人を批判しても意味がない【平和の正体】

  • 2019年11月16日
  • 2020年6月27日
  • 社会

こんばんは、ミエナです。

今回は「人を批判しても意味がない」をテーマに記事を書いていきます。

私のブログのアクセス数が1/5になったので、さらに好き勝手に自由なことを述べていきます。

参考記事:落ち込む自分との向き合い方【スピリチュアル的な解決方法】

上級国民を批判しても意味がない

池袋の高齢者によるアクセルの踏み間違いにより、尊い2名の命が失われました。暴走事故を起こした飯塚幸三容疑者は、書類送検されたものの、未だ逮捕に至ってません。

参考記事:池袋暴走の飯塚幸三容疑者 なぜ 逮捕ではなく書類送検

2019年11月15日時点では、まだ分かりませんが不起訴になるのではとも噂されています。

私は、いわゆる”上級国民”が他の高齢者ドライバーによる事故と同様に、法の下に逮捕され、罪を償うことをずっと祈ってました。上級国民という偉い人(?)が特別扱いをされる世の中は、どこか腑に落ちないのです。

しかしながら、最近、私は上級国民がどうでも良くなりました。「逮捕でも不起訴でもどっちでも良い」という考えに至ったのです。

それは、人を殺してしまうという行為は、等しく罰せられるべきなのかという問いです。

Aさんが人を殺すのと、Bさんが人を殺すのと、どちらが悪いのでしょうか。

例えば、Aさんは仮にHIVの治療薬を開発した研究家で3,500万人もの命を救った場合、交通事故で1人を死なせてしまったら、ずっと牢屋に入るべきなのでしょうか??(飯塚幸三容疑者を肯定しているわけではありません。)

なんというか、罪を償うことは、もはや”当事者でない人”がどうこういう領域ではない気がするのです。誰が正しいとか正しくないとか、考えることが不毛ではないかとも思うのです。

100人の他人を殺した殺人鬼と、自分の母親1人を事故で死なせた老人ドライバーと、どっちが悪いのだろうか?

もはや答えなどあるわけがないのです。

ミエナ
客観的に見れば、殺した人数が多い方が罪が重い。しかし、仮に死んだ母の遺影の前で、「お母さんを殺した老人ドライバーは、100人殺した殺人鬼より、良い人でした。」と言えるだろうか。

汚職政治家を糾弾しても意味がない

世界の半分の富を、約1%以下の人が独占しています。働かずに権力と富を持つ者がいます。

これは、もはや陰謀論ではなく事実です。

参考記事:世界の超富裕層26人、世界人口の半分の総資産と同額の富を独占

さて、この1%以下の人間を全員、牢屋に入れて、人類の50%もの富を再分配したら、地球に住む我々は豊かになるのでしょうか?

私は豊かになると思ってました。

しかし、答えは違います。豊かになりません。最近、そういう考えに至りました。

既存の権力構造が破壊されたら、次に来る時代は、平等な社会ではありません。新しい権力構造が再び形成されるだけなのです。

アリの巣を壊しても、1週間後には似たアリの巣が出来上がっている。

なので、同様に汚職政治家を憎んでも意味がありません。(森田健作知事とか)

ロックフェラー一族(※)を恨んでも、しょうがないのです。世界の悪の中枢を滅ぼしても、次の悪が誕生するのです。

※デイヴィッド・ロックフェラー氏は、すでに亡くなられています。

鬼を倒しても「めでたし」とならない桃太郎

私は、日本昔ばなしが大好きです。絶対に正義が勝つ。

アンパンマンも肯定します。

しかし、これらの”正義が勝つ”ストーリーには、落とし穴があります。仮面ライダーも、戦隊モノも、ウルトラマンも。

悪を倒しても平和にならない。真実は。

なぜかというと、「悪」の本質が分かってないからです。

鬼は、本当に悪なのでしょうか?

更生して、いい人に変わらないのでしょうか?

桃太郎は何の権利があって鬼を殺すのでしょうか?(桃太郎は日本刀を持っているので、鬼は殺されたと想定される。)

金銀財宝を手に入れた桃太郎は、その富を何に使うのでしょうか?もしかしたら、女遊びに使うかも知れません。

真実の悪の正体とは?

悪の正体は何でしょうか?悪を倒しても平和になることができないならば、どうすれば平和になるのでしょうか?

答えを先に言います。

人間ひとりひとりが欲を持たないこと

ミエナ
ここでの「欲」とは、エデンの園でアダムとイヴが食べた「禁断の果実」と言えるかもしれません。精神世界よりも、物質世界を重んじ、他人を蹴落としてまで空虚な豊かさを求める心を指します。

平和な世の中は、人の批判の上には成り立ちません。

人を批判し糾弾しても、悪人はいなくなりません。

それより、

今、自分が波動を上げることが社会全体の利益(つまりは平和)につながる。

まとめ

権力の独占、犯罪の仕組みは簡単です。

ある一定数が必ず権力を独占する。

ある一定数が必ず犯罪を犯す。

権力を独占していた50%の人を逮捕すると、同じ人数の人が、権力を独占してなかった状態から、権力を独占する側に立つようになる。

犯罪者の50%を逮捕したら、同じ人数だけ、温厚な一般人が犯罪者に変わる。

この絶対数を変えるには、ひとりひとりが波動を上げるしかないのです。地球全体が変わることを求めている。

近頃、私は、そう思うのです。

ミエナ
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