こんにちは、ミエナです。
今回は、「うつ病のスピリチュアル意味や正体とは?」について書いていきます。
うつ病のスピリチュアル意味や正体とは?
まず、うつ病の定義をしっかりしていきましょう。
うつ病とは、気分がひどく落ち込んだり何事にも興味を持てなくなったりして強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態である。
うつ病(厚生労働省)
上記のような状態に、誰しも一度はなったことがあると思います。現在、日本では、約420万人の人がうつ病や双極性障害などの精神疾患にかかっているといわれ、とてもメジャーな病の1つです。
また、厚生労働省では、自分自身でうつ病診断ができるチェックリストを公開しています。下記にも掲載しておきますね。
▼うつ病チェック
- 寝つきが悪い/夜間に目が覚める/早く目が覚めすぎる/眠りすぎる
- 悲しい気持ちになる
- 食欲低下/過食
- 二週間以内の著しい体重増減
- 集中力の欠如/決断力の低下
- 自分の欠陥について常に考えている
- 疲れやすい/気力が出ない
- 動きが遅くなった気がする
- 落ち着かない
- 自殺や死について考える
上記に多く当てはまる方は、うつ病の疑いがあります。※詳しくは、厚生労働省のうつ病チェックを参照してください。
うつ病を霊視すると、どのように視えるの?
うつ病を霊視すると…
意識が、洞窟の奥に閉じ込められた状態
に視えます。光の入らない…出口の見えない闇…このような中で意識は抜け出すことができず、さらにさらに、洞窟の奥へと進んでしまう…
洞窟の壁は、「暗い過去の記憶」で出来ている
うつ病になると、自分の悪い部分しか見えなくなります。
その理由は、自分の意識が閉じ込められている洞窟内の壁が、本人の暗い過去の記憶によって覆われているためです。そのため、四方八方どこを見ても、苦しみしか見出せず、希望が湧かなくなります。
「元気な頃の自分」はどこに行った?
自分の意識が洞窟の奥深くにいようとも、その意識だけが「あなた」ではありません。「元気な頃の自分」を思い出してください。希望に満ちあふれ、幸せな未来を確信していた頃を。
苦しむ現在の自分だけが、あなたの意識を構成しているわけではありません。
洞窟の外には、もう1つの意識が存在しています。
このもう1つの意識は、「元気な頃の自分」の意識であり、明るい思い出によって囲われている意識です。
明るい思い出とは…
- 成功体験
- 友情
- 感動
- 貢献
- 嬉しい
- 楽しい
上記に関連する輝かしい記憶です。
うつ病の人は、このような「明るい思い出によって囲われている意識」から乖離させられ、洞窟の中に一人佇みます。
▼暗い過去の記憶に囲まれた意識
▼明るい過去の記憶に囲まれた意識
つまり、うつ病とは、上記の2つの意識が分離し、「暗い過去の記憶に囲まれた意識」に囚われた状態です。このため…
「自分は、ダメ人間だから、うつ病になる」という想い込みは、見当違いです。
うつ病は、意識の分離によって起こります。自分を責めても、病気は治りません。むしろ、「意識の分離」こそ重要なのです。
なぜ、意識が分離するのか?
うつ病は、意識の分離によって起こります。その要因は、心の中に、波動格差が生じるためです。つまり、心の中に、「キレイで強い心の自分」と「弱く汚い心」が同時に存在することで生まれます。
ここまでの話を整理すると…
- 洞窟の奥底にいる意識・・・弱く汚い心・・・波動が低い
- 洞窟の外にいる意識(いつもの元気な自分)・・・キレイで強い心・・・波動が高い
上記のようになります。
そのため…
うつ病になる人は、キレイな心を持っている
と確証できます。意識の中に、波動格差が生まれるわけですから、「キレイな心」がないとうつ病にならないのです。汚い心だけの人は、うつ病にならずに、犯罪者になっていきます。
「元気な頃の自分」があなたを救う
洞窟の奥に意識が閉じ込められ、苦しみしか見えない状態がうつ病の症状です。しかしながら、洞窟の外では、「元気な頃の自分」の意識が同時に存在しています。
ですから、うつ病の症状を緩和させるためには、「洞窟の外にいるもう一人の自分」に救ってもらう他ないのです。
「洞窟の奥底にいる意識」だけで、立ち上がろうとしてはいけません。さらに、症状が悪化してしまいます。
うつ病を乗り越える方法
ここで、うつ病を乗り越える方法をご紹介します。①から順に心の中で意識してみてください。
- 心の中で「洞窟の外の意識(元気な頃の自分)」を探す。
- 「洞窟の外の意識」を見つけたら、その意識に話しかける。
- 「洞窟の外の意識」に対し、次の義務を課す。「同じ身体を共有している者同士、君には、私を救う義務がある」と問う。
つまり、積極的に「元気な頃の自分」と対話し、助けを請うことで症状は緩和していきます。話しかけることで、分離した意識に相互アクセスの流れが生まれるのです。
最後に
多くの人にとって、うつ病は、人生の大きな試練と言えるでしょう。「試練」なのですから、「乗り越えられない」ことはないのです。
絶対に、乗り越えられます。そして、乗り越えた暁には、波動が急上昇し、生きる喜びを存分に感じることができるでしょう。
うつ病は、その人のカルマと深く関わっているため、重症度は人それぞれです。ただ、分離した意識を同一化していく過程で、洞窟の抜け道が見えてきますし、同時に苦しみも消えていきます。
洞窟が深ければ深いほど、脱出したときに心の成長も促されるので、うつ病にかかり、「人生の時間を無駄にした」と思う必要はありません。反対に、これから急成長が見込めるのですから。
ミエナの個人セッションでは、うつ病の人のご対応も行います。ぜひ、お気軽にご相談ください。
『乗り越えた暁には・・』のところを読んだとき、何かが込み上げてきて涙が溢れてきました。
わたし乗り越えたんだなと思いました。
ミエナさんいつもブログありがとうございます。
近々またセッションもお願いしたいと思っています!
りんご酢さん
コメントありがとうございます。
うつ病は厄介ですよね。薬の効能も相まって、心の整理が難しい…
りんご酢さんは、乗り越えられたとのことで、おめでとうございます。
ミエナ
元々(成人してから)鬱になりやすく…と言うか、鬱病って一度なるとなかなか治らない様な、、人によるのかな??
私も何だか涙が出そうになりました。
抗うつ剤などの薬がどうしても嫌で(根本治療でないし、脳に悪影響な気がして…)本当に軽いものしか飲んだ事がありません。
完璧主義からくる強迫性障害(不安障害)も併発していますが、こちらは苦しくても治したくない自分もいて、共存していくしかないかなと思っています。
どんな病気も、自分を俯瞰して見れていればまだ何とかなるのかなぁと…。
Dさん
コメントありがとうございます。
> 元々(成人してから)鬱になりやすく…と言うか、鬱病って一度なるとなかなか治らない様な、、人によるのかな??
誰しも、うつになる要因を心に持っていますが、発病する人は、「心がキレイすぎる人」、もしくは、「柔軟な思考が苦手な人」、「心に傷がある人」です。うつ病の兆候は、必ず幼少期から続く思考の癖に起因しますので、心を深く抉(えぐ)らないと治りません。そのため、本当に人それぞれです。
> 抗うつ剤などの薬がどうしても嫌で(根本治療でないし、脳に悪影響な気がして…)本当に軽いものしか飲んだ事がありません。
プラシーボ効果以外で、天界は、薬の効能を認めていないように思います。
ですので、投薬しないことに対しては、基本的に賛成です。
> 完璧主義からくる強迫性障害(不安障害)も併発
完璧主義は、劣等感から来るので、「無条件に自分を愛すこと」が最大の治療になります。
> どんな病気も、自分を俯瞰して見れていればまだ何とかなるのかなぁと…。
そうですね。俯瞰しないと、悪くなる一方です。
ただ、心の苦しみの答えは、必ず、もう一人の自分が握っています。それに気付けるかが、回復の鍵となります。
ミエナ
「柔軟な思考が苦手な人」がうつ病になりやすいに納得です。
うつ病になるカルマとはどのようなものでしょうか?
弱く汚い心・・・波動が低いの弱い心が波動が低いのは理解できます。
汚い心とは?
身近な人にうつ病っぽい症状の人がいる
コメントありがとうございます。
「弱く汚い心」とは、うつ病の人が持つ「キレイな心」の対義語になります。
「キレイな心」しか持たない人は、うつ病になりません。
必ず「キレイな心」とは異なる「弱く汚い心」が存在します。
「弱く汚い心」とは…
・自己中心的な考え/思考の癖
・強い固定観念
・自分を愛する意志が弱い心
上記のことです。このように心が弱くなることで、心は同時に穢れていきます。
そのため、「弱く汚い心」と表現しています。
ミエナ
ミエナ様、大変納得いく回答をありがとうございます。
> 「キレイな心」しか持たない人は、うつ病になりません。
衝撃的な回答でした。
世間では、うつ病っぽい可哀そうという認識がされがちです。
しかしながら、その人を身近にみて一向に回復せず膠着してる様子
> 「弱く汚い心」とは…
> ・自己中心的な考え/思考の癖
> ・強い固定観念
> ・自分を愛する意志が弱い心
まさにこの3つがその人に当てはまります。
またこういった病気は親子で同じ性質を受け継ぐことはあるのでしょうか?
同性間の場合です。
身近な人にうつ病っぽい症状の人がいる
コメントありがとうございます。
> 病気は親子で同じ性質を受け継ぐことはあるのでしょうか?
うつ病の遺伝子が発見されて、以前にニュースになっていましたよね。
遺伝的な側面は否定できませんが、それよりも前世とカルマの影響の方が圧倒的に強い気がしています。
なので、基本的に「引き継がない」が私の答えです。
同じうつの症状が親子の間に表れたとしても、原因は親子ともに全く別次元に存在すると言えるのではないでしょうか。(つまり、うつから抜け出す方法も、親子それぞれで異なるということです。)
ミエナ
いつもお世話になっております。
強迫性障害についてもスピリチュアル的に意味がありましたら記事にしてくださると嬉しいです。
私も病院で診断はしていないのですが、強迫性障害だと思われる思考・行動が出ているものです。
以前のひどい時よりは大分緩和してきています。
有名人などがたまに強迫性障害を発表したりしますが、それを見かける度に何故この症状にこの人達が苦しまなきゃいけないんだと悲しい・憤りの気持ちと、強迫性障害で苦しんでる人を救える方法はないのかと思います。
強迫性障害って一括りにされてるけれど、強迫観念の対象が違うと、まったく違う治療的思考が必要な気がするんですよね。
ナツさん
コメントありがとうございます。
> 強迫性障害についてもスピリチュアル的に意味がありましたら記事にしてくださると嬉しいです。
機会があれば、書きたいと思います。
ただ、医療系記事を医療関係者ではない私が書くと、Google、Yahooともにペナルティの対象になるのですよね。
なので、書く場合は、有料記事になると思います。
ちなみに、強迫観念は、現実と妄想の混合物であり、特殊な対処術があります。
参考記事:神経過敏に悩む方へ
ミエナ
鬱っぽい症状の人は、気分障害診断をされた過去があります。
名称が違うだけで同じ気もします。
「前世とカルマの影響の方が圧倒的に強い」ここの掘り下げた記事を読みたいですが
可能でしょうか?
医療系記事とは違うと思うので、前世とカルマの影響のみの話です。
あらゆることに「前世とカルマの影響」が絡んでいると思うので、
色々な話で読んでみたいです。
例えば、肉体の病気、生まれつきの様々な障害、貧乏、金持ち、平均的家庭。
虐待、親に恵まれる、恵まれない。
周囲がいい人ばかり。逆もしかり。
一部は、とっくに記事になってるものもありますが、上記はまだだと思います。
ご返信ありがとうございます。
医療系記事はペナルティの対象になってしまうんですね、知りませんでした。すみません。
現実と妄想の混合物…興味深いですね。
身近な人にうつっぽい症状の人がいる
> あらゆることに「前世とカルマの影響」が絡んでいると思うので、色々な話で読んでみたいです。
下記の記事を一度、読まれて、それでも疑問に思うことがあれば、記事にしたいと思います。新しく書いても内容が被るように感じます。
カルマとは?スピリチュアル的な意味や解消方法まで解説!
https://miena.net/zense/karma.html
あなたは、なぜ病気になるのか?【2つのスピリチュアル的な要因】
https://miena.net/spiritual/why-sick.html
前世は、今世にどれくらい影響を与えるのか?
https://miena.net/zense/zense-eikyo.html
ミエナ
ミエナさん、こんにちは。
カッとなってしまい、怒りを態度に表してしまう時の対処法について質問です。
よくない事とは分かっていながら、なぜカッとしてしまうのでしょうか?
スピリチュアル的には、どんな事が起こっているのでしょうか?
そうなってしまう時の対処法はありますか?
今日、店員の方の失礼な態度に、ついカッとしてしまいました。その際、態度に表してしまい、自己嫌悪に陥っています。
相手の方を嫌な気分にさせただろうし、自身も嫌な気分が続きます。
導火線の短い自分にほとほと嫌気が差しています。
どうか正しい対処法を教えてください。
スピリチュアルな方面からのコメントではありませんが、
医学会において、うつ病と大腸(汚い表現ですみません。便秘や下痢)、過敏性腸症候群の関係性が研究されています。
実際に、便秘を解消すると、うつ病のような症状が消えることもあるそうです。
また、うつ病にはセロトニンが関わっていて、太陽に浴びる、散歩することによってうつ病が
改善したという話題も過去にありました。
これらを検索すると沢山ヒットします。ミエナさんのお話とこの医学的な話はどれくらいの割合でしょうか?
便移植の話もあり、興味深いです。
ととろさん
コメントありがとうございます。
すべての病気は、ストレスから来るのですよ。ストレスゼロの人は、病気にならない…もしくは、なりにくいです。
①ストレスが身体に蓄積される人 ⇒ 病気になる
②ストレスが心に蓄積される人 ⇒ 精神病になる
③ストレスが身体と心に分散される人 ⇒ 精神病とその他の疾患を抱える
上記の①の多くが、大腸に大きな悪影響を受けるのだと思いますよ。大腸は、第2の脳と呼ばれ、寝ているときも、起きているときも、意識とは関係なく動くからです。そもそも、ミミズのような原始的生物も、大腸に似ているじゃないですか。生き物の基本型は、大腸なんですよ。
大腸は、全ての生き物の”元祖の形態”。
生き物は、”大腸”のような器官から進化を繰り返してきた。
なので、大腸は、ストレスの貯蔵庫のようなもの…だと思います。よって、大腸に溜まったストレスによるダメージを正常に戻すと、無意識に溜まったストレスが緩和され、うつ病が治るのではないでしょうか。詳しいことは、お医者さんに訊いてみてください。
ミエナ
※参考記事:あなたは、なぜ病気になるのか?【2つのスピリチュアル的な要因】