こんにちは、ミエナです。
今回は、「3泊4日の断食で判ったこと」について書いていきます。
この連休中に3泊4日で、断食のできる施設に行っていました。断食をするため施設に身も心も委ねたのです。
この断食施設では、初日にお財布を没収されます。これで「買い食い」という逃げ道も断たれるわけです。
さて、断食にも色々ありまして、私が今回行ったのは、1日に3食、ごく少量のお粥や葛湯を食べる断食プログラムです。
▼一回の食事例(玄米がゆ)
水しか飲まないという厳しい断食ではなく、空腹時の胃酸で胃がやられないように、細かい配慮の効いた身体に優しい断食プログラムです。
この断食プログラムで私は、たった4日間で-1.4kgも痩せました。
断食をして良かったこと
断食をして、まず表れた効果は、顔色です。顔色がぐんと明るくなります。女性でしたら、すっぴんの状態がかなり美しくなるのではないでしょうか。
断食は、そもそも食べる量が少ないのでスリムになれますし、腸や腎臓、肝臓も元気になり、とてもオススメです。
さて、美容面、健康面でメリットが多い断食ですが、今回、一番、私が断食して良かったと思うことは精神面でした。
断食すると、身体の気持ちが分かる
3泊4日の断食プログラムの中で、1番キツイのは3日目です。空腹のピークです。
断食プログラムの中には、散歩する時間が1時間ほど設けられています。山道を歩くのですが、食べ物のことばかり、頭に浮かぶのです…
【空腹のピーク時に考えてしまったこと】※断食3日目
- マクドナルドのテリヤキバーガーが食べたい
- 雑草にドレッシングをかけて食べたい
- 茶色い岩がモナ王に見える
- ドングリが美味しそう
- 映画『火垂るの墓』の節子ちゃんの気持ちが分かる気がした…
上記は、まさに散歩中に頭に浮かんだことです。 私の煩悩が強いのか、あらゆる景色が食べ物とリンクしました…
マクドナルドはイメージしやすい(CMのせい)
「ウニのたっぷり入ったクリームソースのパスタ」を想像してみて下さい。
きっと、イメージするのに時間がかかるはずです。
「マクドナルドのテリヤキバーガー」をイメージしてください。
おそらく、先ほどのパスタよりテリヤキバーガーの方がイメージしやすいはずです。
このイメージの早さにより、空腹時にテリヤキバーガーが脳裏に浮かびます。
マクドナルドのCMが如何に脳内に残っているかが判りますね。
身体は、テリヤキバーガーを求めていない
断食すると、身体の気持ちが分かります。
頭の中では、「テリヤキバーガー」や「モナ王」をイメージしていても、身体はソバや玄米を欲しているが判りました。
ソバや玄米が食べたい身体
テリヤキバーガーが食べたい意識
断食中は、「身体 vs 意識」で双方がケンカするのです。
断食の施設長の言葉
断食を行う施設の施設長は、私にこんな話をしてくれました。
「身体」が求めている食べ物。「意識」が求める食べ物。この2つを同じにして下さい。
つまり、身体がソバを求めていたら、意識もテリヤキバーガーではなく、ソバを求める必要があるのです。
ソバが食べたい身体
× テリヤキバーガーが食べたい意識 → ○ ソバが食べたい意識
これは、なかなか難しい…
さらに、施設長は、こんなことを言いました。
「魂」が求める食べ物を欲して下さい。
「魂」が求める食べ物とは、何かというと…(以下、私の想定も含む)
自然の法則に逆らわない食べ物のことです。
- 肉を食べないこと(牛の足にかぶりつきたいですか?かぶりつきたくないですよね?でも、畑の採りたての大根には、かぶりつきたいよね? ※施設長 談)
- 乳製品を食べないこと(牛乳は本来、子牛の飲み物です。 ※施設長 談)
- 遺伝子組み換え作物を食べないこと
- 残留農薬の多い野菜や果物を食べないこと
- (体温の低い人は)南国で採れた果物、野菜を食べないこと(暑い地域で摂れた身体を冷やすため ※施設のスタッフ 談)
- (体温の低い人は)カレーやコーヒーもNG (カレーのスパイスやコーヒー豆は南国と採れるため ※施設のスタッフ 談)
- 白砂糖を食べないこと
- 卵を食べないこと
※「体温の低い人」というのは、36.5度よりも体温が低い人です。
意識・身体・魂の3つが共通して求める食品のみ口にすることで、真の健康な心と体が手に入る(らしい)。
肉、チーズ、卵、カレー、コーヒーは、私の大好物…
まずは、出来るところから、始めてみようと思う…
コメントをもらえると嬉しいです(´∇`)