こんにちは、ミエナです。
今回は、「ネガティブ思考を断ち切る!自己肯定感の育て方」について記事を書いていきます。
ネガティブ思考を断ち切る!自己肯定感の育て方
Q. 普段は、とても明るい人でも、急にドッと落ち込むときってないですか?
私の場合は、しょっちゅうあります。例えば…
- 頑張っても頑張っても、前に進めない…
- この苦しみは永遠に続くかも…と思ってしまう
- 気力が出ない…
- 他人の人生がすごく羨ましい…
- 落ち込んでいる自分の姿を他人に見られたくない…
上記のようなことは、誰しもあります。ですので、基本的にネガティブな精神状態は正常なのです。
現代は、ポジティブであることを評価しすぎる
東京・渋谷を歩いていると、みんなキラキラしています。楽しそうに笑い、人生を楽しんでいるように見えます。また、インスタなどのSNSでも、ポジティブに生きる人たちが、素敵な写真をたくさんアップしています。
このような社会は、さも「ポジティブであることがすごく重要である」かのように、私たちには映ります。でも、私は、ネガティブな精神にも、人生におけるメリットがいっぱいあるように思います。
なぜなら…
危機が起こったときに、臨機応変に行動できるのは、ネガティブな人
だからです。
ネガティブな人は普段、リスクばかりを気にして、なかなか大きな行動ができません。でも、良い側面を見えば、ネガティブな人こそ、物事のリスクに対し、きちん意識が向き合えているのです。そのため、想定外な出来事が起こったとき、冷静に対処できるのは、ネガティブな人なのです。
私がお伝えしたいのは、「ネガティブ思考を全否定してはいけない」ということです。ポジティブすぎることも、実はデメリットがあり、双方のバランスを取ることが重要なのです。
ポジティブすぎるデメリット
- 状況判断が甘くなり、想定外のミスを犯してしまう
- 人の気持ちを考えず、自分の言いたいことだけを言ってしまう
- 「愛」や「信用」という重い言葉を軽々しく使ってしまう
- 利己的な人に利用されやすくなる
- 想定外に、自分が他人に嫌われたときに怒りが収まらない
- 自分の価値を実際よりも高く見積もることで、「他人から見た自分」とのギャップが広がる
- 「本当の気持ち」が判らなくなる
- 未曾有の危機に直面したときに思考停止する
ネガティブな想いは「心の成長痛」
人は、ネガティブすぎても良くないし、ポジティブすぎても良くありません。バランスが重要なのです。一番良いバランスは、ネガティブ4割、ポジティブ6割くらいだと思います。
この心のバランスで、ネガティブが増してしまうと、人は苦しい気持ちになってしまいますので、そうならないためにも、以下の章で、さらに「ネガティブ」について学んでいきましょう。
ネガティブ思考になりすぎてはいけない理由
▼ネガティブすぎるデメリット
- 人の優しさに気付くことができない
- 自分の苦しみを誰かのせいにしたくなる
- 他人に対して、疑心暗鬼になる
上記のように、ネガティブになると人間関係が上手くいかなくなります。みんなが思っているよりも、自分を過小評価してしまうのです。それにより、あなたのことが大好きな人が側にいても、コミュニケーション齟齬が生まれます。
誠実で頑張り屋さんほど、ネガティブになる理由
誠実で頑張り屋さんな人ほど、常に「理想に向かって、大きくジャンプしたい」と考えます。このようなエネルギッシュな感情は、心がポジティブなときは良いのですが、突然、目の前に大きな壁が立ちはだかってしまうと、反対に挫折感が強くなります。
一生懸命な人ほど、壁にぶち当たってないときでも、100%のパワーで取り組んでしまいます。
だから、目の前に大きな壁が立ちはだかったとき、もう、残りのパワーがないのです。
そうなると、ポジティブ → ネガティブ → ポジティブ → ネガティブ → ポジティブの無限ループに陥って、やがて心が病んでしまうのです。
「ポジティブな自分」と「ネガティブな自分」のバランスを正常に戻そう
自分を無理矢理、ポジティブな方向に持って行こうとすると、反動により余計にネガティブになってしまうことがあります。これは、ダイエットと同じで、心がリバウンドしてしまうのですね。
なので、ゆっくりと心のポジティブ割合を増やすことが重要です。
安定して成長することが信頼を生み出す
ポジティブとネガティブを繰り返すと、どうしても周囲の人から信頼が積み重なりません。
会社勤めの人は、 ポジティブとネガティブのループに陥ちいると、周りの人に心配されてしまいます。
反対に…
着実にちょっとずつ前に進むことができる人は、ゆっくりですが、底堅い信頼が集まってきます。
「千里の道も一歩から」という言葉がありますが、小さなステップを繰り返すことで、壁にぶち当たっても、その壁の前に、うち伏せることはないのです。
壁の前で、崩れない人は、徐々に尊敬されていきます。そして、数年経つ頃には、信頼の積み重ねにより、大きく人生が飛躍していくのです。
1日1%だけ前に進もう
ネガティブな心を抑え、ゆっくりとポジティブになっていく上で、小さな成功を積み重ねることが、とても大切です。
私は、みなさんに「1日1%だけ前に進もう」を提唱しています。毎日の生活の中で、昨日よりも、1%だけ良い方向に変える意識を持つのです。
- 昨日より、部屋のレイアウトを1%だけ改善する
- 昨日より、1%だけ多めに運動する
- 昨日より、1%だけ甘い物を我慢する
- 昨日より、1%だけ人に親切にする
- 昨日より、1%だけ自分にご褒美する
- 昨日より、1%だけ仕事を頑張る
上記のように、「1%だけ」と考えると、今すぐにできそうですよね。
1%の成長を毎日繰り返すと、少しずつ自信が付いてきます。そして、人からの信頼も、少しずつ厚くなっていきます。日々1%の成長ができると、なんと1年で38倍成長できるのです。積み重ねって大事ですよね。
お手本はクラゲです
クラゲは、ふわふわして、なんかやる気ない感じかも知れませんが、ちゃんと自分の行く先を決めて、行動しています。(1日に、目的の方向へ着実に進んでいる)
今、前に進めずに苦しんでいる人は、クラゲのように、ゆっくり前に進むイメージで日々の課題をクリアして行ってはいかがでしょうか。
波動の高い人ほど、自分のペースを大切に
波動の高い人は、ポジティブ精神全開で、ぐいぐいと前に行きがちです。それは、これまでの苦難をポジティブ精神で乗り越えてきた成功体験があるからです。
でも、先ほど、お伝えしたようにポジティブ精神を無理に保つと、さらに強いネガティブな感情に押しつぶされやすいです。
そのため、波動の高い人ほど自分のペースを保ち、着実に成長の道を進むことをオススメします。
「ポジティブな気持ちがいっぱい!」のときこそ、思い出をつくろう
ポジティブな気持ちが溢れているときこそ、「前に前に進もう!」と思いすぎるのは禁物です。そうではなく、自分がネガティブになってしまったときに備えて、ぜひ楽しい思い出をいっぱい作りましょう。
ポジティブなときほど、遊ぶ!
楽しい思い出は、自分がネガティブになったときの特効薬です。苦しいときに、楽しかった思い出を想い出すと元気になりますよね。これは、ただの感覚的なものはなく、宇宙の真理なのです。
…というのも、私は霊能者ですから、苦しんでいる幽霊をいっぱい見るのですが、そのような幽霊は、「楽しい思い出」が少ないのですよね。辛いことばかりが魂を覆い尽くしています。
ということは、「楽しい思い出」がいっぱいあれば、人は大往生できるということなのです。人生を悔いなく生きる上で「楽しい」は必須です。
そして、ネガティブにドハマりしたら、「楽しい思い出」を思い出すのが一番簡単ですから、「楽しい思い出」は、心にいくらストックされも良いのです。
「楽しい思い出」をいっぱい抱える人は、幽霊にも取り憑かれにくい!
だから、「楽しい思い出」は、スピリチュアル的に「無敵の要素」と言えるのです。
「社会はポジティブを評価しすぎる」
心は泣いているのに無理矢理ポジティブワールドに飛びこもうとすることがよくあります。そしてパワーゼロ。
焦らず落ち着きたいときに、お守りの言葉にします。
ありがとうございます。
eriさん、
コメントありがとうございます。
嬉しいお言葉で、私も元気を頂きました。
ミエナ
ミエナさん
こんばんは。
⚫︎…というのも、私は霊能者ですから、苦しんでいる幽霊をいっぱい見るのですが、そのような幽霊は、「楽しい思い出」が少ないのですよね。辛いことばかりが、魂を覆い尽くしています。
⚫︎「楽しい思い出」をいっぱい抱える人は、幽霊にも取り憑かれにくいです。だから、「楽しい思い出」は、スピリチュアル的にも無敵の要素なのです。
↑こちらの部分に、とても救われました。
コロナ禍を経て、人生地獄化し、何せ今がまだ地獄の渦中なので、「昔は良かったなぁ…」と過去のすべてが無駄に思えてしまってたんですが、そうではないという事ですね。地獄を経験して、普通の事へのありがたみも分かりましたし、悪かった思い出も良く思えます(笑)
名無しさん、コメントありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。
ミエナ