こんにちは、ミエナです。
今回は、「パワーのある言葉・ない言葉」について書いていきます。
美しいスピリチュアル・カウンセラーの女性が、「愛は地球を救う」と言ったら、なんか説得力がありますよね。
しかしながら、こういうキラキラした言葉に、パワーはあるのでしょうか?
「愛は地球を救う」という言葉にパワーはない
スピリチュアル・カウンセラーが発するキラキラな言葉にパワーはありません。
キレイな言葉が、すごく説得力があるように、また魅力的に聞こえるのは、「言葉にパワーがある」からではありません。
言葉を発するスピリチュアル・カウンセラーが、言葉にパワーを乗っけているからです。そのために、特段に意味のない言葉も、美しい言葉のように聞こえてしまう…
▼発する人により印象が変わる言葉
上記は、「愛は地球を救う」という言葉を発する人を変えて掲載してみました。
スピリチュアル・カウンセラーが「愛は地球を救う♪」と言うと美しく聞こえますよね。
しかしながら、Bさんのようなサラリーマンが言うと、なぜか全然、説得力がありません。(私だけ??)
さらに、幼稚園児が言うと「言わされている感じ」もあります。
「愛は地球を救う」という同じ言葉でも、発する人により説得力が違うことが分かりますよね。これは、「愛は地球を救う」という言葉にパワーがないことを証明しています。
本当に、その言葉がパワーを持つなら、誰が発しても印象は同じはずなのです。
誰が言っても変わらぬ価値を持つ言葉
私は、キリスト教ではありませんが、例えば、聖書は誰が読んでも、発する人により意味は異なりません。「愛は地球を救う」という薄っぺらい言葉と異なっているのです。
▼誰が発しても印象が変わらない言葉
この聖書の言葉を、サラリーマンのBさんが言っても、同じく説得力があります。
むしろ、世界で一番売れている本の聖書は、幼稚園児が読んだって、説得力があるから不思議です。
聖書の言葉は、誰が発しても重みがあります。それは、この言葉には、パワーがあり、魅力があるからに他なりません。
※ちなみに上記の言葉は、マタイによる福音書 6:34です。(私は、あまり詳しく知りませんが…)
「発する人による意味が異なる言葉」はいらない
キレイな言葉は、スピリチュアル・カウンセラーが言うからキレイなのです。
言う人により異なる言葉は、真理ではないのです。
そもそも聖書は、神父様が読もうが、ヤンキーが読もうが、幼稚園児が読もうが、同じ説得力を持つのです。世界の名著も同じですね。その中には、真実があります。
「愛は地球を救う」、「高次元からのパワーを受け取ろう」とかは、スピリチュアル・カウンセラーが言いそうな言葉ですが、発する人によって意味が異なる言葉です。
これらの言葉に魅力を感じなくなったとき、人はきっと前に進むのだと思います。
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