こんにちは、ミエナです。
今回は、「人を殺した人は死後、地獄に堕ちる?」をテーマに記事を書いていきます。
地獄については、下記の記事で詳しく書いています。
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人を殺した人は死後、地獄に堕ちる?
Q.あなたは、人を殺した人は死後、地獄に堕ちると思いますか?
上記のAさんのように考える人も多いと思いますが、実際のところ、どうなのでしょうか?
殺人は、その目的によってスピリチュアル意味が異なる
「殺人」と一言でいいましても様々な「殺人」があります。下記では様々な「殺人」をスピリチュアル的に罪が軽い順に挙げています。
▼様々な殺人(スピリチュアル的に罪が軽い順)
- サメが人を殺す(一応…殺人…)
- 戦争での殺人
- 仇討ち(あだうち)
- 自分を不幸にした人への復讐
- 強盗殺人
- 無差別殺人
殺人はもちろん大罪なのですが、全ての殺人が同一のスピリチュアル意味を持つわけではありません。地獄に堕ちるかどうかの基準は、その動機と深く関連があります。
①サメが人を殺す(一応…殺人…)
サメが人を殺そうと、サメは地獄に堕ちません。当たり前ですが…サメが人を襲うのは食物連鎖の一環であり、人間が豚肉を食べるのと同じ扱いとなります。
②戦争での殺人
この世には、前世で兵士だった人が大勢います。そのような人の過去世を視ると、戦争で大勢の人間を殺しているのです。
でも、兵士が地獄に堕ちることはありません。兵士にとってのゴール地点は、祖国を守ることであり、人を殺すことではないのです。
昔の武将も同じ理由で地獄に堕ちません。大勢の兵士を指揮し、その判断によっては多くの死者を出したことでしょう。しかしながら、「自分たちが戦わなくては、祖国の民が殺される…」そのような想いで戦いに挑んでいる限り、彼らには正義感が殺人の根底にあります。
前世が兵士の人は、今世で優秀
前世が兵士の人は、今世では、とても誠実な人が多いです。大切な人を守る気持ちが強く、勇敢さもあります。前戦で戦う兵士の人は、チームワークに優れ、仲間を大事にします。
また、近衛(このえ)兵だった人は、忠誠心が強く、偉い人に気に入られやすい特徴があります。
また、前世で武将だった人は、今世でも仕事において強いリーダーシップを発揮します。戦略を素早く作成し行動力が高いので、頼りがいがあるのです。
③仇討ち
自分の大切な人が、他人に傷つけられたら、誰しも復讐心に燃えるはずです。
時代劇『忠臣蔵』では、この仇討ちが美談となり、現代に語り継がれます。かつて、日本では殺人を犯しても仇討ちであることが証明できれば、罪にならない時代もあったのです。
殺人は悪いことです。しかしながら、正義の鉄槌を下すという明確な目的意識が存在するのが、仇討ちです。
仇討ちによって殺された人からすれば、地獄に堕ちてほしいと望むと思いますが、始めに殺された人から見れば、「自分の無念を払ってくれた」と考えるわけで、殺人犯と言えども「悪人」という一言では片付けられません。
このようなケースの殺人は、殺人と言えども地獄に落ちないでしょう。
(地獄に落ちないからと言って仇討ちを推奨するわけではなく、現代では、法によって相手を裁くべきです。)
④自分を苦しめた相手に対しての復讐
恋人同士、夫婦間に多い殺人です。
このようなケースでは、「自分が不幸なのはアイツのせい」という考えが根底にあります。スピリチュアルの基本は、「自分の不幸は自分のせい」なので、そもそもの理屈がスピリチュアルの法則に反しているわけです。
また、上記の②や③にあるような正義感とは無縁の殺人です。そのため、地獄に堕ちるリスクは必然と高くなります。
ちなみに、人間は、苦しみが増すとまず自分自身を責めます。この自分を責めている時間が一番、苦しいのですよね。そのため、この苦痛から逃れるために「人のせい」にします。
「人のせい」にすると、人は急激に波動が低下し、心の摩擦が少なくなるので心が一時、楽になるのです。
人のせいにすることは、麻薬と同じです。
自分で気付かない内に、波動を下げすぎて、最後に殺人まで犯してしまう…
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⑤強盗殺人
強盗殺人をする人は、お金目当てです。
お金をいっぱい持っている人は、強盗殺人なんてしません。お金欲しさに殺人をするわけで、殺人そのものに意味を感じているわけではないのです。
ただ、人の命を軽く見ている点で倫理観が崩壊しており、意識レベルが非常に低い状態です。
この意識レベルの低さにより、死後、地獄に堕ちるリスクが高いと言えるでしょう。
ちなみに、④「自分を苦しめた相手に対しての復讐」と大きく異なるのは、相手に対する「憎しみ」がない点です。その点では、④とは罪の捉え方が変わります。
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⑥無差別殺人
無差別殺人は、社会そのものに対し、憎しみを感じているために起こります。
このような殺人は、間違いなく地獄に堕ちるでしょう。
殺人におけるスピリチュアル的な罪の重さは、その動機や意識レベルによって変わるのですが、無差別殺人は動機が曖昧であり、正義感(誤った正義感も含む)もありません。
このような殺人は、波動が極限にまで下がった人が起こし、同時に悪霊に憑依されている可能性もあります。目が死んでいる状態なので、見た目でも特徴がはっきり表れます。
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読者さんからの質問
前回の記事『地獄とはどんな場所?落ちたらどうなるの?地獄に落ちないたった1つの方法』で、私は、「絶対に人のせいにしないこと」を挙げました。そのことについて、下記のコメントを頂いたのでご紹介します。
ニックネーム:けいこさん
こんにちは、いつも色々と教えて下さり有難うございます。
地獄に行かないようにする方法は、何が起きても、絶対に人のせいにしないこと。これだけなのですか、殺人などは、もっと酷いと思いますけど、
人のせいにする。私はそういうことをして来ていなかったかなと考えてしまいます。
思いつきませんけど、これからも気を付けます。ありがとうございました。
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人のせいにすることがなぜ、地獄に堕ちることに繋がるのか
「人のせいにすること」が地獄に堕ちる第一歩になります。
上記の④〜⑥の殺人に共通する点を考えてみると、「人のせいにする」ことで自らの行動を正当化していますよね。
殺人というのは結果です。スピリチュアルが問うのは原因です。
「殺人 = 地獄に堕ちる」ではないのです。
殺人を犯さずとも、頭の中で常に「人のせい」にしていれば、それは次に行動に表れ、地獄に堕ちるリスクを上げますし、邪念が強ければ、死後、地獄に堕ちる可能性もあるのです。
不謹慎なワードですが、無理心中(例えば夫の暴力などに耐え兼ねて、未来に希望を全く見出せなくなり、子どもの幸せ?を思って(←きっと違うと思いますが)自分も死んで子どもも道連れ…と言うパターンはどうなりますか?やはりそれも、人のせいにしている類いに入るのでしょうか??
mmさん、コメントありがとうございます。
全く別軸の話ですね。憎くて子どもを殺めているわけではありませんから。「人のせい」の類いに入りません。
むしろ愛おしい、子どもを残して死ねないのという自殺の枠組みで議論すべきです。
殺人と同列で考えることではありません。
今回の記事の中で、
↓
『スピリチュアルの基本は、「自分の不幸は自分のせい」』
とありますが、
例えば、虐待する親の元に産まれて、虐待を受け続けている子どもは、その子も自分のせいなのでしょうか?
もしそうならば、
※過去世の因果 によってその親を選んだ。
※その子が、大人になってから幸せになるか不幸になるかはその子次第(確かに、壮絶な環境に育っても、立派な大人になってる人って世の中にけっこう居ます)
などが理由でしょうか⁇
もしくは、違った見解があればぜひお聴きしたいです。よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
> 虐待する親の元に産まれて、虐待を受け続けている子どもは、その子も自分のせいなのでしょうか?
「虐待を受け続けている子ども」は、一括りに出来ないのですよね。大きく3つくらいに分けられます。
▼虐待を受け続けている子どもの3つのパターン
①虐待する親ではないと天界で認識していたが、生まれる前に親側が急激に波動を下げたことにより、不運にも虐待が起こってしまったケース。つまり、子どもの運命や因果応報とは関係なく虐待が起こる。
②虐待する親だと分かって生まれてくる子ども。虐待する親に生まれることで、カルマを人生早期で解消しようとする。
このタイプは、抱えるカルマが大きい魂(※過去世の因果とも言える)、もしくは、今世で急激な波動レベルの上昇を望む魂が該当する。
③親を正すために、虐待死を覚悟して生まれてくる「天使の魂」・・・死を持って親の魂を磨く覚悟で生まれてくる
以上の3つです。
虐待を受け続けている子どもは、どれかに当てはまると思います。多くは、①か②です。
虐待を受け続けている子どもについて、詳しく教えて下さりありがとうございました。
3つもパターンがあるんですね…参考になりました。
人生って複雑だなと改めて思いました。
ただ、大きい括りで言うと、義務教育もある意味で虐待だし、地球に生きている時点でルールが多くて虐待の星(←言いすぎかな😅)かなと思いました。
前略、初めまして、今、魂・霊魂・霊格・天界などに関しての勉強をしております、で、質問ですが、この世での悪事はあの世では一旦クリアーされ、天界での審判になるとゆう、本当なのでしょうか?本当ならばある程度の悪事はしても良い(悪い言い方ですが)のですかね?
それと、他界すれば、魂となりえるのですが、魂には男女の区別的な審判や、妥協性などはあるものなのでしょうか?
コメントありがとうございます。
> この世での悪事はあの世では一旦クリアーされ、天界での審判になるとゆう、本当なのでしょうか?
それは、きっと「そう願っている人がいる」だけの話だと思います。
そもそも「悪事」が何を指すか…
> 本当ならばある程度の悪事はしても良い(悪い言い方ですが)のですかね?
反対ではないですか?天界の裁判にかけられるわけですから、天罰が下ることを指しているのだと思います。
> 他界すれば、魂となりえるのですが、魂には男女の区別的な審判や、妥協性などはあるものなのでしょうか?
ないと思います。
妥協性があるとすれば、前々世などの過去世も考慮されて審判されると思います。
ミエナ