こんにちは、ミエナです。
今回は、「過去の選択で後悔したときの考え方」について記事を書いていきます。
過去の選択で後悔したときの考え方

Q.「あのとき、○○すればよかった…」と過ぎ去った日のことを考えてしまうことはありませんか?
「後悔先に立たず」という諺があるように、心のどこかで「あの日のことを考えても無駄…」と分かっていても、思考がループしてしまうことは誰でも一度はあると思います。
▼後悔したときの例
- あのとき、大好きな人に告白していれば…
- あのとき、仕事を断らなければ…
- あのとき、素直に謝れていれば…
- あのとき、もっと優しく接していれば…
- あのとき、余計な言葉を言わなかったら…
- あのとき、結婚を思いとどまっていたら…
- あのとき、タトゥーを入れなければ…など
上記のように、人生には後悔が付き物ですよね。何一つも後悔がない人生を生きている人の方が珍しいと思います。
ここでスピリチュアル・クイズです

問題:上記のAさんのように、過去を後悔している場合、スピリチュアル的に一番良くないワードはどれでしょうか?下記の3つからお選びください。
「①あのときに②タイムスリップして、人生を③やり直したい…」
- あのとき
- タイムスリップ
- やり直したい…
答えは分かりましたか?
「タイムスリップして、やりなおしたい」と思うことは、本気で後悔したことのある人なら一度は考えてしまいますよね。でも、このような考え方は、後悔の気持ちから吹っ切れる上でとてもよくないのです。
では、どのワードに一番の問題があるでしょうか?
後悔に苦しむ理由

上記の問題の答えは、①「あのとき」です。
今の自分が後悔している状況を「あのときの自分」のせいにしている場合、それは、そもそもの心の問題を見誤っていると言えます。
なぜなら、「あのとき」のあなたは、「自分が赤ちゃんだった頃から、”あのとき”までの集大成」だからです。

上記のイラスト図は、左から「人生の始まり」、右に進むにつれ、「現在」に近づいていきます。

上記のイラスト図のように、「あのときの自分」は、「自分の人生の始まりから」から「あのときの自分」までの集大成(積み重ね)となります。
つまり…
過去の自分を責めるのであれば、あの日の自分を責めても意味がなく、「あの日までの自分」の集大成を責める必要があるわけです。
そのため、心の中で「あの日の自分」を責め続けても、心はスッキリしません。それは、それは問題の対象を見誤り、真理から遠ざかっているためです。

人は、心のパズルの欠けた状態で生まれる

赤ちゃんを見ると、その存在すべてを肯定したくなる気持ちになりますよね。ご出産を経験された方は、なおさらだと思います。
しかしながら、赤ちゃんは、この世に人生の課題を持って生まれてきます。言い換えると心に欠けたパズルを埋めるために、この世に誕生するのです。

上記のイラストのように、人は「欠けたパズル」を抱えながら、たくさん悩み、多くの後悔を乗り越えて、パズルを埋めていくのですよね。
つまり、人は、後悔することで、より完成された心に成長するわけです。
だからこそ、今後悔する気持ちで苦しんでいる人は、自分の「人生の始まり」から「あのとき」までの自分の集大成における「欠けたパズル」に着目する必要があります。
自分に欠けたパズルが何かを理解するようになると、後悔も自然と消えていきます。

強い後悔はトラウマに似ている

後悔している「あの日」が何度も脳裏にフラッシュバックしてしまう人は、「後悔」の気持ちそのものが、トラウマ(心の傷)のようになってしまっている人です。
このような人は、自らの過ちを繰り返さないように、当時の誤った考えや情念を心の中に隔離してしまっている可能性があります。
これは今後、「あの日」のような同じことを繰り返さないように、自らの恐怖心によって無意識に起こしてしまいます。
つまり、後悔して心のシコリが残るのは、これ以上、同じ失敗で自分を傷付けないように、自己防衛の気持ちから行ってしまいます。例えば「魔が差して、人の物を盗んでしまった」場合は、再度、盗みをしないように、盗みたいと思う、または思った心を隔離しているのです。
▼例:トラウマに繋がりやすい後悔
- 大好きな恋人を、自分のわがままが原因で失ってしまった
- 魔が差して、人の物を盗んでしまった
- 子供の頃に、弱い者いじめをした
- 親友を裏切って行動してしまった
- 無実の人を疑って信頼を失った
- 不倫してしまった
上記のように、自分が思わず加害者になってしまった場合、強い自己嫌悪が起きたときに、トラウマのような状態になりやすいのです。
心から隔離されたトラウマのような後悔
トラウマのような「後悔」は、下記のイラストのように、心の奥に記憶が閉ざされてしまいます。そのために、容易には消えないのですね。

この後悔の念は波動が低く、波動上昇の妨げになります。そのために、できるだけ早めの対処が望ましいのです。
後悔を消す方法
後悔を消す方法はたくさんあります。上記で述べたように、「心の欠けたパズル」を見つけるのが一番、早いのですが、そのためには、ぜひミエナの個人セッションにご参加ください。
- 生まれてきた意味
- カルマ
- 生まれる前の人生課題
- 後悔する出来事が生じた理由
上記を理解していくと、「心の欠けたパズル」が容易に見つかります。また、ミエナの個人セッションでトラウマの切除をお申し込みいただくと、自分でできる「想像力」を使ったトラウマを消す方法もお伝えしています。

今すぐできる「後悔」を消す方法
ご自分で治したいと思われる方は、下記がおすすめです。
- ①人に後悔していることを話す
- ②後悔している「あの日」のことを紙に書いて持ち歩く。持ち歩きながら、チラチラと紙を見るのがベスト。
- ③後悔している記憶と、人生で一番嬉しかった思い出を交互にイメージする。
上記のようなことをすると、後悔を引き起こした感情を包む心のバリアは、波動を上げると溶けていきます。バリアが溶けきると、後悔している過去の事象をリアルに思い出します。思い出したときに動揺するかもしれませんが、時間が経つにつれ、心のシコリと一緒に消えていきます。
①人に後悔していることを話す
自分以外の人間にあの日のことを話すことで、後悔が消えることがあります。自分を客観的に見ることで、波動の低い心のしこりが徐々に取れていくのです。繰り返し人に話すことも効果的でしょう。
②後悔している「あの日」のことを紙に書いて持ち歩く
「後悔」である心のしこりは、自分のあらゆる感情や、そのほかの思い出とリンクしにくくなっていて、「後悔」の感情だけ孤立する傾向にあります。そのため、強引にちょくちょく「後悔」を思い出すようにすると、心のしこりが取れます。方法をご説明します。上記の②、③をいっぺんに行う方法ですね。
- 紙を6枚用意します。メモ帳の紙で良いです。
- 1枚目の紙に、「後悔していること」を紙に書きます。出来るだけ具体的に書きます。いつ、どこで、誰と、何をした等、5W1Hで書きましょう。
- 次に人生ですごく楽しかったこと。感動したこと。嬉しかった思い出を5つ、5枚の紙に書きます。これもパッと見て具体的に思い出せるくらいがベストです。
- この6枚の紙をお財布に入れます。そして、1日1回、6枚の紙を眺めます。
- そうすると、一ヶ月くらいで1枚目に書いた後悔は消えるでしょう
1枚目に書く「後悔」は1つだけにしてください。まずは、1つ消してから、次の後悔(ある場合)に進みましょう。
③後悔している記憶と、人生で一番嬉しかった思い出を交互にイメージする
後悔は、低波動です。そのため、高波動である嬉しかった思い出と重ね合わせると、低波動部分が中和されていきます。
後悔している記憶を思い出しながら、その一方で、一番嬉しかった思い出を思い出し、すり合わせるイメージをしてください。そうすることで、徐々に苦しみが緩和されていきます。
最後に
今回は、後悔における「あの日(過去)」の捉え方と後悔を消す方法をご紹介しました。後悔を消すポイントが、心のバリアを破ることです。意外と心のバリアの外で対処する人が多いので、問題は心のバリアの中であることを、常に意識してくださいね。
ミエナさん、いつもありがとうございます。
前回のセッションの帰り道、心が軽~くなって、何だろうこの感覚って思いました。
それでも2週間位は、何となく自分の人生を悔やむ気持ちが残っていたのですが、このブログの日付の2月3日の立春に、こころが前向きになって、過去の後悔のことは、なるべくしてなったのだ、仕方なかったのだ、と思えるようになりました。
本当によかったです。
ミエナさんのおかげです。
ありがとうございます。