スピリチュアルに学ぶ「死にたい」気持ちの対処法と生きるヒント

こんにちは、ミエナです。

「死にたい スピリチュアル」という言葉を検索することがある方は、きっと深い悩みや苦しみを抱えていることでしょう。日常生活でのストレスや絶望感が、時に我々を「死にたい」と感じさせることは珍しくありません。しかし、そのような状態でも、スピリチュアルの視点を通じて新たな道が見つかるかもしれません。

このブログ記事では、スピリチュアルな視点から「死にたい」と感じる理由や対処法、生きることの美しさを再発見するための手助けを提供します。

あなたは、なぜ死にたいのか?

「死にたい」と思う感情は一過性のものではなく、その背後には深い心理的・精神的要因が潜んでいます。また時に、人生の困難や試練を乗り越えていく中で感じる絶望感がさらなる精神的成長の兆しであることもあります。

そのため、自己愛の重要性や生きることの意義について、深く理解することが重要だと感じます。

「死」が自分の道の最適解だと思うとき。それが「死にたい」とき。

自分が「死にたい」と思ったとき、どういう気持ちでしょうか?人それぞれの悩み、苦悩があると思います。

しかしながら、自分の歩む道として、「死」を選択しようとしている瞬間であることは共通していますよね。

生きる or 死ぬ

究極の選択ですよね。

「死」が自分の道の最適解だと思うとき。それが「死にたい」とき。

「死」を最適解だと思ってしまうのは、今の状況が「生きる」に値しないからです。

「生きる」に値しない = 死にたい

さてさて、”「生きる」に値しない”という言葉を、以下でちょっと変換してみました。

「生きる」に値しない = 「生きる」に値しないことしかしてない

ということは…

「生きる」に値しないことしかしてない  = 死にたい

つまり、死にたい人は、「生きるに値する」ことをすれば良いのです。死ぬ必要はありません。

「生きるに値すること」とは何か?

「生きるに値すること」とは何でしょうか?

そもそも、それが分からないために「死にたい人」は死にたいわけで、なかなか見つからないものです。

では、なぜ見つからないのかというと、探す場所を間違えているからです。

「生きるに値すること」は、目に見える世界を一生懸命に探しても見つかりません。

「えーーーーーっ」っていう感じですよね。

「生きるに値すること」の答えは、あなたの心の奥にあるのです。

生きる意味が見つからない方へ

なぜ、「生きるに値すること」が見つからないのでしょうか?

この答えは簡単です。あなたの頭が固いからです。

生きる or 死ぬ

究極の選択肢が2つあり、死を検討してしまう人は、頭が固いです。

「死」というのは、100人いたら100人が「正しくない選択」と答えるほど、明確な過ちです。その正答率100%の問題を間違えるほど、「死にたい人」は、頭が固いのです。

そんな頭が固い人が、人生の1つ1つの選択を正しく判断できるとは思えません。

つまり、ミスジャッジを繰り返し、自らを苦しい状況に追い込んだのでしょう。

まずは、受け入れてください。「死にたい」と思った瞬間に、あなたの頭は固いのだと。

自殺は、お祭りでお面を買うのに似ている

お祭りの出店で、いらないモノを買った記憶ってありませんか?

お祭りの空気に流されて、必要でないものを買ってしまう…よくあることですよね。

いらないモノを買って、翌日に「いらない」と判り、返品しようとしても、返品できません。

自殺はこれと同じです。

感情に支配され、「生きる or 死ぬ」の究極の選択肢で、間違った方を選んでしまう…

間違って選択したら最後です。取り返しがつきません。お祭りの出店でお面を買って、翌日に返品しに行くようなものです。

つまり…

「死にたい」と思った瞬間に、あなたは、取り返しのつかない「選択ミス」をしようとしています。

この世で、一番簡単な正答率100%の問題を、何を血迷ったか誤ってしまう…それほどに、頭が固い。

では、どうすれば良いか。答えは、シンプルです。

頭を柔らかくするだけで良いのです。

「頭が固い」とき、魂が成長を必要としている

「頭が固い」というのは、人をバカにする言葉ではありません。これこそ、魂が成長するスタート地点なのです。

誰しも「自分の頭が固い」と気づけたならば、人生は好転します。なぜなら、それが、人間の生きる意味だからです。

頭が固いことに気づく = 使命に気づく = 生きる道が見える

人生は選択の連続

人生は、選択の連続です。

そのあらゆる選択の中で、一番簡単な選択が「生きる or 死ぬ」です。

ここで、「死」を選ぶ人は、自分の選択が、常に共通して誤っている可能性があることに気づきましょう。今までの全ての選択においてです。

そう考えると自分が「生きるに値しない」選択をしていることに気づきます。だから、「死にたい」のです。

「死にたい」は、「よりよく生きたい」の裏返し

「死にたい」と思った瞬間、その反対に「より良く生きたい」という想いが存在します。

「より良く生きる」ことを実現するには、「生きるに値する」ことを常に選択すれば良いのです。

「生きるに値する」こと…それは、レビューを見てショッピングすることではありません。親や先生の言うことを聞くことではありません。受験戦争に死ぬ気で挑むことではありません。

きっと…

「自分しか愛せないような密かな幸せ」を追求することなのだと思います。

数百万の借金で命を絶つ人…一方で、数億円の借金があっても笑って生きる人

一般に、自殺の理由(動機)は、下記であると言われます。(自殺対策白書 – 厚生労働省

  • 健康問題(うつ病)
  • 経済・生活問題
  • 勤務問題
  • 学校問題

果たして本当にそうなのでしょうか?

数百万円の借金があることで死を選ぶ人がいる一方で、数億円の借金があるのに笑って生きる人もいます。金額だけ見ると、数億円の借金がある人の方が苦しいはずです。

学校のイジメも同様です。イジメを苦に自殺する子どもがいる一方で、イジメをバネに強く生きる子どももいます。

パワハラも然り…パワハラにより自殺する人がいる一方で、パワハラ裁判を起こし、多額の慰謝料を受け取る人もいるのです。

こうして見ていくと、一般的に自殺の要因とされる「うつ病、経済・生活問題、勤務問題、学校問題」は、真実の要因として考えるには、一貫性がなく矛楯があります。

苦しい状況によって自殺してしまう人もいるけれど、一方で、自殺しない人も多く存在するのです。それは、なぜでしょうか?

ここに生きるヒントがあると私は思うのです。

「見えるもの」で苦しんでいると感じるのは、生きているから。本当の苦しみは別にある…

私は、自殺した人の魂と何度も対話しています。そこに1つの共通点があることに気づきました。

それは…

  • 借金苦で自殺した人は、死後、借金のことを気にしていません。
  • 離婚を苦に自殺した人は、死後、離婚のことを気にしていません。
  • 不登校で自殺した人は、不登校だったことを気にしてません。
Aさん
亡くなったのだから、借金の苦しみから逃れられて当然…

上記のAさんのように考える方もいるでしょう。でも、ここで理解していただきたいのは、亡くなった後、「借金の苦しみが逃れられて幸せ」だと思っていないということです。

反対に、死後、亡くなった人の魂は、「何で、こんな理由で、死ななければいけなかったのだろう」と強く後悔するのです。

生前に苦しんだ状況が、本当に自分を苦しめていた理由でないことに、多くの自殺した人は亡くなった後に気付きます。

ここで、私が言いたいのは…

借金で苦しむのは、生きているからです。

離婚で苦しむのは、生きているからです。

不登校で苦しむのは、生きているからです。

死んだら、「こんなことどうでもいい」と気付くのです。

それよりも「生前に、本当の意味で心を苦しめていたもの」によって、死後、自殺した人の魂は苦しめられるのです。

死にたいと考えてしまう本当の要因とは?

人を自殺に追い込む要因は、イジメでも、パワハラでも、借金でもありません。

それが、本当の要因でなかったことに、人は死後になってようやく気付きます。ただ、死んだからといって、心の苦しみの理由がすべて解き明かされるわけではありません。そのため、自殺した人の魂は、死後も苦しみ続けるのです。

この「自殺した人の魂の苦しみ」と「生きている私たちの苦しみ」には、3つの共通点があります。

  1. カルマ
  2. 愛の誤解
  3. 現実に固執しすぎた考え方

以上の3つです。

①カルマ

カルマは、言うなれば「天から与えられた心の修行」です。この修行は、人によって、与えられる難易度が異なるのです。厳しい修行を与えられる人もいれば、比較的に軽い人もいます。一般的に「人生の辛さは平等」と言いますが、嘘です。人によって、難易度が異なります。

ただ、厳しい修行を与えられた人は、より魂が磨かれますし、修行が軽い人は、それほど、魂は成長しませんが楽しく人生を過ごせます。

修行の違いは、メリットの違いになっており、その点では平等と言えるかも知れません。自分の生まれる前に、自分で、今世の目標を立てて生まれて来ます。このときに、目標を高く設定した人の人生は辛くなります。

あなたも、オリンピックで金メダルを目指すときと、地元のマラソン大会で優勝を目指すのでは、トレーニングが異なりますよね。

人生が過酷な人は、生まれる前に自分が設定した目標が高すぎる人です。そのために、想定以上に過酷な現実に精神が追いつかず、自殺をしてしまうのです。

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②愛の誤解

「これこそ…本当の愛…そうに決まっている…絶対…絶対」と思う人ほど、きっと失恋するか、良い目に遭わないのですよね。人は、ときに愛というものを誤解するのです。

愛を誤解したまま生きると、本当の愛に気付かず、偽物の愛を信じてしまうのですね。これを続けると、人は、やつれていきます。そして、「本当の愛」を得ているはずなのに、幸せを感じないのです。

③現実に固執しすぎた考え方

不登校、パワハラ、借金などなど…目に見える世界でのこれらの苦しみは、苦しみの本質ではありません。しかしながら、この「本質ではないもの」に対し固執し、執着することで人は希望を失っていきます。

これらは、本当に重要ではないのです。重要だと勘違いしているだけです。死んだ後に気付いても、もう遅い…

不登校だからって関係ないのです。パワハラも。借金も。それらが、本当の苦しみではないことに気付いてほしいです。

生きよう!自殺してはいけない5つの理由

自殺してはいけない理由を挙げます。自殺しても、何もメリットがありません。借金で苦しんでいようと、死んで借金の返済義務がなくなっても、自分が苦しんでいた理由が借金でないことに、死後になって気付くでしょう。

自殺した魂の苦しみは、借金の返済義務が死ぬことによって無くなっても続くのです。

ここで、死後の自殺した魂の苦しみについて詳しく挙げていきます。

  1. 死んでも苦しみは取れない
  2. 自ら死んだことを必ず後悔する
  3. 家族を悲しませたことに必ず後悔する
  4. 愛する人に愛を届けられない
  5. 愛する人からの愛を受け取れない

以上の5つです。

1つ1つ解説していきます。

①死んでも苦しみは取れない

自殺しても、生前の苦しみは取れません。なぜなら、死のうと思った理由が、自分を苦しめた原因ではないからです。借金苦で自殺しても、借金が苦であったわけではないことに気付きます。

そして、苦しみの要因は、死ぬことによって何も解決していないことを死後に知るのです。

②自ら死んだことを必ず後悔する

自殺した人の魂は、死後、自分が抱えた苦しみが、自殺することによって何も解決していないことに気付きます。そして、無駄に自分を殺してしまったことに後悔するのです。

後悔しない自殺者はいません。それは、死のうと思った理由が、死ぬほどの理由でなかったからです。反対に、死ぬことは簡単にできても、生きる還ることが簡単にできないことに、後から気付くのです。

これによって、必ず後悔が生まれるのです。

③家族を悲しませたことに必ず後悔する

自殺した人の魂は、自分の死に苦しむ家族を目の当たりにします。「自分なんていない方がいい。その方が、家族のためにもなる」と生前に考えていても、涙が溢れる家族を見て、それが過ちだったことに気付きます。

そして、自分が生前にとても大切にされていたことに改めて気付くのです。

④愛する人に愛を届けられない

家族がどんなに悲しみ、そして、どんなに苦しんでも、自殺した人の魂は、それをサポートすることができません。自殺した人の魂は、隔離され、生きた人とのエネルギーの接触が禁じられます。

このために、迷惑をかけた家族に対し、フォローができないのです。

生きていれば、どんなに家族に迷惑をかけても、恩返しができます。でも、自殺によって亡くなると、恩返しどころか、愛を伝えることも、励ますことさえできません。ただただ、何もできずに、悲しむ家族を眺め、そして、自分の犯してしまった行為について悔やむのです。

⑤愛する人からの愛を受け取れない

自殺された方の遺族がどんなに、亡くなった人の魂に対し、祈っても届きません。悲しいのですが、それが、自殺した人の魂の運命です。

「早く成仏してね」という気持ちをどんなに届けようとしても、届きません。

自殺した人の魂は、家族を傷付けたことを気にしていますから、遺族の方が笑うことで、心安らぎます。しかしながら、できることは、自殺以外で亡くなった方とは異なります。

「自分で自分を愛する力」の重要性

Q.人に褒められた経験よりも、他人から否定されたことの方が、記憶として強く残っていませんか?

「他人に褒められても嬉しくない…」と思うのは、私だけでしょうか…ひねくれ者??

なぜなら、褒められても「ちょっと自分が照れるだけ…」ってこと多いですよね。「褒められても照れるだけ…」なのに対し、自分の存在を否定されると、反対にすごく心が傷つきます。

その最たる例は、芸能人やタレントです。

芸能人やタレントは、大勢の人からいっぱい褒められる立場でありながら、ときに誹謗中傷により命を絶ちます。そして、たとえ自殺せずとも心ない批判に対し、堪えきれない人は、実際、非常に多いことでしょう。

この点から見ても、「他人に褒められる = 評価される」ことに、多くの人が価値を感じておらず、この社会においては、「存在を否定されることから、どうやって心を守るか」の方が重要であることを示しています。

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無条件に自分を愛する気持ちの重要性

学校の義務教育は、小中学校の9年間です。さらに多くの人がその後、高校、専門学校、大学に進学していきますので、私たちの考え方は、学校の教育方針より多大な影響を受けています。

▼学校で評価される人の例

  • 成績が良い
  • 足が速い
  • 歌が上手い
  • 挨拶ができる
  • ルールを守る
  • 想像力がある

これらができる人は、学校で評価されます。

私たちは、自然と「他人に評価される人間になりましょう」という教育機関のメッセージを強く心に受け止めています。それは、無意識に大人になっても、私たちの心に強く刻まれているのです。

「人に評価される人間」こそが、素晴らしい人間

上記のメッセージは、一見、正しいように感じられます。

でも、重要な欠陥があるのです。それは、「自分で自分を無条件に愛す心」を育てないからです。

「自分で自分を無条件に愛す心」は、単に「死にたい」と思う感情を防ぐだけでなく、ときに強いリーダーシップ、独創性、高いコミュニケーション能力をもたらせます。

「自分で自分を無条件に愛す心」を持つ人は、経営者やリーダーに多く、そして、波動も高いのです。この心は、人生を豊かに暮らす根幹であり、人生全体の幸福と直結するのです。

「自分で自分を褒める」ことができれば、もう何も要らない

Q.女子マラソン選手の有森裕子さんをご存じでしょうか?

ご存じの方はきっと、30代半ば以上の方だと思います(私もです)。有森選手は、有名な言葉を残していますよね。

「初めて自分で自分を褒めたいと思います」

この言葉は、1996年のアトランタオリンピックで2大会連続のメダル獲得を達成した後、インタビューで語られたものです。

有森選手は、「誰かに褒められる」ことが嬉しいのではなく、「自分で自分を褒める」ことに価値があると、多くの人達に教えてくれました。(この言葉は、当時の流行語大賞を獲得しています。)

誰しも、この有森選手のような気持ちになったとき …「自分で自分を褒めたい」と真摯に願ったとき、きっと心は満たされ感無量になるはずです。

シンプルに…

私たちは、他人に褒められるよりも、自分で自分を褒めた方が嬉しいのです。

そして、自分で自分を褒めることは、コツさえ掴めば誰でもできるのです。

しかしながら、「自分で自分を褒める」ことができず、自分を否定し続けた人が自殺してしまう…

であるならば、今後の日本の教育指針は、「他人に褒められるよりも、自分で自分を褒める」方にシフトすべきではないかと思うのです。

最後に

最後に、自殺者のご遺族の方にお伝えしたいことがあります。「あのとき、自分が○○すれば…あの人は、死なずに済んだ」と思わないようにしていただきたい。

私は、「亡くなる前の自殺者を助けられる人はいない」と考えています。

それは、本記事の通り、自殺の原因が「自己否定」によるならば、他人が、亡くなる前の自殺者を励ましても無駄だからです。他人が励ましても、それは「自分で自分を愛す」ことにはならないのです。

「自分で自分を愛す」というのは、当事者以外の人が関われる問題ではなく、とてもパーソナルな問題です。

スピリチュアル的に「自分で自分を愛す」こと自体が、人間が持って生まれた試練の一つであり、この重要性に気付くことも、またそれぞれの人間が進化する上で求められていることなのです。

この「自分で自分を愛す」ということの重要性に、未だ多くの人間は気付いてはいません…

まずは、この問題に多くの人に気付いて頂けるよう、この記事が多くの人に読んでもらえることを切に願っています。

ミエナ
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