こんにちは、ミエナです。
今回は、「人生は逃げていい」について書いていきます。
「逃げる」という言葉は、世間一般には、潔(いさぎよ)くない言葉として認識されていると思います。しかしながら、私は「逃げること」こそ、人生に重要ではないかと思うのです。
逃げる人は人気者です
『鬼滅の刃』が人気で話題ですが、登場人物の中で一番人気のなのは、我妻善逸 (あがつまぜんいつ)です。
参考記事:「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票
鬼殺しの任務に対しても、怯えて逃げるようなキャラクターです。
「逃げる」といえば、ルパン三世も、いつも逃げてます。アニメの世界では「逃げる」のは魅力的なのです。
スパイ、忍者も「逃げる」が仕事ですよね。どちらも、子どもたちのヒーローです。
『名探偵コナン』は、コナンが主役ではない!?
もう1つ、アニメの話をします。
『名探偵コナン』は、漫画の単行本の発行部数ランキングで国内5位だそうです。累計2億3000万冊も売れています。
参考記事:歴代発行部数ランキング
これまで、描かれたエピソードは計974回であり、毎回、毎回、殺人か殺人未遂事件が起きています。(2020年11月時点)
冷静に考えてください。毎回、人が死ぬアニメが大人気なのです。国民的アニメの『サザエさん』で毎回、人が死んだら多分、誰も見ないでしょう。では、なぜ、『名探偵コナン』には、それが可能なのか??
『名探偵コナン』は、犯人が巧妙に犯罪を隠し、罪から逃れようとするから、面白いのです。
『名探偵コナン』は、白昼堂々と無差別殺人を行い、現行犯逮捕されるような殺人犯は出てきません。巧妙に警察を欺き、罪から逃れようとする犯人が登場します。
コナンが闘うのは、罪から逃れようとする犯人。決して、チンピラではない。
つまり、『名探偵コナン』のアニメの面白さは、「犯人」にあり、コナンではないのです。「犯人」が巧妙に逃げるならば、捕まえるのはコナンでなくて良いのです。
結論として、
「逃げる」という行為は、人をヒーローにし、そして、殺人犯ですら、エンタメにします。(アニメの中ですが…)
「逃げる」こそ人生の本質(真剣ならば)
「逃げる」ことが、現代社会では「悪」に見られる側面がありますが、アニメの世界、映画の世界では「逃げる」ことはエンターテインメントであり、そして、魅力的です。
それは、「逃げる」こそ人生の本質があるからだと思います。
「逃げる」ことは、自分を犠牲にすることではありません。自分を活かし、目的を達成するために「逃げる」のです。
この世には、美しい「逃げる」の美学があります。
それは、絶対に学校では教えてくれない。人生の本質です。
逃げて良いのです。自分を殺すくらいなら。
逃げて良いのです。生きる意味に気付いているのなら。
こんばんは。
エヴァンゲリオンという有名なアニメでは、人は人生から逃げてもいいのか?という事が繰り返し問われていて、最終回で、本当に苦しい時は逃げてもいいんだよという結論になっていたのを思い出しました。
このブログはいつも気になっていることが書かれていて面白いです。
サムシンググレートについても気になっていたので好奇心を刺激されました。
これからも楽しみにしています。
ハサウェイさん
コメントありがとうございます。
エヴァンゲリオンも碇 シンジが、そのタイプですよね。
真剣に葛藤し、苦しみ、決断する過程は、
「逃げる」ことさえ美しく魅せますね。
ミエナ