こんにちは、今回は「運気アップを頑張っても無駄になるパターン」をテーマに、記事を書きます。
そもそも「運気アップ」とはなんでしょうか?俗にいう下記の行為を指します。
- 風水
- ラッキーアイテム
- お守り
- パワーストーン
- 招き猫
- パワースポット巡り
今更、これらを否定するわけではありません。波動を上げる効果も、波動を整える効果もあります。もちろん、運気も上がるでしょう。
では、なぜ「運気アップを頑張っても無駄になる」パターンとは、どのようなものなのでしょうか?これからご紹介します。
パターン①:運気アップの目的が利己的
「運気アップ」に関する記事や本が世の中、すごく出回ってますよね。私もたくさん読みました。しかしながら、「運気アップ」に関しての本は、「お金持ちになる」「良い出会いがある」「健康になる」など、利己的な結果を願うものです。
当たり前ですが、「戦争と飢餓を無くすために、風水しましょう!」などというテーマの本は皆無なわけです。
よって、利己的な考えにより波動を下げる可能性があるんですね。
どんなに、風水に従って、黄色いもので室内を埋め尽くそうと、利己的な思考に陥って、波動を下げては意味がありません。
パターン②:運気アップを頑張りすぎる
「運気アップ」に対する行為は推奨しますが、そもそも「運気アップ」を意図的に、はからなくても、自然に運気は貯まります。一生懸命に頑張っていれば貯まるものをお金をかけてやる必要性はそもそもないのです。むしろ、「運気アップ」を目くじらを立てて行う方が不幸になるでしょう。
パターン③:運の使い方が誤っている
この記事で一番言いたかったことが、「運気」は使い方が重要ということです。これをご説明するにあたり、「運」そのものについてご説明します。
「運」とは
「運」は、人間に誰しもが備わる不思議な能力を発揮するためのエネルギーで、一瞬だけ未来を見せてくれたり、願いを引き寄せるものです。
運は自然に貯まりますが、使うとなくなります。一度使うと、貯まるまでに、時間がかかります。
「運気」は、お金に似てますね。
使うとなくなりますし、お金も職に就いていれば自然に貯まります。つまり、「運気アップ」はお金でいうと「収入アップ」です。「収入アップ」は大切ですね。しかし、「収入アップ」は簡単ではないですよね。むしろ、私たちがすぐにできることは「節約」ではないでしょうか?
運気アップよりも運の節約を
使ったらなくなる「運気」を貯めることにばかり目を向けて、「運気を節約」することに目を向けない人は、幸せへの次のステップへは進めないでしょう。
ここであなたに問題です。
主要国首脳会議 G20の「G」の略はなんでしょうか?下の3つから答えてください。
1:Generl 2:Group 3:Great
G20について知っていれば、答えは、2番であることが分かります。※ちなみに私は知りませんでした。
しかし、正解が分からない場合、3分の1の確率で正解することができます。
さて、仮にあなたが高校3年生で、この問題がもし大学の入試試験で出たらどうしますか?正解を知らなかった場合、3分の1の確率にかけるしかありません。そのときに、自分の「運」を無意識に使ってしまうかもしれませんね。
反対に、勉強をして正解を知っていた場合、自分の「運」を使わずに答えを得ることができます。
つまり、自分の「運」を節約する方法は、努力なのです。「努力すれば報われる」というのは、「運」を節約できるからと言えるでしょう。
下らないことに運を使ってはダメ
運がない人の典型は、ギャンブラーでしょう。
アニメ「名探偵コナン」で、ずっと記憶に残っているシーンがあります。
探偵の毛利小五郎が、パチンコ屋から当選品がいっぱい入った袋を抱えて自動ドアから出てくるシーンで、それを隠れて見ていたコナンはこう言います。
コナン「あーあ、こんなところで運を使っちゃって、だから、おっちゃんは…」
「運が減るものである」ことを「名探偵コナン」の作者は理解しているのでしょう。パチンコで運を使えば、事件に巻き込まれ、死に直面したときに、九死に一生を得るような奇跡は起こりにくいのです。
ちなみに、ギャンブラーの中でも、プロのギャンブラーは除きます。プロのギャンブラーは、確率論で勝率を上げているからです。
一般のギャンブラーは、運否天賦(うんぷてんぷ)に任せる場合が多く、そのため、勝つためには、還元率の低さを運でカバーしなければいけないのです。
▼宝くじと公営競技との比較
ギャンブルの種類 還元率 宝くじ 45.7% 競艇 74.8% 競輪 75.0% オートレース 74.8% 競馬 74.1%
簡単にご説明すると、宝くじでは、10,000円使うと、当選金が平均で4,570円が戻ってきます。つまり、10,000円あたり5,430円の損を被るのです。
つまり宝くじで勝つためには、5,430円の損をカバーし、さらに、儲けを出す必要があります。それには、たくさんの「運」を使う必要があるのです。
ギャンブラーの不幸な典型例をご紹介します。
例えば、Aさんは、宝くじで自分の運を最大限に発揮して、1万円で10万円の当選金を得たとします。
しかし、家に帰った瞬間、Aさんは、人生最大の2択を迫られました。父親が病気で倒れ、父親の病院を継ぐように言われたのです。この「継ぐ」「継がない」という選択に、Aさんは、運という未来を予見できる力を使わずに、自分自身で解決することになります。
つまり、下らないことに運を使うと、大切なことに運が使えません。きっちりと運を使うとき、使わないときを考える必要があるのです。
まとめ
運は、自分の幸せに直結することにしか、使うべきではないのです。つまり、「お金 = 幸せ」ではないので、そもそも運を、お金に変えてはいけません。「運気アップ」は、やればやるほど良いのかもしれませんが、運を何に使うかで、あなたが幸せになるか否かが決まるのです。
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