こんにちは、ミエナです。
今回は、「神経過敏を癒すスピリチュアルな方法」について記事を書いていきます。
Q:「些細な音に過剰に反応してしまう」「人の視線が気になる」「不安やイライラが止まらない」——そんな神経過敏の症状に心当たりはありませんか?
神経過敏は、単なる性格や気分の問題ではなく、スピリチュアルな視点から見ると「心の殻」が原因となっている場合があります。本記事では、神経過敏の本質に迫り、心の殻を破ることで得られる癒しのプロセスをご紹介します。
神経過敏とは?症状と特徴
神経過敏とは、外部からの刺激に対して過剰に反応してしまう状態です。以下のような症状が見られることがあります:
- マンションの物音が気になってしまう
- 職場のエアコンの音がうるさく感じる
- 電車に乗るのが怖い
- すれ違った人が自分の噂話をしているように感じる
- 人に嫌われることに過剰に恐怖心がある
- 眠れない
- 人と話すと相手が怒っているように感じる
これらの症状は、精神的な疲弊だけでなく、スピリチュアルなエネルギーの滞りが関係していることもあります。
神経過敏のスピリチュアルな原因:心の殻とは何か?
神経過敏の人の心を霊視すると、こんな感じです。(下の図)

心が殻に覆われているのです。この殻は、過去の傷や人間関係のトラウマ、あるいは前世からのカルマによって形成されます。
心が殻に覆われていると、「愛」を受け取れない状態になります。


心に殻があるときは、通常、簡単に得られるはず「愛」が殻によりブロックされ得られなくなります。

・人との挨拶
・ちょっとした親切を受けたとき
・人に褒められたとき
・育てている花が咲いたとき
・飼い犬に舐められたとき…等々
愛が得られないと、心の中がガス欠のような状態になります。

愛情不足により、心が疲弊すると、無理に愛を探そうと神経が、心の外へ過敏に働くようになります。

上の図のように神経が自分の内面に向かず、外界に意識が過剰にいくと、神経過敏の症状になってしまうのです。

心の殻は、なぜ出来てしまうのか?
では、なぜ心の殻は出来てしまうのでしょうか?
心の殻は、「人への疑い」によって出来ます。
例えば、他者よりひどいことをされたり、心を痛めつけられると、人が信用できなくなり、人は心に殻を作るのです。
▼心の殻ができる理由
• 他人からの裏切りや暴言などによる「人への疑い」
• 自分の心に嘘をつくことで生じる自己否定
• 前世での苦しい経験が今世に影響しているケース
これらが積み重なることで、心は自己防衛のために殻を作り、外界との接触を遮断します。
「心を無防備に解放するより、心に鎧をまとって守った方が良い」という自己判断が生まれ、心を過剰に防御してしまうわけです。このように心に鎧(殻)をまとうことにより、自分の心は傷つきにくくなりますが、逆に愛情不足に陥ります。
【診断チェック】あなたの神経過敏度を確認しよう
以下の項目に当てはまるものが多いほど、心の殻による神経過敏の可能性があります:
- 意外と深夜2時くらいまで眠れない
- 気付くと話し相手が家族ばかりだったりする
- 相手の期待に応えてあげられないと罪悪感を感じる
- 友達から「被害妄想が多いよ」と指摘される
- 家で一人で過ごす方が好き
- 友達と一緒にいても、沈黙が続くと辛い
- 新しいことにチャレンジするのが怖い
- やりたいことが見つからない
- 相手が自分のことをどう思っているか気になって仕方がない
心の殻を破るスピリチュアルな方法
心の殻を破ると、神経過敏は治ると思います。(あえて言い切りは避けますね…)
下記では、私の中で特に有効だと思う3つの方法を挙げました。ぜひ試してくださいね。
心の殻を破る方法①:トラウマの癒しと再認識
心の殻の多くは、過去のトラウマによって形成されます。その出来事を「再認識」し、捉え方を変えることで、心の殻は徐々に溶けていきます。
大切なのは、「傷ついた記憶 = 自分の心を強くするための糧」と捉え直すのです。
嫌な思い出を自らの捉え方を変えることで、良い思い出へと変化していくでしょう。
トラウマは、実際の出来事ではなく「脚色された記憶=妄想」であることが多くあります。だからこそ、想像によって書き換えることが可能です。
実践ステップ:
1. 消したい嫌な記憶を思い出す
2. 好きな架空のキャラクターをその記憶の中に登場させる
3. キャラクターが当時の自分を救うイメージをする
4. 心が解放されるまで②と③を繰り返す
この方法は、記憶の中に「時間の流れ」を再び生み出すことで、止まっていた心の傷を癒す力があります。

心の殻を破る方法②:愛を受け取る感覚を取り戻す
心の殻があると、愛を感じる力が弱まります。以下のような日常の中にある「愛」に気づくことが大切です:
- 挨拶や感謝の言葉
- 花が咲いた瞬間
- ペットとの触れ合い
- 他人からのちょっとした親切
これらを意識的に受け取ることで、心のエネルギーが回復し、神経過敏が緩和されていきます。
心の殻を破る方法③:自分を無条件に愛する意識を持つ
本来、あなたがあなたを愛することに理由はいりません。でも、他人から心を傷付けられた過去を持つと、自分を許し、無条件に愛することができなくなってしまいます。
そんなとき、赤ちゃん写真ワークを試してみてください。
▼赤ちゃん写真ワーク
以下の3ステップを習慣化することで、自分への無条件の愛を育めます。
- 赤ちゃんの頃の写真をスマホの壁紙に設定する
- その赤ちゃんの未来(=今の自分)をイメージする
- 「この赤ちゃんに素敵な未来がありますように」とエールを送る
このイメージトレーニングで自己肯定感が高まり、失敗しても自分を無条件に許せる心が育ちます。
自分の心を慰めるとき、「高級バッグのような”自分へのご褒美”は必要ありません。純粋に「未来の自分を思いやる」意識が純度の高い自己愛を生み出します。
まとめ:神経過敏は「心の殻」を破ることで癒される
神経過敏は、単なる気質ではなく、心の奥にあるスピリチュアルな課題です。心の殻を破り、愛を受け取る感覚を取り戻すことで、あなたの神経は穏やかさを取り戻します。
もし、ひとりで解決が難しいと感じたら、ミエナの個人セッションをご活用ください。あなたの心に寄り添い、癒しの道を一緒に探していきましょう。