テレビを疑おう【多すぎる犯罪ニュース】

  • 2021年8月26日
  • 2023年9月14日
  • 社会

こんにちは、ミエナです。

今回は、「テレビを疑おう」というテーマで書いていきます。

テレビを疑おう

Aさん
「テレビを疑おう」だなんて、今さら!?テレビなんか、最初から信じてませんよ。

上記のAさんのように思う人も多いと思うのですが、私が今回、注目したいのは、「犯罪のニュース」です。

「犯罪のニュース」ってやたら、多くないですか!?通り魔、わいせつ行為、交通犯罪、覚醒剤、サイバー犯罪、詐欺などなど…

1日に、1つのニュース番組で、「犯罪のニュース」は、3〜4件くらい報道しますよね。そう考えると、年間で、約1,460件くらいの犯罪のニュースを、私たちは目にすることになります。

でも、私は、先日、ついに40歳になりましたけど、40年間で生きてきて、ニュースレベルの犯罪に関わったことは一度もありません。(私だけでないはず…)

ちなみに、私の近辺で起きたニュースで報道された事件は、40年の間で下記の4件だけです。

  • 近所の用水路でワニガメが見つかる(1998年くらい)
  • オウム高橋容疑者が、当時の自宅から2km先の漫画喫茶で逮捕された(2012年)
  • 500m先の近所で、子育てに悩んだお母さんが、2歳の子どもを布団で巻いて死亡させてしまう事故発生(2020年)
  • 小田急で無差別殺傷事件の発生日に、発生5時間前の”反対車線の小田急電車”に乗る(2021年)

大きい事件、小さい事件含めて、テレビ報道されたことを基準にしまして、大体、4件くらいです。ほとんどの事件は、私には実害はなく、単に「家から近いなぁくらい…」の印象で、知人も関わっていません。

1つのニュース番組で年間で1460件の犯罪のニュースが報道されたとして、これだけ考えると、日本は犯罪大国ですよね。周りの人は、みんな悪い人に見えてしまうレベル…

でも、実際に、私が生きてきた中で、ほとんど、犯罪を目撃していないのですよ…みなさん、どうですか?

1日に、4件の犯罪ニュースをテレビで観たとして、5歳から40歳まで見続けたら、5万1100件の犯罪ニュースを観ていることになります。

それで、実際に、遭遇しそうであった事件は、私の場合、4件です。つまり、テレビで報道される犯罪に関わる(?)確率は、0.0078%(私の場合)くらいです。ですので、

私は、テレビの犯罪ニュースの報道は多すぎると思っています。

もちろん、社会を震撼させるようなニュース、犯罪抑止に繋がるニュースもあるので、全部が無駄ではないのですが、実害と対比すると、そこまで、犯罪ニュースを報道するメリットが見いだせないです。

幼少期の「社会のイメージ」はテレビで作られる

1人の人間が、人生の中で遭遇する事件よりも、1万倍以上も多い事件の話を私たちは、見聞きしている可能性があります。

子どもの頃から、テレビを観て育った私たちは、無意識に「犯罪は身近にある」と誤解しながら、生きているかも知れません。

テレビの犯罪ニュースがもたらす精神ダメージ

なぜ、こんなことを私が、言い出すかというと、自分の心を霊視していたら、テレビの犯罪ニュースから受けていた「精神ダメージ」がことのほか大きいことに気付いたのです。

私は、マスコミを全て信用するタイプではないし、私はかつて、FMラジオですが、ニュース番組も作っていたので、ちょっとはメディアに対するリテラシーがあると思っていたのですが、自分の心の中を覗くと、幼少期の犯罪ニュースから受けていた「闇」が見えてきたのでした。

この「闇」に気付いたとき、自分の中で、ちょっとスッキリした気分になったと同時に、「これほどまでに、幼少期に観た犯罪ニュースが、心にネガティブな感情を抱かせていたのだ…」と驚きました。

日本は平和であるし、テレビで報道するような悪い人は、ほぼいない

Q.テレビを観ていると、世の中の1%くらいが、犯罪者のような気になりませんか?

仮に、世の中の1%も犯罪者がいたら、日本だと約120万人が犯罪者となります。ちなみに、

検察庁が発表した「起訴された人」の数は、 2019年の統計で8万1,186人です。

※上記は、起訴された人の数なので、厳密には犯罪者と異なります。
参考 サイト:検察庁 – 犯罪情勢(最終更新日:2021年1月8日)

1年間に起訴された人の数は、人口比で0.064%くらいです。

もちろん、示談で解決した事件・事故、未解決事件を含めたら、もっと人数が増えると思いますが、自分たちの身近に、犯罪者は、イメージと比較して、ほぼいない…(と、言えるのではないでしょうか!?)

※犯罪の内訳において、半数近くが窃盗です。人を傷付ける傷害事件は、全体の犯罪の中の10%くらいです。殺人事件となると、さらに極小…

「地球は悪い人だらけ」と子どもが信じる怖さ

犯罪ニュースを目にする子どもにとって、この星は、無情な犯罪者の多い星に映ってしまうかも知れません。

犯罪ニュースのイメージだけを信じていれば、子どもたちは、「自分もいつか数十年後には、2件か3件の大きな犯罪に巻き込まれるかも!?」と思ってしまうかも知れません。

でも、多くは、私のように、犯罪とは無縁。むしろ、過剰な犯罪ニュース報道により、「この世は、犯罪が多い」と誤認することで、無自覚に、精神的なダメージを受けることの方が影響が多いと私は思います。

ですので、私は、「子どもは、ニュース番組を観ない方が良い」と今は思ってます。犯罪ニュースは、真実ではなく、「虚構の犯罪大国 日本」のイメージを創っているのではないか…

みなさんも、ご自身が観ている犯罪ニュースと、実際に遭遇した犯罪数を比較してみてくださいね。何か気づきがあるかも知れません。

ミエナ
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