男女の友情は成立するのか?スピリチュアルから紐解く

こんにちは、ミエナです。

今回は、「男女の友情」をテーマに記事を書いていきます。

男女の友情は成立するの!?

Q.あなたは、男女の友情は成立すると思いますか?

このテーマだけで、飲み会でワイワイと盛り上がりそうですよね。男女間で意見が分かれるだけでなく、人によって考え方は様々でしょう。

コメント欄で、あなたの意見も聞かせてください。

「友情」って何?:「赤の他人」が「友人」に変わる瞬間

友情が育まれる瞬間は、実際には様々な背景や要因が絡み合っているように見えますが、私はとても単純な法則があるように感じます。

同じ目的意識を持った瞬間に、「赤の他人」が「友人」に変わる

「一緒に頑張ろう」とか、「一緒に楽しもう」と互いに思ったとき、友情が育まれます。

例えば、学校の部活です。同じ部員であれば、「試合に勝とう」とか「合唱コンクールで優勝しよう」という共通の目的意識が芽生え、「友情」が生まれます。

「友情」の始まりは、いつでも共通した目的意識を持ったときであり、その上で、同じ価値観や考え方を持ちやすくなり、共感性を深めていきます。

このように芽生えた友情には下記の特徴があります。

▼「友情」の特徴

  • 共通した目的意識を持っている
  • 互いに相手の考え方や価値観を理解し、共感している
  • 相手の立場を尊重し思いやる心がある
  • 互いに励まし合い、高め合い、協力を惜しまない
  • 悩みを持つ状況でも、相手とのコミュニケーションを欠かさない
  • どちらか一方でも、相手に恋愛感情を持たない
  • 利害関係がない

以上が「友情」の特徴です。では、なぜ男女で友情が成立しくにいのでしょうか?

男女は、相手のことを好きになった瞬間、「友情」の前に「愛情」が芽える

男女の関係は深くなるほど、「友情」を飛び越えて「愛情」に変わりやすい

です。

それは、下記の3つの理由からです。

  1. 本能的に好きな異性を恋愛の対象にしてしまう
  2. 「友情」を育むのに必要な「共通の目的意識」を男女間では持ちにくい
  3. 「友情」を育むのに必要な「同じ価値観」や「共感」を男女間では持ちにくい

以上の3つ理由からです。

①本能的に好きな異性を恋愛の対象にしてしまう

このことは、人間の子孫繁栄における性的本能です。そのため、若い人ほど、男女間で友情が築きにくく、相手を大切に思う気持ちは「友情」ではなく、「恋愛感情」になりやすいです。

反対に、年を重ねるほど、この性的本能は働きにくくなりますので、魂が成熟するほど「友情」をベースにする絆は築きやすいでしょう。

「共通の目的意識」を男女間では持ちにくい

「友情」は、先ほど述べたように、共通した「目的意識」がベースになっています。共通した「目的意識」をベースに価値観が近い人と「友情」が芽生えてくるわけです。

このように考えていくと、「男女間での友情は芽生えにくい」と言えます。

それは…

人生における根本的な目的意識男女間で異なる

ためです。

スピリチュアル的な観点からお伝えすると…

男性 → 他者愛に基づき生きる = 他人からの評価を求める傾向

女性 → 自己愛に基づき生きる = 家族や友人を大切にする傾向

上記は、魂レベルの[傾向]であり、この[傾向]の違いにより、同性の人よりも、異性の人とでは「共通した目的意識」を持ちにくいのです。

つまり、男女で根本的な生きるスタンスが異なるために、「友情」を育む出発点に立ちにくいのです。

③「同じ価値観」や「共感」を男女間では持ちにくい

友情は、共通した価値観を持つ者同士で育まれていきます。

例えば、ロックミュージシャンとヒップホッパーの間に友情は芽生えにくい…比較的に…。また、独身男性と既婚男性も「友情」を維持しにくいですよね。

それは、価値観が異なるためです。

男女の友情も同じで、この「共通した価値観」を持ちにくいです。それは先ほど、述べたように魂における[生きるスタンス]が男女で異なるためです。

相手との価値観の違いを飛び越える「愛情」

同じ価値観を持たない人とは「友情」が成立しません。でも、男女間で互いに価値観が異なっていても「愛情」は育まれます。

そもそも…

「愛情」は自分の性格と異なる相手に芽生えやすい

一方…

「友情」は自分の価値観を持つ相手に芽生えやすい

です。

男女間では、考え方や価値観がそもそも異なりやすいために、友情よりも愛情が先に芽生えてしまうのですね。

男女の友情が成立する4つのケース

ここまで、お伝えしてきた通り、基本的には、男女の友情は成立しにくいと言えます。しかしながら、男女の友情は絶対に成立しないとは言えません。

下記の4つの条件の下では、強い男女の友情が育まれる可能性があります。

▼男女の友情が成立する4つのケース

  1. 互いに強い共通の目的意識を持っている場合
  2. 幼なじみである場合
  3. [女性から見て]男友達前世が女性だった場合
  4. [男性から見て]女友達前世が男性だった場合

上記のいずれかに当てはまる場合、強い男女の友情が育まれる

それぞれ詳しく解説します。

①互いに強い共通の目的意識を持っている場合

互いに共通した強い目的意識を持っている場合、男女であっても友情が成立する可能性があります。

例えば、男女で一緒に登山するときのことを考えてみてください。お互いに「山頂まで登り、安全に下山する」という強い目的意識があります。このため、自然と男女の価値観の違いを越えた強い協力関係が生まれます。

このような協力関係が、次第に「友情」へ発展していくのです。

ただ、「友情」が芽生える前に、共通目的を達成し終えてしまうと、元の男女の関係に戻りやすいでしょう。ですので、何度も、同じミッションを掲げ、強い協力関係を築く必要があります。

②幼なじみである場合

相手が幼なじみの場合、男女間でも友情は生まれやすいです。そもそも、長い付き合いをすることで、相手に対し「情」が湧きます。互いに成長過程を共にし、多くの生活の場面を共有しているためで、相手に対して「情」が湧きやすく、その「情」が「友情」に変化するのです。

また、幼なじみである場合、互いに異性であることへの意識が希薄になりやすく、むしろ兄弟姉妹のような感覚で接することになります。

その結果、恋愛感情が芽生える余地があまりなく、友情としての関係性が育まれるのです。

ミエナ
幼なじみの場合、お互いの長所短所を理解し合うために、協力関係が築きやすく「友情」を維持しやすい側面があります。

③[女性から見て]男友達の前世が、女性だった場合

男性の中には「やたら、女性の友達多いなぁ…」と思える人っておりますよね。「前世が女性である男性」は、女性の気持ちをよく理解し、尊重する気持ちも強いので、自然と女友達が増えていきます。

このような男性は、家庭的な一面もあり、とても優しいために、女性からの評判も高く女友達を作りやすいのです。

④[男性から見て]女友達の前世が、男性だった場合

「前世が男性である女性」も、男性の友人を作りやすいです。

一方、このような女性は、仕事に熱心な方が多く、男友達を作ることよりも、仕事でのチームワーク構築の方にエネルギーを使う方が多いように感じます。

ミエナ
ミエナ
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