職場で孤立したときの仲間の作り方:賢い人ほど孤立しやすい3つの理由

こんにちは、ミエナです。

今回は、「職場で孤立したときの仲間の作り方」をテーマに記事を書いていきます。

ミエナ
この記事は、「コミュニケーション能力が高いにも関わらず、職場で仲間が作りにくい状況にある人」に向けて書いています。

職場で孤立したときの仲間の作り方

Q.あなたは、今の職場で新しい仲間が欲しいですか?

4月から新生活が始まり、新しい職場部署で働く人も多いと思います。ワクワクした高揚感を胸に、大きな第一歩を踏み出すことになると思うのですが、よくあるのが新しい職場でのアウェイ感…。誰しも一度は経験したことがあるではないでしょうか!?

職場で孤立…よくあるパターン

  • 新入社員は自分だけ…
  • 派遣社員は自分一人だけ…
  • 年齢層が異なる人が多い…
  • 同性がいない…
  • 部署異動したら、知っている人がいない…
  • 一人作業が多く、他のスタッフと話す機会がない…などなど

上記のような状況のときに、どのように仲間を作り、心地よく仕事ができる環境を作るのか、この記事では、スピリチュアル的な視点で解説したいと思います。

▼理想的な職場

  • 孤独感を持たずに済む職場
  • みんなと助け合いができる職場
  • 多くの情報交換ができるコミュニケーションが活発な職場
  • プライベートも一緒に楽しめる仲間がいる職場

賢い人ほど孤立しやすい3つの理由

私は「賢い人ほど、新しい職場や部署で孤立する」と考えています。

それは、賢い人ほど「付き合うメリットが大きい人とだけ関わりたい」と考え、そして、職場の空気を読むからです。

さらに賢い人ほど、相手の立場から物事を考え、相手に「自分と仲良くするメリットがあるのか」を客観的に捉えてすぎてしまうからです。

▼新しい環境で孤立しやすい人

  1. 職場で鋭く空気を読む人
  2. 付き合うメリットが大きい人とだけ関わりたいと願う人
  3. 相手にとって「自分と仲良くするメリットはあるのか」を真剣に考えてしまう人

以上の3点について、多く当てはまってしまう人は、新しい環境に順応するのが遅れてしまうかもしれませんね。

①職場で鋭く空気を読む人

新しい職場に、自分が一人だけが加わる場合、周りの人たちはそれぞれ既存のチーム同士であったり、仲良しグループかも知れません。

このような自分だけが孤立した状態で、周りの空気を鋭く読んでしまうと、「他の人同士の会話を邪魔してはいけない」、「自分が場の空気を乱してしまうかもしれない」、「自分の寂しい気持ちを人に見透かされたくない」などのマイナス思考に陥りやすくなってしまいます。

このような流れで、知らない人とのコミュニケーションに対し躊躇しやすくなってしまうのです。

②「付き合うメリットが大きい人とだけ関わりたい」と思う人

「仕事の出来なさそうな人とは仲良くしたくない」、「優秀な人とだけ仲良くしたい」と考える人は、ある意味で賢い人間関係の構築を目指している人だと思います。しかしながら、相手のことをよく知らない段階で、仲良くするメリットのありそうな人だけを選んでしまうと、それだけ多くの人と話す機会が少なくなっていきます。

「付き合うメリット」があるかどうかは、その人と話してみないと分からない部分も多いので、先入観だけで仲間候補を選んでしまうと、孤立する可能性が上がってしまうのです。

③相手にとって「自分と仲良くするメリットがあるのか」を考えてしまう人

「正社員の人は、派遣社員の人と仲良くするメリットが少ないのでは…?」とか、「部署が違うから、隣の席の人は自分と仲良くするメリットがないだろう」など、相手の視点になって考え過ぎてしまうと、新しい仲間はなかなかできません。

「相手が自分に感じるメリット」は、まさに相手次第の話ですので、最初から深く考えすぎる必要はなく、まずは一度会話してみることが重要です。

ミエナ
一人に話しかけてみて、その人と仲良くできなくても、他の人に切り替えれば良いだけです。

孤立した状態から、新しい仲間をたくさん作る方法

新しい職場環境で、なかなか新しい仲間ができない場合、大切なのは下記の2点だけです。

  1. 本心から、相手と仲良くなりたいと思っているかどうか
  2. 最初の会話の切り口

以上の2点です。それ以外は重要ではありません。相手の人と仲間になれるかどうかは、自分だけで決めることはできません、もちろん、相手の人の自分への評価も影響してきます。

でも、相手からの自分への評価は、出会ったばかりのときは容易に覆らないので、最初は考慮しないことをおすすめします。

①本心から、相手と仲良くなりたいと思っているかどうか

仲間が作りにくい職場環境が生まれてしまうのは大抵の場合、自分自身が「相手を自分の仲間にするメリット」を感じていないからだと思います。

どんなにアウェイな環境であっても、自分が相手の人を「仲間にするメリットが大きい」と感じていれば、自然とコミュニケーションが生まれるからです。

簡単に言うと、「仲間にしたいと思わせてくれる魅力的な人間」が周りに大勢いれば、自然と仲間を作れる可能性が上がっていくわけです。

反対に…

「仲間にしたいと思わせる魅力的な人間」が周りにいなければ、一人ぼっちになる可能性が高くなります。

「仲間にしたいと思わせる魅力的な人間」が周りにいない…

このような職場環境で仲間を作っていくには、自分の本心を相手に喩られると、関係構築に失敗してしまいます。

▼悪い例

Aさん
あなたと友達になってあげてもいいわよ。だから、あなたのこと、もっと教えて頂戴。それから仲良くしてあげるか判断するわ。オホホホホっ

上記は極端な例ですが、Aさんのように「仲間にしたいと思わせる魅力的な人間がいない」と感じている状態で、相手の人と話すと、無意識に上から目線になりやすくなってしまいます。

また、その低いモチベーションが相手に伝わり、「ちょっと失礼な人」に自分がなりやすいのです。

このようなときは、自分の中の「仲良くなりたい」モチベーションを上げてから、相手と話すようにしましょう。ぜひ、下記の方法を試してみてください。

「仲良くなりたい」モチベーションを上げる方法

ここでご紹介する方法は、自分の心理をコントロールする方法です。

まずは、一人で「仲良くしてもよいかなぁ」と思う相手のことを勝手に想像してみてください。相手の趣味や好きな食べ物、好きな芸能人などを勝手にイメージするのです。

例:「隣の席のBさんは、きっと家で編み物をしている」

こんなことを頭の中で勝手に夢想します。

私は、この想像を一種の「推理ゲーム」だと思っています。

この推理ゲーム…言い方を変えれば「相手への勝手な決めつけ」…ただ、このような推理ゲームを続けていくと、段々と相手の真実が知りたくなります。

自分の「勝手な決めつけ」が当たっているかどうか、なぜか気になっていくのですね。

そして…

相手の真実が知りたくなると、「仲良くなりたい」というモチベーションが低い状態でも、相手に自分の想いを喩られず、気持ちよく最初の会話がスタートできるのです。

②最初の会話の切り口

①で解説した「推理ゲーム」によって、相手に気付かれないまま「相手のことをもっと知りたい」というモチベーションを上げていくことができます。

ここまで来たら、心の準備は万端です。では早速、相手に話しかけてみましょう。

相手との心の距離を縮めるためには、まず相手の情報をいっぱい知っている方が有利です。スパイみたいに相手のことをこそこそ探ったりするのはNGです。意外と勘付かれてしまうと思います…

だからと言って、いきなり「あなたの趣味は何ですか?」と質問はしてはいけません。相手にとって知られたくないこともあるでしょうし、心の距離が縮まっていない状態では、相手に不躾と評価される恐れがあります。

ですので、最初は、天気などの無難な話をしつつ、①で行った「相手への勝手な決めつけ」が正解かどうかを「はい」か「いいえ」で相手に答えてもらいましょう。

例:あなたの趣味は編み物でしょ!?なんか、やってそうっ!

先ほどの推理ゲームの答え合わせをする要領です。

●相手が「はい」と答えたら、推理ゲームに正解したわけですから、自分のテンションは上がります。こうなると、自分のテンションアップが相手に伝わり、相手から「この人は、自分のことに興味を持ってくれている」と感じてもらえることになります。

●相手が「いいえ」で答えれば、推理ゲームには不正解なのですから、より相手の真実が知りたくなってくるはずです。そうすると、相手と仲良くしたいというモチベーションも、自分の中で自然と上がってきます。

このように、推理ゲームで正解でも不正解でも、相手との会話の中で、自分のテンションを上げやすくなります。これで、最初の相手とのアイスブレイク(緊張をほぐし、話しやすい雰囲気を作ること)はやりやすくなるわけです。

新しい仲間を作る上での 2つ前提条件

仲間を作るには、下記の2つの前提条件が欠かせません。

  1. 自分が相手に興味を持つこと
  2. 相手が自分に興味を持つこと

上記の2つです。①「自分が相手に興味を持つこと」に関しては、先ほど説明した「推理ゲーム」によって解決可能です。

ただ、②「相手が自分に興味を持つこと」に関しては、自分ではどうしようもできない部分があります。だから、「自分に興味を持ってくれる相手」を探すほかありません。

でも、「自分に興味を持ってくれる相手」が全くいないことは、職場の人が少なすぎる場合を除いて、起こりにくいことです。ですので、ぜひとも、相手のことをよく理解した上で、「自分に興味を持ってくれる相手」を探してみてください。

ミエナ
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