こんにちは、ミエナです。
今回は、ブログ読者さんからいただいたご質問にお答えしたいと思います。
ブログ読者さんからのご質問
くおんさん（50代女性）からご質問をいただきました。
私はある時期、他人様や動物、地球の助けになることを人生の後半ではしたいと思った時から自分の仕事が全く長続きしなくなりました。
最近では常に、今、この職場から、将来自分がやりたい事に対して、自分が学ぶべき事は何か?、必要な経験なのか？、という点にしか興味がなくなりました。
しかも、自分で言うのもなんですが、物事の見抜きが凄く速くなったと思います。また、同じ時期位から神社の神様方に大変興味を持つようにもなりました(子供の時から神社やお寺は好きでした)し、神社に行っては神様方に上記の事が出来るようにお願いをしています。あまりにも転職をするので、経済的にも当然安定しません。
しかし、この今の自分の状況から抜け出せず…またこの状況の意味も分からず…単に自分が飽きっぽいからなのか…と悩む毎日です。我慢をして転職をしないようにしていくべきなのか、それともこのまま自分が感じるままに行動をして行けばよいのか？何かアドバイスがございましたら、お教え頂けますと大変ありがたいです。どうぞ宜しくお願い致します。
くおんさん、ご質問ありがとうございます。
くおんさんは、人生の転換点を迎えているのですね。自分の中のハイヤーセルフに気づき始め、その心を無視できなくなった状態と言えます。
このようなときは、「進むべき道が分からない状態」ですから、まずは、大きな変革を避けましょう。転職はしない方が良いです。転職すると、さらにあてもなく彷徨ってしまいます。
自分の中で、「学ぶべき事は何か？」や「今の仕事は、必要な経験なのか？」といった疑問が浮かぶことは、過去に積み上がった固定概念を壊し、新しい自分に生まれ変わるよう、心が動き出している証拠です。
つまりは、これまで「本当の自分だと思っていた自分が、本当は違うのではないか？」という、アイデンティティ（自己認識）の再構築しているのですね。
くおんさんが既に行っているように、神社に行って神様にお願いすることは、とても良いことです。このような時期は、日々の気づきがとても増えていく時期ですので、神社に行き心を清めることで、さらに気づきに対して敏感になっていくからです。
やるべきことは3つ
このような人生の転換点である時期は、以下の3つのことをぜひ、やってみてください。
- 「何のためにやりたいのか」について考える
- 様々な情報に触れる
- 子どもの頃を振り返る
上記の3つです。
①「何のためにやりたいのか」について考える
まず、くおんさんにやってほしいことは「考える」ことです。「他人様や動物、地球の助けになることを人生の後半ではしたい」という想いは、「何のためなのか？」についてです。
▼「何のためなのか？」の回答例
- 自分を必要とする人が存在するため
- 人から尊敬されたいから
- 自分に自信をつけたい
- 「もっと自分は活躍できる」と思うから
- 自分に誇りを持ちたいから…等々
上記は、ほんの一例です。
くおんさんは、「何のため」に人や動物、地球の助けになりたいのでしょうか？
この動機を探ることが重要である意味が、自分のこの気持ちは、「聖なる気持ちなのか？」、「不純な気持ちなのか？」をはかるためです。この気持ちが清い聖なる気持ちであるのなら、（挙げた例の中では）必ず上記のリストの一番上「自分を必要とする人が存在するため」に近くなるはずです。
上記に挙げた例の中で、それ以外の動機は、ちょっと不純な動機なのですね。不純な動機の場合、どんなに努力しても、成果は上がらず、ビジョンも見えてきません。なので、この確認はとてもスタートを切る上で一番重要なのです。
自分を必要とする人が存在するために生きる
くおんさんが考えるように「人や動物、地球の助け」となるには才能が必要です。誰にでもできることなら、天界は、くおんさんの力を必要としません。天界は、その人にしかできないことに、期待しているのです。
くおんさんが持つ才能を、そこに発揮することで、「自分を必要とする人の存在」が見えてくるのですね。
②様々な情報に触れる
自分の才能こそが、「人や動物、地球の助け」となります。才能とは、その人だけが持つ高い能力です。人を癒す才能がある人は、癒しによって「人の助け」となり、分析する才能がある人は、物事を分析することで「人の助け」となります。
くおんさんが、現在、自身の生きる方向性で迷っているならば、まだ、ご自身の才能に気付いていない状態かも知れません。仮に今は、自分の才能に気付かずとも、人には必ず才能があります。自分が、「ちゃちゃっと簡単にできちゃうこと」でも、他の人は、苦手だったりしますよね。それが才能です。
この「他の人は苦手で、自分は”簡単にできちゃう”ことは何か？」をまずは考えてみてください。その答えは、既に自分が持っているかもしれないし、もしかすると、まだ見ぬ「自分の知らない世界」の中にあるかも知れません。
自分の中で、この自分を才能を見つける鍵が分からない場合は、まず本屋さんに行ってみましょう。そして、とりあえず、一通り、本屋さんを巡回してみましょう。そうすると、普段、気にならなかった本がきっと目に入って、手に取ってみたくなるでしょう。そして、その本に興味が湧いたら、買って読んでみてください。
そこに、自分の才能を見つける手がかりがあるかも知れません。
③子どもの頃を振り返る
人生における答えは、実は、子どもの頃の記憶の中に眠っていることが多いのです。子どもの頃に、夢中になったこと、感動したこと、疑問に思ったこと、やりたかったことの中に、大人になってからの人生のヒントが多く隠れていることがあります。
小学生の低学年の頃に、友達から「すごいね」と賞賛されたことはありませんでしたか？
自分では、「すごくないよ…」と思っていても、それが、他人から見たら「才能」に見えたかも知れません。
さらに、忘れてかけていた子どもの頃の感動を思い出してみてください。
理由のないような些細な想い出の中に、自らの情熱をかき立てる何かがあるはずです。これらをヒントに自分の道を探していくと、自分の才能や「その才能を必要とする存在」が見えてくるでしょう。
これらが見えたら、あとは率先して、具体的に「誰に？」「何を？」したら「その人の助け」になるのかを考えてみましょう。自分の才能を基準に考えることで、行動すべきことが見えてくるはずです。
最後に
くおんさんのような自身の覚醒が起きた場合、まずは、「安定」を選んでください。それは、生活が安定していないと、メンタル状態が「生きることだけ（お金を稼ぐこと）」に向いてしまうからです。
失業中のような逼迫した状態で、美しいビジョンをキレイに描くのは、ちょっと難しい…明日、食べていけるかどうかを考えながらの自分探しは、雑念が混ざりすぎるのです。
ですから、このような転換点を迎えたら、派手に動かずにゆっくり思案するのがオススメです。
以上となりますが、上記の回答でも、まだまだ疑問がある場合は、ミエナの個人セッションをお申込みください。守護霊様のご意見を交えて、人生の方向性について、一緒に考えることができます。
