こんにちは、ミエナです。
今回は、「貧乏神は存在するのか?」について書いていきます。
関連記事:死神は存在するのか?【ちょっと怖いスピリチュアル】
貧乏神は存在するのか?
Q.みなさんは、貧乏神は存在すると思いますか?
貧乏神というと、私のようなアラフォー世代は、『まんが日本昔ばなし』の「貧乏神と福の神」という放送回をご存じかも知れませんね。後は、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』、ゲームの桃太郎電鉄が有名ですよね。
世界中に存在する死神と異なり、貧乏神は、日本固有の神様と言われ、江戸時代中期の井原西鶴(いはら さいかく) 作『日本永代蔵』が貧乏神が登場する最も古い文献と言われます。
貧乏神とは何者?
▲左上:『まんが日本昔ばなし』の中の貧乏神 / 左下:水木しげるの描く貧乏神 / 1688年の『日本永代蔵』(井原西鶴)の中の貧乏神
貧乏神とは、取り憑いた人を貧乏にする神様です。
しかしながら、江戸中期の浮世草子『日本永代蔵』では、貧乏神は貧乏を福に転じる神とされており、『まんが日本昔ばなし』でも、貧乏な夫婦が最後にお金持ちになるハッピーエンドの物語が描かれています。
不幸を呼ぶ神なのか?幸福の神なのか?もしかして、自分に取り憑いてないか気になりますよね?
私の経験則で、これらの疑問にお答えします。
貧乏神の実際
貧乏神は、存在します。(私の経験則上)
貧乏神というのは、全ての貧乏な人に憑いているわけではなく、貧乏神が取り憑く人は、下記のような特殊な方です。
▼貧乏神が憑依する人の条件
- 運命の定める方向と大きく人生が逸脱している
- お金より大事なものに気付かない
- お金への強い信仰心がある
上記の3つを全て満たすと、貧乏神が取り憑く可能性があります。貧乏神が憑依すると、お金が貯まらなかったり、借金が減らなかったり、仕事が思うように行かなかったりします。
さて、上記の「貧乏神が憑依する人の条件」というのが、貧乏神をご説明する上で、非常に重要ですので、1つ1つ解説していきますね。
【憑依の理由①】運命の定める方向と大きく人生が逸脱している
運命というのは、産まれる前からある程度、決まっているのですが、お金への執着が強く、予定通りの運命を辿っていない場合、貧乏神が取り憑きます。
貧乏神が取り憑くのは、貧乏神の意志ではなく、サムシング・グレート(神様よりも上の存在)による命令よりますので、貧乏神が暴走して、むやみやたらと人々に憑依することはありません。
貧乏神の目的は、憑依した人間を破産させて、お金より大事なことに気付かせることであり、人格の更生が目的です。
この辺りは、死神と同じで、根本的に、悪霊や悪魔とは異なる存在です。
参考記事:死神は存在するのか?【ちょっと怖いスピリチュアル】
【憑依の理由②】お金より大事なものに気付かない
道ばたに1万円札が落ちてたら、誰でも、目がそこに行きますよね。そのお金を、拾ってポケットにしまうか、警察に届けるのかは別として、多くの人は、目を奪われるのです。
道ばたの1万円札に限らず、お金に意識が行きすぎた場合、「お金で買えない物」を軽視しやすいのですよ。この傾向が非常に強い人は、貧乏神の憑依の対象となります。
▼参考:お金で買えない物の例
- 愛
- 友情
- 信頼
- 希望
- 平和
- 思い出 などなど
【憑依の理由③】お金への強い信仰心がある
世の中、お金がないと生きていけません。お金は、ときに人を死に至らせる要因ともなります。
では、「お金が、人の命より重いのか?」というと(本来は違うのですが、)そのように考えることもできなくない…
この「お金の力」というものを、どこまで甚大な力と認識するかは、あなた次第です…
「お金とは、生と死ですら操り、世の中は、お金をどれくらい持っているかで、その優劣は決まる」
仮に上記のように考えるならば、お金への強い信仰心を持っていると言えるでしょう。そのような方は、貧乏神の標的になるかも知れません。
貧乏神の憑依が外れると、ドン底からお金持ちになる
貧乏神は、憑依した人間の逸脱した運命を元通りにするという役目を持ちます。
そのため、貧乏神が憑依した人は、破産後、運命に従って生きる重要性に気付き、改心することが多いようです。
この改心が、運を呼び、貧乏神が憑依した人は、貧乏人からお金持ちに変貌していく…
また、
貧乏神に憑依された人は、常にお金のことばかり考えているので、いつの間にか、お金の扱いも上手になっており、お金稼ぎの才能が開花されているのです。
貧乏神に憑依された人は、お金で苦しむ期間は長いのですが、その後には、ハッピーエンドが待ち受けています。貧乏神は、そういう意味では福の神かも知れません。
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