こんにちは、ミエナです。
今回は、「自分に自信をつける簡単な方法」について書いていきます。
自分に自信をつける簡単な方法
Q.あなたは、自分に自信がありますか?
自分に自信がある人は素晴らしいですよね。でも、ときに誰しもが突如として自信を失ってしまうもの…「生きづらさ」が強調される昨今、自分に自信をつけるヒントこそ、この時代に最も必要とされていることかも知れません。
自信がないのは人間だけ
「自信」について解き明かしていく上で、まずは、人間以外の生物に着目してみましょう。
みなさんが知っての通り、自然界に生きる動物において「自信ない…」と考えている動物はいませんよね。河にいるカエル、小さなスズメだって日々、自信に満ちあふれて生きています。そう考えると…自信を失っているのは、私たち人間だけなのですよね。
自然界には、「自信がない」という言葉さえ存在しないのです。
これは天界も同じで、私が神様に「自信をつける方法」を伺ったところ、「自信って何?」と言われてしまいました。「自信が持てない」というのは、天界に住む方々にとってはあり得ないことなのです。
自信がある状態が「普通」
「私には自信がある」と心から感じられる状態は、もしかすると「自分における最高潮のとき」と感じるかも知れません。でも、自然界の生物においては、自信がある状態が「普通」です。(天界も然り)
つまり…
自信のない状態は、自然界から見れば「異常」であり、「心の中に矛楯した感情」を抱いている状態なのです。
本来、「心の矛楯」は本能に従って生きていれば発生しません。しかしながら、人間社会での葛藤、他人との比較、誤った願望や欲望の中で、「本当の自分」を見失うことにより、この病は起こるのです。
「自信を持て」と言われて、自信を持てる人はいない
Q.学生時代に、先生から「もっと自信を持て!」と言われたことはありませんか?
私はあります。誰しも一度はあるのかなぁって思っています。ただ、その言葉をそのまま受け取り、そして、その結果、自信がを持てた人はいないのではないでしょうか!?
「自信を持て!」と言われて自信を持てるほど、それは容易ではないですし、他人がどうこうすることで解決するものでもないからです。
自分のことは、自分が一番知っており、あなたのことは、あなたが一番知っています。「自分のダメな理由」について、誰しも、自分なりの根拠がを持つのです。この「自信を持てない根拠」は、自らの心に強く刻まれており、容易に解けません。
「他人の可能性を信じること」の重要性
「自分はダメ人間だ」と思っている人が、容易に自信を持てないのは、自分が「自分自身をよく見つめ深く分析している」ためです。そして、その分析結果は容易には覆らないのです。
では、どうすれば自分に自信をつけられるのでしょうか?その答えは…
他人の可能性を信じること
です。
上記のAさんのように感じる人もいると思いますが、「自分が自信を持つこと」と「他人の可能性を信じること」には、深い因果関係があります。
先にもお伝えしましたが、そもそも人間は本来、生まれながらに自信を持っており、自信がない状態は、心に矛楯を抱えた状態です。この「矛楯」を抱えた状態における映し鏡こそが「他人」なのです。
よって…
他人の可能性を信じることで、自分を信じられるようになり、自分自身の自信に繋がるのです。
ライバルを応援しよう
それでは、「他人の可能性を信じる」とは、どのようなことを指すのでしょうか?
分かりやすい例で言えば、「ライバルを応援する」ことです。一流のスポーツ選手は、ライバルのプレーを見ながら、試合の勝敗を決めるターニングポイントでも「それっ、失敗しろっ!」なんて思いません。
一流の選手ほど、ライバルのプレーに対し、ベストなコンディションで、自らに挑んでくることを望むのです。そして、ライバルが好プレーを出したら、「さすが!こうでなくちゃ」と相手を褒め称えます。
一流と言われる選手ほど、「他人の可能性を信じる」ことで、自身のコンディションを無意識に上げているのです。
嫌いな人にエールを送ろう
嫌いな人に対して「あいつは、きっと落ちぶれる…」と考えていると、自身も人生において自信を失っていきます。
他人は、自分の映し鏡ですから、他人を卑下すると、自分の心にも反映するのです。反対に、「あの人も努力すれば報われる。素晴らしい才能があるのだから」と相手の可能性を信じることで、自然と自分にも自信が湧いてくるのです。
▼「他人の可能性を信じること」の例
- 若い人を見て「この人たちが、この日本を支えるのだ。みんな輝いている」と考えるようにする
- 疲れたお婆さんを見かけたら、「どうすれば、この人を元気に出来るだろうか?」と考えてみる
- バンドマンや芸人など、厳しい世界に挑む人に対し、「頑張れよ」と無言でエールを送る…などなど
上記のように「他人の無限の可能性を信じる」ことで、自分にも自信をつけることができます。
最後に
努力をもって、自分に自信をつけようとする人は大勢おります。これは、素晴らしいことではあるのですが、自信が持てないときに、無理して頑張ってしまうと、心への負担が大きいので注意が必要です。最悪の場合、努力の継続ができなくなる一方、さらに自信を失う場合もあります。
ですので、「自信をつけるための過度な努力」は、あまりオススメできません。
自信を持ちたい場合は、自分の価値や能力を上げようと考えるのではなく、「他人の可能性を信じる」ことを意識的に心がけてみましょう。そうすると、より良い改善が自然に出来るようになります。
例えば、ダイエットをして、もっとキレイになりたいと思ったときは、無理に痩せようとするよりも、「他人の美の可能性を信じること」が大切です。「どんな人でも、美しくなれる」と信じることで、自然と「より美しくなる努力」を無理なく継続できるようになるのです。
とてもおもしろく勉強になりました。
ありがとうございます。
「与えよ、さらば与えられん」という誰が言ったかわからない言葉を思いだしました。
ふくちゃん、
コメントありがとうございます。
> 「与えよ、さらば与えられん」という誰が言ったかわからない言葉を思いだしました。
本当にそうですね。気づきを共有いただき、ありがとうございます。
ミエナ
昔から自分に自信がある人に憧れがありました。自己肯定感が高い人を羨ましく感じていました。自分に自信がないから。
そして、なぜそのような人達は、自分に自信があるのだろうと考えると、自信を裏付ける行動と決断をしてきたのだろうと。そうだよね、私はそのような行動と決断をしてきてなかったよね…と言うような益々自信を失くす負のスパイラルに陥る事がよくあります。
他人の無限の可能性を信じる事で、自信がつくのなら、信じてみようと思いました。
こころが少し軽くなりました。
えるさん、
コメントありがとうございます。
記事がお役に立てて嬉しいです。
ミエナ
mienaさん
いつも興味深く拝読しています。ありがとうございます。
自信について
意識的、無意識的に関わらず常に考えております。自信が湧いたり失ったりの繰り返しです。
今回の記事を拝読し何だか腹落ちした気がします。
自信を失っている時ほど他者を応援する気持ちが消えます。
逆に‥ということなのかなと解釈し意識的に応援したいと思います。
いつも気づきをいただき感謝します。
匿名さん、
コメントありがとうございます。
記事がお役に立てて嬉しいです。
ミエナ