理不尽なことが起こった後は幸せがやって来る

人生コンセプトを決めよう

他人のことを気にすればするほど、運が下がる時期ですから、しっかりと自分の人生コンセプトを決めることが、この時期は重要です。

▼人生コンセプト例

  • 人に優しくする
  • 人に希望を与える
  • 人をワクワクさせる
  • 人を癒す
  • 人を元気にする

上記のような人生コンセプトを胸に持ち、そこに邁進することで、仕事もプライベートも良いこと尽くしでしょう。

自分が幸運期を歩んでいるときは、そのことに気付きにくいので、「理不尽なこと」は、それを教えてくれる意味もありますね。

解決不可能に見える悩みは幻覚!?

解決不可能に見える悩みを抱えていたとしても、それは幻覚です。必ず解決方法は見つかるのです。問題解決において、それを諦めたり放棄してしまうと、他人への恨みや憎しみを生んでしまうので、注意が必要です。

解決不可能に見える問題に直面し、誰かのせいにしたくなったら、神様が、あなたの行動をテストしていると思ってください。問題に直面したとき、あなたがどんな行動をするのか…投げ出すのか…人のせいにするのか…それとも苦しみながらも糸口を見つけるのか…

理不尽な目に遭うときこそ、神様に見守られている

理不尽に苦しむ最中であっても、神様は常に見守ってくれていると、私は思います。

はじめてのおつかい』というテレビ番組をご存知でしょうか?

小さい子供が、お母さんに”初めてのおつかい”を頼まれて右往左往しながら、目的のお店で商品を購入し、戻ってくるまでの実録のドキュメンタリー番組です。

この番組では、子供がおつかいに行く際、お母さんやカメラスタッフが、子供に隠れて後を追いかけますよね。

たとえ子供が違うお店に入っても、すぐには助けません。迷子になっても、最後まで子供自身に解決方法を考えさせ、成功体験を味わわせます。

心の成長期も、このはじめてのおつかいと同じではないでしょうか。神様は、人の心の成長を黙って見守っているのです。

「理不尽」が心を成長させ、幸せ体質をつくる

理不尽な出来事は、自分を思わぬ方向に成長させてくれます。想定内の問題であれば、想定内の幸せしか手に入りません。

理不尽な不幸は、想定外だからこそ、乗り越えたときの心の成長が計り知れないのです。

解決不可能に見える苦しみを耐え抜いてください。そうすると、苦しんだ分だけ、希望が生まれ、それは、貴重な人生の財産になると思います。

モヤモヤからいち早く抜け出す方法

Bさん:理不尽なことをされ、それが「神様からの問いかけ」であっても、モヤモヤ感を早く消したい!!

上記のBさんのように思う人もいるでしょう。ここで、そのモヤモヤ感を晴らすためのヒントをご紹介します。

苦しいときは、心の中に「一人きりの自分」がいるような感覚になるのですよね。友達に悩みを話してスッキリすることもありますが、そんなときでも、「自分の心の本質」については、親友でも明かせないものです。

これは、例えると、誰もいない暗闇の中で、ただ一人、ポツンと存在し、そして、下を向いて苦しんでいるようなイメージ…

自分以外の人間は、誰もこの暗闇の中に入れないし、迎え入れることもできない

この感覚は、自分自身ではコントロールできず、それによってモヤモヤ感が消えないのです。

悩みから逃げて深みにはまる…

苦しみから目を逸らしたり、見て見ぬフリもできます。ホストクラブに行ったり、お酒を過剰に飲んだり…しかしながら…

苦しみの本質から目を背けると、運はどんどん逃げてしまうのです。

心の暗闇に明かり灯そう

悩みから逃げても、悩みは、あなたの背中をずっと追ってきます。放置しても、悩みは永遠に消えないのです。それは、悩みがあなたのカルマと連動しているためです。

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さて、理不尽なことが起きて、苦しみに喘いでいる人は、心の暗闇に明かりを灯すスイッチがあることに気付いて下さい。

そのスイッチを押すと、先ほどまで暗かった場所がパッと明るくなります。

そうしたとき、初めて悩んでいたのは自分だけでないことに気付きます。自分だけでなく、苦しむ人の存在に気付いたとき、人は「自分も頑張ろう!」と「周りの人を救いたい」と思えるようになるのです。

人を助けることが、最終的に自分を助ける

Q. 赤ちゃんが一人で、交通量の激しい道路をヨチヨチ歩きで渡ろうとする瞬間を目撃したら、あなたはどうしますか?

自分の命をかけて、赤ちゃんを救いに行きますよね?きっと。誰しも、身の危険を顧みずに、咄嗟に行動できると思います。

でも、これが赤ちゃんじゃなくて、知らない中年のおっさんだったら、どうします?ちょっと、躊躇しませんか?「自分の命を犠牲にするほどでもない」と考える人もいると思います。

でも、何の見返りも求めず、赤の他人を助けるイメージが頭の中で出来たとき、ちょっと気持ちがスッキリしますよね。

無償の愛に気付いたとき、どんな悩みも克服できる

「無償の愛」とは誰にでも等しく「救いたい」と思う気持ちです。

このような愛を持つと、自分自身も無条件に愛すことができます。

赤ちゃんは助ける…おっさんは助けない…

でも、おっさんも昔は子どもで、赤ちゃんの時期もあったのです。本質は変わらない…

ミエナ
ミエナ自身が”おっさん”なので、”おっさん”を特別に揶揄しているわけではありません。あしからず…

仮に…

愛せない対象であっても、「あの人も、昔は赤ちゃんだった」と思うだけで少し相手の印象が変わりますよね。

どんな人でも昔は赤ちゃん!

産まれたときから、おっさん…みたいな人はいません。幸運なことに、みんな、かわいい顔をして産まれてきます。

それが、数十年経過しただけで…自分で自分を見る目も変わる…他人の目も変わる…

でも、本質は変わらない。赤ちゃんのときから人間は。

そう思えたとき、人間は、きっと、自分の悩みという暗闇から解放されるのだ。

その愛を、いっぱいかき集められれば、自分の悩みを照らす大きなパワーとなるだろう。

他人が羨ましかったり、他人を見下したり、「自分だけ得したい」と考えたり …こんな情念に苦しめられる世界はきっと、自分の想像力の足り無さが生み出した世界かもしれない。

「世界に赤ちゃんしかいなかったら…」これは幻想だが、この世には、「昔は赤ちゃんだった人」しかいないのである。

相手の気持ちが、自分にストレートに伝わってくる感じがあれば、きっと、あなたのモヤモヤも消えかかっていることでしょう。

「無償の愛」は、みんなの心に等しくあります。そして、この愛に気付いたならば、理不尽な目に遭っても、まだまだ幸運期は継続されると思いますよ。

あなたは、苦しみが長引く人?それとも…

苦しみは、自分の使命やカルマに、いつ気付くかで、「苦しみがすぐに緩和されるのか」、「長引く」のかが決まります。

「自分の使命やカルマに気付くかどうか」というのは、自分が生前に設定したレベルによって決まります。

なので、今世で精神レベルを一気に高めたいと思った人は、「使命やカルマに気付きにくい」のです。よって、苦しみが長期化し、さらに悪化するのです。

ミエナ
ご先祖様が、生前に「使命」を依頼するケースもあります。この依頼された場合は、両親から「使命」を言い渡されたりします。

参考記事:家系ごとに使命はあるのか!?

ですので、苦しみの緩和策の1つは、使命にいち早く気付くことです。

人生の修行メニューは、人それぞれ異なる

「私だけ苦しんでいる気がする」と思う方は、大勢いらっしゃると思います。苦しみとは、自分自身との戦いでもありますから、自分一人で乗り越える他ないのです。

さて、何で「苦しむ」かは、オリンピック選手の練習メニューに似ています。

オリンピックの選手は、コーチにより課される練習メニューが選手それぞれで異なりますよね。苦しみも同じです。みんな違うメニューが天界より与えられているのです。魂を成長させるために。

▼魂を成長させるための”練習メニュー”例

  • ある人は、ガンを告知される
  • ある人は、視覚障害で産まれる
  • ある人は、30歳になって大きな借金を背負う
  • ある人は、恋人に裏切られ独身を貫く
  • ある人は、体臭で悩む
  • ある人は、うつ病で苦しむ
  • ある人は、行きたくない海外に転勤にされる

みんな何か苦しみを持っていて、自分だけが不幸と考えるのは、他の人の練習メニュー(修行)を知らないからとなります。

苦しみが長引く人の特徴

苦労の度合いが同じでも、早く効率的に”練習メニュー”をクリアした方が、人生は苦しむ期間が減ります。つまり、苦しむ期間を方法次第で短くできるのです。

ここで、苦しむ期間が長引く人の特徴を挙げます。3つしかありません。

  1. 得意分野に特化して仕事をしていない
  2. 頑固である(自分を客観視できない。一つの信念にこだわりすぎる)
  3. 自分で、今世で達成する精神レベルを高く設定しすぎた
  4. 苦手分野に目を背けすぎる

上記の4つは、天界より厳しい修行を与えられやすい人の特徴です。練習メニューをクリアできず、そのため修行の上に修行を積み重ねられるのです。

この2つの特徴を解説していきます。

①得意分野に特化して仕事をしていない

「得意分野に特化して仕事をしていない」人は苦労が多いです。人には向き不向きがあり、自分の得意ジャンルに気づき、突き進むことで、苦労を減らすことができます。

得意分野とは、つまり、過去にやって上手くいったことです。

「自分で得意だと思っていること」とは違うというのがポイントです。

つまり、色々な経験を繰り返して、その中で一番上手くいったことをやれば良いのです。

私の記事「幸せの法則を定義する」では、このことをストーリー仕立てでご説明しています。ぜひ、読んでヒントにしてください。

②頑固である

苦労が多い人は、魂が成長しにくい人です。

なぜ魂が成長しにくいかというと、自分の考えを変えないからです。

どんなに天界が苦労を与えても、このような人は「自分は自分!今のままで苦労を乗り切る!」と苦しみに耐えてしまいます。

天界としては、苦労を味わったら性格を変えてほしいのです。つまり、誤った価値観を変えてほしいのです。

価値観を変えてもらうために、苦労してもらっているのに、本人が頑固だと、いつまで経っても、苦労から解放することができません。

苦労を与えるのは、守護霊様より上、神様より上のサムシング・グレートとでも言いましょうか?私でも霊視できない、もっとこの世の根本を司る機関です。

守護霊様や神様がいくらサポートしても、自分を変えられない頑固な人は、このサムシング・グレートの秩序(ルール)により、苦しみ続けるのです。

③自分で、今世で達成する精神レベルを高く設定しすぎた

このケースの場合、「どうしようもない」と思うかも知れませんが、自分の幼少期を思い出し、どんな大人になりたかったか、イメージしてください。子どもの頃の自分の理想と今の自分が、精神姿勢として大きくかけ離れていた場合、解決のヒントがあります。

④苦手分野に目を背けすぎる

能力の高い人に見られる傾向なのですが、自分の得意分野に特化して、取り組みすぎて、苦手分野を軽視することで、苦しみが長引くことがあります。これは、「苦手分野」にこそ、カルマが眠っているケースで、自分のプライドを捨てて、「苦手分野」に取り組むことで、苦労が解消されます。

耐えるのではなく、すぐに価値観を変えよう

苦しみから抜け出すには、耐えるのではなく、すぐに価値観を変えることが重要です。

価値観を変えるには、自分の過去を振り返ったり、新しいことを試したり、人の意見を参考にしたり…このプロセスこそ、魂の成長と言えます。

苦しむ状態は、2パターンある

さらに、深掘りしていきますね。苦しむ状態は、2パターンあります。

  1. 自分を愛せない人
  2. 他者から愛されていないと感じる人

この2つは、ご自身の修行メニューにより異なります。

①自分を愛せない方は、下記の記事を参考にしてください。

参考記事A:自分を愛する方法とは?
参考記事B:「私は私を愛している」と思うとなぜ、運気が上がるのか?

②「他者から愛されていないと感じる人」は、この続きを参考にしてみてください

参考記事A:「感謝する人ほど幸せになる」は本当?

参考記事B:無知は、なぜモテるのか?

参考記事C:実はモテない!?「空気の読める女性」の落とし穴

「他者からもっと愛され人」になるために

誰しもが、「他者からもっと愛され人」になるために、日々、お仕事でも、プライベートでも、苦しい努力も惜しまず、励んでいると思います。しかし、一方で、そんな努力も虚しく、全て上手くいかない人もいるでしょう。

そんな人は、一度、冷静に自分の人生を振り返り、下記の質問を自問自答してみることをオススメします。

Q.あなたは、誰の価値観を基準に生きていますか?

他人の価値観で生きるデメリットの1つは、自分のレア度が下がることです。

世間の常識に流されて生きていれば、もともと同じような考えの人間がいっぱいいるわけですから、自ずと、自分も供給多寡な人間の仲間入りしてしまうわけです。

ミエナ
この「レア度」というのは、奇をてらった奇抜さを指すのではなく、唯一無二の自分らしさを指しています。

70億の1の存在になることで、もっと愛される

「自分という人間」は、自分にしか持たない価値を見出すことのできる存在です。

世界に70億人いるならば、70億人分の価値観があるのです。しかし、多くの人は、「自分の価値観」に価値を見出さず、他人がつくる価値に従っています。お金、偏差値、国籍、人種とか…

自分で、自分における価値を見出せば、”70億人の1の存在”になれるのに。みんなが価値を感じることに、共通して、価値を感じるから5分の1くらいしかレア度のない人間になってしまう。

自分の価値観を持つだけ、そして、大切にするだけで、自分の価値は、何百倍ものレア度を上げる。

ミエナ
すべての人は、唯一無二の存在です。しかしながら、他人の価値観に流されることで、自分らしさを失い、他者と似た存在になってしまうのは、ちょっともったいないことです。

【補足】個性は調和を生みます。しかしながら、「奇をてらう個性」はカオスとなり、意味が真逆になります。この記事では、内なる自分に目覚める意味で、「個性」という言葉を使用しています。

「自分の価値」を自分で決める

自分の価値を自分で決めるのは簡単です。

なぜなら、誰もが、子供の頃は自分の価値を自分で決めていたからです。子供の頃の気持ちを思いだして、それ以外の他人により埋め込まれた価値観を排除していくのです。

▼子供の頃の純粋な気持ち

  • 金持ちも貧乏も同じ人間であった…
  • どんな職業の人でさえ、働いている人間は等しく魅力的であった…
  • 怒りっぽい人も笑っている人も、愛すべき人であった…
  • 太陽は平等に照らしている。花も、虫も、犬も、猫も、人間も…
  • 偏差値はただの数字…

こんな心持ちの中、わざわざ他人の持つ価値に標準を合わせるメリットはないはずですよね。しかし、人間は他人の価値観に合わせて生きてしまう…それは、孤独だからかも知れませんね。

▼他人の価値観の例

  • 高級時計を持っている
  • 大きな家に住んでいる
  • 子供が名門校に通っている
  • 美味しい料理をいつも食べている
  • お医者さん、弁護士という肩書き等

これらの価値を基準に生きれば、自分より上の人間を蔑み、さらには、「若さ」「体力」「美貌」等、自分では不可避である苦しみをも受け入れてしまう…

ミエナ
「若さ」「体力」「美貌」は、他人との比較により生まれる価値です。

一部上場企業に勤める優秀な人間も、「若さ」「体力」「美貌」はコントロールできません。

そうであるならば、今、この瞬間に、「自分が自分であること」に価値を置くことができるのであれば、不可避である苦しみも減ることになります。そして、それは、誰よりも自分が幸せになることを意味しています。

自分の意志で動いたとき、人間は「自分の行動」を愛す

他人の価値観ではなく、「自分の価値観で動く」ことを意識したときに、本当に、そのように行動できたか、きっと疑問を持つでしょう。今の行動が「自分の意志なのか」、「他人の意見に流されたのか」、なかなか判断が難しいものです。

例えば、会社を辞めてソバ屋になろうと思ったとき、それが本当に自分の意志かどうか、確かめる術は簡単ではないかもしれません。

しかしながら、

自分の意志で動いたとき、人間は「自分の行動」を愛すものです。

自分の心に従った行動を蔑(さげす)むことや、否定、後悔することはありません。

人間は、どんな行動でも自分の価値観に基づき行動を起こした場合、前進します。

その前進こそが、どんな結果に未来が落ち着こうと、自分を着実にパワーアップさせているからです。

逆に、「自分の行動」を愛せないのであれば、その行動には、他人の価値観が介在しているかもしれません。そのような行動で例え成功を手に入れたとしても、決して心から自分を満足させるモノにはないらないでしょう。