こんにちは、ミエナです。
今回は、「不安の正体」について書いていきます。
この8ヶ月の間、70名ほど個人セッションで霊視鑑定してきました。様々な方の「不安」に出会い、それに対して、多くの天界のメッセージをいただきました。この記事では、天界は「不安」に対して、常にどのような見解をするのか述べていきます。
不安とは何か?
そもそも不安とは何でしょうか?Wikipediaで調べてみました。
不安とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚である。
不安 – Wikipedia
不安とは、つまり「思う」ことや「感じる」ことですよね。(当たり前ですが・・・)
例えば、家に強盗が入って、目の前で包丁を突き出されても、この状況を「不安だ」とは言いませんよね。
不安とは、見えない先行きへの「想い」なのです。
つまり、「想い」なんですよ。たかが、「想い」。
さて、この「想い」が人間を苦しめるのでしょうか?
1つは、自分で「不安」をコントロールできないからです。「不安」になりたくて、なったのではないですし、「不安」を消そうにも消えません。
不安というのは、人間の生命維持能力です
「不安」は、なぜコントロールできないかというと「不安」の正体が本能だからです。
食欲や睡眠欲のように、本能であるから難しい。
そもそも、不安とは原始時代の自然環境変化により、食料が採れなくなったときに対応する生命維持機能だと思います。
食料が採れなくなったとき、「不安」にならず楽観的に構えていたら、死ぬ可能性が増えます。「不安」になるから、新たな領域に食料を探したり、今ある食料を保管したり、飢えに備えるのです。
天界は「不安」をどう捉えるのか?
本能があるのは、現実界に生き、肉体を持つ我々だけです。天界の方々に本能はありません。(本能の名残りはあると思いますが…詳細は不明)
なので、
守護霊様、神様にとっては、人間の「不安」とは、「行動のきっかけ」としか捉えてません。(断言)
つまり、私たちが、何かに不安に駆られ、あたふたするのは、天界からすると無駄で、天界の本音は「あたふたするくらいなら、早く適切な対処しなさい。」と言いたいと思います。
※ここで天界とは、守護霊様および神様を指しています。
つまり、「不安で悩む」ことは、天界では全く評価に値せず(良しとせず)、不安をきっかけに行動して、初めて意味があると考えます。
「不安」を抱えただけの状態は、天界からすれば、人生という限られた時間を無駄に消費していると言えます。
不安になったら、どうすれば良いか?【スピリチュアルの観点】
不安になった場合に、正解があるとすれば、闇雲に動いて、自分をさらに不安にさせるよりも、解決する方法を紙に書き出し、冷静になることが重要と言えます。
不安に対処する自分が適切な行動が起こせない場合、そんな不甲斐ない自分を見て、自分が不安になり、パニック(もしくは思考停止)を起こすからです。
そのため、紙に解決方法を書いて、実行する優先順位を考える方が、不安への対処として近道であり、さらなる不安に襲わるような最悪の事態を避けられます。
不安は「想い」だが、何万年もかけられ生まれたシステム
「不安」は、生命維持能力と先ほど書きましたが、この能力は、途方も暮れるような年月をかけて生まれたものです。
(何万年と言っていいのか、何百万年と言っていいのか分かりませんが・・・)
膨大な時をかけて生まれたもののため、当たり前ですが、「不安」に感じたことは、確かにこれから起こる問題なのです。
「不安だけど、いいや。ほっと置こう。」などと考えては、NGです。
つまり、不安は的中すると言えます。(スピリチュアル的にも、生物学的にも)
しかしながら、我々は、なぜ「不安」なのか分からないときってありますよね。それは、「不安」の原因が分かっていないときです。
例えば、漠然とコロナが不安なときは、いろいろな不安に思う要因が考えられます。
▼コロナが漠然と不安なときの要因
- 病気としてのコロナ が不安
- 騒ぐマスコミの報道が不安
- 日本の経済が不安
- 街に人がいないのが不安
ご自身がどれに一番不安を感じているのかは、簡単には計り知れませんが、とにかく、本能的には、何か「行動せよ」というメッセージであることは確かなのです。
コロナの場合、不安への対処は、持っている「不安」の要因によって異なります。
▼コロナが漠然と不安なときの対応例
- 病気としてのコロナ が不安 → マスクをする。検査する
- 騒ぐマスコミの報道が不安 → コロナ の情報に触れないようにする
- 日本の経済が不安 → 今の自分の仕事を再考する
自分が何に不安を持っているか分からない場合、正解は、面倒に聞こえますが、一つ一つ試すしかありません。しかしながら、これだけは、言えるのは、不安になった時点で、何らかの「行動」が求められているのは確かなのです。
「不安」になったときにやってはいけないこと
「不安」になったときにやってはいけないことは、不安に対して、何もしないことです。
「不安」には、生命の歴史が生み出した根拠のある生命維持機能です。なので、その「不安」に対して、何らかの対処が必要なのです。その対処は、不安が解消するまで続けなくてはいけません。あらゆる方法で、多面的に「不安」の対処に挑んでください。
「不安」な想いに逆らい、お酒や薬物で自分を誤魔化してしまう場合、「不安」の原因となる問題は放置され、不安はさらに積もります。
加えて、スピリチュアル的に「不安」を放置すると、下記のことが起こります。
▼不安を放置すると起こること
- 波動が下がる
- 守護霊がサポートしにくくなる
- 修行(苦しみ)の期間が長引く
- 生きる気力がなくなる
つまり、不安の放置は危険なのです。原因や解決方法がすぐに見つからなくても、行動が求められます。
最後に
不安とは、想いであり、前触れであり、さらにスピリチュアル的には正しい行動を求められている状況です。
1つポイントなのは、
天界から良しとされるのは、不安に正しく行動したときのみで、考えているときや誤った解決への行動は、大きな意味を持ちません。
「不安」が解消し、あなたが幸せになったとき、天界はようやく「ほっ」とするのです。
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