自分の身を守れる人、守れない人【古武道を4年続けて思ったこと】

こんにちは、ミエナです。

今回は、「自分の身を守れる人、守れない人」について書いていきます。

戦国時代から続く古武道を4年続けて感じたことを誰のためでもなく自分のために書いていきます。

古武道。それは最強の護身術

古武道とは、簡単に言うと昔から続く武術です。古武道と比較するとボクシングとか空手は近代的な武術と言えます。いわゆるスポーツに部類されるものとは、古武道は大きく異なります。

古武道は、人間が人間を殺す時代の武術ですので、人間を斬る技、そして、なによりも自分が斬られない技を磨きます。古武道と言ってもいくつもの流派に枝分かれし、私は、いわゆる忍術に近い古武道を学んでいます。

忍術と言えども、水遁の術、火遁の術、木の葉隠れの術などを学ぶことはなく、体術、剣術、たまに手裏剣を学びます。

忍術について語ると永遠と終わらないので、先に真髄だけ書いていきますね。

命は1つ。忍者は如何に死なないかが重要

忍者に限らないのですが、武士もそうだと思いますが、死んだら終わりなのです。オンラインゲームで死んでも、またやり直せますが、150年以上前は敵と遭遇し、死んだら終わりなのです。

幕末に敵同士が鉢合わせになったとき、時代劇では、どちらかがすぐに斬りかかりますが、実際は、刀を構えながら両者とも斬りかからず、2時間くらい経過することもあるそうです。

斬りかかると逆に斬られるリスクがあるからです。なので、2時間も両者とも刀を構えたまま、睨み合いをするのです。そして、スキを見せた方が、斬りかかられ、死ぬ。

死んだら生き返れない。

ゲームとは、違います。

一生の内で死んでもいいのは1回なのです。

古武道から学ぶ護身の精神

私たちは、犯罪社会の中で生きています。毎日、どこかで理解不能な犯罪が起きています。ニュースとして我々の目に触れるのはきっとたくさんの犯罪の中の一部でしょう。

そんな犯罪に強くなる真髄をたった4年しか古武道をやってない私が気付いたことをご説明します。

これを知っているだけで、きっと、自分の意識が変わるのではないかと思います。

刃物を持った男が現れたらビビる。けれど、オモチャだったら…

刃物を持った男が現れたら、ビビりますよね。格闘技をやってる人でも、本物の包丁を突き出されたら怯(ひる)みます。

格闘技の経験がない女性でしたら、腰を抜かすかもしれませんね。

でも、その刃物が実はオモチャだったとしたら、どうでしょう。冷静になって警察に通報することができます。

  • 刃物が本物だったら、腰を抜かす
  • 刃物が実はオモチャだったら冷静に対処できる

刃物を持った男がただ単に立ってるだけでも、刃物が本物か偽物かで自分への影響が大きく違うことが分かります。

犯罪者が持つ刃物が本物だと思考停止。刃物が偽物だと機転の効く行動が取れる。

つまり、男が持っている刃物らしきもので、自分を刺そうとしようが、しまいが、男が持っているモノが何であるかで、勝敗が決まってるのです。

男が持っている刃物が本物なら、自分の目は刃物に持っていかれます。それしか見えなくなる。

一方、刃物がオモチャだったら、周りを見渡し冷静に解決策を練れる。

つまり、

刃物を突き出されようと思考が停止しなければ、勝率や生き延びる可能性は飛躍的に上がるのです。

結論を言うと、護身において一番重要なのは、攻撃してくるかも知れない相手に対して「思考停止」しないことになります。

結局、強い人とは、「どんな環境でも冷静に周りを見渡せる人」

古武道を学んで、その「強さ」を定義すると、

「どんな環境でも冷静に周りを見渡せる」ことが「強さ」だと感じます。

痴漢にあっても冷静に対処できる。思考停止せずに、相手の手を掴むこと。

強盗にあったら、腰を抜かさず、自分の身を守れる道具を探しましょう。鍋やまな板が防具に、傘が武器になり、犯罪から身を守れるかもしれません。

どんな犯罪に巻き込まれても、「思考停止」しないように、我々はみんなシミュレーションと訓練が必要なのです。それには、古武道や格闘技が最適です。犯罪者をKOできるパワーは必要ありません。「思考停止」しない心を古武道や格闘技で身に付けませんか?

ミエナ
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