怒りを上手に抑える方法【今すぐできる】

こんにちは、ミエナです。

今回は、「怒りを上手に抑える方法」について書いていきます。

怒りを上手に抑える方法

今回は、ケイさんからご質問いただきました。

私は、子供の頃から感情の起伏が激しい方で、特に怒りの感情を制御するのがとても難しいときがあります。

特に子供の頃は、怒りのやり場がなく、暴力的な衝動が押さえられずに、物を壊したり、自分を叩いたりしていました。

大人になるにつれて、そこまでのことはなくなりましたが、いまでも時折、腹が立つと、ひどく暴力的な気持ちになり、人や自分、物に当たらないようにするのに、すごく苦労して自制しています。

ただ、カッとするのは少しの間だけで(よく6秒待つとか言いますが、私の場合は鈍いのか数分経ってじわじわ怒りが上がってきます)、20~30分経つと、なんであんなに腹立ったのかしら?と自分でも不思議になります。

自分でも良くないと分かっているので、外で、怒りを出すことはありません。友人には「そこは怒っていい」と言われることもよくあるので、自分で思うより怒りの沸点は高いのかもしれません。

ただ、自分では怒りたくないし、そういう暴力的な感情を持つ自分に対して嫌悪感もあります。相手が悪気がないことの方が圧倒的に多く、それを理解しているのに、なぜ腹を立ててしまうんだろうと思います。 怒りの感情の正体って、何なのでしょうか。また、怒りの感情に対してどのように向き合って行くのが良いのでしょうか。

ケイさん、ご質問ありがとうございます。回答させて頂きます。

ケイさんは、まず自分では怒りたくない」、「すごく苦労して自制しています」とお考えとのことで、努力されていて素晴らしいと思います。怒りやすいタイプの方は、まず、ご自身がすごく怒りやすいタイプであると、気付くことが重要です。

怒りやすい人は、優しい人である

みなさんは、映画『男はつらいよ』を観たことありますか?若い方は、観たことないかも知れません。葛飾柴又の寅さんの人情ドラマです。

私は、寅(役:渥美清さん)さんが大好きです。短気ですが、まっすぐで本当は誰よりも優しい。妹のさくら(役:倍賞千恵子さん)、おいちゃん、おばちゃんよりも、心優しいから、国民的な人気があるのです。

では、なぜ、「優しい人」が怒り、ときに(男性の場合)暴力的になるのでしょうか?

怒りやすい人は、自分が優しいことに気付いていない

映画『男はつらいよ』の中で、妹のさくらが、ケンカした後の寅さんに「お兄ちゃんは、本当は優しいのよね?」と語りかけるシーンは、この映画シリーズを観た人なら憶えていますよね。

そんなとき、寅さんは、「そんなことないよ」と照れます。短気な性格の人とは思えないほど、寅さんの丸い心境が見えるシーンです。

怒りやすい人は、自分が優しいことに気付いていないのです。そして、その事実に気付かせてあげると、自然と怒りが収まります。

反対に、怒りやすい人と自覚がある人は、自分が、本来、とても優しい性格であることに気付いてください。この事実を受け入れることが、怒らないための重要なポイントになります。

人は、なぜ怒るのか?

Q.みなさんは、人はなぜ、怒ると思いますか?

ストレスが溜まってるからでしょうか?自分勝手な人が、他人のことなどお構いなしに、自分のために怒るのでしょうか?

違います。

怒る人は、「自分が嫌われ者になってもいいから、人の心を正したい」と思うから、怒るのです。

下記に、人が怒る5つの理由を挙げます。

▼人が怒る5つの理由

  • 怒らせた相手に対し、「人の心を傷付けていることに気づいてほしい」から怒る
  • 一度、傷ついた心は、簡単に回復しないことに、気づいてほしい」から怒る
  • これ以上、あなたが、他人の心を傷付けないことを望む」から怒る
  • あなたには、言葉を選んで発言する癖を付けてほしい」と願うから怒る
  • 言って良いことと悪いことがあることに気付いてほしい」と願うから怒る

以上の5つです。ご自身が怒ったとき、きっと、心の奥では、上記のような気持ちになっていますよね。人は、(真意では)ストレス発散では怒らないのです。

怒りにくい人との違い

怒りやすい人と怒りにくい人には、思考のフローに違いがあります。

怒りやすい人ほど、客観的に物事を考えるのです。

ミエナ
一般論では、主観的な人ほど、怒りやすいと誤解されているかも知れませんが、反対です。例えば、客観的に物事を考える大学教授と、主観的に物事を考えるアニメ『天才バカボン』のバカボンパパは、どっちが怒りやすいか??実は、大学教授の方が、バカにされたら怒りやすいのです。なんとなく、分かりますでしょうか。

心の中の世界(スピリチュアル世界)では、主観の方がパワーが強く、客観の方が、パワーが弱いです。

つまり、客観的に物事を考える人ほど、怒りやすい…これは、例えば、相手からバカにされた場合、客観的な考えの人ほど、心のクッションが効きにくい…つまり、自分への侮辱に対し、心が受け止めきれず、反発してしまうのです。

「客観的に物事を考える人」というのは、他者愛の強い人です。

つまり、仕事に一生懸命な人であったり、他人に対して、自己犠牲を伴いながら、相手を正そうとする人です。逆に、「自分を愛す力が弱い」というデメリットの部分を持ちます。

このような人は、怒るとき、下記の過程を踏みます。

怒りやすい人の「怒るまでの一瞬の思考プロセス」

  1. (仮に)他人からバカにされる
  2. 自分がバカにされたことに気付く
  3. 「バカにされた事実」に対し、相手に対し「怒って良いのか」を考える
  4. 相手を想い、「相手に対し、怒っても良い」と判断する
  5. どれくらいのレベルで、どのように怒るかを考える
  6. 実際に怒る

上記の①〜⑥までの過程は、ほぼ一瞬です、ストレスが溜まっているときほど、この思考スピードは速くなります。

ポイントは、③「怒って良いのかを考える」にあります。

怒らないタイプの人は、この③「(相手に対し)怒って良いのかを考える」というプロセスを経ません。

それは、「怒って良いか」は、考える必要がないがないからです。なぜなら、怒らない人の脳裏は、「怒りが湧く = 怒って良い(主観的な判断)」だからです。

もっと分かりやすくご説明しますと…

▼怒りやすい人(例:仮に自分の母親をバカにされた場合)

Aさん
あなたの母親は、ちょっと田舎くさい。都会では浮くわね!
Bさん
Bさん
(ムカッ!)
Bさん
Bさん
(これって怒っていい場面だよね?)←現状を客観視する
Bさん
Bさん
あんた、そんな言い方、失礼じゃないの!!

反対に…

▼怒りにくい人

Aさん
あなたの母親は、ちょっと田舎くさい。都会では浮くわね!
Cさん
Cさん
(ムカッ!)
Bさん
Cさん
(私、怒っちゃったよ〜)←現状を主観的に捉える
Cさん
Cさん
(こういう発言する人って、結局、みんなから嫌われるのよね!関わるだけ無駄。)
Bさん
Cさん
そうなの!うちの母は、ホント、丸の内とかで浮くのよ〜。

上記のように、「これって怒っていい場面だよね?」と客観的に場面を考える人は怒りだし、「私、怒っちゃったよ〜」と主観的に捉える人は、心のクッションにより、怒りが外に出ません。

怒らない人になりたい方へ

怒らない人になるには、下記の2つを意識してみてください。

  1. 自分は優しい人間だと気付くこと
  2. 自分の心が怒りを感じたら、「怒っちゃダメ」と思わず、反対に、心の中で「怒っていいんだよ。怒っていいんだよ。自分が怒ることは、何も間違ってないんだよ。自分は優しいから怒るのだよね!?」と言い聞かせてください。

このプロセスを辿ることで、怒ることが如何に不要か、そして、怒る以外に人を正す方法があることに気付くはずです。

最後に

私は、怒りっぽい人ほど、人に対して親切にでき、みんなから愛される素質があると思います。この世知辛い世の中で、怒る人こそ、社会を前に進める潜在的なパワーがあるのです。

ミエナ
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