こんにちは、ミエナです。
今回は、「スターシードとは何か?」について書いていきます。
スターシードとは何か?

スターシードとは、前世が宇宙人だった人のことです。
前世とは「この世に生まれる前に、自分の魂が生きていた人生」のことです。その前世にて、地球以外の別の星で生き、その後、この地球に転生した魂を持つ人を指します。
現在、地球に住む多くの人々は、前世も地球で住んでいることが多いです。つまり、前世が宇宙人だった人(スターシード)は、地球上では少数派になります。
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地球という特殊な惑星

他の星で前世を歩んだ魂は、なぜ、地球に転生するのでしょうか?それを知るには、まず、地球という惑星が特殊であることに気付く必要があります。
その地球の特殊性は輪廻転生の中に秘密があります。
前世、地球で人生を歩んだ人は、地球での輪廻転生を繰り返します。
「人は死んだら、時を超えて新しい人間となって再び生まれてくる」という生まれ変わりを信じる人であれば、そんなことは常識ですよね。しかしながら、地球以外の星では、これはある程度、非常識なことなのです。
宇宙人も転生するのですが、地球人と異なり…
宇宙人は、転生しても前世の記憶が消えなかったり、肉体だけが新しくなったりと、地球上の転生と異なります。
では、「なぜ、地球人だけが前世の記憶を消され、全く新しい人間として転生するのか」というと、地球が特殊な魂の修行場になっているからです。
地球は波動が低く、他の星や次元では鍛えられない心の修行が可能なのです。
また、他の星と比較し、社会秩序も未発達なので、逆に学ぶことが多いのです。
ただ、他の星から地球に転生した魂(スターシード)は、地球に転生することで、前世の記憶が消され、仮に、地球での人生で、もしも失敗があれば、地球の輪廻転生のループに巻き込まれるかも知れない…
自分が元々住んでいた星で、今世を過ごせばいいものを…
スターシードが地球に転生する理由

地球という特殊な星にスターシードが転生する理由は複数あります。前提として魂の修行がメインなのですが、それぞれ魂ごとに事情が異なるのです。
- 亡命
- 修行
- リーダー研修
- 使命
上記の4つの理由があります。他にも理由があるかもしれませんが…
①亡命
「①亡命」は、私のケースです。私の前世は宇宙人で、当時、住んでいた星は、他の星からの侵略があり、このまま母国の星にいると、自らの波動を大幅に下げることになるため、無理矢理、前世の母親によって、地球に魂が送られました。
私の転生前は小さい子どもであり、いわゆるお母さん子(甘えん坊)だったので、母親との別れが辛すぎたようです…また母親としても我が子一人で、地球に亡命させるのは辛かったようです。
②修行
「修行」は、スターシードが地球に転生する一番多い理由です。
宇宙人が住む星は、地球よりも法律が整備され、そして、道徳教育も優れています。調和が保たれているのです。しかしながら…どこの星にも、破天荒なタイプの人がいるものです。

そのようなちょっとはみ出したタイプの宇宙人が、修行のために地球に転生することがあります。これは、罰ではなく、躾(しつけ)として行われ、地球に来ることで「調和」の重要性を学びます。
地球では犯罪も多いし、法律には穴がいっぱいあるし…文明も未発達です。戦争や権利争いが絶えないですから、平和な星にいたら学べないことが、いっぱい勉強できるわけです。
このような修行は、天使、妖精、精霊も同様であり、修行のために地球に人間として転生します。

③リーダー研修
前世で住んでいた祖国の星で優秀だった魂は、さらに強いリーダーシップを発揮するために研修として、地球に転生します。
「②修行」との違いは、星のリーダー候補生であるために、地球で実際に活躍することを期待されている点です。がっちり祖国の星からのサポートが入り、人間社会での影響力も持つことが多いです。
「優れたビジョン」「道徳観」「調整能力」を持つ魂であるがため、現代社会でも人から多くの信頼を集めます。

一方で、地球のような低波動の星で、強いビジョンを維持するのは容易なことではありません。そのために、優れた魂であっても、この人間社会で勝ち抜けるかどうかは本人次第の部分も大きいです。「研修」であるがゆえに、孤独を味わいながら、人をまとめていく運命なのです。
このタイプのスターシードは、今世、地球で亡くなると、すぐに祖国の星に帰ります。そして、その星の組織のリーダーとして活躍するのです。
④使命
地球をより良い星にするために、地球に転生する…
これは、よく巷で言われるスターシードの説明あるあるです。残念ながら、嘘です。なぜなら、他の星は、地球に干渉できないというルールがあるからです。
参考記事:【アミ小さな宇宙人】アミのメッセージ解読 vol.2
なので、スターシードが地球を救う目的で、地球に転生することはないと私は、今のところ考えています。
ただ、スターシードの魂が覚醒を起こすと、天界によって使命を持たされる可能性があります。
要するに…
スターシードは、使命を持って地球に転生するのではなく、地球での修行を通じて覚醒を起こすと使命が与えられるのです。
これは何もスターシードに限らず、地球から転生した人も同じです。「本当の自分」に目覚めることより、その力は、人々の役に立つために使うよう天界から求められます。
自分はスターシード?簡単なチェック方法

それでは、ここで、ご自身が「スターシードかどうか」のチェックをしてみましょう。下記のうち、5〜6つくらい当てはまれば、スターシードかもしれません。
- 「変わっている」と人からよく言われる
- ごちゃごちゃした人混みが苦手
- ときどき、あり得ないほどの「謎の才能」を発揮する
- 貧しい国の人々の画像を見ると胸がきゅーっとなる
- 理屈よりも感覚重視
- 幼少の頃から、この社会に対して山ほどの疑問がある
- 天からの声が聞こえる
- 自分だけの「謎のモットー(座右の銘)」がある
- 霊感がある
- 突然、理由もなく「星に帰りたい」と想ったりする
以上です。ちなみに、ミエナの個人セッションにご参加いただければ、あなたが、スターシードかどうかはすぐに判ります。
さて、反対に、「前世が地球人だった人」の特徴は、「行ったことがないけど、懐かしいと感じる景色がある」です。このような感覚がある場合は、前世の頃に住んでいた地球上の他の景色を思い出している可能性があります。
こういった感覚がある人は、波動が高い人です。「前世が宇宙人で、前々世が地球人」というケースもありますので、地球出身かどうかは確定できませんが、参考にしてみてください。
スターシードとしての生き方のコツ

スターシードの地球での生き方のコツは、前世が地球人である方とは大きく異なります。それは、単純にスターシードがどのような理由で地球に転生しようと、地球という環境や人間社会・文化に不慣れだからです。
スターシードの祖国の星と地球の違いは以下です。
- 地球の人間社会・文化
- 地球全体の波動が低い
それぞれ詳しくご説明します。
①地球の人間社会・文化
スターシードは、地球よりも文明が発達した星からやってきます。そのため、元々の記憶が消されているとは言え、生まれてすぐに地球の社会・文化のある種の「独自性」に驚きます。それは…
- 法律の未整備
- 環境問題
- 教育問題
- 戦争
- 犯罪の多さ
- 思いやりの欠如
上記のような社会的問題は、祖国の星ではすでに克服されており、スターシードは、転生したばかりの幼少期であっても違和感を感じるのです。
②地球全体の波動が低い
波動の観点でいうと、地球は低波動の星となります。スターシードも、地球人として生まれる場合、肉体を持ちますので、この地球の低波動の影響を強く受けます。
低波動の環境に慣れていないスターシードは、感情コントロールが上手に出来ず、ときに孤独に喘いだり、ヒステリックを起こすこともあるでしょう。それは、スターシードの魂が高波動な星に最適化されているためで、低波動の地球では、まるで陸上生物が水中で暮らすような生きづらさを感じるのです。

スターシードが生きる上で注意したいこと

スターシードの人は、自らのスターシードとしての特性に気付いていないと、生きることで困難が多いです。
スターシードが巻き込まれやすい困難というのは…
- 悪い人に絡まれる
- 変な人に話しかけられやすい
- 犯罪に遭いやすい
- 霊に狙われやすい(憑依はされにくいですが、ポルターガイスト現象は起こる)
- 悪魔に狙われやすい
上記のように、スターシードは、他の人と比べ、地球への適応力が備わっていないことで、低波動の存在からの攻撃を受ける機会が多いのです。

これらの問題は、自分の特性についての理解が進むと自然と収まってきます。それは、魂の中に、「自分を知ること = 自分を守る力」という法則があるためです。
悪霊がスターシードを狙う理由
スターシードにおいて、特に厄介なのは、霊の存在でしょう。霊がスターシードを狙う理由は、「スターシードを自分たちの仲間にしたい」からです。
悪魔の世界では、スターシードを自分たちの仲間に勧誘させると、上の悪魔から評価されるのです。渋谷でのモデルのスカウトみたいなものです。
高波動の人ほど、闇に落ちると低波動に染まります。堕天使という言葉があるように、闇に落ちた高波動の存在は、悪の世界でも強い力を持つのです。なので、前世が天使の人、スターシードの人は、霊を寄せつけるインセンティブがあるのです。
スターシードの地球での上手な生き方

「スターシードの地球での上手な生き方」をご説明します。それは、下記の5つです。
- 「本来の自分」を正確に理解すること
- 波動の低い人への単独での接触を避けること
- 時事ニュースに興味を持つこと
- 波動の低い人のことを無視したり、避けたりせず、理解しようとする心を持つこと
- 「地球を一方的によくする」という地球に対する否定感を捨てて、尊厳を持った上で、共にあるべき姿を目指すという考えにシフトすること
上記の5つです。それぞれ詳しくご説明します。
①「本来の自分」を正確に理解すること
「人の振り見て我が振り直せ」という諺(ことわざ)があるように、人間は自分以外の人を見て、自らの生き方や人生の指針を見つけ出します。しかしながら、それは、自分と他人との間に類似性があるから成り立つのです。
一方、スターシードは、他の人との類似性が少ないために、他人の生き方から「自分らしさ」を見いだしにくいのです。「感性」、「心の底にある意志」が、多くの人と異なることで「本当の自分探し」は人一倍に苦労します。
だからこそ、自分の心と向き合って、向き合って、向き合って、向き合う..ことがとても重要なのです。
「本来の自分を正確に理解すること」は、地球における最大の防御策です。自分のアイデンティティを深く知ることで、低波動に上手に適応し、社会生活も円滑に営むことができます。
反対に、自分のアイデンティティを理解しないままだと、人に感情を操られたり、迷いの末に騙されたり、人間関係に疲れたりしてしまいます。
②波動の低い人への単独での接触を避けること
スターシードの人ほど「人間は、みんな良い人ばかりだ」と考えやすいです。それは、平和な星から転生してきたためで、悪い人を察知する感性が乏しいのです。
特に若い頃などは、人生経験も少ないですから、犯罪に遭遇しても回避できないことがあります。大人になっても、「ここまで悪い人はいないだろう」と多寡をくくりやすいので、波動の低い人への単独での接触は、用心することをオススメします。
スターシードの心は、30代を超えても、なかなか地球の低波動に最適化されません。ですので、大人と言えども、リスクのある行動は避けた方が良いです。
③時事ニュースに興味を持つこと
スターシードは「調和」に対しては、感覚的な理解が早いです。しかしながら、「カオス(混沌)」に関しては、感覚的な理解が遅いのです。
そのため、あえて犯罪に関するニュースなどを観て、多くの情報を集めた上で、論理的に学ぶ必要があります。これは、犯罪防止のためだけでなく、いち早く地球の低波動に最適化するために重要です。
低波動において、論理的な思考を行うのは、感情が低波動に支配されるために行う訓練であり、様々な人生トラブルにおいての思考停止、情緒不安定を防ぐためです。
波動の低い時事ニュースは、「カオス」を学ぶのに適しており、地球でスムーズに暮らすための重要な勉強ツールなのです。
④波動の低い人のことを無視したり、避けたりせず、理解しようとする心を持つこと
スターシードは、低波動の人に弱いです。そのため、悪い人を見ると、「悪い人 = 避けるべき人」と判断してしまいます。けれど、人生をより良く生きるには、あらゆる人を深く理解し、許容していく心が必要です。
「波動の低い人と一緒にいるのはしんどい」という心を捨てて、どうすれば上手に協力して共存できるかを考えることが重要です。これは、「地球をより良くしていきたい」と考えるスターシードにおいて、必須の考えです。
⑤「地球を一方的によくする」という地球に対する否定感を捨てて、尊厳を持った上で、共にあるべき姿を目指すという考えにシフトすること
スターシードというと、「選ばれし者」のように、使命を持った人間と捉えられがちです。しかしながら、高度な文明のある星から転生してきたとはいえ、地球や人間社会を否定していては、地球の改善に対し、何も貢献できないでしょう。それは、宇宙における「不干渉の法則」が地球にいるスターシードにも、この法則が適応されるためです。
宇宙における「不干渉の法則」とスターシード
この宇宙には、「不干渉の法則」があります。この「不干渉の法則」は、スターシードの地球での生き方と深くリンクしているので、とても重要です。
スターシードというのは、基本的には、地球よりも高度な文明がある星から、地球に転生してきます。そのため、スターシードからすれば、地球というのは、ある意味で劣悪な環境なのです。
私たちの住む地球は3次元に位置し、低波動を伴う「劣悪な環境」です。でも、劣悪な環境だからと言って、地球を卑下することはできません。地球には…
- 地球の自由意志と尊厳
- オリジナリティの高い文明、文化
- 人間が波動を上昇させるための適切な環境
上記が整っており、地球には、それそのものの「存在する権利」があるのです。これを「劣悪な環境」だと考えて、「スターシードの手で地球をより良くしよう」と考えるのは、宇宙の「不干渉の法則」に抵触するのです。
例えば、先進国の人が、アマゾンの奥地に入り込み、そこに済む原住民族に対し、「衛生環境が悪く、乳児死亡率が高いから最新医療を備えた病院をつくろう」というような考えと似ています。一見、正しいようで、実は彼らの文化、尊厳を破壊してしまう行為でもあるのです。
ですので、スターシードとして生まれたから、地球人に代わって、この地球を救おうという考えは、文明の発達しない国の人間を自らの価値観だけを尊重し、相手を卑下する行為でもあるのです。
そのため、スターシードというのは、波動の低い人を尊重し、そして、彼らの心理に対し、理解を示すことが、地球でより良く生きる道の1つとなります。
先進国の人が、アマゾンの奥地の先住民を救うことを考える場合、先住民の歴史や文化、思想を深く理解した上で、それを行うことが重要ですよね。
上記と同じで、スターシードも地球という星、そして、地球の人に対し、尊厳と理解を通じ、上手に適応していくことが求められます。
だから、まず「地球を救うみたい」な気持ちをスターシードの人が持った場合、高波動にばかりこだわっていては、「何も地球ではできない」とイコールになります。
地球に対し、尊厳を持ち、地球を愛してこそ、スターシードの素晴らしい力が発揮されるのだと思います。