こんにちは、ミエナです。
今回は、「個性」について書いていきます。
個性って何でしょうね。「キャラ濃いね。」って言われるのは個性なのでしょうか?この記事では、あらゆる側面で「個性」について、述べていきます。
個性とは何か?
「個性」をWikipediaで調べてみました。
個性とは、個人や個体の持つ、それ特有の性質・特徴。特に個人のそれに関しては、パーソナリティと呼ばれる。
Wikipedia – 個性
「個性」って、性質・特徴、そして、パーソナリティを指すようですね。
人間における「個性」を考えると、手が2本あって、足が2本あって、顔があって、鼻があって・・・人間の身体は、ほぼみんな同じだから、wikipediaのいう「特有の性質・特徴」というのは、意味として、人間には当てはまりませんね。
なので、
「個性」って、つまりは、パーソナリティのことです。
自己顕示欲は、「個性」とは言わない
個性がパーソナリティだとすると、奇抜な格好をした人は、個性なのでしょうか?
こういう人がいた場合、彼は、ディーゼルの靴を履いただけです。みんなと違う靴を履いても、「みんなと違う靴を履いただけ」なのです。
奇抜なファッションをした人がいても同じで、「奇抜なファッションをしただけ」で、個性ではありません。
今、「奇抜なファッション」をしている人は、その服を友人に貸してあげてください。「個性」が友人に移ります。
「個性」が移るって変ですよね。「個性」ってパーソナリティだから。つまり、奇抜なファッションは個性ではないのです。それは、自己顕示欲です。
そして、自己顕示欲は、「個性」とは言いません。
「個性」とは「再考」である
アルコール中毒者を「個性」って言いませんよね。「毎日、お酒飲んで、個性的ですね。」と言うのは、日本語として間違ってます。
「個性」というのは、そのパーソナリティが、社会にとってメリットがある場合のみ使われるのです。
お風呂に10日間も入らないレアな友人がいても、「個性」とは言わない。つまり、自然体で生きてる人でも、みんなが羨ましがるような自然体でないと、「個性」ではないのです。
▼個性ではない例
- 私、髪にはヘアワックスも何も付けない派なの
- ワインはボルドーのシャトームートンが良い
- iPhoneは一番値段が高いモデルしか買わない
- 無農薬野菜しか、お口に合わないざます
これらは、「個性」ではありません。本人が、自身の行動がレアだと思っても、社会的にメリットがない。
では、個性って何かというと、「あるあるの再考」です。
個性とは、みんながよく知っているモノごと(あるある)を「再考」して表現することなのです。
例えば、絵を描く場合、誰も描こうと思わなかった題材を選んでも、それは、個性ではありません。でも、誰もが選ぶ題材を選び、その同じ題材を「再考」すると個性となります。
ゴッホは、ひまわりを明るく元気に描きませんでした。ひまわりを「再考」したのです。そして、その「再考」が評価され、「個性」となった。
ピカソもそうです。泣いている女性を「再考」して、「個性」となった。
どちらにも、共通しているのが、他の画家が描く絵とは全く違うけど、「こういう、ひまわり見たことある。」「変な絵だけど、女性ってこういう風に泣くよね。」と、思っちゃうこと。
まさに、あるある。
自分が今、個性だと思ってるものは、本当に個性か?
自分が個性的だと思う人は、下記の3つに当てはまるかチェックしてみてください。
- 他と違うか
- 「あるある」の要素を含むか
- 対象を再考してるか
例えば、自分の着ているTシャツが個性的であるかどうかの場合
- 人と違うTシャツか
- Tシャツの柄は、皆が、それと分かる「あるある」の要素を含むか
- 「Tシャツ」の概念を再考したか
上記がすべて当てはまっていれば、それは、個性です。
逆に、1つでも当てはまらなければ「個性」ではありません。
個性でない自分を「個性的」だと思うと、自暴自棄になる
個性でないモノを個性だと思うと、自暴自棄になります。なぜなら、自分では、人に認められると思っても、誰からも認められないからです。
こんな風に思って、自分を責めてしまいます。
そう。それは、個性ではないのです。個性に昇華するには、もう、一捻りが必要なんです。
しかしながら、自分の個性が存分に発揮できると、きっと明日はもっと素敵になりますよ。
コメントをもらえると嬉しいです(´∇`)