こんにちは、ミエナです。
今回は、「人間関係が煩わしいと感じる3つの理由と解決策」をテーマに書いていきます。
人間関係が煩わしいと感じる3つの理由と解決策
Q.あなたは、人間関係が煩わしいと感じたときはありませんか?
上記のAさんのように感じる人も多いかもしれません。職場での同僚との関係、友人との変わりゆく距離感、さらには家族との微妙なバランス…。現代社会において、こうした複雑な人間関係の煩わしさが私たちの生活に与える影響は計り知れません。
心の奥では、「たくさんの知り合いや仲間に囲まれて生きて行くことは素晴らしい」と捉えていても、ときに人間関係がストレスを生み出し、精神的な疲労や生産性の低下に繋がることもあります。こうしたストレスは、放置すればさらなる悩みやトラブルを引き起こす可能性があるため、早めに心の整理をしたいですよね。
【セルフ診断】あなたは、どのタイプ?
「人間関係が煩わしい」と感じるとき、そのタイプは3つに分かれます。まずは、あなたがどのタイプに当たるのかをチェックしてみてください。
▼人間関係が煩わしいと感じる人の3つのタイプ
- みんな仲良く♪不必要な人間関係が多すぎる人
- 実家が大好き!家族との信頼関係が厚すぎる人
- 「ひとり」の時間が好き!自由を愛する人
上記の3タイプです。1つでも当てはまれば、きっと「人間関係が煩わしい」と感じてしまうでしょう。それでは、それぞれのタイプごとの解決策を述べていきます。
①みんな仲良く♪不必要な人間関係が多すぎる人
上記のBさんのように考える人も多いと思います。このようなタイプの人は、とても優しい人が多いです。ただ、「敵を作りたくない…」と考え、みんなと仲良くしている内に、その人間関係は複雑化し、ときに自分の自由な時間さえ拘束されることがあります。
このような「不必要な人間関係が多すぎる人」が生きやすくなるには…
「誰とどの程度、仲良くなるか」を明確にすることが重要です。
幸せな人生は「適切な知り合いが、適切な人数だけいること」が一番です。気を遣わなければいけない知り合いが大勢いることで、あなたの貴重な時間は奪われてしまいますから。
では、「適切な知り合いとは?」、「適切な人数」の導き出し方について述べていきます。
どんな人と仲良くすべきか、何人が適切なのかは、人によって異なります。
ただ、きちんと自分の中に基準を設けることで、これらは明確になるのです。この基準の設け方は…
自分の人生のゴールを達成する上で、必要な仲間は誰か?
あなたが仲間を増やす理由は、よりスムーズに人生のゴールを達成するためです。これを念頭に置くと、長期目線で、人間関係を構築していくことが可能です。
人生は有限です。つまり、人生を構築するエネルギー要素である[時間]、[気力]、[お金]を適切に使う必要があるのです。自分の人生のゴールに不必要な人間関係に、無駄なエネルギーを遣うのは、とても勿体ないのです。
あなたの人生のゴールは?
人生のゴールが明確になると、人間関係に無駄がなくなります。
「生のゴールを達成する上で、必要な仲間は誰か」という明確な基準ができるために、関係性を構築したり、反対に、縁を切ることが容易になるのです。
では…
Q.あなたの人生のゴールとは何ですか?
この質問は、意外と答えにくいものなのです。それは、人生のゴールが、誰かの影響を受けていたり、何かに執着することで歪むからです。
だからこそ、きちんとした方法で、「人生のゴール」について考えていく必要があります。
人生のゴールを見つよう!
人生のゴールを比較的容易に見つける方法は、下記の2つです。修行して悟りを開くわけでもなく、ちょっとした思考によって人生のゴールを再確認することができます。
- 「死ぬまでにやりたいこと」を100個考える
- ミエナのイメージワークを行う
上記の2つです。
①「死ぬまでにやりたいこと」を100個考える
この方法は、「死」を想像することで、その対極にある「生(せい)」の本質に気付く方法です。自分の生きる意味を見つけたとき、不要な人間関係を精算する勇気が湧くと思います。
②ミエナのイメージワークを行う
ミエナの個人セッションで行っているワークです。心のかなり深い部分に眠る人生のゴールを見つけるのに役立ちます。ご興味ある方は、下記の記事を参照してください。
こんにちは、ミエナです。今回は、「ミエナのイメージワークについて」をテーマに書いていきます。ミエナミエナでは、個人セッションの中で、2022年2月よりイメージワーク(誘導瞑想)を行っています。ミエナのイ[…]
②実家が大好き!家族との信頼関係が厚すぎる人
家族との信頼関係が厚すぎる場合、他人との人間関係が煩わしくなるときがあります。
これは、家族が与えてくれる愛が大きいことで、他人からの愛を小さく感じてしまい、無理に他人との絆を深める必要性を感じなくなってしまうためです。
上記のCさんのように考えるタイプは、人間関係を煩わしく感じることでしょう。
現実的に、他人と絆を深めるより、家族との絆を深める方が容易ですし、関係修復も簡単です。また、「実家大好き♪」というのは、「両親想いの人」という社会的イメージもあるので、良いこと尽くしです。
一方、家族以外で絆を深めようとすると、そもそものきっかけ作りから定期的なコミュニケーションも必要となります。その上、一度、関係が崩れれば、なかなか仲直りもできませんから大変ですよね。
「家族の愛」と「他人の愛」の違い
▼「家族の愛」の特徴
- もらえる愛(エネルギー)が大きい
- 信頼構築や維持が容易
- 関係を切っても修復が容易
- 自分のことを深く理解してくれる
- 「血縁」という絶対的な関係性
▼「他人の愛」の特徴
- もらえる愛が小さい
- 信頼関係の構築、関係維持が大変
- 一度、関係が切れると修復が困難
- 家族ほど、自分のことを深く理解していない
- 「血縁」と異なり不安定な関係性
上記のように、家族から受け取る「大きな愛」は、「他人の愛」より容易に得られます。一見、「家族の愛」メリットしかないように感じますよね。しかしながら、ここに一番の落とし穴があるのです。
「家族の愛」に依存することのデメリット
人は、他人に愛を与え、そして、愛をもらって生きています。そのため、家族からの愛だけでは生きて行けません。
この理由は、家族がくれる愛には、性質上、下記のデメリットがあるためです。
▼「家族の愛」のデメリット
- 家族から受け取れる愛は、自らの成長と共に低下する
- 他人から受け取る愛の方が、エネルギー吸収の効率が良い
- 家族は少数、他人は大勢
以上の3つです。
家族から受け取れる愛は、自らの成長と共に低下する
「家族の愛」というのは年々、エネルギー鮮度が落ちます。
あなたが子どもだった頃を思い出してください。
幼少期、両親は今以上に、あなたのことを愛してくれていたと思います。
これは、あなたが年を重ねれば重ねるほどに、両親からの愛は減っていることを指します。そして、これからも…
他人から受け取る愛の方が、エネルギー吸収の効率が良い
実家で介護をされている方はよく分かると思うのですが、年々、介護している親から、感謝されなくなりますよね。そして仮に、親から「ありがとう」と言われても、その愛の強さを感じにくいことがあるでしょう。
一方で、他人に親切にしてあげたとき、「ありがとう」と言われたら、素直に嬉しくないですか?さりげない感謝の言葉でも、素直に受け取ることができますよね。
このように、他人からの愛の方が、長年、共に過ごした家族よりも、利害関係が少ないことで、愛を受け取るときのエネルギー効率が良いのです。
圧倒的に、家族よりも他人の方が多い
家族は少数から構成されます。それに比べ、他人の方が圧倒的に人口が多いです。よって、他人からの愛が小さくとも、質より量で家族からの愛を上回ることができます。
「家族の愛」と「他人の愛」を単純比較してはいけない
人は、合理性を追求していくと、家族からの愛ばかり重視してしまいます。
特に、他人との関係構築が上手く行かないときなど、家族が守ってくれることで、ついつい甘えてしまうのです。しかしながら、上記でご説明したように「他人の愛」は、「家族の愛」を越えるメリットを持ちます。
仮に、他人との関係構築が苦手であっても、「絆を築こう」という意志があれば、年々、あなたの「他人との絆作りレベル」は向上していくでしょう。これは、ゲームのドラゴンクエストと同じで、レベルアップすれば良いだけの話なのです。
③「ひとり」の時間が好き!自由を愛する人
友達と旅行に行くと、自由に行動できませんよね。みんなが行きたい場所しか行けませんし、自分がどうしても行きたい場合、みんなを説得する必要があります。
でも、自分一人であれば、自由に行きたい場所に行くことができ、人に気を使わなくて済みます。このように、一人の自由さを追究してしまう人も、人間関係が煩わしく感じてしまうでしょう。
ただ、このような「一人が好きな人」であっても、誰からも相手にされない状態を好んでいるわけではありません。「一人が好きな人」も心の奥では、「適切な知り合いが、適切数いること」を望んでいるのです。
このようなタイプの人に対しては、下記の記事をご参照ください。
こんにちは、ミエナです。今回は、「ひとりが好きな人の上手な生き方」をテーマに書いていきます。「ひとりが好きな人」の上手な生き方Q.あなたは、一人でいることが好きですか?煩わしい人との[…]
最後に
人は皆、人間関係が煩わしくとも、人との愛(エネルギー)の交換によって生きています。愛の交換によって、生きる希望が湧くのですね。
だからこそ、人間関係が煩わしく感じるときは、自らの価値観を見直す良い機会となるでしょう。「人間関係が煩わしい」という感覚がなくなると、人生はとても飛躍していきます。なので、前向きにご自分の心と向き合ってみることをオススメします。
すごくためになる記事をありがとうございます!なるほどって感じです…。
私は、昔から、家族以外の人にどうしても不信感があり生きづらい人生送ってきました。
(あ、成長していくにつれ、父やきょうだいにも若干の不信感を抱いてる様な…)絶対なる信頼は、自分の母と、自分の子どもだけかもしれません。(=依存心もあります)
・家族からあまり愛を受けられず、家族自体に不信感がある人の場合はどうなりますか?メリットもありますか?例えば他人との世界が広がるなど。(スピリチュアル系のYouTuberの方でそんな生い立ちだけど成功してる方がいます)
・誰しもある程度は家族の愛に依存していると思うのですが、成長と共に依存心を減らして他人の方に向けた方が良いと言う解釈であっていますか?
私は、基本一人が好きだし、他人へ不信感があるので難しく課題ですが、大切なポイントに気付けた気がします!感謝です
コメントありがとうございます。
> 誰しもある程度は家族の愛に依存していると思うのですが、成長と共に依存心を減らして他人の方に向けた方が良いと言う解釈であっていますか?
お子様が小さい内は、家族の愛を大事にして良いと思います。しかしながら、お子様が高校生以上になられると、少しずつ、社会に目を向ける方が、家族全体の幸せや運が向上していきます。
家族は、密閉された内輪のコミュニティです。だからこそ、限度なく家族愛に依存できてしまう怖さがあります。
また、お子様は、ご両親の背中を見て大きくなっていきますので、社会性の高いご両親の方が、お子様の教育にも良い影響を与えると思います。
ミエナ