霊能者が屋久島に行くとこうなる:鹿児島編

こんにちは、ミエナです。

今回は、2024年2月21日から2月28日まで屋久島に行ってきましたので、その旅行記を書いていきます。

昨年、「屋久島に行け」というメッセージが頻繁に来る

Q.あなたは、旅行先をどのように決めますか?

私の場合、「行ったことのない場所」で「見たこともない想像を超える景色の見える場所」を基準に選ぶことが多いです。のんびりと旅するよりは、刺激を追求するタイプなのですね。

これまでインド、ロシア、カナダ、アメリカ、タイ、イギリス、国内では恐山、比叡山、高野山など色々な場所に行ってきました。だからこそ、次は、「あ〜、エジプトのピラミッドに行きたいなぁ」と夢想していました。

こういう大きな旅行を決断するときは、心の中の神様に「エジプトに行って良いですか?」と尋ねることが多いのです。「いいよ〜」と返事が来たら、まじめに計画を立てます。

でも、昨年12月にこの質問をしたら、「エジプト?ふざけるな。屋久島に行け」とメッセージが来ました。私としては、27歳のときに屋久島に行き、霊能力が開花し、その後、会社をクビになり、散々な目に遭っています。

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千年杉

さらに、私は「行ったことのない場所」に行きたいのです。なので、この神様のメッセージを聞いたとき、「行きたくない…」と思いました。屋久島は素晴らしい観光地です。否定しません。でも、私にとって屋久島はトラウマなんです。怖いのです。

また、心が壊れるかと思うと…

屋久島行きを決定する

屋久島にもう一度行くタイミングが来る…このことは、ずっと前から理解していました。そして、ついに神様は、私に強い口調で屋久島行きを命じ、しぶしぶ私は、それに従うことにしました。

そして、2月21日の鹿児島空港行きの航空チケットを買ったのです。航空券を買うと、私の前世の母でしょうか…「あなたは、山の神様に会いに行くのだから、心を浄化させてください」というメッセージが届きます。

どうやら、山の神様に会うらしく、それまでに心の状態をあるレベルまで上げるように促されました。心の浄化とは、心の汚い部分を外に出すことですから、精神状態としては「げっそり…」とでも言いましょうか、あんまり安定している感じではありませんでした。

旅行に行くのに…飛行機が大好きなのに…テンションが上がらない…

こんな旅行は初めてです。

東京から鹿児島へ

東京から屋久島に飛行機で行く場合、直行便がないため必然と鹿児島空港を経由することになります。今回も、鹿児島空港を経由して行くことにしました。

屋久島は行ったことあるけど、鹿児島は行ったことがありません。だから、この経由地で二泊三日の予定を立てたのです。

Q.あなたは、鹿児島に行ったことはありますか?

鹿児島というと、やっぱり桜島が有名ですよね。昔、FMラジオ局でもらったサンプルDVD「長渕剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 」を観たことがあったので、私の鹿児島のイメージは、桜島です。

後は、西郷隆盛が有名です。でも、正直、私の旅は常に無計画…ホテルも予約せず、リュック1つで旅をスタートさせました。

機内で、隣の人がコーヒーをこぼす

飛行機って楽しいですよね。非日常的ですし、本当はずっと窓際で外を眺めたいのですが、40代男性がロマンチックな気分に浸るのは変なので、スマホで映画を観てました。

何の映画を観ようか迷っていたときのこと…ふいに頭にピンと「○○、部活やめるってよ」と言葉が浮かび、そういえば、この映画が面白いらしいことを思い出し、Amazon Primeで検索し、『桐島、部活やめるってよ』というタイトルだと分かり、ダウンロードしました。

機内でずっと『桐島、部活やめるってよ』を観ながら、「おい、いつ桐島が出てくるの?」と心の中でツッコミを入れていたとき、隣の席の人が私の膝にコーヒーをこぼしました。

私も大人ですから…膝にコーヒーをかけられたくらいでは怒りません。CAさんが近くにいたので、「ふきんをください」と言ったら、CAさんが私に「隣の人に謝ってください」と言いました。「コーヒーをこぼしたのは私じゃない…」 とぽっかり口を開けていると…

どうやら隣の人は、CAさんの「ドリンクは何にしますか?」の問いに答えない”映画に夢中の私”の肩を叩こうとして、コーヒーをこぼしたらしいのです。

つまり、私がCAさんの声を無視したから、隣の人はコーヒーをこぼした。

だから、被害者は隣の人…この理屈が私の付近でまかり通り…私は、「コーヒーをこぼさせてしまって、すみません」と隣の人に謝罪する羽目に。隣の人は、「いいですよ。」と許してくれたのですが、「コーヒーかけられたの俺なんだけど…」と心の中で「?」がずっと続きました。

鹿児島空港から霧島神宮に向かう

映画『桐島、部活やめるってよ』を見終えたとき、「桐島…きりしま…霧島!」となぞのリンクを感じ、霧島神宮に行くことにしました。

こういう無計画さが旅を面白くします…たぶん。

15時くらいに鹿児島空港に着いて、そこから霧島神宮に行こうとしたとき、路線バスは既に終わっており、タクシーで向かうことに決めました。

鹿児島空港から霧島神宮に行かれる方へ
鹿児島空港から霧島神宮にいく場合、本来はレンタカーが一番便利かもしれません。路線バスもありますが、乗り換えがあるので大変です。また電車は直通では存在せず、かなり遠回りし、移動時間がとても長くなります。

霧島神宮に着いたら、すでに夕方でした。そして、急いでホテルを予約したのですが、霧島神宮の近くはファミリー向けの高級ホテルが多く、私のようなリュック1つの人間には不向き。そのため、霧島神宮の境内の中にある唯一の温泉旅館に泊まりました。

平日でオフシーズンですから…激安…ラッキー♪

ただ、この旅館…3階建てで部屋数も多いのですが、客が俺しかいない…夜は、フロントに従業員の人もいない…

私は、神社の境内にある古い昭和なホテルにたった一人、取り残されました。夜になると館内は真っ暗…24時間入浴可能な大浴場の照明は消され、廊下も真っ暗、トイレも真っ暗…

あの…霊能者の私もオバケは怖いのですが…

館内は真っ暗で、こんなときは、部屋から出たくないのですが、部屋のトイレのドアには「使用禁止」の文字が。

というわけで、月明かりで照らされた深夜の廊下を歩き、古い小学校にありそうなトイレに行く…

安いからしょうがない…と思いましたが、久々に「オバケが怖い」と思いました。さらに怖いのは、大浴場です。入った瞬間、真っ暗で、自分で照明のスイッチを入れます。

トイレには幽霊はいなかったのですが、大浴場は、幽霊だらけ…あちこちから物音がして、ピチャピチャと幽霊が体を洗っているような音が聞こえます。

あまりにも幽霊が多いので、「霧島神宮の神様、助けてください」と祈りました。そしたら、一気に幽霊はいなくなり、音も鳴らなくなりました。

これが、私の霧島神宮の神様との出会いです。

地元の人に愛される霧島神宮

霧島神宮に行ったのは2月です。ですので、人がぽつりぽつりとしかおりませんでした。ですが、霧島神宮は、初詣には大勢の人が訪れるようで、先ほど泊まったホテルもお正月の期間は満室になるそうです。

霧島神宮は、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を主祭神として祀っており、お話しした感覚では厳格な神様のイメージです。地元の人を大切にし、この土地に根ざした神社です。

霧島神宮は、自然に囲まれ、参拝だけでなく、お散歩がとても楽しいです。近くには霧島川が流れ、美しい河のせせらぎを聴くと、都会の喧噪を忘れさせてくれます。

さて、川沿いを歩いて見つけた一軒のカフェ「月の舟」。ご夫婦で営んでいる小さな図書館のようなカフェで、奥様は大学で教鞭を取りながらヒーラーもなさっている凄腕の方です。ご主人はシェフであり、地元の食材を使った創作料理を提供してくれます。

このカフェは木材をふんだんに使ったインテリアで、大量の本が読み放題です。

▲カフェ「月の舟」で見つけた一冊

奥様がヒーラーであるために、スピリチュアル本、哲学本もいっぱいあり、絶妙なラインアップに胸躍ります。

旅する中年男に、奥様が気さくに話しかけてくれました。ご夫婦とお話していると、自然とスピリチュアルの話になり…ついでに、私が奥様を霊視鑑定…この鑑定結果に満足してくださり、「こういう旅の出会いもいいな」と思いました。

霧島神宮から鹿児島市内へ

霧島神宮からタクシーに乗り、霧島神宮駅へ。

ミエナ
「霧島神宮駅」と言うと、霧島神宮の目の前にありそうに感じますが、実は6.5kmも離れています。

そして、霧島神宮駅から鹿児島市へ向かいました。

無計画な旅行をするとき、失敗しやすいのが交通手段でしょう。電車とかは迷わないのですが、鹿児島市内の路面電車に乗ったときは、テンパりました。

財布に一万札しかない状態で乗ってしまい…SuicaとかPASMOとか使えないし…でも、なぜかタッチ式のクレジットカードは使えるという仕様。

とりあえず、どうにかなったのですが、このようなローカルな交通手段は小銭必須ですね。乗る前に財布の中身をチェックしましょう。

▲西南戦争の銃弾跡

鹿児島市内は、西洋風の伝統的な建物が多くとても美しい街でした。ただ、ところどころに西南戦争の傷跡があり、この市街がかつての戦地であったことが分かります。

ミエナ
西南戦争は、1877年(明治10年)に西郷隆盛率いる薩摩士族が明治政府に対して起こした内戦で、日本国内で最後かつ最大規模の戦いです。

▲西郷隆盛銅像

鹿児島市内のオススメスポット

鹿児島市を散策し、特に心に残った場所をご紹介します。

鹿児島市立美術館

私が鹿児島を旅しているとき、東京・上野では「モネ展」が開催されていました。チケットは連日完売で、モネの睡蓮を観賞したくとも、東京では叶いませんでした。

ところが、鹿児島市立美術館に来て見ると、モネの「睡蓮」が飾ってありました。しかも、お客さんはほとんどいない状態です。モネの「睡蓮」を貸し切り状態♪

東京でモネを観賞す場合、きっと列に並び、人だかりをかき分ける必要があったでしょう。でも、鹿児島市立美術館では、一人でゆっくり観賞できます。心を絵に集中させられるのです。

南洲神社

西郷隆盛のお墓がある神社です。小高い丘の上にあり、駅からは結構離れているため、ひっそりとした神社です。

鳥居の先の階段を上がると西郷隆盛のお墓が、遠くに桜島を望む形で建てられています。鹿児島の人の西郷さんへの想いが伝わってくるお墓です。

▲境内から見える桜島

さて、この神社には、西郷隆盛のお墓以外にもたくさんのお墓が並び、神社の境内というより広い墓地に来た気分です。

そして、なんとこの広い墓地を望みながら、ゆっくりコーヒーが飲めるカフェがあります。

▲境内にあるカフェ「かふぇなんしゅう」※このコーヒーの目の先に墓地がありますが、カメラでは写しませんでした。

ウッドデッキのおしゃれなカフェの店内には大きなガラス窓。そして、その窓一面にお墓、お墓、お墓…

私はここでゆっくりくつろぎました。

ミエナ
この神社で不思議体験をしました。いつかこの記事に追記します。

鹿児島のおすすめグルメ

山形屋食堂

鹿児島と言えば、巷では「黒豚とんかつ」…らしいです。私は知らなかったのですが、知り合いの方がそのように教えてくれたので鹿児島空港にある「山形屋食堂」でいただきました。

最高に美味しかったです。肉汁が甘く何個でも食べれそう。

お好み焼き パンダ

鹿児島市内では、南洲神社に行く途中でお好み焼き屋さんに入りました。店名は「パンダ」。昭和な雰囲気の店内には学生さんがいっぱい。地元の学生さんに愛されるお店は間違いありませんよね。

安くて美味しい♪観光地にあるオシャレなお店も良いけど、地元民のフリして、こういうお店に入るのは結構好きです。

ミエナ
ミエナ
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