知らずにしている「やってはいけない」アドバイスとは!

  • 2023年1月17日
  • 2023年10月22日
  • 友人

こんにちは、ミエナです。

今回は、「やってはいけないアドバイス」について書いていきます。

知らずにしている「やってはいけない」アドバイスとは!

「人にアドバイスをしてあげたい」という想いは、とても素晴らしい心持ちです。自分が相手にしてあげたアドバイスが相手の役に立ったら、とても嬉しいですよね。

でも、ときにアドバイスしたことによって、人間関係が逆に崩れた経験はないですか?

例えば、目上の人にアドバイスしたら「あなた、何様?」と思われてしまったり、友達に対して親身に助言したのに聞き流されたり…

アドバイスは、適切に助言することでより、その人の関係を深めるものである反面、気を抜いて語りすぎてしまう場合、どんなにアドバイスの内容が素晴らしくて、次から相談されなくなったり、信頼が失墜することもあります。

だからアドバイスというのは、とても慎重に行う必要があるのですよね。

アドバイスの場では、意図しない上下関係が生まれやすい

アドバイスがときに人間関係を崩してしまうのは…

アドバイスする「自分が上」で、アドバイスされる「相手が下」という意図しない上下関係が生まれやすいからです。

フラットな人間関係である友達であっても、アドバイスするときは慎重に進めた方が無難です。それは、互いの対等な立場が、アドバイスすることで崩れてしまうからです。自分が必死に相手を思ってアドバイスしても「何を偉そうに」とか「あー、めんどくさい…」とか思われてしまったら嫌ですよね。

目上の人にアドバイスするときも、アドバイスすることで、その上下関係が、その場限りで逆転しがちになります。そうなると、相手から「部下のくせに、調子に乗って…」みたいに思われるかも…

部下や年下の人へのアドバイスは、特に注意が必要

Q.あなたは、年上の人からアドバイスを受けたとき、「あー早く終わって…」と心で叫びたくなった経験はありませんか?

私は、結構、あります(笑)

目上の人からのアドバイスは、ときに自慢話が混ざり、全然、その内容が心が響かないことがありますよね。相手は、良かれと思ってアドバイスしているのですけど…

こんなことは、自分が人にアドバイスするときも当てはまってしまいます。自分より立場の低い人に対し、持ち出さなくていい上下関係を強調しがちになってしまうのです。

相手と対等な立場をキープしてアドバイスをする重要性

アドバイスをすることで、人間関係に余計な「意図しない上下関係」が生まれがちです。この「意図しない上下関係」は、口に出さずとも、無意識に態度に表れてしまうから恐ろしいのです。

この意図しない「上下関係」が生まれなければ、そのアドバイスの機会は最良のものとなるでしょう。

では、意図しない「上下関係」を生まないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?それは、まず、アドバイスする前に、以下のマインドセットをすることがオススメです。

アドバイスする私も、アドバイスされる相手も、「同じ地球に住む、今という時間を生きる人間同士」である

上記のように、まずはマインドセットしてからアドバイスの場に挑みましょう。こうすることで、自然に発生しがちな「上から目線」を避けることができます。(特に男性は重要です。)

人間関係を崩しかねない「うっかりワード」

自分がどんなに「いい話」をしても、”アドバイスする側”と”される側”の関係がフラットでないと、相手に想いは伝わりません。

会社などの人間関係で立場が異なっていても、アドバイスする際は、上記の「共同体意識」が必要なのです。

さて…とは言いましてもアドバイス中は、誰しも会話に夢中になり、この「共同体意識」を見失いやすいものです。そこで、以下に、私の考える「アドバイス中の禁止ワード」を挙げます。

このセリフが、もし自分の口から出てしまったら、一度、冷静になって、心をリセットさせましょう。

▼アドバイス中のうっかりワード

  1. ○○しなさい
  2. 頑張れ
  3. 自業自得だね
  4. ふーん…(…興味ない…)

上記の4つです。

この言葉がアドバイス中に出てしまうと、次から相談されることはなくなる可能性が高いです。折角の信頼関係が崩れてしまう結果になりかねません。

反対に、上記のワードさえ言わなければ、相手との信頼関係はより深まっていくと思います。では、①〜④のワードがなぜタブーなのか以下でご説明します。

①○○しなさい

「○○しなさい」という言葉は、「自分はあなたを動かせる立場にあります」という意味を裏に持ちます。ご自身の無意識による「上から目線」を匂わせてしまうのです。

アドバイスする場合、この言葉よりも、「なぜ、私は○○した方が良いと考えるのか」について理由を述べる時間を多く取ってください。

アドバイスの理由説明が不十分な状態で、「○○しなさい」という言葉を使うと、相手にストレスを与えかねません。そのため、「なぜ、自分が、こんなアドバイスをするのか」の理由に9割以上の時間を割き、納得させることに重きを置きましょう。

相手に行動を促す「結論」だけを述べてしまうと、人間関係はとても簡単に崩れてしまうのです。

②頑張れ

「頑張れ」という言葉はキレイな言葉に聞こえますが…「頑張れ = あとはよろしく」と同じ意味なのです。つまり、「私は関係ない」と言っているのと同じ…

「頑張れ」という言葉をできれば避けて、「困ったらいつでもご相談くださいね」という言葉に言い換えましょう。

ミエナ
私も「頑張ってください」という言葉を、たまに使ってしまうので、注意したいです…

③自業自得だね

部下や後輩が、自らの失敗で苦しんでいるときに、悪気なく「自業自得だね」と思わず言ってしまった…あるいは、言いそうになった経験はありませんか?

どんなに相手の失敗が自業自得であっても、口に出してはいけません。「自業自得」という言葉を出してしまえば、アドバイスの機会は、そこで終了してしまうのです。

このように相手は、「わざわざ悩みを告白したのに、この人に言わなきゃ良かった…」という気持ちになります。

相手の話を聞き「自業自得だなぁ」と思ってしまったら、「そういうこともありますよね」と言いましょう。「自分も同じことをやってしまうのですよ」と気持ちで、フラットな立場をキープすることで信頼関係はさらに良くなります。

④ふーん…(…興味ない…)

一生懸命に、悩みを打ち解けたのに、相手に興味なさそうされたら、誰でも嫌ですよね?(ちなみに、私は嫌です…)

こんなとき、言われた側は「相談する人を間違えたっ」という気持ちになります。

どうしても、相手の悩みに興味や共感が持てない場合は、「○○さんは、とてもセンシティブなんですね」と、「悩み事が大したことではない」ことを、薄々と相手に感じさせるのはいかがでしょうか!?

ちょっとしたテクニックかも知れませんが、信頼関係を壊さないために、とても重要なことだと思います。

最後に

悩み相談を受けたら、「適切な解決案を提示して、より信頼関係を深めたい」と思うのが、多くの人の心情だと思います。しかしながら、ときに「適切な解決案」は、その内容がどんなに素晴らしくても、「意図しない上下関係」により人間関係に傷を付けてしまいます。

ですので、ご自身がアドバイスするタイミングが来ましたら、まずは「共同体意識 = フラットな立場」をぜひ意識してみてください。きっと、良いアドバイザーになれると思いますよ。

ミエナ
ミエナ
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