生きている意味がわからない…そんなときに読んでほしいブログ

こんにちは、ミエナです。

今回は、「生きている意味がわからない…」と考える方へ向けて記事を書いていきます。

ご相談「私にも生きている意味はあるんでしょうか?」

今回は、ニックネーム:promisesさん(30代女性)からご質問いただきました。

魂の成長のために生きているとしても、自分が本当に成長してるかもわからないし、うまくいかないことばかりで、私が存在しなければよかったのにと思うことも多いです。

自分の中ではただ死ぬために生きているとしか思えません。誰のことも信じられないし、自分のことだって不甲斐ないことばかりで信じられてるのかよくわかりません。

大切な人も守れない自分に価値なんてあるんでしょうか。すべてのものに意味があるとミエナさんは言っていました。私にも生きている意味はあるんでしょうか?

他の人間も生きてる価値があるように見えません。みんな大した人間じゃないくせにってそればかり思ってしまいます。

promisesさん、ご質問ありがとうございます。

promisesさんのように「私にも生きている意味はあるんでしょうか?」と考えてしまうことは、誰しも一度はあると思います。

このような質問に対し、よくある回答が下記です。

達観した人
誰だって、人それぞれ価値があり、そして生きる意味があるんです!

上記のようなありがたいお言葉…そんな話を聞くと一瞬だけ元気になるかもしれません…でも…

Aさん
じゃ…なんで?
達観した人
達観した人
・・・

上記のように「生きていることに意味がある」ことを理屈で答えるとなると、なかなかひと言で説明しにくいのです。

そこで、この記事では、この哲学的難題をできるだけ、誰にでも分かるよう解説していきます。

全てのものは「想い」から生まれた

Q:今、あなたの目の前には何がありますか?

一旦、スマホから目を離して、周りを眺めてみてください。

ちなみに、今、私の目の前には、メガネがあります。

私は今、ブログを書いていますので、上記のようなありふれたデスク環境があり、メガネもそこにあるわけです。

ここからは、「目の前にあるもの」について語っていきますが、一旦は、私の目の前にあるメガネを例に挙げて説明していきますね。

調べてみると…メガネは、13世紀後半にイタリアで発明されたようです。

発明される前には、当たり前ですが、メガネは存在していませんでした。

きっと当時、メガネを発明した人は、目が悪くなってきて「遠くが見えないなぁ…遠くがよく見える道具が欲しい!」と思ったはずです。

つまり…

「遠くのものをもっとよく見たい」という想いが、メガネの誕生のきっかけです。

では、私のデスクには、ボールペンもありますので、ボールペンについて考えていきましょう。

ボールペンは1943年、ハンガリーで生まれました。

きっとボールペンを発明した人は、「紙に文字を書きたい」と思ったはずです。

「想い」が先にあって、その後に「もの」が誕生する

このことに、ぜひ気付いてください。

イスも同じです。

イスは、人間の「座りたい」という想いがあって、その結果、発明されました。

つまり、全てのもの…今、あなたが目にしているものは、「想い」から生まれています。

宇宙が始まった当初からボールペンが存在していたわけではありません。

ボールペンが存在する前から「書きたい」という想いがあったわけで…

ではではもう一度、質問します。

Q:今、あなたの目の前には何がありますか?

1つ1つチェックしてみましょう。

手元にホイップクリームを作るハンドミキサーがある人は、きっと「かき混ぜたい」のですよね。

「かき混ぜたい」から「ハンドミキサーがある」のであって、「ハンドミキサーがある」から「かき混ぜたい」という想いが生まれるのでないですよね。

今の私は、ボールペンを見て「書きたい」と思うことはありません。むしろ先に「書きたい」と思うから、ボールペンを手に入れます。

想いが先にあり、存在(もの)はその結果、目の前にあります。

人に対して「○○したい」という想いが、あなたの存在の元になる

メガネは、「遠くを見たい」という人の想いを満たしています。

ボールペンは、「書きたい」という人の想いを満たしています。

イスは、「座りたい」という人の想いを満たしています。

ものは全て、人の想いを満たしています。

また、「もの」は人の想いを満たすこと以外のことは考えていません。

例えば、「もの」に心があったとして…

私のメガネくんは、「メガネとして生まれたのだから、ぜひとも世界一周したい」とは思いません。メガネくんは、きっと「人間に正しく使ってもらい、遠くのものを見てほしい」と願っていると思います。

メガネは、自分の役割を理解しており、自分の役割を遂行する上で、大事に扱われていることを望んでいます。

ボールペンも同じです。「せっかくボールペンとして生まれたのだから、私を金メッキで塗ってくれ…」とは懇願しないでしょう。

「もの」は、役割を通じて存在意義を発揮し、それ以外のことは一旦、二の次なのです。

実は、人間も同じで…

人間の心にも、「人のために○○したい」という想いがあります。

この想いこそ、あなたがここに存在する理由です。

この想いを無視して生きていれば、人の心は壊れていきます。

自分の役割を無視すれば、人は壊れる

メガネは、「人に遠くを見せる」という役割があります。

ボールペンは、「人が書いた文字を紙に残す」という役割があります。

イスは、「人の姿勢をゆったりさせる」という役割があります。

それぞれのものは、その役割を果たすことで、存在意義を最大限に発揮します。

では、役割を果たさないとどうなるのでしょうか?

例えば、メガネで釘を打とうとしてください。釘は打てません。ずっと、メガネで釘を打とうとすれば、メガネは壊れてしまうでしょう。

ハンドミキサーでキュウリは切れませんし、イスで高速道路は走れません。

それぞれの「もの」は、その役割以外で使うと存在意義がなくなり、壊れてしまいます。

人の心も同じです。自分の役割とは違うことをやらされると心が壊れます。でも、多くの人が自分の役割とは違うことをやってしまうのです。

それは、お母さんのお腹から産まれてくるときに、誰しも、自分の役割を忘れてしまうからです。

人は自分の役割を忘れて生まれてくる

人間は、「人に○○したい」という貢献の想いが元になって、この世に誕生します。

でも、お母さんのお腹から産まれてくるときに、その役割を忘れてしまいます。

そして、学校では、あなたの持つ本来の役割を無視して、違う役割を担わせようとします。それは、「テストで点を取る役割」です。

違う役割をやらされると、ものは壊れます。人間も同じです。

「テストで点を取る役割」は、誰かがあなたに言いつけた「偽の役割」です。そんな役割を一生懸命に演じても、高いパフォーマンスが発揮できるわけがありません。

メガネで釘を叩き、そして、ハンマーでキュウリを切る…

苦しんでいる人の心は、まさにこんな状態…

そうやって、「偽の役割」を演じていれば、「自分はダメだ…生きている価値はない」と思うものです。

最後に

生きている意味が分からなくなったら、あなたは「自分の役割」を見つけていないだけです。必死に探せば、きっと見つかります。

ちなみに、この「自分の役割」こそ、使命であり才能のことです。

そう考えると、ちょっと新しい視点を持てるのではないでしょうか。

ちなみに、私の「役割」は、「人に新しい視点を持たせる」なので、この記事を読んで「新しい視点」を持っていただけたのなら幸いです。

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