「失敗は成功のもと」はホント?

こんにちは、ミエナです。

今回は、「失敗は成功のもと」について書いていきます。

「失敗は成功のもと」はホント?

Q.みなさんは、「失敗は成功のもと」は、ホントだと思いますか?

苦しい失敗を味わったときに、「失敗は成功のもと」であると思いたいですよね。でも、本当に「失敗した後に、成功している人」はどの程度いるのでしょうか?

感覚値ですが、それほど、「失敗した後に、成功している人」は、多くないですよね。

これは、失敗の後は、100%成功するのではなく、「失敗した後に、成功することもある」ということなのですよね。

▼「失敗は成功のもと」ではない例

・受験で落ちた人が、翌年に同じ大学に入れるとは限らない。
・好きな人に告白し、フラられた人が、次に好きになった人と結ばれるとは限らない。

上記の2例のように、「失敗は成功のもと」は、嘘です…

…と言うと…すごくネガティブに聞こえますが、大方、間違っていないと思います。

「失敗は成功のもと」は、条件付きである

「失敗は成功のもと」は、条件付きです。100%ではありません。

では、どのような条件を満たすと、失敗は成功への肥やしになるのでしょうか?

それは、失敗した自分を許すことです。

失敗した自分を「許す」ことで、「失敗は成功のもと」となります。

紛らわしいのですが、同じような精神状態である 「自分を慰める」は、効果が逆で、失敗は成功のもと」どころか、「失敗は失敗のまま」となります。

多くの人が陥る「失敗後の精神状態」を3つ挙げます。

▼失敗後の精神状態

  1. 失敗した自分を許す → 【結果】心が成長する → 成功に繋がる
  2. 失敗した自分を慰める → 【結果】自己愛が減る → 運が減る
  3. 失敗した自分を責める → 【結果】自己嫌悪に繋がる → 運が減る

以上の3つを挙げてみました。③「自分を責めてはいけない」というのは、”多くの人が「誤った精神状態」であると認識している”と思うのですが、意外とスルーされやすいのは、②「失敗した自分を慰める」ことが大きく自分の未来にマイナスダメージを与えてしまうことだと思います。

ミエナ
「自分を慰める」ことを繰り返すと、習慣化していきます。つまり、「自分を慰める」と失敗はいつまでも失敗のままなのです。

「許す」と「慰める」の違い

「慰める」という言葉は、「なだめ、いたわる。」という意味です。

▼「失敗後、自分を慰める人」の例

Aさん
自分はよくやった。だから、失敗して、自分を傷付ける必要はない。

大きな失敗をしたときに、Aさんのように、自分を慰めれば、「失敗は成功のもと」とはならないでしょう。

自分で自分を慰める人は、波動が上がりません。

「自分は、慰めが必要な弱い人間である」と、自分の心に刻んでしまうことで、自己愛が減るのです。これにより、自分を尊敬できなくなり、運は停滞します。

参考記事:自己愛と他者愛のどちらが大事なの?

失敗後に、「自分を許す」ことの重要性

一方、自分を許すとは、どういう心かというと、下記のBさんのような心です。

▼「失敗後、自分を許す人」の例

Bさん
失敗を全身で受け止める。もう、クヨクヨしない。失敗した自分も”カワイイ自分”である。

上記の「慰める」と「許す」の微妙な違いが、なんとなくお分かり頂けましたでしょうか?この微妙な差が、「失敗は成功のもと」 になるのか、 「失敗は、失敗のまま」なのかを決めるのです。

「失敗は成功のもと」にできる人

繰り返しとなりますが、

人は、「自分の失敗を、自分で許す」ことで、大きく心が成長します。

しかしながら、自分を「許す」というのは、大きな失敗をしたときほど、なかなか出来ないものです。

では、どういうメンタルが、「自分を許す」上で必要なのでしょうか?下記にリストアップします。

▼「自分を許す」上で必要なメンタル

  • 失敗を受け入れる覚悟
  • 自分への強い愛
  • 自分の未来への希望
  • 他人のネガティブな反応に堪えるパワー
  • 失敗した真意の理解

以上の5つです。この5つを理解し、失敗後に、心に刻もうとする人は、どんな失敗であっても、失敗を成功に変えられる人です。この記事を読んでいる人は、ぜひ、失敗を成功に変えるため、失敗したら、自分を慰めるのではなく、自分を許してみてください。