
全てはちちが
匿名さん、
コメントありがとうございます。
この記事は、1つのよくあるケーススタディを紹介しているもので、
「そういう見方もあるのか」と思っていただければと思います。
ただ、DVは必ず一方的な「悪者(加害者)」が存在することで、発生してしまうものではありません。
必ず因果が存在します。
たとえば、お母様がお父様を結婚相手として選んだ時点で、「因」があるわけです。
「加害者 = 悪」と捉えると、DVの解決は「離婚」、「別居」以外に見えてこないでしょう。
ご自身のお父様、お母様について詳しくお知りになりたい場合は、ミエナの個人セッションにお申し込みくださいませ。
ミエナ