引き寄せの法則の落とし穴:妄想が運を壊す

こんにちは、ミエナです。

今回は、「引き寄せの法則の落とし穴:妄想が運を壊す」について書いていきます。

引き寄せの法則の落とし穴

Q.幸せになるために、毎日、一生懸命に生きていても、幸せになりそうなタイミングで全てが水の泡になってしてしまうような経験…ありませんか?

私は、たまにあるのですけど…(笑い)

どんなに徳を貯めたり、波動を上げていても、なぜか転落するタイミングが来てしまう…全てがちょっとずつでも、着実に前に進めば良いのですが、人生には必ず波が訪れますよね。

これは、実は、自分の中にある「妄想」が原因です。

引き寄せた幸せを破壊する「妄想」とは何か?

妄想とは…

非現実的な誤った確信

という意味です。

妄想が起こりやすいのは、頑張っても上手くいきにくいシーンです。

  • 恋愛…例:あの人は、きっと私のことが好き…あっ私のこと見たっ
  • 結婚…例:いつか「白馬の王子様」がきっと私の前に現れる
  • 仕事…例:同僚のライバルを蹴落とせば、自分が出世できる
  • ギャンブル…例:今日こそは、勝てる気がする
  • 投資…例:この株は絶対に爆上がりする

上記のような特定分野において、過去に上手くいかないことが多く起きていた場合、「次は上手くいく!」といった非現実的な誤った確信を心に抱いてしまうものです。

妄想は、心のストレスを緩和する薬

妄想は、上手くいかない苦しい想いに対し、そのストレスを緩和してくれる作用があります。私たちは、妄想によって、明日を生きる精神エネルギーを補ってもらっていると言っても過言ではありません。

霊視の観点で見ても、カルマなどによって続く不幸のループが生み出した心の傷に、妄想がセットになっているのが視えます。

この妄想は、単に人の心のストレスケアの効能だけがあれば、さほど問題ないのですが…

妄想に囚われた心は、何度も同じ失敗を繰り返します。

つまり、どんなに人生を前向きに生きていても、心のどこかに妄想がある場合、それによって、転落する可能性があるのです。

この世には、「引き寄せの法則」が存在しますが、妄想は、まさにその逆で「引き寄せない法則」のような働きをするのです。

妄想が多い人は、必死に生きている人

妄想は、必死に生きている人にこそ生まれます。

反対に、怠けている人は、妄想がありません。怠けることができるほど、心に余裕がある人は、妄想を見ないのです。心が逼迫(ひっぱく)する成長意欲の高い人ほど、妄想を見てしまう確率が上がります。

妄想が湧きすぎていたら、失敗の前兆

妄想が頭の中を支配しているとき、「自分って今、妄想を見すぎている??」と感じる人もいます。自分のことを客観的に見ることができる人は、このような危機意識が自然と湧きます。

これは、すごく正しい感覚です。

ですので、そのようなときは、「失敗の前兆」と捉えて良いと思います。

あなたの想像するゴールは「目標」!?それとも「妄想」!?

人は、自分の未来に理想を描きます。理想を持つことは、とても素晴らしいことですし、理想を持つことで「引き寄せの法則」の通り、理想は現実化していきます。

ただ…

  • 勉強して、東京大学に合格したい!・・・目標
  • 勉強せずに、東京大学に合格したい!・・・妄想

上記のように、同じ「東京大学に合格したい!」という理想を掲げても、「目標」としての理想と、「妄想」としての理想に分かれるのです。

目標に向かっていれば、理想は現実化に近づきます。そして、それに伴い、運は上昇するのですが、妄想であるならば、反対に運気を破壊するのです。

理想の未来を頭に描いたとき、それが、「自分を幸せにするイメージ」なのか「自分を不幸にするイメージ」なのか、見極めることが重要になります。

高い自己愛が妄想を生む

自分の幸せだけを考え、理想の未来を描くと、そこに妄想が入り込みやすくなります。

例えば…

  • 東京大学に入って、将来、大金持ちになってモテたい…(妄想が生まれやすい)
  • 東京大学に入って、将来、日本をより良くしたい…(妄想が生まれにくい)

上記のように、「自分のために」という動機を根底に理想を描くと、妄想が生まれやすく、その妄想は、いずれ自らを転落に陥れます。

反対に、「他人のために」という動機を根底に理想の自分を描くと、妄想が生まれにくいのです。ですので、自らの理想は、「誰のため」なのか、チェックしてみましょう。

一度、湧いた妄想を消しても意味がない理由

妄想が湧きすぎたとき…それは、失敗の前兆です。

でも、妄想が湧きすぎたを無理に頭の中で消そうしても、さほど効果がありません。それは、妄想がストレスケアのための薬の作用を持つためで、薬そのものを止めても、根源である心の傷やストレスが心に残ったままだからです。

妄想が湧きすぎたときに大切なのは、以下のような気づきです。

妄想が頭を支配するほどに、心の中に病んだ部分がある

と気づくことです。妄想は、傷を癒すものです。だからこそ、その裏には深い心の傷が存在するのです。

正しい「自分の理想像」を設定することで、妄想は生まれない

妄想の裏には、心の傷が存在します。そして、その心の傷は、間違った理想に向かって努力することで生まれるのです。

間違った理想に向かって努力する → 失敗を繰り返す → 妄想が生まれ、心の傷を癒す → 妄想が運を壊す → 転落する

妄想が湧きやすい人は、頑張っても頑張っても上手くいない人です。頑張っても上手くいないのは、努力をする方向を誤っているためであり、目標設定を是正すると、幸せループに入ります。

正しい理想に向かって努力する → 着実に進歩する → 幸せになる

正しい「自分の理想像」の設定方法

妄想は、誤った方向に努力し続けることで、徐々に心の隙間に生まれてくるものです。これは、「何のために頑張るのか」、「誰のために頑張るのか」、「今、掲げている理想は、本当に自分が達成したい理想なのか」のような目標前提が、ハイヤーセルフとズレている場合に起こります。

そのため、これらのことを自問自答すると、自ずと自分を幸せにする目標設定、自分の理想像が見えてくるのです。

カルマと結びつく誤った「自分の理想像」

正しい「自分の理想像」が人によって導きにくいのは、カルマが存在するためです。

参考記事

こんにちは、ミエナです。今回は、「カルマ」について解説します。ミエナ「カルマ」は、サンスクリット語で「行為」や「創造」を意味し、前世から今世に持ち越された因果関係を指します。カルマを意識して生きることで、自己の気[…]

カルマによって、ハイヤーセルフとの対話が阻害され、また、前世の悔いを晴らすための保身的、自己中心的な意識が生まれやすくなります。

「前世で不幸を味わった分、今世で幸せになりたい!」という想いは、誰しもの心にカルマとして存在し、それは、自分を幸せにするどころか、不幸へのルートを作り出します。

そのために、正しい「自分の理想像」を自分の中で確立するのは、やや骨の折れる作業と言っても差し支えないでしょう。

「自分の理想像」とイメージワーク

「自分における正しい理想…正しい人生目標って何?」と、もし疑問に思った場合、それはまず、70億人いたら、70億通りの自分だけの正解があると考えてください。

この自分だけの正解を導き出すのも、人生の1つの醍醐味でもあります。そのために、自分の心の奥以外に正解は存在しないのです。

さて、今の所、私の中で、この最適解を導きやすいのが、「ミエナのイメージワーク」だと思っています。

ミエナのイメージワーク」は、正しい人生のゴールを導く、瞑想+心理テストのようなもので、潜在意識の中にある「人生のゴール」を顕在意識で理解できるようになる方法です。

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ただ、顕在意識上で、正しい人生目標を導き出しても、それは序章に過ぎません。そこがスタート地点であり、着実に前に進むには、その目標に向かい、日々、心を磨く他ないと感じます。

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