こんにちは、ミエナです。
今回は、「今世での苦労と前世の関係」について書いていきます。
Q.「今世の苦労は、前世からの影響なのか」と考えたことはありませんか?
世の中には、なぜか他の人よりも苦労が多い人がいます。そのような人々に共通するのは、前世から何らかの影響を受けているのだろうかという疑念です。では、本当に「苦労が多い人 前世」が関係しているのでしょうか?
スピリチュアルな視点で考えると、前世で犯した行為や経験が、今世の運命に大きな影響を与えるとされています。たとえば、前世で善行を積んだ者は今世で幸福を享受し、逆に悪行を犯した者はその報いで苦労を重ねると信じられています。この考え方は、カルマの法則とも呼ばれています。
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この記事では、まず前世が今世にどのような影響を与えるか、その根拠や意味について探求していきます。また、前世について正確に知ることが今世の苦労をどう軽減できるか、メリットやデメリットについても触れていきます。さらに、前世での行為と今世の困難がどのように関係しているのかを具体的な事例と共に検討します。そして、全ての人が前世によって今世の運命に苦しむのか、その原因とは何かを考察します。
「苦労が絶えない理由」や「前世との関連性」についての内容を具体的に掘り下げていくことで、あなたのスピリチュアルな理解が深まり、今世の苦労に対して新たな視点を持つことができるでしょう。この記事を通じて、前世と今世の関係についての疑問が少しでも解消されることを期待しています。
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今世の苦労を「前世」を基準に考える意味
現在の苦しみを前世に関連付けて考えることは、やや不毛です。
上記で、私が「やや不毛である」と述べる理由は5つあります。
▼現在の苦労を、前世と結びつけるべきでない5つの理由
- 今世の苦労レベルは、生前に自分で決められる
- 現在の苦しみを前世のせいにしても解決の糸口が見つかりにくい
- 今、向き合うべき問題から現実逃避してしまうことがある
- 自尊心を失うきっかけになる
- 前世の話は、仲間と情報共有しにくいので、悩みを一人で抱えてしまう
以上の5つです。
天界が、あえて私たちの前世を記憶を消していることを考えると、「前世」とは、自分たちのためにならない「情報」の1つであるとも考えられるのです。
①今世の苦労レベルは、生前に自分で決められる
今世の苦労レベルを神様が、一方的に決めてしまったら、どうなると思いますか?
▼生まれる前(天国)
上記のように、天国で今世の苦労レベルを押しつけられてしまうと、これから生まれてくるの赤ちゃんの生きるモチベーションが大きく失われてしまうのです。
そうならないように…赤ちゃんが生まれてくる前に神様と面談が行われます。
上記のように、本人の意志に反して、人生が一方的にハードモードになることはありません。苦しみのレベルは、神様との面談を通して、同意の上で決められます。
一方的に、今世の苦しみレベルが決められてしまうと、自殺率が上がってしまうのです。
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②現在の苦しみを前世のせいにしても解決の糸口が見つかりにくい
前世と今世はかなり複雑に絡み合っています。そのため、今世で生きるヒントを前世から得るのは、容易ではありません。
きちんとした信頼できるスピリチュアルカウンセラー、霊能者に依頼しないと誤って自分の前世を捉えてしまうかも知れません。
③今、向き合うべき問題から現実逃避してしまうことがある
「現在、自分が苦しいのは前世のせいだ」と強く思っていると、思考が過去に執着していきます。現実に起きている問題の解決は、現実にて手を動かす以外にありません。
そのため、前世にばかり思考を集中させても、問題解決に至らず、現実から目を逸らす要因となります。
④自尊心を失うきっかけになる
自分の前世が素晴らしい人だったら、なんか嬉しいですよね。でも反対に、自分の前世が期待していた人物と異なる場合、自尊心を失うきっかけになります。
前世が素晴らしい人か、ダメな人か…そんな価値基準は存在しません。
前世であなたは、誇り高き「あなた」でしたし、今世も同じなのです。
それを俗世的な価値観で見てしまうことは不毛だと思います。
⑤前世の話は、仲間と情報共有しにくいので、悩みを一人で抱えてしまう
悩み事は、友人や両親に相談することで解決することがあります。
しかしながら、現在の問題を前世のせいにした途端、相談できる人がいなくなってしまうのです。スピリチュアル好きな人なら「前世の自分と今の苦労」の話についてきてくれるかも知れませんが、そのような人は比較的少ないと感じます。
正確に「前世」を知ったときに得られるメリット
上記で、「現在の苦しみを前世に関連付けて考えることは、やや不毛です」と述べましたが、反対を言えば、今世の苦しみを、前世に関連付けて考えることは、「半分は有効である」と言えます。これは、正確に前世を知った場合のみ得られるメリットです。
▼「正確に前世を知ったとき」に5つの得られるメリット
- 前世を正しく知ることで、自分の中に全くなかった角度で、問題解決の糸口が見つかる
- 心の深い部分にある「モヤモヤ」に気付くことができる
- 自分の使命に気付くきっかけとなる
- 自分の才能に気付くきっかけとなる
- 自分がより唯一無二の存在であることに気付くきっかけとなる
以上の5つです。
正確に、前世を知ることで、全く見えてこなかった新しい世界が見えることがあります。このときに、前世占いで、どんなことを言われても、受け入れる覚悟が必要ですが…
今世で苦労している人は、前世で悪いことをした人?
Q .あなたは、今世で苦労している人は、前世で悪いことをした人だと考えていますか?
色々なご意見があると思いますが、私は、この問いの「前世の悪いことは何か?」という点が気になります。
この世(現代)でも、「悪いこととは何か?」を議論するときに、裁判所の判断が必要です。では、同じく「前世の悪いこと」に関しても、簡単に善い悪いが判断できない…この点は重要です。
例えば、殺人です。現在、殺人は悪いことですが…
前世を生きた時代によっては、戦争で敵国の兵士を殺す必要があったでしょう。他者を殺さないと自分の国や家族を守れない…
全ての時代に共通する法律なんてありません。だから、「悪い」の定義も異なるのです。
なので、「前世で悪いことした」場合、今世の価値観で捉えると、話がややこしくなります。ちなみに…私の霊視の上では…
前世で人を殺している人は、大勢います。しかしながら、そのような人が、今世で、特別に苦労することはありません。それは、その時代や環境、立場、状況など、正当な理由があって、人を殺めているからです。
兵士であれば、自国のために、立派に戦い抜いた人であれば、人を殺さずに逃亡した兵士よりも、むしろ、天界は、評価するでしょう。
となると、「前世で悪いことをしたのか」と自分を責める場合、何が基準となるのでしょうか??
実は、これに答えなどないのですよね…
こんにちは、ミエナです。今回は、「人を殺した人は死後、地獄に堕ちる?」をテーマに記事を書いていきます。地獄については、下記の記事で詳しく書いています。[sitecard subtitle=関連記事 url=http[…]
100人中100人が、前世により苦しむ
「前世で悪いことをした」という遠い昔の犯罪は、今世の苦労とあまり関係がないです。
それは、それぞれの時代、場所で正義のあり方が異なるためです。
では、「なぜ、前世の影響により、今世で苦しむのか」というと、反対のことを考えると分かります。
反対のこととは、「誰なら、今世で苦しまないのか??」という問いです。この答えは…
前世で、仏様のような心を持った人は、今世で苦しまないかも知れません。
でも、そんな人、いないですよね。なぜなら、前世で、仏様のような心を持った人は、ほぼ地球に転生しないからです。
前世で、心に未熟さがあるから、修行のために地球に転生するのです。
ですので、私たち地球人のほぼ99.9999999%くらいは、前世の影響で、今世、修行のため、苦みます。
まとめますと…
多くの人は、「前世で悪いことをした」のではなく、前世を含めた魂の未熟さにより、今世で苦労しています。
私たちは、仏様ではないのですから…どちらかと言うと、これから仏様になる魂と言えましょう…
「苦しみが長引く人」と「苦しみをスムーズに切り抜ける人」の違い
今世での苦労レベルは、生まれる前に天国で行われる神様との面談によって決められます。しかしながら、人生を自分で乗り越えられるだけの苦労レベルに設定しても「苦しみが長引く人」と「苦しみをスムーズに切り抜ける人」がいます。
「苦しみが長引く人」は…
苦しみから抜け出す解決方法を誤って考えている人です。
例えば、押して開くドアを、引き続けた場合をイメージしてみてください。100時間、引き続けても、1000時間 引き続きも同じです。永遠とドアは開きませんよね…
神様に祈ろうが、前世のせいにしようが、ドアを引き続ける限り、現状に変化はもたらされません。
この場合、ドアを「押す」ことに気付く他ないのです。
こんにちは、ミエナです。今回は、「神様からの宿題」というテーマで記事を書いていきます。神様からの宿題個人セッションをしていると、すごく思うことがあって、必ず、みなさん一人ひとり、神様から宿題[…]
読者さんからのご質問
今回は、さくらさんからご質問いただきました。
私はこちらに書かれてあるように、周りの人が何故か意地悪になってしまう環境下にいます。涙を流す事で改善されるとの事ですが、私はここ2年くらい、悲しみ、共感、色んな事でよく泣いています。
それでも改善されていないのなら、前世が悪かったと諦めるしかないのでしょうか? それでも若い頃はいつか人生よくなる、と思えましたが、年齢を重ねて、今は「もうしんどいな」としか思えません。
さくらさん、ありがとうございます。
さくらさんは、記事「気付くと周りに意地悪な人ばかり… 【スピリチュアルな原因と対処法】」を読んで下さったのですね。
私は、記事「気付くと周りに意地悪な人ばかり… 」で、このような境遇にある人へ、名画などを通じ、感動する機会を増やし涙を流すことで、状況は改善しますと書きました。これは、感動により「気づき」が得られ、心が浄化することにより、「邪心を持つ、波動の低い人」との接点が薄まるためです。
また、涙を流すことで波動も上昇します。
この記事のポイントは、「悲しみ」、「共感」の涙ではなく、「感動」の涙であることです。似てるかもしれませんが、ここに多くの違いがあるように思います。
また、もし「感動の涙」により問題が解決しない場合、前世をヒントを得るのは、半分、正解かも知れません。
はじめまして。どの記事も非常に面白く、興味深く拝見しております。
前世やスピリチュアル的なことを学ぶ事の意義を感じ、このブログにたどりつけた事が救いです。ありがとうございます。
一つ疑問なのですが、デジャブとか、経験したことがないのに懐かしい感覚は前世に関係あるのでしょうか?昔から中国や東南アジアの景色が懐かしく感じ、その辺の文化に多大なる興味を持っていたのですが、ある霊能者さんから「3つ前の前世は中国の文官、2つ前は早死にした東南アジアあたりの少年、一つ前はアイヌの女性。」と言われました。カルマというか乗り越えるべき内容も今の人生と合致するので、信じてはいるのですが、脳科学的にデジャブや懐かしい感覚はスピリチュアルとは関係無い!という意見もあり…
懐かしいと思う感覚、本当に小さい頃から疑問に思っていました。これはなんだろう、と…もし教えていただければ幸いです。長々すみません。
コメントありがとうございます。
> 一つ疑問なのですが、デジャブとか、経験したことがないのに懐かしい感覚は前世に関係あるのでしょうか?
はい。関係あります。見たことのない景色を懐かしいと感じた場合、前世で住んでいた可能性があります。この感覚は、比較的に誰でも起こります。
ミエナ